ゆっくりペースだけれど
なんとか読んでいる
このブログで「ネタ」にしているから
”何か読まなきゃ!”という動機付けに
なっているのかもw
相変わらず「読みやすさ重視」ですが![]()
「時をかける情緒 まぁいいさ」清水ミチコ著 2026年発行

朝日新聞の連載コラムの文庫化。
大竹しのぶが書いているコーナーの
月イチピンチヒッター的に始めたものだそう。
芸達者な清水氏、文章の方も軽妙で楽しい。
大竹しのぶは正直好きな役者ではないけれど
(好きな方ゴメンナサイ、
ワタクシにはちょっと演技がくどく感じる)、
この本で紹介されたエピソードは好き。
曰く、
最初の夫が亡くなった時、ショックで泣き崩れ
「私は一生男を愛さない!」と叫びつつも
「男は私を好きになるかもだけど!」
と続けてしまった、と。
不謹慎と思いつつ、その感性と図太さは好きだなぁ
あ、本の感想になってないw
「死ぬってどういうことですか?
今を生きるための9の対論」
瀬戸内寂聴・堀江貴文著 2014年発行
「死ぬのが恐くて仕方ない」ホリエモンと、
「ここまで生きたら、いつ死んでもいい」という
寂聴氏の対談集
正直、堀江氏には偏見、というか
世間的イメージがそのまま自分の印象、という感じで
好感度が低かった。それをちょっと反省。
結構、氏の考え方って話を聞けば(読めば)
納得できるというか
意外と(失礼)真っ当なひとなのだなぁ、と。
それで「好き」になるとまではいかなかったし、
考え方に全て賛同するわけじゃないけれど
思い込みだけで人を判断してはいけないというのを
あらためて感じた
そして寂聴氏も。人気作家でファンも多い人だったけれど
ワタクシは「にぎやかでうるさいオバアサン」のイメージで
あまり好きではなかった。
学生時代、書評誌サークルに属していた時、
先輩に連れられて
一度だけ寂庵にお邪魔してご本人に会ったことがある
その時の印象(著書とも違うなーと思ったが)が
そのまま…だった
その寂聴氏が、堀江氏の押しの強さに
ちょっとタジタジとなるあたりで
案外可愛らしいな、なんて思ったり。
堀江氏に自分の考えを語るくだりも、納得できる内容で、
学生時代の幼く無知過ぎる自分が抱いた
つまらない感想のままでいたことに反省…
なんだか、本の内容より
”なんとなくの印象だけで人の評価をしてはいけない”と
感じたことの方が印象に残りましたー
「善医の罪」久坂部羊著 2020年発行
尊厳死か安楽死か。
無駄な延命治療を望まなかった患者の為に
治療を終了させたがその際の不手際が残る。
それを利用しようとする院内の
ドロドロした人間関係・組織体質に
翻弄される主人公。
更に欲にそそのかされた遺族も加わり、
裁判に持ち込まれるが
そこでも偏った判決が・・・
解決しないまま終わる形で消化不良。
しかし現実的ともいえる
医療の場で起きる「想定外の状況」
「スタッフのミス」「組織の中の圧力や嫉妬」など
医療を受ける側としては
”あって欲しくない”エピソードが沢山出てきて
(もちろんそれは「創作」だけれど
現実に起こり得る&あるだろうと思わせる内容)
ちょっと怖い本…かもしれない

