秋の空気は少しずつ乾いて、
呼吸も浅くなりやすい季節ですね。
そんなときそっと助けてくれるのが
「ユーカリ」と「サンダルウッド」。
どちらも呼吸と深くつながる香りですが、
実はまったく違う物語を持っています。
ユーカリ ― 再生の森に吹く風
オーストラリアの乾いた大地。
炎のあとに最初に芽吹く木がユーカリです。
森が焼けてもユーカリは香りを放ちながら
虫を遠ざけ、土を整え、
新しい命の循環を呼び戻していく。
だからユーカリの香りは、
「もう一度、息をする勇気を思い出させる」香り。
焦っても立ち止まっても、
呼吸する事を忘れなければまた芽吹ける。
そんな記憶を静かに呼び覚ますように、
胸の奥まで風を通してくれます。
サンダルウッド ― 祈りの木
サンダルウッドは、何十年も静かに育ち、
その香りは切られてから放たれます。
――命を終えて初めて香る木。
日本では「白檀(びゃくだん)」と呼ばれ、
古くから祈りの香として
心を鎮める場に使われてきました。
古代の僧侶たちはその香りを焚き、
「香りは魂の通り道」と信じて祈りました。
静けさは終わりではなく、
はじまりの前にあるもの。
サンダルウッドはそんな静かな力を教えてくれます。
秋におすすめのブレンド
この季節におすすめなのは、
ユーカリの風にサンダルウッドを一滴だけ添えるブレンド。
ユーカリが「巡り」を促し、
サンダルウッドが「深い呼吸」へ導いてくれる。
お部屋に香らせてもトリートメントでも、
澄んだ空気と穏やかな落ち着きが
どちらも満たされていく香りです。
SIESTAの秋
ユーカリは「再生」
サンダルウッドは「静寂」
10月の今、
人の体も心も 外に開く季節から 内に還る季節へと移る途中。
どちらも必要な時間。
だからこの時期は、
ユーカリの「風」とサンダルウッドの「祈り」を重ねて。
――風が静けさを運び静けさがまた風を呼ぶ。
そんな循環の香り、SIESTAの部屋をやさしく満たしています。


