― 陰陽の呼吸と自律神経のめぐり ―
私たちの体は昼と夜、
動きと静けさのあいだを行き来しながら整っています。
朝は陽が広がり夜になると陰が戻る。
このくり返しが体と心のリズムを作っています。
太極図(☯)の中では白い陽の中に黒い点があり、
黒い陰の中に白い点があります。
それは、「極まれば反転する」という自然の法則。
光が強くなりすぎれば静けさが生まれ、
静けさが深まればまた光が育っていく。
満月もそのひとつ。
最も明るい瞬間に次の「欠け」が始まっている。
すべては入れ替わりながら整っているんです。
私たちの体にも同じような流れがあります。
活動モード(交感神経)と
休息モード(副交感神経)。
陽と陰のように
この二つのバランスが保たれているとき、
体も心も自然にめぐっていきます。
けれど忙しい毎日や止まらない思考、
スマホや情報の刺激で、
陽ばかりが続いてしまうこともあります。
頭が休まらない
呼吸が浅い
夜になっても眠れない
それは陰に戻る時間が少し足りていないサインです。
呼吸は陰陽の切り替えを助けてくれる
いちばん身近なリズム。
吸うときは陽
吐くときは陰
ゆっくりと吐く息に意識を向けるだけで、
体は少しずつ静けさのモードに戻っていきます。
光を強めるのではなく、
照らされすぎた心を休ませてあげる。
香りはその切り替えをそっと助けてくれます。
ベルガモットは
頑張りすぎた心を明るくゆるめる香り。
ゼラニウムは
思考を静かに落ち着かせてくれる香り。
どちらも陽と陰のあいだをつなぐように働き、
心と体の呼吸をひとつに戻してくれます。
SIESTAのアロマボディケア
SIESTAの施術では
「がんばる体」から「ゆるむ体」への切り替えを大切にしています。
背中や首の緊張をゆるめていくと、
呼吸が深くなり
体の中で陰と陽が自然に入れ替わっていく。
陰と陽はどちらかを選ぶものではなく、
どちらも生きる力の一部です。
忙しい日々の中で、
ほんの少し立ち止まって息を吐く。
それだけで体のリズムは静かに整っていきます。
今日も私たちの中の太極が
やわらかくめぐっています。

