Jリーグを世界標準へ! -8ページ目

Jリーグを世界標準へ!

自分の国のサッカーを愛してこそ真のフットボーラー。

浦和レッズ 0-0 ガンバ大阪


浦和とG大阪の試合は、毎度G大阪のポゼッション優位というのがお決まりなのですが、この試合はその逆でしたね。浦和が完全にゲームを作っていました。


G大阪はACL疲労があったのは間違いないと思いますが、明らかに前半は浦和との相性の良さを信じきって、新しい浦和の攻撃に対処できていませんでした。



絶対的な個人能力に支えられた浦和の組み立て



浦和はパスサッカーと思うと痛い目にあうと思います。


浦和のサッカーを見ていると基本的な組み立てはディフェンシブハーフを軸としてUの字で左右にボールを動かしていく、そしてサイドでドリブルやワンツーで突っかけて相手のDFをひきつける。そして引きつけたらまたパスをして次の選手も同じ動きをしながらあるエリアのDFの数を減らしてそこにフィニッシャーを突っ込ませてゴールを狙うという事が徹底されているなと思います。



かつてのオシムジャパンのようなパスサッカーであれば、ある程度じっくり構えていればパスの出し先に集中していれば大きな被害はうけないのですが、浦和の場合はパスで組み立てた後に、最後は個人技で仕掛けていくので、DFはどうしても対応しないといけなくなりますね。そうなると否が応でも数的不利なエリアが発生してしまうわけです。特に浦和のポンテ・原口・山田といったドリブルが上手な選手はキープ力に優れていますので、どうしてもDFは1人、2人といかざるをえない。



特に後半、原口・エジミウソンでつないでエジミウソンのシュートが左の枠外にそれたケースがありましたが、2人で3人~4人を引きつければ、中央はフリーの選手が出てきますよね。



しっかりとした個人能力に支えられたサッカーであると僕は思います。


個人能力が低ければこのようなサッカーはできないと思いますから。



何よりドリブルやパス・キープなどの基本能力が高い選手の多くが、生え抜き選手であるという事が特筆です。


数的有利を作り出してそこから得点を狙うこれが浦和の今年の強烈なテーマであり、その為のプロセスが細かいパスワークであったり、相手のゴールに近い位置でのドリブルでの仕掛けであり・・・とバラエティに富んだものになっているのですね。



確かにパスサッカーと言ってしまえば、記事の書き手にしてみれば楽といえば楽なので、マスコミは安易にパスサッカーという言葉で形容していますが、気持はわからなくもありません。



ですが、僕から見るとパスサッカーの一言で終えるには物足りない、もったいないサッカーだと思います。



相手をひきつけてゴールチャンスを生み出す動き


浦和、G大阪と日本を代表する2チームだけに、非常に見ごたえのあるシーンがありました。



まずはG大阪から。

連続ゴール記録継続中のレアンドロが左サイドから一気に攻め込みます。対応するのは坪井。最後尾が坪井なので完全に2対1でG大阪の数的有利な状態です。山田暢も後方から全力で戻りはじめます。カウンターが綺麗にはまりそうな典型的なシーンです。


余談ですが、このレアンドロと坪井の心理戦は非常に見ごたえありました。

レアンドロはまっすぐドリブルしつつも、常に坪井の背中を狙ってます。坪井は坪井で背中ごしに抜けられるのが嫌なので必死にワンサイドカットでサイドへサイドへレアンドロを押し込みたい。だからあくまで自分はサイドに正対し続けないといけない。しかし近すぎると背中を取られて反転する時間分ロスするので、距離は保たないといけない。レアンドロと坪井の熾烈なイニシアティブの取り合いは見ごたえがありました。


Jリーグを世界標準へ!

坪井はなんとかレアンドロに背後を取られずペナルティエリアまで来ました。ここでこれ以上いかせたくないので、レアンドロの前に入りレアンドロと正対します。これ以上いかせると左足で直接ゴールを狙われますので、やむをえない選択でしょう。何より背後から山田暢が迫っていますので、正対して前への推進力を止める分、山田暢が戻る時間を稼げて挟み撃ちにできます。


レアンドロは切り返して中央に向かいます。山田暢もほぼ追い付き挟み撃ちにしました。


ちなみに背後からG大阪の選手がレアンドロをクロスオーバーで追い越す動きで迫っています。


Jリーグを世界標準へ!

坪井と山田暢がしっかり挟み込んだのでシュートコースをかなり狭めました。結果的にレアンドロのシュートはゴールの枠外へ。


Jリーグを世界標準へ!


しかしレアンドロが背後の味方に気が付いていれば、すかさずバックパスで味方がフリーでボールを受けられたかと思います。そして赤い線の通りのゴールが狙えたのかなと思います。


レアンドロはFWですので選択肢としては間違っていませんが、ゴールにはならなかったものの、G大阪の攻撃は基礎ができているなと思わされたシーンでした。


ちなみに都築がはじいてボールがゴール前に転がっていたら、このG大阪の選手に押し込まれていたかもしれません。


坪井と山田暢の2名も良かったし、クロスオーバーして詰めたG大阪の選手も良かったですね。



次は浦和。

エジミウソンと原口のプレーです。


エジミウソンにマークが1人しかいませんが、これも浦和がこのプレーの前の段階で相手をひきつけているので中央の人間が少なかったというのがあります。


Jリーグを世界標準へ!


味方からのパスにエジミウソンが走りこみます。この位置は今後も覚えておいたほうがいいかもしれませんが、真中をがら空きにさせるにくさびのパスを入れるには素敵な位置なのですね。ペナルティエリアなので、思いっきりいけず、意外とここは守りにくい。


特に受け手がクロスで入り込んでくるような動きがいいと思います。オフサイドになりにくいので。


どこかで見たシーンですが、そうです、まさに前節の川崎のチョン・テセの動きと同じです。やられた事を浦和はやり返しています。



クロスに入ってくるエジミウソンと縦にかぶった原口が背後からエジミウソンに対してクロスするな動きをしていきます。原口の前方にいるDFは1人、しかもそのDFがエジミウソンについていきますから、原口はGKとの間にDFが存在せず、背中に背負う形という非常に良い入り方になります。



エジミウソンがボールを受けます。もう、相手チームから見ればチーム得点王のエースストライカー・エジミウソンがここでうたないわけがないと思いますから、GKも突っ込みます。これはもうG大阪のディフェンス陣としては正しい選択ですよね。実際にエジミウソンが打ちましたから。しかもコースがふさがれていましたから、シュートは当然枠外。


Jリーグを世界標準へ!

しかしエジミウソンが原口にバックパスで切り返していたら原口の前にはもう何もありません。綺麗にゴールだったでしょう。またシュートがGKにあたってこぼれたら原口が押し込んでいたかもしれません。


ここでパスするかどうか、この辺は今後エジミウソンから原口がどれくらい信頼を獲得できるかという点にかかってくると思います。もしここにいるのがポンテだったら、もしかしたらエジミウソンは戻していたかもしれません。


ブラジリアンの選択肢は信頼があるかどうかで随分かわってきますからね。


しかし崩し方としてはエジミウソン頼みではなく、しっかりと原口が詰めていたという点で僕は良い崩し方だったと思います。



レアンドロが不在になると苦しいG大阪の攻撃


レアンドロが抜けて、一気に攻撃の迫力を失ったG大阪の攻撃は課題でしょうね。もちろん、浦和が攻撃を許さなかったという部分もあるかもしれませんが、遠藤もボールの出しどころがないという感じでした。その遠藤も山田直にストーカーに近いくらい寄せられ続けたので、いつもよりも余裕がなく、早くボールをさばかざるをえませんでした。遠藤、レアンドロという攻撃の軸を失った時の、組み立て方をG大阪は早急に考える必要がありそうです。


やや、遠藤に負担がかかり過ぎている気がしました。


西野監督の事ですから、シーズン中盤から終盤にかけてきっちち立て直すと思うのでその辺は心配しておりませんが、シーズン序盤にしてはなんかシーズン後半のような戦い方だった気がしたのが、ちょっと気になる部分でした。





ご無沙汰しています。

1年ぶりですね。丁度。


正式には昨年1月より長らく閉鎖しておりましたが、自分の中で充電が完了した感じが出てきましたので、今後は徐々に復帰していくつもりです。気楽にやってくつもりですので、どうぞ宜しくお願いします。



復帰第1弾は浦和vs川崎戦を取り上げます。


浦和レッズ 2-3 川崎フロンターレ

(浦)エジミウソン、闘莉王

(川)ジュニーニョ、レナチーニョ、チョン・テセ


開幕から好調をキープしている浦和ですが、今年からフィンケ監督を迎えて良いスタートを切っています。昨年無冠、リーグ戦7位という結果から見れば、チームが成長しているのもわかります。フレッシュな状態で試合を続けてきてい浦和に対し、一方の川崎はACLとの連戦続きでフレッシュさは浦和ほどはなく、疲労がたまっている状態です。


完成度では川崎、勢いでは浦和。


試合内容を見ると、疲労が蓄積している川崎のパフォーマンスの低さ、浦和のまだまだ細かい所で統一がとれていないちぐはぐさを感じました。




一瞬の判断の遅れ。ジュニーニョとチョン・テセのクロスオーバー


エジミウソンの先制ゴールでリードをとった浦和ですが、川崎も徐々に押し返してきます。川崎が同点に追いついたシーンを取り上げます。


Jリーグを世界標準へ!


4バックを敷く浦和は闘莉王・坪井がCBとして中央を守ります。

今年の浦和はサイドからの崩しが多いので、相手チームから見れば早いカウンターを当てればサイドバックが戻りきれずにCB2名でしのがざるを得なくなり、そこが狙うポイントです。


セオリーでいえばCBを釣りだす事。


坪井が外に張った関係で、闘莉王は中央に踏ん張らないといけなくなっていますが、チョン・テセにうまく引きづられてしまいました。


闘莉王が釣りだされた事で苦しくなったのは坪井。ジュニーニョを闘莉王に預けて、自分はチョン・テセが反転してゴールに向かうところを防ぎにいくのか、それともジュニーニョについていってジュニーニョのシュートコースを塞ぐかについて、一瞬の判断での決定を求められていました。


Jリーグを世界標準へ!


このシーンは闘莉王の注意力が散漫でした。


この後、チョン・テセの背中に正対して腰を落として構えてしまったのですが、それはジュニーニョへの配慮がなかった事になります。闘莉王は完全にチョン・テセに絞ってしまった。絞ったというと勝負をかけた感じに聞こえますが、ジュニーニョに気がつかなかったという事ですね。このケースでは。


坪井にとってみれば、ジュニーニョのマークを外せなくなった。しかし、チョン・テセがゴールに向かうべく反転した場合、それをすぐに潰しにいけるコースにも自分がいる。


どっちも対応できるようにしたつもりの結果、若干坪井がチョン・テセ側に寄る事になり、直線的に中に突っ込んだジュニーニョに対して膨らんで走りこんでしまい、結果的にジュニーニョに対して半歩さらに置いていかれてしまいました。



Jリーグを世界標準へ!

チョン・テセがDFを引きつけてジュニーニョがフリーになれるエリアを作り出した時、闘莉王がジュニーニョへの対応の意識を持ちましたが、既に時遅し、坪井も結局追いつけずに失点となりました。


Jリーグを世界標準へ!

今シーズン、失点数は少ない浦和ですが、前線に基本の反復ができてる若手を揃えている事が1つの大きな安定理由だと思います。ボールホルダーへの寄せ、そして後の列にボールを流す場合のワンサイドカット、この辺の当たり前の事が当たり前にできていますので、阿部・鈴木啓太から後ろが非常に守りやすい状態になっていると思われます。前から後への守備の連動がいいのかなと。


しかし、4バックに関してはまだまだ不完全でガンバや川崎のそれとは雲泥の差だと思います。そこは場数で覚えるしかありません。ルールによって統率していく3バックとは違うわけですから、個人単位でどのようなケアをしあっていくか、試合と練習で反復するしかないでしょう。



視野の狭さが失点につながる。阿部の壁。


同点に追いつかれた浦和が再び突き放したシーンです。


スローインから高原にボールが渡った時、中央の川崎DFが高原につきます。これはつかないといけないので、彼の判断はOKでしょう。しかし、奥の黄色枠の選手が真ん中に絞ってきていません。完全にボールを見ちゃっています。


それを阿部は見逃さず、ぽっかりあいたど真ん中へ突っ込み始めます。


Jリーグを世界標準へ!


当然、ボールを見てしまっている黄色枠の2人は阿部の侵入には気がつかず。

確かに、高原があの位置でボールを持つという事はDFにとっては次のプレーがゴールという意識になりますから、阿部に気を配れなかったのも無理はないといえばそうなのですが、でもやはりちょっと軽率なポジショニング。



Jリーグを世界標準へ!

阿部がペナルティエリアに入ってきても高原に2人とも意識がいっています。


Jリーグを世界標準へ!


阿部に気がついた高原がキープを終えて、相手DFを2名引きつけた後にフリーの阿部へパス。そこで初めて川崎DFは阿部に気が付き、慌ててつぶしにきます。


Jリーグを世界標準へ!


高原が2名引きつけたあと、阿部もしっかりと3名引きつけます。そして自分の背中に相手を背負う形で、自分が壁になる感じで闘莉王にボールを渡します。闘莉王の横にいる選手もボールをみてしまって横の闘莉王を見ていません。


Jリーグを世界標準へ!


DFは寄せたくても阿部が体を張って壁となったので寄せきれずに、闘莉王が慎重に落ち着いてゴール。川崎DFは最終ラインにボランチも吸収されている状態で、闘莉王の位置まで寄せきれないのは当然といえば当然でしょう。



チョン・テセを見逃した闘莉王の怠慢な動き


ちょっと闘莉王は狙われている感じがありますね。

絶対的な壁として恐れられてきた彼ですが、逆に彼を攻略すれば決定機になるという意識をもたれている気がします。


カウンターから素早い攻めを川崎がみせます。

レナチーニョと坪井がヨーイドンでボールを追います。

チョン・テセと闘莉王の位置関係は、この段階では闘莉王にとっては安全圏です。


Jリーグを世界標準へ!


さすが日本でもトップクラスの快足を誇る坪井、レナチーニョにきっちりついてゴールへのラインを切りながら寄せ続けています。しかし闘莉王はボールを見てしまっていて全力で戻っていません。背後からチョン・テセが猛然と迫っている事には気が付いていません。


Jリーグを世界標準へ!


坪井がしっかりとレナチーニョを止めました。ここで闘莉王がチョンテセを離さずについていればレナチーニョはボールの出しどころを失っていましたが、闘莉王は抜かれてから慌てて追いかけましたがチョン・テセにうまく前に出られてしまい、ドフリーになってしまいました。坪井の位置が最終ラインですから、最終ラインに対して頂点の闘莉王の間にできたオフサイドにならないエリアでチョン・テセがしっかりとパスを受ける事ができました。


Jリーグを世界標準へ!


坪井からしてみたら、レナチーニョを止めたことでしっかりと務めを果たしただけに、おいおい・・・という闘莉王の位置だったと思います。


闘莉王自身も自覚しているようですが、この試合は彼の中でしっかりと考えていかないといけないものだと思います。もし自分が監督であれば、闘莉王を狙おうと考えると思います。


浦和は自由度の高い4バックにした以上、闘莉王のケアをどうしていくのかを守備陣全体で考えていかないといけませんね。



川崎は疲労回復がまず重要でしょう。

ディフェンス陣の最終ラインにおける横一列っぷりは、足が動いてない、視野が狭い証拠だと思います。おそらく疲労でしょう。



まだまだ試行錯誤の序盤戦だなという試合だったと思います。






住んでいるタイにJリーグがやってきた。


スタジアム前のチケット売り場。日本円で330円~660円程度。まるで馬券売り場かと思わせるような不思議な雰囲気が漂う。


国民が愛してやまない国王が正面にそびえ、ナショナルスタジアムはキックオフの笛を今か今かと待ちわびる。


チョンブリFCのオフィシャルショップ。タオマフやチアホーンが発売されている。



試合開始。



カメラマンの人数がゴールの期待を物語る。ガンバ大阪のゴール裏に控えるカメラマン。



チョンブリFCのゴール裏に控えるカメラマン。取材陣もチョンブリFCの勝利を予想しているのがわかる。ここはガンバのアウエー、タイ王国。



バックスタンド側に控えたメインサポーター。左からチョンブリFC。


そして一番右のこのエリアがガンバ大阪サポーター。約150人が陣取る。少数精鋭でこだまする「ガンバガンバオオサカ!」


チョンブリサポーターもスタンディングで必死にサポート。気迫を感じる。



亜細亜が漢字で出たときは驚いた。矢印がアゲアゲだった。



人数だけじゃなく、応援に関してもかなり統率が取れていたクオリティの高いチョンブリ応援団。


0-0で迎えた後半開始前。勝てば決勝T進出の大事な試合。気合も入るガンバ大阪イレブン。



メイン側のチョンブリFCサポーターのコールリーダー。そう、我々はチョンブリFCのサポーターの中に紛れ込んでしまっていた。



ハーフタイムにアップしていた不気味な黒人。バガ選手。場内放送でバカと呼んでいるのが気になった。



ガンバ、フリーキック。



チョンブリFC席の中で中村俊輔が堂々たる姿で観戦。



そろそろ先制するよと立ち上がる西野監督。



チョンブリFCのレプリカ。


バレーがGKと交錯する。GKが汚いあたりを続けていたのでバレーはわざと痛んで審判の注意をGKに引こうとしていたのがわかった。その後GKが主審に目をつけられて、GKが大人しくなる。



キレる播戸。アウエー判定が強烈でガンバ大阪にイライラが募る。



徐々に怒涛の攻めがはじまる。



チョンブリも序盤からガンガン押し込む。あのガンバが手が出せないほどの時間帯も。



ガンバ先制の興奮でガンバサポーターが熱くヒートアップ。後半は発炎筒が2回炊かれる。風は左から右。見事にチョンブリFCサポーターにむかって白煙が向かう。風を計算した煙攻撃。先制点が決まった瞬間、チョンブリFCサポーターが一気に静まり返り本当に物音しない状態が数秒続いた。2点目になると拍手すら沸いた。



この日も元気だった安田。果敢に攻めたが裏を完全に取られてピンチになるシーンも非常に多かった。攻撃では良い働きだったが、守備のバランスを崩される時は必ず安田の裏からだった。チョンブリも研究していた。


遠藤不在の中、難しい中盤の構成をなんとか作ろうと苦労していた二川。僕の中のMOMは二川。



前半は橋本と守備に徹して苦労しながらもディフェンスラインに吸収されずに踏ん張った明神。



少しパンツを上にあげすぎな西野監督も、采配はめちゃめちゃはまる。投入直後に山崎が先制。采配でもガンバに軍配があがった。



ルーカスの献身的な動きは光るが、ルーカスの活かし方にまだまだガンバ大阪全体で戸惑っている感じはした。見た目以上にセンターフォワードタイプなんだと改めて実感。



2-0とガンバがリードする頃、まわりには少しずつ機嫌の悪いガラの悪い面々が集まりはじめる。(タイ人)



電光掲示板。チョンブリFCはCHOと書いてあるが、何故かガンバ大阪はJPNとJAPAN扱い。これではチョンブリFCvs日本代表ではないか?


チョンブリも諦めずに攻め込む。妙にDFラインが高いセットプレー。



チョンブリの12番のFWが個人技に長けていた。恐らくブラジル人か。この選手については最後までガンバ大阪は対応しきれなかった。3人が一瞬で抜かれる事も。



チョンブリの7番。プレースタイルはガンバ大阪の遠藤と同系統。独特のリズムを持っていた。



チョンブリもガンバ大阪の発炎筒に対抗する。



タイムアップ。ガンバ大阪、決勝T進出を決める。



お互いの健闘を称えあう選手たち。チョンブリは紛れも無く強かった。(前半は)



落ち込むチョンブリFC。今回はガンバ大阪に勝てば大きなチャンスが着ただけに残念さが半端なさそうだった。



解散式のような反省会が突如始まる。良い試合内容に大健闘を称える拍手が響き渡る。



遠藤抜きでもしっかりと2-0で勝ちきれた。日本とタイのリーグの実力差は小さそうで大きい。



ピッチ上でクールダウンが始まる珍しい光景。



ガンバの選手も同様にはじめる。



一方、スタジアムではゴミ掃除係が登場して掃除が始まる。


播戸。得点に絡めそうなシーンはほとんど無かった。ルーカスとのバランスが悪い。意外とポストプレーヤーとの共存が難しく、マグノのような小技の効くスピードタイプのFWとのコンビが本人も望む所だろう。


試合後のスタジアム。



テレビ局も駆けつけた。



フラッグを持ったチョンブリサポーター。




試合後、幸運にもピッチにたたせてもらうことができた。





芝が思ったより長く、深かった。タイのサッカーを考えると意外だった。



ゴール。



ゴール前、芝生の上に寝転んでゴールを見る。



そしてベンチ。



生まれてはじめての海外のピッチに立つと、目を閉じれば自分がどこかの国のリーグでプレーしているかのような感覚に陥る。久しぶりに足で噛んだ芝の感触、寝転んでおなかや胸で感じた土のクッション、そしてどこかちくちくして後でかゆくなる芝のかゆさ。



栄誉を許された一握りのチームだけに許される海外の芝の感触はまた格別。



どれだけ多くの足跡がこの芝に刻まれたのか。

どれだけ多くの汗や悔し涙がこの芝にしみこんでいるのか。







ペナルティエリア手前に深く掘られた形跡。


夏草や つわものどもが 夢のあと



ふと松尾芭蕉の一句が頭をよぎる。


一歩間違えればペナルティキックというギリギリのところでギリギリのディフェンスをしたDFの足跡なのか。それともペナルティエリアまで、あと数cmという所で切り替えしてシュートを狙った軸足の足跡なのか。


誰もいないピッチ。しかしほんの数十分前まではここで世界へ繋がる道という夢をめぐって、男たちが全てをぶつけあって戦っていた。



Jリーグを世界標準へ。



昨年のReds、川崎からはじまり、2年連続で決勝TにJリーグが進出を決めた。

世界標準への道のりは長く険しい。


しかしこうしてJリーグを海外からリポートできた事でこのBlogの目標が達成できると思い、特別号として寄稿する事を決めた。



スタジアムに入る事を許してくれたスタジアムへ感謝すると共に、ガンバ大阪の関係者の皆様には心からおめでとうと申し上げたい。



チョンブリFCが負けたことでタイ勢は恐らく全滅する事になるだろう。

今年はRedsをタイで見ることは間違いなく無い。



来年こそ、来年こそとまた1年の楽しみにしながら、Redsがアジアを連覇する事を心から祈りつつ特別号の締めとしたいと思う。




突然ですが、2年半にわたり続けてきたアメブロにおける当ブログ。

今日で終了します。


これまで多くの来訪者、多くの叱咤激励を受けながらここまで頑張ってきました。

身内と思っていたRedsサポだけでなく、他サポの皆さんの声もしっかりと届いておりました。

本当に感謝しています。


先日、読者登録の際の申請メッセージが挑発的なものがありました。

これまで通算68,000人という多くの来訪者数を頂いていた当ブログも色々なコメントを頂戴してきました。ただ、どれも意味のある内容のものが多く、時には腹の立つ内容もありましたが、それらも全て勉強になりました。


しかし先日頂いたメッセージは単に挑発的なものでした。

いつもなら流して拒否して終わりだたのですが、それが身内だと思っていたRedsサポからのものでした。


なんとなく寂しい思いがして、タイに赴任してからこれまでJリーグを見続けることができない中で、ACL含めてどのように記事を書いていこうか・・・という密かな苦悩との戦いを維持してきたテンションがぷつりときれました。


試合の事を書くために、1日2時間+録画で何度も試合を見て文章を書くのに1時間近くかけてやってきたこの2年半でしたが、ぶっちゃけあほらしくなりました。


タイに赴任した時にやっぱり区切りをつけておけばよかったんだと思いました。

こういう形で終了することは非常に寂しい限りですが、ご了承下さい。


このブログには強力な常連さんがいます。

このブログを閲覧されている方の所属会社がログでわかるようになっているのですが、毎日もしくは2日に1回くらいきてくださる固定の方々、顔も名前も知りませんが、なんとなくその会社名で愛着を感じております。そう、いつも読んでくださっているあなたです。本当にありがとうございました。


そして常連の半分が顔を知っている人たち。

本当に有難うございました。


今後は自分と名前や顔を知っている常連さんの為に、細々と書いていくつもりです。

名前も顔も知らないけど愛すべき常連さんにはなんとかしてお伝えする方法があればと考えましたが、現段階ではいい案が浮かびませんでした。ごめんなさい。


ガッツリーゾという名前も、ここで一緒に終わりにしますし、アメブロも卒業して他のブログに引越しましたし、これまでのブログの痕跡は一切ありませんから、もう恐らくお会いすることはないと思います。


どこかで書いているのをまた見つけたら、声をかけてください。




2年半、本当にお世話になりました。



皆さんどうぞお元気で。

さようなら。



2007年1月7日

ガッツリーゾ

Sunfrecceは準決勝のGamba戦で全てを出し切った感がありました。

大エースの柏木くんを欠いての試合では、さすがにAntlers相手にはしんどかったですね。Sunfrecceのコンディションがあまりにも悪すぎたと思いました。


Antlersも調子落ちをしていましたが、相手がSunfrecceという事でうまくいなせていたけど、Gambaが勝ち上がっていたら厳しかった内容ではないかなと。


見る人によってはわかれる試合内容かな・・・って気もしますが、個人的にはやっぱりシーズン後の試合だったなという感じです。



この試合の分かれ目は選手交代で出場した選手の差ではないでしょうか。



積極的に手を打ったSunfrecceですが、出場した選手が効果的な動きができず、試合の流れに絡めませんでした。


一方でSunfrecceの動きに合わせる形で選手交代の手を打ち続けたAntlersは、柳沢、ダニーロでダメ押しの得点を決めました。特にダニーロ選手は守備でもいい味をだしていましたし、解説も言ってましたが、間延びしたAntlersの全体の真ん中でボールをキープしてタメを作れるという点でAntlersの疲れた部分をうまく隠してくれていた気がします。


あまり影響のない早い時間に先制されて、そのまま均衡を破れずに試合が終了していったのは、やはり交代選手にインパクトがなかったが故でしょう。


そこがSunfrecceとAntlersの差だと思うし、Sunfrecceがいいレギュラーを持ちながらも、試合を支配できずに肝心のところで試合を奪われるという結果をあらわしているのかなと思いました。



当サイトで2006年シーズン開始時にルーキーの内田くんを注目選手として取り上げましたが、彼は順調に育っていますね。早いうちに海外に武者修行に出るのも面白い逸材かもしれません。



これで2007シーズンは全て終了。


【世界】

FIFAクラブワールドカップ2007

第3位 浦和レッドダイヤモンズ 


【アジア】

AFCアジアチャンピオンズリーグ2007

優勝 浦和レッドダイヤモンズ


【日本】

Xerox Super Cup 2007

優勝  ガンバ大阪

準優勝 浦和レッドダイヤモンズ


ナビスコカップ2007

優勝  ガンバ大阪

準優勝 川崎フロンターレ


J.League2007 Division1

優勝  鹿島アントラーズ

準優勝 浦和レッドダイヤモンズ

第3位 ガンバ大阪


天皇杯2007

優勝  鹿島アントラーズ

準優勝 サンフレッチェ広島




さて、2008年。

どんな1年になるのでしょうか。



世界で結果を残したRedsは世界一を目指す長い旅に出発する事でしょう。


3年連続TOP3につけたGambaの復権はかなうのか。


Antlersのこの勢いは来年も続くのか。


ACLで自信をつけ、来年はリーグに専念できるFrontaleの再躍進はあるのか。


堅実に実力を積み重ねてきているS.Pulsは一皮向けることができるのか。



また楽しい1年がはじまりますね。






あけましておめでとうございます。

皆様にとって素晴らしい年になりますように。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。


ここ数日記事連発して疲れましたが、2007年も書ききったという感じが最後の最後で実感としてあります。


28ヶ月目にしてThailandに赴任しまして、ここまで通算407記事を書いてきました。

1ヶ月で約14記事・・・1週間に3~4記事ですか・・・。


これが408記事目になります。

よくも書いたもんだ。


(年々レベルは落ちていて申し訳なく思いますが・・・。)


さて、大晦日。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?


たまにはThailandの話でもしましょうか。


こちらのお正月は4月です。ソンクランというようです。

一応、今日はカウントダウンはあるそうなのですが、昨年爆発騒ぎとかが確かあったような記憶があるので、今年は静かにマンションで年越しを迎えようと思います。




住んでいるマンションの部屋からみた朝日です。

明日もなんとか初日の出を眺めたいなと思っています。



タイ料理。こんな感じです。






カオッパ(タイ風炒飯)とバミー(ラーメン)。

アロイマー(とてもおいしい)なんです。




トムヤンクン。


Thailandは広く、訪問するエリアによってはこういう景色のところでお昼ご飯を食べることもあります。



それでは皆さんの2008年が素晴らしいものになりますよう、

そしてJリーグが来年も更に輝かしいものになるよう、

遠くThailandよりお祈り申し上げております。

来年もJの内容は減るかもしれませんが、頑張って書いていきたいと思います。


サッカーが大好きな全ての皆さんがいつまでもサッカーと共に幸せでありますように。




良いお年を!



From Gattsurizo

31.Dec.2007

2007年も今日で終わり。


天皇杯決勝は来年のイベントと考えると、この1年はRedsではじまり、RedsのW杯3位で終ったという感もある。Jリーグをアジアと世界に誇示した素晴らしい1年だったと思う。


そのRedsの為の1年と言われるような1年間の中で、Gambaの西野監督が2008年も指揮を執ることになった。これで7年目となり、Jリーグ最長となるようだ。


個人的にはこれは大変喜ばしいことだと思う。


Jリーグは監督がコロコロ変わりすぎな傾向にあると思う。

監督が変わるため、いつまでたってもそのチームのサッカーの形ができあがらない。

大きな意味で日替わり弁当のようなチームつくりが続いているチームが多い。


勿論、日本人監督は基本的に英語ができない人が多いので、日本での采配に限定されやすい。つまり、この狭い日本の中で日本人監督が余りすぎているから監督を変えやすいのだと思う。


その中でもJリーグ屈指の強豪チームの監督が7年間も代わらないというのは偉業である。

これがGamba Osakaの文化・伝統の積み重ねに繋がると思う。


海外でも有名な所ではManchester UnitedのSir Alexander Chapman Fergusonの21年というのがあるが、ここまでとは言わないまでも、少しでも長くGambaの監督でいてほしいと思う。


ただ、長くやればやるほど慣れが存在してくると思う。

選手を信用しつつも、時にはシビアに選手獲得・放出を決めていかないといけない。

Sir Alexander FergusonもDavid Beckhamを切った。


常に慣れることなく的確に冷静にチーム状況を見極めてチームを作っていけるのか。

西野監督が歩む道は、Jリーグでは未だかつて誰も歩いたことの無い道。


そういう点で、全てのJリーグ関係者が彼をじっと見ている事になる。



Jリーグの発展への期待もこめて、西野監督の新しいチャレンジに拍手を送りたい。




録画をやっと見ることができた。


R.Madrid、強いね。

確かにCannavaroの補強でチームが変わった印象があったけど、本当にたくましいチームになってるよね。以前のSTAR軍団というどこか浮ついた感があったスタイルから、守備をがっちり作って攻撃するどちらかというと真面目なFootballをするようになった。


R.MadridはXaviとDecoが出てくるタイミングにカウンターをあわせ続けたよね。Barcelonaの生命線は左から侵入してくるRonaudinhoじゃなく、このDecoたちのポジショニングだと個人的には思ってるけど。


だからこそ、彼らが構えきれてない時に一気に進入すると結構もたつくのがBarcelonaのイメージ。

まさにBaptistaの先制Goalも見事にカツンとこれにあてたよね。



てか、このプレーを見てまた思ったのが、これもまた空中でFootballしてるよって所。

ワンツーをノートラップで空中で交わしてるんだけど、なんつーのかな”見えてる”よね。



しかし、どこかで見たことのあるスタイルだなあと見ていたら、Redsの戦い方と共通してる部分があった。


それはつまりカウンターを軸としてるからなんだろうけど。


ただ、このチームも攻撃にかける人数と手数が意外と少ない。

だけどその攻撃力が半端無い。だいたいいい形に持っていくときは10秒もかからない速さでシュートまで持っていってる。特にBarcelonaの場合、DFのスピードがそれほど速いという感じでもないから速攻になるカウンターってのははまりやすいんだろうけど。


V.Nistelrooyのような強烈なCFを持つからこそできる形だよね。

僕はV.Nistelrooyが昔から大好きなんですよ。基本的にItaryとNetherlandsが好きでして。


あとドリブルで構成するBarcelonaだったけど、この試合に限っていえばドリブルで何かができてたわけじゃなかった。それはドリブルに強弱がなかったよね。


結構ワンパターンの仕掛けが多くて、逆に前半はパス回しが多かったR.Madridのほうが後半にはいってから仕掛けたり、タメを前線で作るためだったりとドリブルを工夫していた。


ワンパターンだから余計にやりやすかったのかもしれないけど、この試合はR.MadridのPepeがかなり効いてた。Ronaudinhoをマークしていたけど、Ronaudinhoにほとんど効果的なプレーをさせなかったね。結構「神」がおりてたと思う。


しかも、このPepeを必死こいて交わしてもCannavaroが後ろに控えてるんでしょ?



そりゃさすがのBarcelonaも無得点で終るよね。




さて、Leagaも少し首位と2位の差が開いちゃったね。

R.Madridがこれだけ堅守で堅実な試合運びをするとなると、そう簡単には負けないと思う。NitelrooyらFW陣の出来具合によってドローが増えるくらいだと思う。しかも追いかけるチームよりも安定してるから当面は安泰のポジションなんじゃないかな。


順位  チーム名   勝点

1 レアル・マドリー    41
2 FCバルセロナ     34
3 RCDエスパニョール 33
4 ビジャレアル      32
5 アトレチコ・マドリッド 31


天皇杯準決勝。

負ける時ってのは案外こんなもんなのかもしれませんその2な試合でした。

その1は前回記事のManchesterUnited。


なんでSunfrecceは最初からこのような試合運びをしなかったんだろう・・・。

これができていたら7位以内はあったと思うような素晴らしい試合の握り方でした。


一方のナビスコ杯王者のGambaは、完全にガス欠でもはや力尽きていたという感じもありましたが、おまけのつかない天皇杯に対しての魅力というかテーマを見出せていないという感じでしたね。


勝利への執念の差だったと思います。


いやー、しかし当Blogでも再三言い続けてきましたが、柏木くんはいいですね。

まだまだ未完成な所を残しつつ、Gamba相手にも十二分に存在感を発揮しまくりでした。


サイドチェンジが本当にうまい上、横での揺さぶりを続けた後に、効果的に縦に通す技術。


若いわりにサッカーを知っている所が素晴らしいですね。

チームに残留するかどうかはまだ分からないとの事ですが、是非Redsへきてほしい1人です。


個人的にはサポーターをぶっさらう形で無理やりフランスに移籍していったわがまま梅崎より、柏木くんのほうが断然いいんですけどね。


クラブやサポーターの思いを軽く流してしかとする選手、大嫌いなんですよ。採用してくれて育ててくれたチームやサポーターに何一つ恩返しする前に、自分の夢ばかり主張する奴は嫌いですね。



・・・と話がずれましたね。



来季のGamba。

FC.TOKYOからルーカス選手を獲得するんですよね?


個人的にはDF強化をしたほうがいいような気がします。シジクレイ選手の退団で、昨年の宮本恒選手から2年連続でセンターバックが抜けます。


これはある意味異常といえば異常。チームつくりをしていく上で、2年間の蓄積ができていないって事になりかねませんよね。しかも賽好選手も引退しましたから、DFに不安を抱えちゃいますね。


ここ2年連続リーグ3位と、肝心な所で失速した理由は守備力の不安定もあると思います。

両サイドがあがるのが好きな選手で構成されていますから、センターラインはしっかりと補強でケアをしないといけない部分ではないでしょうか。


Sunfrecceはここまできたら、是非優勝をしてほしいかな。Antlersには申し訳ないけど。

降格で深い悲しみを背負っているサポーターが少しでも希望を持ってNew yearを迎えられるような、そんな希望に満ちた天皇杯決勝になってほしいと思います。