Jリーグを世界標準へ! -7ページ目

Jリーグを世界標準へ!

自分の国のサッカーを愛してこそ真のフットボーラー。

東京ヴェルディの存続が危ぶまれている。

東京ヴェルディは今のJリーグや日本サッカーの基礎を作る事に大きく貢献したチームだと思う。



強かったヴェルディを見て、その選手たちに憧れてサッカーをはじめ、Jリーガーになった選手も多い。今でもなお、あの頃の名選手をそばでみていた選手たちがベテランとしてJ1だけでなくJ2やJFLなどでサッカーの普及に励んでいる。



多くの名選手を生んだ半面、多くのアンチも生んだ。

アンチを発生させられるチームはごく少ない。弱ければアンチもできないし、知名度が低くてもアンチができない。


アンチヴェルディの気持ちは、他のチームの活性化にも伝わった。


色んな意味で、ヴェルディの果たした役割は大きい。


残念なのは人気選手にあぐらをかいてしまったが為に地域密着に出遅れ、経営に失敗してしまった事である。


Jリーグ100年構想の創生期を先頭にたって支えた超名門がこのまま消えてしまっていいのだろうか。



Jリーグを最初から見ていた人たちの中には「ヴェルディ」というチームが良くも悪くも思い出の中に存在していると思う。



名門、古豪、新興・・・等々、様々な歴史や文化をもったチームが覇を競う事こそ、リーグの面白さではないかと思う。それぞれの背景からくるアイデンティティーまで絡み合い、試合に関わるもの全ての人たちの中での大事なドラマの1コマ1コマになっていく。



Jリーグはできてまだ日が浅い。

まだまだ積み重ねていかないといけないこの段階で、功労者を多く輩出したチームが消えゆくのは個人的には避けてほしいと思う。



Jリーグはヴェルディに対して厳しい態度で要求を出している。



Jリーグはクラブに健全経営を厳しく求めている。

しかし肝心の放映権などの重要な金庫をJリーグに握られていては、健全経営は難しい。


放映権を握っておきながら財政に行き詰ったら潰すのか。


放映権の価値には全てのチームが貢献している。

いわば、Jリーグは各クラブの価値によって支えられている。


それにもかかわらず、おいしいところだけJリーグはもっていっている。



先日、農家に対して高額な耕運機や農薬を購入させて利益を稼いでいるJA(農協)のやり口を新聞で読んだが、ふとJAとJリーグの姿がダブった気がした。



おいしいところは手放さない。



Jリーグという機構は病んでいるような気がしてならない。



○浦和レッズ - モンテディオ山形●


根っからのサッカー野郎が集っている浦和の前線は、ドリブル野郎の大集会。

パスで繋ぐけど、決定的な崩しはやっぱり「俺が!」という積極的なドリブルになる。



山形戦はまさにそんな試合だった。



やっぱりポンテはすごい。



彼がボールを持つと何か起きる気がするし、見ている側にも色んな選択肢が一瞬でイメージされる。



何本ものパスコース、何本ものシュートコース。何通りものドリブル。



ポンテは誰よりもそれを持っていると感じる。

彼にボールがわたると、試合が一瞬落ち着き、次の瞬間に一気にオフェンスの面々が前に突っ込み始める。


ポンテからなら間違いなくボールがくるだろうという信頼感か。


原口、山田を育てられるのは恐らくポンテだろうし、二人ともポンテから大局的な部分からゲームを見る視点を学んでほしい。






今回、日本に一時帰国していたのでテレビで見る事ができた。

久しく埼玉スタジアムに足を運んでいないので、足を運ぶことが少し勇気がいる事だったのでTV観戦にした。僕にとって、埼玉スタジアムはたまにぽっとやってきて気軽に参加できるような場所ではない。



勿論、実家の静岡に帰らないといけなかった為、現実的にスタジアムに足を運ぶわけにはいかなかったのもあるのだが・・・。



タイでも色々な手をつくせばJリーグの試合を見る事ができる。

しかし、日本でTVでJリーグを見るというのはまた格別の贅沢さがあると思った。


恐らくスタジアムでみれば、それこそ至福のひとときなのだろうと思う。





広島-浦和戦で、見ごたえのあったシーンがあった。


闘莉王vs槙野


闘莉王の体の入れ方とターンはバスケのリバウンド王かとおもわせるくらいのうまさがある。


Jリーグを世界標準へ!



Jリーグを世界標準へ!



闘莉王の腕を掴む槙野だったか・・・・



Jリーグを世界標準へ!


一気に引きちぎる闘莉王。



Jリーグを世界標準へ!


何回体を反転させようともぶれない体の軸。

まさに変体的なフィジカルの強さ。



Jリーグを世界標準へ!



これをやられては、いくら将来のA代表のディフェンダー候補といえど、苦しい・・・。



ゴール前のハイボールに関しては、JリーグでNo.1のスキルを持っていると思う。



歴代の監督が前で使いたい気持ちがよくわかる。






ACL中東勢 ← ACL王者ガンバ大阪
(引き抜きでガンバ大阪の戦力ダウン)


リーグ6位 ガンバ大阪 ← Jリーグ5位 アルビレックス新潟
(引き抜きで新潟の戦力ダウン)


アジアレベルではじまった潰し合いが、リーグの中にも飛び火した。

個人的にはアグレッシブに動いたガンバ大阪のフロントを評価している。


移籍期間ギリギリの話なので、新潟には補強する時間がない。


選手編成で一番損をしたように見えたのは新潟という事になった。しかし新潟も大宮からしっかりと買取オプションを行使し、レンタルで獲得していたペドロを一旦大宮から買い上げてガンバ大阪に「転売」する
形になった。


新潟は恐らくそのままレンタルでペドロを大宮に返していたら手に入らなかったであろう資金を手に入れる事ができた。


非常に見ごたえのある一連の移籍経過だったと思う。


外国からの資金を国内に還元させてそれぞれに利益をもたらす手法。勿論デメリットもあるが、資金難にあえぐクラブが多い中、個人的には評価できるクラブのビジネスだったと思う。



また一方で、浦和がガーナ人FWのファイサルを獲得した。

今回、浦和は徹底的に情報をシャットアウトしていた。

アフリカには選手の親せきを含めて金になる話には資格の有無をとわずエージェントが訪れる。そしてそこから引き抜いて欧州クラブに売っていく。

このファイサルも激しい綱引きがあったと聞いている。

このような金の卵を確保するという事は、浦和にとっても戦力UPになるだろうし、最悪引き抜かれても多額の移籍金を残していってくれるだろう。


今、多くのチームが入場収入やスポンサー収入に着眼しすぎている。勿論それも重要な要素だが、サッカーのビジネスとはそれだけではないはず。


入場収入やスポンサー収入だけで食べていこうとせず、スカウトのスキルをあげて将来、戦力的にも金銭的にもクラブに利益を落としてくれるであろう選手を海外から引っ張ってくる事にも今以上に力をいれていくべきではないかと思う。



日本国内での収入が少ないなら、レアンドロを中東に放出して得た資金のように、日本にはなかったお金を海外の金満クラブから徹底的に吸い取って国内に還元するというのもクラブ経営の1つだと思う。




残留争いの柏にも大敗を喫した浦和だが、不思議と思った以上の絶望感はない。


チームを作っている最中という部分が大きいのだと思う。


将来性がある試練といった連敗地獄、いわゆる生みの苦しみになっているのだろう。


ギド・ブッフバルトが浦和レッズを世界の舞台へ一気に引き上げ、オジェックが結果を残し、エンゲルスがその負の財産を一気に背負わされた後に、突如やってきた白髪の監督は日本では無名の存在だった。


無名がゆえに、マスコミ内部に多数存在するオシム信者によって作られた日本オリジナルのフィンケのニックネームは「ドイツのオシム」。


突然のニックネーム誕生に、フィンケは日本のマスメディアのレベルの低さを痛感した事だろう。


しかし、この先ずっと付いて回るであろう「ドイツのオシム」のニックネームは結果で「ドイツのフィンケ」にかえていかないといけない。


話がそれるが、なぜマスコミはそのようなニックネームをつけたがるかというと、極めて簡単で、読み手にとってわかりやすからである。読み手が知っているような人間を無理やり引用すれば、人々は理解しやすい。

つまり、素人でもできる手法ともいえる。

プロの書き手が自分の言葉で表現できないが為に、このような惨状になっているのは悲しいばかりだが、一部の記者を除き、ほとんどのサッカー関係の記者のレベルは残念ながらこのレベルなのだろう。


プロ野球に「日本のジーター(ヤンキース)」などといったメジャーリーグからの引用をするような表現がここ数年ぐんと減ってきた。WBCでの世界王者というプライドが、日本のプロ野球こそ世界最強でメジャーを引用するまでもないという記者の中のプライドとなって、そういう記事を書かせなくなっているというのもあるだろう。


つまり、記者の中にある母国のスポーツへの愛と誇りの差が、記事の差になっていると思われる。


自分の国を愛してこそ真のフットボーラーとこのブログを立ち上げた当時から掲げているが、現在のサッカー界のプロの物書きたちに、どこまでその愛や誇りがあるのか。



さて、話を元に戻してフィンケのマネジメントという部分に注目をしてみる事にする。


現段階までのフィンケのパフォーマンスを見る限り、フィンケは小さなチームを作るという事にこだわっているように見える。裏をかえせば、今までの浦和レッズが大き過ぎたと捉えているように見える。

そして、少数精鋭を作る為に、そこにそぐわない選手が「自分からはじき出されていくのをまっている」感じにもみえる。この辺が一部の選手に誤解される部分となっているのではないだろうか。

マネジメントに正論はないけれど、そういうマネージャーは確かにいる。それが悪いとは思わない。


そもそも1人の人間がマネジメントできる人間は10人に満たない。7人~8人が限界だろう。ましてやピッチの上。監督が気持ちを入れる選手と、ある程度放任にしても結果をだしてくれるだろうという選手にわかれていく。


若手は監督が気持ちを入れる選手の域にある。育てがいを感じているのも事実だろうし、なにより自分がピックアップしているから思い入れも強い。

一方、ベテランは育てがいという部分では魅力を感じる事はない。選手として完成されつつあるわけで、当然ながらベテランの場合は、監督のサッカーにベテランが合わせられるかどうかという部分になってくる。

つまり、一歩間違えばベテランが、自分は必要とされていないと感じてしまうリスクもある。

そこに不信感を抱くか、それともそこにむかって努力をするかがベテランとしてチームに残れるか否かの分かれ目になってくる。まさに名古屋へ移籍したアレックスと現在も主力として活躍する山田暢はそれぞれのわかりやすい例といえる。


恐らく監督は現在の状況に悔しさは半端ないかもしれないが、本音のところでは重度の危機感は感じていないのではないだろうか。

ドイツ時代の情報を見ても、フィンケは褒めて伸ばすタイプの監督という印象をうける。

自分が選んだ選手のいいところを、どんな小さい部分でもピックアップしてポジティブに褒めていくことを大事にしている。新チームなのだから問題点はあって当然くらいに思っていることだろう。

あのオフィシャルのコメントでもとことんポジティブなのは、フィンケには見えている昨日よりも今日の成長というのがあるのだろう。

自分の選抜した選手たちを子供のように愛しつつ、そして親のように選手と接しながら小さいながらも精鋭部隊というものを作っていこうとしているのを感じる。

そもそもあのような部下に愛情を注ぐタイプのマネージャーは大世帯にはむいていない。自分色に染めるには1人に対してそれなりの苦労がある。それができる限界人数ってものがやはりある。

ビッグクラブを目指す浦和レッズとそれを取り巻く環境という中で、小さなチームを作ろうとしているフィンケのチャレンジは、いつか両者の間で埋められない溝ができるリスクがある。


フィンケにアドバイスをするならば、彼の中にあるスケジュールを公開したほうがいいだろう。今はやりのマニフェストではないが、この頃までにこういうサッカーにチャレンジしていきたいというものを。

今のサポーターの声を見ていると、愛するチームの現状になんとかしたいという焦燥感が見え隠れする。

焦燥感は先が見えないからうまれるものでもある。

どこが我慢のしどころで、どこに期待のしどころがあるのかがわかれば、「よーし、俺たちもそれまではチームが我慢せざるを得ない分、気合いれてサポートだ!」と割り切る事もできる。


選手の方向性を同じ方向に持っていくのがうまいと言われているフィンケなら、サポーターもそこにもっとまじえて、共に同じ方向性を共有していくほうが、効果的なサポートを受ける事ができるのではないだろうか。

それによって、浦和レッズという1つの塊がもっとコンパクトにまとまっていくことができると考える。


世界最高峰のディフェンス力を誇るセリエAで通用したイブラヒモビッチのあの軸の強さは、時間をかけずにして、スペインでも通用していくような気がする。



エトーはどうかな?



イタリアのピッチの上に、彼のスペースはあるかな?











自分以外は全てタイ人という環境でフットサルをした。

まともにボールを蹴るのは2年ぶり。

しゃれになってないブランクであるのは間違いなく。



アップをしながらボールを触る。

うん、問題なさそうだ。ボールが足にしっかりとつく。


そしてパス練、シュート練。


ハイボール3本もらって、1本はヘディングで、1本は胸で押し込んだ。


うん、問題なさそうだ。


多少ももが重いが、それは最近マラソンばかりだったからあまりももあげスポーツをしてないからだろう。


気にしない気にしない。



そして試合。



現実は甘くなかった。




距離感ゼロ!




対人の距離感を忘れてしまっているうえ、そのせいで微妙に焦った感じになりボールの置き場がおかしい。



おまけにフットサルはコートが狭いから実に密集する。

ちょっと油断をすると一気に数人に囲まれる。



無駄に序盤から疲れてしまった。

結構やられたなーと思う。



自分は遠目から打ったミドルが1本決まったのみ。



ディフェンスに専念していたのもあるが、流れの中ではまらなかった感が強い。



そしてもう1つは・・・・



言葉の壁!



学校に通い続けているのもあり、実は生活ではもうタイ語は困っていない。



だが、サッカーのタイ語がわからない。

自分が外に引っ張られるときの「中に絞って!」が最後まで伝わらなかった。



しかしタイ人はボールコントロールがうまい。

日本でやっていたサッカーとは全く違う独特のサッカーがそこにあった。


リズムも違えばボールタッチも違う。


やはり多くの男たちがセパタクローを小さい頃からやっているせいか、ボールの扱いに年季を感じる。リフティングが異様にうまいのもセパタクローの特徴だろう。


動いているボールや少し浮いたボールの扱いが長けているので、シュートが枠に飛ぶ。

そして芯でヒットさせてるから、結構重い。


疲れたので1試合だけGKをやらせてもらったのだが、正直重くて痛かった。




但し、当たりには弱いというのは率直な感想だった。

フットサルは激しいボディコンタクトは禁じられているのでさほど突っ込めなかったが、たまに競り合うと必ず勝てた。そして何より、足元の個人技が好き(これもセパタクローの影響だろう)らしく、コースを変えるのはうまかった。しかし、横への変化が多いので縦への思い切りのよい突破がなく、その辺はさほど怖くはなさそうだ。特にサッカーのような広いピッチになれば、横への変化は正直さほど怖くはない。横に変化したときに、体を寄せてつぶせばいい。



・・・とはいえ、非常にレベルが高いのは感じる。

タイが世界チャンピオンになるには、どちらが可能性があるかといえば、サッカーよりもフットサルではないかという気にさせられた。



そして、日本人選手が海外でプレーすると最初はこんな感じで色々不便なんだろうな・・・という事もよくわかった。



やっぱり国によってサッカーのリズムって違うね。

それはほんとーーーーーーーーーーーーーに、よくわかった。








当ブログでは秋春制の議論が出てくるよりもかなり昔にサッカーはウィンタースポーツであると述べた事がある。その頃は日本でこのような議論が巻き起ころうとは思っていなかっただけに、そういう議論の余地が出てきたこと自体に、日本サッカー界、そしてそれを取り巻く人々にも広い視野が出てきたのだと感じる事ができる。


ひとえに、じゃぁこのままのシステムで秋春に移行しましょう!なんて事はあってはならないが、絶対無理だから!で意見交換をせずに終わるのも良くない。



犬飼会長が業者に試算をさせるとニュースにあったが、情けない話だ。


何に対して情けないかというと、Jリーグに対して情けない思いを感じざるを得ない。検討委員会をJリーグで発足させて秋春制を議論したにもかかわらず、数字の根拠をなんらもたずに却下してしまった。(そんな検討委員会のメンバーにはアローワンスは支払われているのだろう・・・。おそらく。)


本来であれば、試算をすべきはJリーグサイドであり、秋春制に移行する事のメリット・デメリットを数字面でも表わすべきだった。「雪が多い」という理由は誰でもわかる話であり、議論の結論を導く根拠としては決して大人の回答とは思えない。


交通整備にかかる費用、スタジアムにかかる費用、見込み観客数、そして費用をどれくらいのスパンで回収できるのか。それらの数字と、現在の数字とを比較して検討をするべきだった。



我々が本当に見たいのは、数字の比較による「納得」という2文字だ。



「寒いから」とか「雪が降るから」とかは我々でもわかる。住んでいる人ならもっとわかる。



そんな中でもサッカーが安心して開催できる見込みがあれば、住んでいるサポーターからみても嬉しい話であるし、サッカーができないとわかれば、秋春支持派も納得して受け入れる事ができる。



冬にもしJリーグが見れたとしたらそれは嬉しい事であって嫌なことではないはずだ。



但し、できたらの話だ。



今、Jリーグの各クラブは低い観客動員数に頭を悩ませている。


Jリーグ発足時、Jリーグの人気にプロ野球は観客を奪われた経緯がある。あの頃は、プロ野球とJリーグ、どちらが面白い?というアンケートでほとんどのアンケートでJリーグのほうが面白いという回答があった。


しかし、今はプロ野球に再び観客を取り返されている。


日本ハム、楽天などの地域密着に成功したチーム、一時期は補強王国と言われたものの、生え抜きの若手が主力となって盛り上がりをみせてきた巨人の観客動員数の回復など、プロ野球の力は盛り返しているといっていい。


同じ時期に競合するスポーツとしてJリーグは明らかに後塵を拝している。


そういった点から見た、もう1つの考え方として、プロ野球とかぶらないシーズンでサッカーをする事は、スポーツニュース等のメディアにおけるプライオリティがあがると同時に、プロ野球に流れていた観客の気を引けるかもしれない。



専門の調査機関に依頼し、将来のJリーグの発展にはどのシーズンが良いのかを調査してみるのもいいかもしれない。



秋春になるにせよ、現状維持になるにせよ、そういう調査はJリーグの可能性を広げていく重要なファクターである。そういう調査にこそ費用を使うべきだろう。


Jリーグは各クラブはじり貧にあえぐ一方で、Jリーグ機構自体は儲かっている。全国のクラブにとって何が良いのかという調査にもっと費用を投じていくべきだ。いくらなんでも、儲けが偏り過ぎているのは誰がみても明らかである。




ファンの為にを真に考えるのであれば、1つ1つの可能性の議論に対しては徹底的に調査する必要があるが、鬼武チェアマンでは経験がないため力不足である。検討委員会の決定事項を自分で咀嚼せずに恥ずかしげもなく平然とアウトプットしていた鬼武氏には申し訳ないが、彼には少し荷が重い仕事に思える。




FC東京の石川が現在5試合連続ゴールとのりにのっている。

6試合でカズにならび、7試合で日本人最多にならぶという。(ちなみに1位はサリナスの8試合)


「FWは水もの」と武田修宏が言ったように、勢いに乗った時のFWは行きつく所まで行く。思い起こせば最近では一昨年、当時横浜FM所属だった大島の覚醒がその1つだった。


乗れる時に乗って一気に高みに登り、その後一気に下降線をたどる。


一瞬で最高の輝きを見せて一気に花を散らすかのような姿は多くの日本人FWに共通した特徴ともいっていいかもしれない。


海を渡れば最高の輝きを見せる選手はその輝いた状態を何年も安定させる事ができる。




何故、その選手は輝き続ける事ができたのか。




サッカー協会を中心に日本ではFW育成プロジェクトを強化している。



輝ける選手とそうでない選手の比較だけを行うのではなく、一気にブレークした後、数年にわたり輝きをキープできるFWとできなかったFWとでは何が違ったのかを研究していく事は、育成の根本にかかわる部分であり、重要なことであると思われる。



石川という選手は昔からハイレベルのプレーヤーであり、FC東京の中でもトップの才能を持つ選手という認識を抱いている。横浜FMが彼を手放した時、横浜FMは次世代の中心人物をこんなに軽々しく放出するものなのかと驚きを隠せなかった。



石川は以前からレベルの高いプレーを見せていたが、今年何故これほどまでに「当たり年」がきたのか。ピッチにおける石川のまわりの環境がどうかわったのか。



突然開花するFWの能力については、この手の分析は昨今はやりのフォーメーションありきの机上分析ではなかなか答えが出せないデリケートな部分だと思う。石川自身にこれまでと今ではどのような気持ちの持ち方で試合に臨めているのかを是非聞いてみたいものである。



シュートまでの動き、ゴールに向かってのボールの運び方が元々うまかった石川にどんな「あと一押し」が加わっているのか。実に興味深い。






京都 2-1 千葉


千葉の低迷について考えてみると、勿論攻撃力がまだ弱いということもありますが、それ以上に今季の場合は失点ゼロのゲームが無いことにあらわれているように、ディフェンス崩壊ということに尽きると思います。



この試合はさすがにサポの皆さんは怒るべきでしょう。

特に京都に2点目を決められたシーンはひどかった。


試合後の監督のコメントに注目してみました。(J's goalより)



アレックス・ミラー監督

2失点目に関しまして、ここ4日間、相手への対応について話していたのですが、20番(パウリーニョ)に対して横一列に並ばない、ということをやっていました。しかし失点の場面ではウチの3人のDFがフラットに並んでしまったために、簡単なパス1本で真ん中を通されて、失点をしてしまいました。そういったディフェンスのミスをしてしまいました。





ミラー監督はわかっていると信じたいのですが、フラットに並ぶ云々以前の問題ではないかと思います。厳しい言葉になりますが、選手がサッカーをしていないなと。



それでは2失点目のシーンです。


前後のプレーで両チームが対照的なプレーをしていたので、それを含めて1つ前の流れから書いていきます。GKとディフェンスの連携に注目してください。


Jリーグを世界標準へ!

元千葉の水本がワンツーで抜け出します。



Jリーグを世界標準へ!

しかし水本はあっさり止められ、千葉はカウンターで攻め込みます。


千葉のディフェンスはディフェンシブハーフ含めて6人戻っています。人数で囲んで相手を潰すやり方。千葉らしさはまだ残っていると思わせた瞬間でしたが、ここからが悪かったですね。


通常であれば、カウンターと共にディフェンスラインも押し上げて中盤を間延びさせないようにします。千葉のサッカーというよりも、サッカーとしては当たり前のことではあるのですが。



Jリーグを世界標準へ!


だけど誰もついていってません。


歩いてるし!!!


せめてディフェンスラインはもう少し押し上げてほしいものです。


こうなると、ボールホルダーは近くの選手とのパス交換すらできず、相手選手に寄せられてしまいます。実際にパウリーニョが戻りながら寄せてきています。するとボールホルダーである千葉の選手がやれる事は1つ。


Jリーグを世界標準へ!


苦し紛れの縦へのロングパス。



相手はばっちり構えてますから、ただのクリアのようなアバウトなロングパスにみえます。


京都DFもしっかりと3人が戻ってこようという意識を見せています。


千葉は1人で突っ込んでますから、これではパスはできずドリブルで突っ込んでいくしかありません。この位置からだとDFのほうが中を切ってますからボールに追いついたとしても中央に切り返すことはできませんし、ストップして切り替えして中に入ろうにも、後ろから戻ってきているDFがいますので確率の低いプレーになります。つまり直線的に振り切るか、外へ逃げるようなフェイントしかできません。


つまり、GKが突っ込みやすい状況になります。

GKが交わされたとしても、外へのフェイントしかありませんから、それまでに中央で戻っているDFが間に合います。DFがGKの飛び出しやすい守り方をしていますね。一見カウンターでピンチのようにみえますが、押さえどころを抑えられれば怖くないシーンです。



Jリーグを世界標準へ!

そしてGKがしっかり飛び出してクリア。

クリアがそのままカウンターになります。



Jリーグを世界標準へ!

そして京都の選手がボールを拾う。


この段階で、京都のエースストライカーのパウリーニョがドフリー。

マンマークでなくてもいいから、せめてゾーンでパウリーニョを捕まえられるようにしておきたいところですよね。普通は。



Jリーグを世界標準へ!

そしてパウリーニョはノーマークの状態でどんどん相手の裏を狙いに突っ込みます。千葉はこの段階でもパウリーニョに強い意識をもっているようには感じなません。


パウリーニョは手前の選手の背中を狙って更に突っ込んでいきます。それは相手の死角に入るのと、相手が反応しにくいからで、DFにとっては嫌なものです。



Jリーグを世界標準へ!

そしてパウリーニョの動きにあわせてスルーパスでDFの裏を抜きにかかる。パウリーニョは既にDFの背後にまわり、手前のDFはパウリーニョに気がついていない。しかし、その両脇にいるDFはパウリーニョが見えているはずなので、ここから頑張ればまだ問題ないエリア。



Jリーグを世界標準へ!

そして注文どおり真ん中をスルーパスで抜かれる。

ちょっとついていたDFがお粗末なくらい、あっさりボールを通してしまう。この2人のDFもちょっと問題ですね。


なによりミラー監督の指示でフラットで構えないことを約束事にしていたので、微妙なラインのずれができてオフサイドがとれなかったのも、戦術的にどうなのかなと。オフサイドを捨てて、パウリーニョに裏に抜かれて独走されない事を意図したはずなのに、裏はあっさり取られるは、オフサイドはとれないはのどっちも取れず状態。これはきついですね。



Jリーグを世界標準へ!

速力に勝るパウリーニョは当然抜け出ますが、マルで囲った選手が戻っていません。


かなりちんたら戻っていますね。

2つ前の画像の状態からしっかりとついていけば、パウリーニョが中への切り返した時に、追いつけて潰せたかもしれません。ワンサイドを潰せるので、GKも飛び出しやすくなるのですね。ここにもう1人いるのといないのとでは、GKにとっては大きな差です。


GKが飛び出したとして、このマル枠の選手が戻ってきていれば、パウリーニョが仮にフェイントでかわしたとしてもそこで時間をロスするのでゴールマウス前でカットできる可能性、つまり間に合うかもしれないのですね。


最後の最後までくらいつくのがDFですので、このあきらめの早さはダメですね。



Jリーグを世界標準へ!

GKは当然飛び出せず、中途半端な位置でのシュート対応。


実況はGKも飛び出せないくらいの絶妙なパスと言っていたものの、飛び出せなかったのはパスのせいではなく、守り方のせいかと。


Jリーグを世界標準へ!

GKのこの表情が全てをものがったいるでしょう。

言いたいことはわかります。