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Jリーグを世界標準へ!

自分の国のサッカーを愛してこそ真のフットボーラー。

今日の試合レポートはこちらの試合。


Jリーグディビジョン1第2節 埼玉スタジアム2002

ホーム

 5位 大宮アルディージャ

  vs

アウエー

 10位 アルビレックス新潟



開幕して黒星無しの好調大宮と、初戦は大敗したものの2節でホームでFC東京に完勝してきた新潟の共に上がり調子のチームの好カードです。今節は同じ市をホームにもつ浦和は広島へ遠征中なので、今節の埼スタは大宮がホームとして使用します。


ちなみに、先週の埼玉スタジアム2002の浦和-磐田戦は56,000人が入りました。

練習


今日のスタジアムはどうでしょうか。まずは大宮側から。

大宮ゴール裏

これは後半開始時なのですがこれは少なすぎ…。ちなみに天皇杯の埼玉ダービー時の大宮側はもっといました。↓は昨秋の天皇杯準決勝時の大宮ゴール裏です。

大宮アルディージャサポーター


一方、アウエーの新潟はビジター席にスタンバイ。

新潟ゴール裏

ほぼ大宮と同等でしょうか。バス70台でかけつけたそうです。ただ、これが浦和戦のビジター席だったら狭いですから満杯になっていたでしょうから、アウエーとしては集まっているほうではないでしょうか。


しかし、この試合の観客数は一体何人なんだとgiggsさん のサイトを見て見ると…


『9,368人』


残念な人数です。10,000人を割り込みました。大宮は今季はまだ黒星が無く、また小林大悟選手というほとんどの得点に絡んでいる中盤の人気選手を獲得したりなどで今季は期待がもてるのですが、一体どうしたのでしょうか。



それでは試合を見てみましょう。

新潟は昨年得点ランキング上位のエジミウソン選手と柏から加入した矢野選手、そして中盤のシルビーニョ選手、サイドからは鈴木選手というクオリティの高いフォーメーション、一方ホームの大宮はセンターラインをFWマルティネス→MF小林大悟→DFトニーニョとがっちり固めた大崩のなさそうなフォーメーションです。


試合は一進一退で進みますが、新潟がフォアチェックを徹底して大宮自慢の中盤に余り仕事をさせず、今季のテーマとしているポゼッションサッカーを展開します。決まりごとが徹底されているという感じでしょうか。一方大宮は球際の強さがなく、全体的に軽いプレーが目立ちます。


そして試合は動き先制はなんとアウエーの新潟。

先制1

左側が新潟ゴール、右側が大宮ゴールです。

ディビッドソン・純・マーカス選手にボールが渡った瞬間、FWの2人が強烈なプレッシャーをかけます。慌てたマーカス選手は矢印の方向にパスを出します。


先制2

マーカス選手が出すパスが弱く、後ろからプレッシャーをかけた矢野選手がそのままインターセプトで新潟のカウンターになります。まだ低い位置ではありますが、大宮にとってはDFラインに到達されており、危険なゾーンです。センターバックのトニーニョ選手が矢野選手にあたらないといけないため、ディフェンスのサイドの2人は2列目の選手の飛び出しを気にしつつ中央を絞ります。2列目から飛び出しを狙っているエジミウソン選手にはパスミスをしたマーカス選手がきっちりついて追いかけています。


先制3

トニーニョ選手と接近した矢野選手は右から飛び込んできたエジミウソン選手にパスを出します。この時点での大宮の左サイドバックの奥野選手は中をきってエジミウソン選手の進路を外に限定させているので奥野選手としてはまだ想定の範囲内というところでしょう。しかし、エジミウソン選手についてきたマーカス選手が早々に諦めてしまっているのが、エジミウソン選手をフリーでボールをうけられた理由でもあり、疑問です。そしてペナルティエリア付近でエジミウソン選手と奥野選手の1対1が発生します。


先制4

エジミウソン選手は奥野選手が中を切っていたので矢印の方向を狙います。しかし。奥野選手は外を意識しすぎるあまり、接近した時に中を切る意識が低くなっています。『相手に背中を見せたら背中側を狙われるから気をつけろ』と昔よくコーチに言われましたが、奥野選手の背中をみたエジミウソン選手は…


先制5

とうぜんながら切り替えして奥野選手の背中側からペナルティエリア内に突っ込みます。奥野選手はエジミウソン選手に体を当てる気だったのか、勢いがついてしまっていて完全に逆をつかれています。


先制6

ゴールに向かって走るエジミウソン選手の前を奥野選手が切りにいきますが、この動きは悪くないのですが体の入れ方が良くないため、エジミウソン選手には奥野選手の背番号2が明確に見えています。


先制6

案の定エジミウソン選手はもう1度切り返します。


先制7

奥野選手、この1プレイの間に2回も同じような抜かれ方をしてしまいましたが、抜き去られて当然のような1つ1つのプレイで、最終ラインの守り方としてはプレイが軽い気がします。トニーニョ選手がフォローにはいりますが、このエリアで1対1でここまで完全にDFが抜かれてしまうとフォローも大変です。


先制8

トニーニョ選手のフォローも追いつかずにエジミウソンがシュート。キーパーの位置は悪くないのですが…。


先制9

キーパーが飛んだ逆の方向へ冷静にエジミウソン選手が蹴りこんで新潟先制。


先制10

このゴールシーン、黄色い枠で囲んでいる選手が奥野選手がフェイントで抜かれている間もほぼ動かず鉄則であるだろうゴール枠のケアをしていません。普通、これだけペナルティエリア内で時間をかけられたらDFはもうちょっと枠に詰めているものですが、マーカス選手の諦めの早さといい、集中力を欠いているシーンが重なっての失点となりました。


矢野→エジミウソンとわずか2人に大宮DF陣は崩されてしまいました。


こうして前半は0-1の新潟リードで後半に入ります。

大宮は自慢の中盤を新潟の厳しいプレスで抑えられ、前線のマルティネス選手が孤立して試合が作れません。大宮はここで早々とマルティネス選手を諦めて桜井選手を投入します。


その効果が早速あらわれ、大宮は後半追いつきます。

同点1

この得点もやはり小林大悟選手からはじまります。ペナルティエリア外でフリーとなった小林選手がセンタリングをあげようとしています。変わったばかりの桜井選手が味方FWの若林選手の後ろにいます。大宮は3人がゴール前に詰めており、人数的には新潟よりも多い状況です。


同点2

小林選手のセンタリングと同時に若林選手がDF2人の間に切り込み、新潟DF2人が若林選手を見る形になって桜井選手がフリーになります。


同点3

ファーにいる新潟DFもこの段階ではまだ桜井選手につききれていません。桜井選手は余裕をもってヘディンゲの体勢に入ります。


同点4

DFがつく間もなく、桜井選手がフリーでヘディングシュート。キーパー一歩も動けず。自分でスペースを作り出した桜井選手のファインゴールといえるでしょう。



同点に追いついた大宮は勢いに乗りたいところですが、相変わらずよく走る新潟になかなか主導権を握らせてもらえず、依然としてポゼッションは新潟が高めの状況が続きます。


そして後半も中盤に差し掛かった頃、新潟が勝ち越しゴールを決めます。

勝ち越し1

クロスが入ってきたこの危険な位置にいたのはエジミウソン選手。エジミウソン選手についたのはマーカス選手と波戸選手。キーパーが完全にふられているのでゴールはがら空きです。絶体絶命のここはDF2人は体をはってコースを潰しにいき、またエジミウソン選手にシュートをうたせないようにしないといけません。


勝ち越し2

しかし、DF2人はエジミウソン選手に体を寄せるわけでもなく、コースを潰すわけでもなくただ立ち尽くしてしまっています。特にコースだけは潰さないといけません。キーパーの怒声が聞こえてきそうです。そしてこのままエジミウソン選手のボールはゴールへ。


これで新潟は勢いづき、新潟サポーターの応援もホームの大宮を凌駕するくらいに盛り上がります。


この新潟の強さは初戦の川崎戦とは別のチームなんじゃないかというような出来具合でした。1人1人が役割を把握し、長短織り交ぜたパスを駆使して中盤のポゼッション率をあげていきました。そして何よりインターセプトの回数が非常に多かったという事でしょうか。先制点のときもそうなんですが、大宮の不用意なパスを走りまくる新潟がことごとくインターセプトしていました。また、プレスをかけたときも、球際の強さがあるので相手からボールを奪うことも多かったと思います。


これはその相手に強烈なプレッシャーをかけてボールを奪い、パスを繋いでシュートに持っていくシーンです。


新潟1
大宮DFがペナルティエリアに近い位置でボールを持ったところに、矢野選手が全速力でフォアチェックをかけてきます。大宮DFは矢野、寺川という2選手に囲まれて慌てて前線に不用意にボールを出します。狭い所を通すよりも、キーパーへのバックパスや中央の選手に横にパスという方法もあったと思います。このパスに本間選手とエジミウソン選手が反応しています。エジミウソン選手にはマークがついています。


新潟2
そして本間選手がインターセプト。この瞬間を見てわかるように、完全に新潟のプレスの網にかかってしまったかのようなパス経路です。矢野選手がファーストディフェンダーとしての役割をきっちり果たしているので相手DFにとっては余裕がなくなってしまっていますね。


新潟3
そしてそのまま本間選手から矢野選手にパスが渡り、高い位置からのカウンター開始です。同時に左サイドから寺川選手が走りはじめています。矢野選手が前を向いているので、当然エジミウソン選手をマークしている選手もエジミウソン選手から離れて矢野選手にあたりに行きます。エジミウソン選手は鈴木選手の左にいる大宮の選手がケアします。


新潟4
矢野選手、自分にDFを3人引き付けたところで背後にまわる寺川選手へヒールパスを出し、自身は中央に突っ込んでいきます。


新潟5
矢野選手からパスを受けた寺川選手が、矢野選手が相手を引き付けたおかげでフリーになったゾーンに本間選手を呼び込んでパスを出します。矢野選手が相手DFラインを下げさせているので人数は足りているように見えますが、実は新潟の選手がフリーの状態になっているゾーンが多くなっています。


新潟6

本間選手にボールが渡り、そのまま隣にいるフリーのエジミウソン選手にパスを出します。下がりすぎたMFが再びプレッシャーをかけにあがったために、バイタルエリアがぽっかりと開き、そこに矢野選手が走りこんでいます。


新潟7

パスをうけたエジミウソン選手はマークを引き付けて後ろから押し上げてきたシルビーニョ選手にパスを出します。鈴木選手が遠い位置でフリーになる動きをしています。


新潟8

エジミウソン選手が2人を引き付けているので鈴木選手がフリーです。そこにシルビーニョ選手はパスを通します。


新潟9

鈴木選手がパスを受けて、大宮DF陣がプレッシャーをかけにいきます。細かくパスを繋いできているのでDFがボールに集まってきてしまっているのがわかると思います。サイドチェンジやパスを繋ぐというのは相手のDFをかぶらせるという点で大きな効果を発揮するというのがあらわれているケースだと思います。そして鈴木選手はDFを引き付けるだけ引き付けたところでシルビーニョ選手にボールを戻します。


新潟10

そして大宮DFが鈴木選手に引き付けられたことでできたスペースからシルビーニョ選手が余裕を持ってシュートを放ちます。惜しくも枠を外しましたが、最後をシュートで終わったことと、インターセプトからシュートに至るまでの過程が綺麗にきまったという点で印象的なシーンでした。


そして新潟に追加点かと思われた幻のゴール。

オフサイド1

これはカウンターをかけた時です。大宮6人に対して新潟は外国人コンビの2人で攻め上がります。早々にエジミウソン選手が逆サイドで呼んでいますね。


オフサイド2

それをみたシルビーニョ選手がクロスをあげようと左足を振り上げます。このタイミングではまだ相手センターバックが残っていますのでオフサイドではありません。


オフサイド3

そしてパスの瞬間。センターバックの選手がタイミングを計ってラインを少しあげます。非常に際どいタイミングですが、流れ的にオフサイドなので線審もそう判断したのかもしれませんが、決して間違ってない判断だと思います。ディフェンダーが上手でした。


オフサイド4

パスが通ったところで笛が吹かれますが、エジミウソン選手の耳には届いていません。


オフサイド5

オフサイドでなければ追加点というシーンでした。笛が鳴った後のこのプレイでエジミウソン選手はイエローカードをうけます。


オフサイド6

信じられないという表情のエジミウソン選手。絶妙のタイミングでの飛び出しだったので気持ちはわかります。


そしてそのまま試合は終了。


大宮 1-2 新潟


新潟が大宮に今季初の黒星をつけました。

今日の勝敗の分かれ目はチームの完成度の差ではないでしょうか。大宮も新潟もそれほど大きな実力差はありません。しかし、新潟は明確な戦術コンセプトをチームで共有・徹底していたのに対し、大宮は人数が足りないシーンなどがあったりとまだ完全に全員がマッチしているという感じではありませんでした。現状は小林大悟選手のプレイ頼みという状況です。


新潟は攻撃の際はくさび役の選手がしっかりとマークを引き付ける事で必ず数的優位にたつ場所が発生し、そこからゆとりをもった攻撃をしていました。また守備ではフォアチェックを徹底し、前線の選手がファーストディフェンダーとしての意識を高くもっていることで、大宮DFに余裕のあるプレイをさせず、ミスを誘っては攻撃に転じていました。強豪クラブとの対戦では中盤を維持させてもらえないと思うので、その時をどう対処するかという課題はあるかとおもいますが、中位チームとの対戦ではこのような戦い方ができれば好成績も期待できるのではないでしょうか。


大宮は小林大悟選手のイマジネーションに他の選手がついてきてないという点が目立ちました。連携不足なのかもしれませんが、闘争心が見えず、スポンサーがしっかりしたお坊ちゃま集団という印象が強く残りました。ある程度の成績は残せるでしょうが、ここ1番というシーンでは今日のような球際の弱さでは厳しいと思われます。


最後に、この試合は流れがスピーディでおもしろかったのですが、これは審判の片山さんがよかったというのがあります。流れを止めるような笛が少なかったことで試合を演出している感じで、見てるほうはとても気持ちよく見ることができました。



編集後記はこちらで →3月18日編集後記


それではこの辺で。






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3月12日 土曜日


前日までの大雨で開幕第2戦は雨天開催かと危ぶまれたが、首都圏は見事な快晴に恵まれた。この日訪れたのは浦和レッズの本拠地『埼玉スタジアム2002』。


浦和レッドダイヤモンズの今シーズンホーム開幕戦。前売り集計によるとJリーグ誕生以来の総入場者数がこの試合でJリーグ最速の500万人を超えるだろうと言われていた。ヤタガラスを身にまとっての本拠地での記念すべき凱旋開幕戦で金字塔をうちたてるこの日の相手はかつてはアジア最強の座に君臨していたジュビロ磐田。


浦和レッズは昨シーズンを終えた段階で生涯成績190勝190敗。かつてはお荷物クラブと揶揄されていたように、Jリーグ発足以来黒星先行の長い借金生活の日々。この試合を勝てば遂にJリーグ発足以来初の白星先行となる。優勝と同等かそれ以上の悲願達成の為に『勝たなければいけない試合』(闘莉王選手)を迎えた浦和イレブンはこの日のピッチに立った。


開幕戦はチャンピオンの本拠地でのアウエー戦だった浦和。両者譲らない攻防でドロー。このドローがなければ逆にこの日のホームでの191勝目はありえなかった。新しい歴史の始まりに向けて全ての赤い歯車が今1つになって動き始めようとしていた。


一方の磐田の開幕戦はJ2から昇格した福岡をホームに迎えての痛恨のドロー。終始押される展開に、そこにかつての王者の姿はなく、ヤタガラスを相手に王者の威厳を取り戻すべく東上してきた。



前日とはうってかわって快晴の埼玉スタジアムは春を待ちわびたサポーターで赤く埋まっていた。


選手、監督、コーチ、関係者、そして6万人近いサポーターたち。それはまるで『誇り』というものを玉座に据えて、それを守っている戦士たちのようだった。『WE ARE REDS!!』を連呼しながら押し寄せてくる6万余りの赤い戦士たちの迫力は1つの国をかけた戦争にもみえる。ヨーロッパではサッカーをフットボールと言う。浦和レッズのそれはまさしく『Football is WAR』。


試合は『以前から考えていた』(山本監督)という磐田の4バックが先手必勝の浦和を押さえ込む形ではじまった。山本監督が『思ったより機能した』と言った前半最初の20分は磐田のペースだった。最近の浦和では珍しく『序盤は固かった』(鈴木啓太選手)『最初は下がりすぎていた』(三都主選手)というように明らかに磐田の新布陣にペースを掴めずにいた。開幕戦のガンバ戦で4バックにてこずった嫌な記憶が蘇った。


しかし中盤で磐田にボールを回されはじめてすぐに『ポジションチェンジを指示した』という闘莉王選手の指示で、前線で激しいマークにあって満足にプレイができていなかった小野選手をボランチに下げ、代わりに高い位置でボールをキープできる長谷部選手を前に出した。これが功を奏して流れは明らかに変わる。ボールをあまり持たずに短い時間でさばく小野選手とは対照的に、ドリブルなどで相手を引き付けながら高い位置でボールをキープする長谷部選手の動きに、磐田の急造4バックには持ちこたえられずマークの受け渡しの乱れが生じ始めた。そして流れが少しずつ浦和に傾き始めた頃、その長谷部選手からのクロスに『開幕戦で決定機で外した借りを返すと監督と約束をしていた』闘莉王選手が頭で合わせて浦和先制。


この先制弾で中盤のポゼッションは浦和に傾いた。『この日に備えてベストの体調』の左サイドの三都主選手が開幕節で加地選手に徹底的に押さえ込まれた反省からかこの日は高い位置でプレーをし、磐田DFの鈴木秀人選手を何度も抜き去り磐田の右サイドを完全粉砕する。『三都主を押さえ込むには自分が攻めるしかない』と前節加地選手が言った言葉そのものを三都主選手は今回磐田に対して行ったのだ。


磐田も4バックで対抗するはずが、『いつもと違うポジションで体の角度を間違えてしまった』(鈴木選手)と本来であれば内を切るような体勢でないといけないサイドで逆の体勢をとって突破を許してしまったり、同じく三都主対策で4・5・2の中盤の右に配された西選手も、三都主選手が高い位置にいるために自分の場所にはおらず、鈴木選手との連携もないまま三都主選手に好きなようにやられてしまう等、慣れてないが故の問題点を磐田は露呈してしまった。


そうして三都主選手が左サイドから大きく攻め続ける為に、次第に磐田は鈴木選手のケアの為に守備が右に偏り始める。それによってできた磐田のスペースを目掛けて浦和・ポンテ選手や山田選手が逃さず飛び込んでくる。まさに横浜F・マリノスの岡田監督がやりたいソレがそこにあった。あわてた磐田は守備のバランスがとれないまま『あの位置でFKを与えてはいけない』(川口能活選手)ゴール前でファールを犯して遂に危険なFKを浦和に与えてしまう。


『蹴りたかった』

そう語る三都主選手が蹴ったボールは川口選手の手先をすりぬけてニアに飛び込んでいく。三都主選手の綺麗なFKは浦和にとって待望の追加点となった。


前半は浦和の一方的なペースで磐田は数回程度の攻撃に留まった。

スコアは2-0。ここ2戦、後半運動量が落ちている浦和を相手に磐田はどのような戦いを後半仕掛けるのか。このスコアが磐田にとって想定の範囲内なのかどうか。前半の開始15分の攻撃が再びできるのか。注目される後半がスタートした。


しかし、後半も変わらず浦和のペース。ゴン中山選手が斧の切れ味ならカレン・ロバート選手はナタの切れ味。蒼く輝く鋭い刃先を浦和ゴールに突きつけようとするが、もはや浦和のカテナチオと言ってもよい浦和DF陣によって得意の左を切られ続けて前線から姿を消していく。


後半も依然として三都主選手の左サイドアタックが決まり続け、開幕戦で見せたような前線の孤立もなく浦和は『らしさ』を十分発揮して試合を進める。一方の磐田左サイドは村井選手を浦和・山田選手が徹底マークして『村井が悪すぎた』と磐田・名波選手に言わせるくらい仕事をさせなかった。


そして『やってはいけないミス』と川口選手が言うDF陣の連携ミスを逃さずポンテ選手が決めて浦和がダメ押しの3点目を奪う。


3点のビハインドとなり、飛び立つ為に必要だった両サイドという両翼をもがれ、カレン・ロバートという切れ味を失った磐田は、ゴン中山という斧を投入するが闘莉王、堀之内、坪井という3人の門番が守る都築という固く閉ざされた門を破壊する事はできない。


3点リードした浦和は3人の交代枠を使って実戦経験をつませると共にチームに活気を促す。『シンジの位置に入った』黒部選手は激しいファーストディフェンスでイエローカードをもらう程の気合。『やっとスタートが切れた』というコメントが京都から移籍してきた彼のまさに本音だろう。三都主選手の負傷で急遽左サイドにはいったユーティリティプレーヤーの平川選手は『5ヶ月ぶり』の実戦だったが、『シンジとのプレーは楽しい。シンジのプレーには久々でも反応できた』と高校時代からの仲間である小野選手との連携を楽しみつつ、終盤は切れの良い飛込みを何度もみせていた。


そして浦和3枚目のカードは新加入で三都主選手の左サイドを脅かすと言われる存在の相馬選手の投入。『前でガンガン行けと言われた』(相馬選手)と監督に指示されたとおり、三都主選手の突破とはまた違った強さのドリブルで相手陣内に深く突き刺さっていき、『攻めは文句なし』とブッフバルト監督も認める活躍だった。『大歓声の中でプレーできて幸せだなと思った』と普段は言葉少ない男も満員の埼スタでの初出場に満足した様子だった。


磐田はなされるが侭の試合運びとなったが、最後に途中出場の茶野選手のヘディングで1点を返すのが精一杯の抵抗だった。この試合唯一と言えるであろう名波選手のペナルティエリア内に切り込んでのラストパスからのシュートだった。浦和DFがこの試合で見せたほんのわずかな油断の瞬間だった。『ああいう失点をすると、次は勝てない』(都築選手)というように反省材料の1つともなった。


そしてそのまま試合は3-1で浦和が勝利。

浦和レッドダイヤモンズは今季初白星と共に、遂に白星先行の191勝目を手にする。


この試合を通じての浦和と磐田の差は戦術と個人という2つの差だった。

磐田は4・5・1という守備を厚くしたフォーメーションでカウンターを狙うサッカーを目指していたのか、それともポゼッションを高めたパスサッカーで行くのかが不明瞭だった。前線も浦和DFに特にプレッシャーをかけるわけでもなく、低い位置では自由に浦和にボールを回させていた。結果的にそこからゆとりをもってビルドアップされてしまった。一方の浦和は徹底して高い位置からのファーストディフェンスにこだわり、そしてサイドの三都主選手を常に高い位置に上げ続けて相手のサイドバックを自陣に押し込めていた。この戦術の徹底は監督の抱くコンセプトの理解でもあり、その戦術の理解という点でこの2チームには差があったようにみえる。


そしてもう1つは個人の意識の差。

浦和には小野という世界レベルの選手が加入したことで、どこかで小野選手が浦和レッズという会社レベルの聖域となっている部分が今季の2試合であった。昨年の段階で既に完成形へのヒントを見つけていた浦和としてはその聖域が逆にアダになっている部分も否めなかった。

しかし、今回の試合で闘莉王選手が小野選手が機能していないと見るとその聖域に踏み込んで即指示を出した。この功績は大きい。チームに聖域があると巨人の清原選手のように良い部分もあれば同時に大きな爆弾ともなりうる。そしてチームに聖域をなくす事で選手の個の調子に左右されない結果がだせるようになる上、ゲーム中に崩されかけた時のたて直しもしやすくなる。また、小野選手としても加入して居場所を探し続けている状況だっただけに、自分にどんどん意見をぶつけてくれる選手たちの存在は大きいだろう。小野選手がチームにフィットしきれてなかった部分はまさにこの部分だったのではないだろうか。この試合で小野選手がボランチに下がったことによりボールが中盤で落ち着くようになったが、それ以上にこのポジションチェンジというのはシーズンレベルで良いポイントとなったように見える。


一方で、中山選手、名波選手という多くのベテランを抱える磐田はそのベテランがある種の聖域になってきつつある。年齢差が両極端になっている磐田では、20歳付近の選手が30歳半ばの選手に踏み込めていない為に、ベテランの調子にそのまま結果が左右されているように見える。実際この試合も2列目でゲームコントロールをしていた名波選手の不調がもろに響いた形だった。


『4バックでやれる手ごたえは掴んだ』(名波選手)

『信じてやっていけばいい』(川口選手)

『崩されたと思っていない』(田中誠選手)

『いい形もあった』(中山選手)


オフィシャルサイトでも他のニュースサイトでも出てくるのはシステムへの手ごたえを感じているベテランのコメントばかり。チームの要になっている若い選手のコメントは出ていない。



開幕してすぐに聖域を自ら壊して、1つのチームを作り上げた浦和レッズ。そして、聖域に踏み込めずに試合を終えてしまったジュビロ磐田。この試合で両チームが得たものは勝敗以上に大きな差がでた気がする。



編集後記はコチラ → 『G's BAR  3月14日の編集後記』



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昨年、最後まで優勝争いをしたチームで開幕節を勝利で飾れたのは鹿島アントラーズだけという混戦でスタートした今シーズン。この週末は第2節が開催されました。まずは結果から見てみましょう。

2006年3月5日  Jリーグ ディビジョン1 第2節

○浦和レッズ 3-1 ジュビロ磐田●

 (浦)田中マルクス闘莉王(1)、三都主アレサンドロ(1)、

    ポンテ(1)

 (磐)茶野隆行(1)

<観戦試合>

開幕節を引き分けた両チームの激突は個人の能力に優る浦和が磐田を圧倒し今季初勝利をあげる。磐田は浦和と開幕で引き分けたガンバ大阪の4バックを参考にしたのか、珍しく4バックの布陣。浦和は開幕戦同様、相手のサイド攻撃をどうしのぐかがポイントとなった。

お互い得意なのは左サイド。浦和は三都主選手の攻撃力、磐田は村井選手の攻撃力という日本代表のポジション争いも絡む左の高い位置争奪戦となった。従い、それを抑える浦和・山田選手、磐田・鈴木秀人選手という右のディフェンスがかなり重要となった。

結果的に三都主選手、鈴木秀人選手で奪い合った左サイドを三都主選手が完全に握る事ができた為、浦和としては前線とDFが間延びするという課題が解消された。一方の磐田は急造の4・5・1であるためにボランチのファブリシオ選手が度々できるスペースへのケアでかなりの負担が行き、結果としてディフェンスラインのバランスが悪くなっていった。また逆の右サイドでは日本代表でも良いサイド攻撃を仕掛けた村井選手がサイド攻撃を試みるも、マッチアップした山田暢選手にほぼ押さえ込まれて持ち味のクロスを上げさせてもらえない状況となった。サイドの押し合いは浦和に軍配があがった。

攻撃のバランスでいえば、浦和は三都主選手が高い位置をキープしていた為、逆サイドの山田暢選手がバランスを取るために積極的に高い位置はとらないような形となっており、左懸かりの攻撃であった。途中、浦和のポゼッションが下がったあたりから、小野選手と長谷部選手でポジションチェンジが行われ、長谷部選手が2列目に入る。ボールを長く持たない球離れの良い小野選手から、高い位置でボールをキープできる長谷部選手に代わったことへの磐田の対応が急造布陣のせいかうまくいかず、中盤を浦和が握る形になった。

磐田は終盤茶野選手のヘディングで1点を返すのが精一杯。気になったのが2列目に名波選手。トリッキーな足元のプレーに走るタイプの選手ではないイメージだが、この日は軽いプレーが目立った。また、ボールを受けてから前を向こうにも、闘莉王&堀之内という浦和DFの強いプレッシャーに前を向かせてもらえずに慌ててしまう『らしくない』プレーが目立った。

浦和のDFは開幕戦の修正点をしっかりと勉強してきた内容。依然として神が宿っている鈴木啓太選手を頂点においての闘莉王&坪井&堀之内という3バックの連携は高さ、スピード共にJリーグNo.1といえる。(昨年最少失点DF)特筆すべきは、磐田の1トップのカレンロバート選手の左を常に切り続けた事。嫌がるカレン選手がずるずると2列目からのプレーに下がっていくシーンが目立った。全体的に中を絞って外に追い出す戦術のDFラインだが、かなりクオリティは高い。磐田の得点パターンの主力といえるカレン、名波、村井という3レフティを鈴木啓太、闘莉王、堀之内、山田という各選手で抑えきったのがこの試合の勝因ともいえるだろう。

△ジェフユナイテッド市原・千葉 2-2 ヴァンフォーレ甲府△

 (千)ハース(1)、阿部勇樹(1)

 (甲)堀井岳人(1)、バレー(1)

開幕戦を落として早く勝ち星がほしい両チームの戦いは、2点を先制した千葉のペースで試合が進むも、終盤の甲府の猛攻の前に千葉が持ちこたえられずドロー。甲府はバレー選手に待望の今季1ゴール目が誕生する。千葉は変則4バック気味に守備をして甲府の3バックを警戒したが、警戒しすぎで後半の攻撃が淡白になり、らしくない展開に。一方の甲府は巻選手にマークを2人をつけるも、千葉が上がってこないために余裕をもって前線に攻撃の人数を割ける状況。昨年4位の千葉相手に昇格組の甲府が終盤の試合の主導権を握り、2点差を追いつく勝ちあるアウエードローで大方の予想に反して健闘した。千葉はハース選手の怪我で終盤1トップになったのが全体的に低い位置でのゲーム運びに繋がり不運だった。

○アルビレックス新潟 2-0 FC東京●

 (新)寺川能人(1)、エジミウソン(1)

開幕戦快勝したFC東京と開幕戦大敗を喫した対照的なチームの対戦。大方の予想を反して新潟が完勝した。FC東京の自慢の攻撃陣が繋がらい一方で、新潟は前節大敗の中にも可能性が見えたポゼッションサッカーを徹底してFC東京の各ポジションを分断することに成功した。FC東京としては前線の3外国人のシュートが4本では手のうちようがない。同じくポゼッションサッカーを目標とするガーロ監督にとっては皮肉な結果となった。

○清水エスパルス 2-0 名古屋グランパスエイト●

 (清)藤本淳吾(1)、チョジェジン(2)

開幕戦を勝利で向かえた昨年15位の清水と、開幕戦は点の取り合いに惜しくも敗れた名古屋の対戦は開幕戦の勢いそのままに清水が名古屋を撃破して無傷の開幕2連勝となった。若い選手が多いチーム故にはまると強いというのがよくわかる試合内容で、澤登選手から10番を受け継いだルーキーの藤本選手が待望のJリーグ初ゴールをあげると、負けじと韓国代表のチョ選手が2試合連続のゴールを決めて勝負を決めた。名古屋は清水に高さを封じられて攻撃パターンを限定され、清水DFにそこを狙い撃ちされた形に。名古屋としては高さのあるくさび役が必要か。清水は次節のFC東京戦が本当の意味での試金石となる。

●鹿島アントラーズ 0-3 横浜F・マリノス○

 (横)マグロン(3)、マグロン(4)、ドゥトラ(1)

開幕戦を持ち前の攻撃力で制した両チームの対決は意外にも大差での決着に。横浜の今年のセールスポイントである右サイドを軸とした攻撃と、中盤のポゼッションと右サイドの内田選手のサイド攻撃の鹿島はサイドの取り合いを制した横浜が圧勝。横浜は松田選手の右SB転向が今の所良い方向にでている。攻撃も久保選手で点を取れる一方で久保選手をダミーで使って外国人選手が得点するという重厚かつバランスの良いシステムになっている。鹿島は柳沢選手が横浜のDFにつかまり無得点。鹿島と横浜の差は現時点での完成度の差か。鹿島はこれを想定してのアウトゥオリ監督招聘なので、今後どうやって立て直すのかが注目。横浜は今ははまっている感じだが、1つほころびが生じた時にどう修正できるかが課題くらいで現状は大きな問題はなさそう。

●京都パープルサンガ 2-7 川崎フロンターレ○

 (京)パウリーニョ(1)、オウンゴール

 (川)我那覇和樹(4)、我那覇和樹(5)、中村憲剛(2)

    ジュニーニョ(2)、ジュニーニョ(3)、ジュニーニョ(4)

    マルコン(1)

開幕戦を圧倒的勝利で終えた川崎と開幕戦を大敗した京都という対照的な両チームの戦いは、開幕節以上の得点をあげた川崎が京都を完全粉砕で撃破。恐るべし川崎の得点力。開幕前に当サイトで注目選手としてピックアップしていた我那覇和樹選手が2試合で5得点という大爆発すればまけじとジュニーニョ選手も開幕2試合で4得点し、更には中村選手も2試合連続得点、マルコン選手の移籍後初ゴールと止まらない攻撃力はとても印象的。昨年まではDFと前線の分断によって前線がずるずる下がってきた川崎だったが、マルコン選手の加入によって中盤が繋がり、前線が高い位置でプレーできるようになったのが大きい。一方の京都はパウリーニョ選手が2試合連続の得点を決めたが、J1では現状力不足か。得点力という面で黒部選手をレンタルで浦和に放出したのは痛い所。早急に手を打たないと手遅れになる。川崎は次節も3トップの攻撃重視の甲府戦という事で再び大爆発の予感。開幕前に当サイトでも台風の目になるとはお伝えしているが、まさにその通りの展開でなおかつ想像以上。

△アビスパ福岡 1-1 大宮アルディージャ△

 (福)アレックス(1)

 (大)土屋征夫(1)

開幕戦ではジュビロ磐田相手に互角以上の試合運びをしてあわやのドロー、対して大宮も昨年4位の千葉相手に圧勝して勢いづいている両チームの対戦はお互い譲らずのドローに。しかし試合内容では高い位置からのプレスでポゼッション率の優った福岡の一方的なゲームに。この両チームは自分たちの勝ち方をマスターしはじめている感じで今年前半は見ごたえのあるゲームをしそう。ガンバ、浦和といった強豪との試合でどこまでやれるかが早くみたいところ。

△大分トリニータ 1-1 サンフレッチェ広島△

 (大)内村圭宏(1)

 (広)ウェズレイ(1)

開幕戦でFC東京に完敗した大分と、開幕戦を鹿島と点の取り合いの末敗れた広島の今季初勝利を巡る両チームの戦いはドローに。試合は大分が中盤を支配し、高松選手のファーストディフェンスと飛び出しが効果的に光っていたが得点にはならず。一方の広島はなんとか佐藤選手のアシストをうけたウェズレイ選手が得点し同点で終える。大分は開幕戦から前進、広島はアウエーとはいえ取りたかった試合を取れなかったという感が否めない。

●セレッソ大阪 1-6 ガンバ大阪○

 (セ)西澤明訓(2)

 (ガ)フェルナンジーニョ(1)、フェルナンジーニョ(2)

    フェルナンジーニョ(3)、マグノ・アウベス(1)

    マグノ・アウベス(2)、マグノ・アウベス(3)

開幕戦は名古屋との点取り合戦にあと一歩及ばずだったセレッソと、開幕戦をホームでドローで終えて良かったのか悪かったのかわからないガンバの一戦は前節がどういう意味をもつのかが試される試合。前半はドローで終える展開も、後半にはいるとガンバの猛ラッシュ。昨年の守備が堅いはずのセレッソがまさかの後半5失点。昨年も見られた集中力が切れたときのあっけなさが今年になっても解消されていないようだ。一方のガンバは4バックと3バックの切り替えに宮本選手と加地選手の入れ替えという明確なコンセプトを持たせていることを示した。膠着した中で流れを変える為の人員投入はそのコンセプトが明確であればあるほど良い。まさに選手の視点を大事にする西野采配の真骨頂。宮本選手投入後の3バックへのチェンジ→大量得点というのは1つのきっかけになったと思われる。セレッソは精神的支柱の森島選手が沈黙状態だとチームとして厳しい。救いは西澤選手の2試合連続ゴールだが、崩れかけた時に持ちこたえられる強さが求められる。

2節を終えての順位表と得点王争いを見てみましょう。


◎順位表

順位表

◎得点王争い

得点王争い


前節に続き、川崎フロンターレが首位を堅守しました!

川崎フロンターレサポーターの皆さんおめでとうございます!


2位には横浜F・マリノスがつけて神奈川県勢のワン・ツーフィニッシュとなっています。


しかし恐るべきは川崎の破壊力。我那覇選手5点、ジュニーニョ選手が4点と2試合でお互いハットトリックをしあっています。2試合で得失点差11というのは昨年のガンバの破壊力以上のインパクトです。上位勢と当たっていないので、上位勢との対戦でどうかという部分に注目が集まりますが、実力で優る相手には取りこぼしをしないという点で川崎の充実度がわかります。


昨年15位の清水エスパルスが勝点では首位タイとなる3位、2人のハットトリックを出したガンバ大阪が盛り返して4位、アウエーで貴重な勝点1を掴んだ大宮が5位、そして磐田に快勝した浦和が6位に浮上しています。


下位争いでは2チームが大きく出遅れています。まず最下位は京都パープルサンガで、ブービーはセレッソ大阪。京都の苦戦は戦前から予測されていた事なので、ある種想定の範囲内ではありますが、セレッソ大阪はどうした!!!西澤選手が2試合連続ゴールを決めていますがその他の選手が奮起できていません。シーズンは長いとはいえ、昨年はスロースタートゆえにタイトルを逃した経緯がありますので、早い時期に挽回しておきたいところです。


得点王争いでは前述の川崎の2人に続いて、ガンバ大阪のハットトリックコンビのマグノ・アウベス選手とフェルナンジーニョ選手が続きます。ちょっと川崎の2人は当面好調子を維持してきそうですね。



さあ、それでは恒例の『MSG』『MSR』の発表です!


【MSG】

藤本淳吾選手(清水エスパルス)

得点も高い評価となっていますが、なにより開幕戦には見られなかった効果的なパスとファーストディフェンスの徹底がよかったと思います。澤登さんから受け継いだ10番に恥じぬ内容でした。


フェルナンジーニョ選手(鹿島アントラーズ)

栄誉あるダービーマッチでハットトリックを記録。特にセレッソの集中力を断った得点は、セレッソの集中力が切れたあとに決めたマグノ・アウベス選手の得点より評価が高いです。


【MSR】

闘莉王選手

微妙にもたついているムードに喝を入れたダイビングヘッドでの得点は圧巻でした。また、DFラインをきっちり統率し、また1対1においても驚異的なフィジカルを発揮しました。


三都主選手

鈴木啓太選手に宿っている神が今日は三都主選手にもおりてきました。再三に渡るサイドアタックで磐田の

サイドバックを自陣に閉じ込めました。FKも決めて、前節の際も書きましたが今年の三都主選手は違います。


さぁ盛り上がった第2節も終了しました。第3節はどのようなドラマが待っているのでしょうか。

それではこの辺で。



編集後記はコチラ → 『3月12日 編集後記』





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記念すべき今季リーグ戦初観戦は埼玉スタジアム2002での浦和レッズvsジュビロ磐田となりました。個人的に好きな2チームの衝突は複雑な反面、熱い戦いを期待させてくれそうで埼スタへ向かう途中ドキドキしっぱなしでした。ゼロックス杯とは違う、リーグ独特の緊張感てあるものですね。

埼玉高速鉄道・浦和美園駅を降りて埼スタに向かう途中、早くも『First Impression』が道路で流れています。道路のいたるところにスピーカーがおいてあって、ずっと鳴っているんですね。スタジアムに向かうサポーターを駅を降りてすぐの所から鼓舞しようという事でしょうか。さりげないクラブの演出でしたが、気持ちは高まるものがありました。会場につくころには、恐らくほとんどの人が戦闘モードという感じだと思います。


浦和の試合の1つの特長に、サッカーと音楽の融合というものがあります。First Impressionはじめとしていくつかの音楽と共に選手が練習、入場などをしています。他のクラブでもあるのですが、自分がプレイヤーだったら気分的にのりやすい音楽を流しているなあと感じます。First Impressionが個人的には大好きです。はじまるぞー!って感じがして音楽と共に入場してくるプレーヤーがかっこよく見えて、『元』としてはジェラシーを感じることもしばしばです。笑


あと、駅にいて思ったのが、老夫婦が2人で浦和のユニをきて歩いていたりと、高齢者の方が孫や子供を連れずに普通にチケットホルダーを首から下げて小さなフラッグを持っているのが多いという事です。ゴール裏の熱さもすごいですが、スタジアムを満員にするこの地元の人々のサポートというものが僕は実は浦和レッズの1番の強さなんじゃないかと思っています。

埼スタ


埼スタ2002の前では地元の中学校の吹奏楽部が発表会をして、ホーム開幕戦を盛り上げていました。このような地元との交流、融合が本当によくできているのが浦和という街なんですよね。

吹奏楽部の皆さん


REDS BARも今年は南側出口だけでなく、北側にもできたとか。実は友達がここのイベントで記念品をゲットしていたりします。

REDS BAR


試合開始1時間前になるともうスタンドは8割がた埋まっています。

浦和レッズは試合前にお誕生日の人たちを祝うイベントがあります。

誕生日の日に自分の名前が電光掲示板にのるなんて記念になりますね!

はっぴ~ばーすで~

練習開始。磐田GKの川口選手がものすごいブーイングの中練習をはじめます。

川口選手

そんな川口選手に向けてジュビロ磐田サポーターも少ない席ながらも全員総立ち状態で熱い声援を送っています。

磐田サポーター



そして両チームの練習がはじまります。浦和は最初きっちりと綺麗に1列に並んでジョグを行います。意思統一のために1列に綺麗に並んで走ることが大事なんだと昔教わった監督が言っていたのを思い出します。

練習

スタンドは既に真っ赤。

全体練習

昨年新人王を獲得して今年の飛躍が期待される磐田・カレン・ロバート選手です。

カレン・ロバート


今年大ブレイクの予感がする浦和・鈴木啓太選手

Keita Suzuki

上のほうまでびっちり埋まっています。

スタンド


そんなレッドカラーの群集の中で中山隊長もトレーニングしています。

ゴンちゃん


練習も終わり、選手たちがロッカールームに下がっていきます。

練習終了


さぁ旗も振られまくりのボルテージ最高潮!いよいよ選手入場です!電光掲示板にはポンテ選手も見えています。今日も1日3ぽんて

1日3ぽんて


拡声器をもったリーダー人が『Capの山田暢久がサイドラインをまたいだらあげてください』と言われて、その時を待ちます。何をあげるかというと・・・

コレハ!


そう、赤と白の旗です。それぞれの席に割り当てられた色の旗を皆で一斉にあげました。メインとなる北側ゴール裏はこんな感じ。


COME ON URAWA


『COME ON URAWA』!!

COME ON URAWA


試合開始直前には遂に上のほうまで埋まりました。両サイドの上の席まで埋まるチームって凄まじいですね・・・。

上の席まで埋まってます・・・


そして埼玉スタジアムに春の到来を告げるサポーターの熱い声援の中で試合は遂にキックオフの笛を迎えます。


浦和は従来どおりの3・6・1、磐田は新布陣の4・5・1。

試合は浦和が最初から中盤を支配するかと思われたものの、予想外に一進一退。立ち上がりは浦和の固さが目立っていました。


磐田はカレン・ロバート選手を頭において、その後ろから名波選手がバックアップする形。ボランチのファブリシオ選手やDFの金選手が絡んでサイドから形を作りますが、なかなかフィニッシュワークまで持っていけません。


浦和もセットプレーで何度も磐田ゴールを脅かしますが得点に結びつくことができません。

闘莉王のポジショニング

闘莉王選手の位置が非常にいやらしいです。山田選手とポンテ選手が闘莉王選手の進路を作る動きをしていますから、DFとしては蹴られたボールとそこのスペースを当然意識しながら、がらりとあいたファーをケアしないといけません。


何度も磐田DF鈴木選手を置き去りにしてサイドアタックを果敢にしかけた三都主選手。

サイド攻撃-三都主


一進一退のどことなくぎこちないムードの中、先制点は浦和レッズが奪いました。長谷部選手からの低いクロスを闘莉王選手がなんと頭で押し込み先制。千葉の巻選手を彷彿させる泥臭いプレーでした。見事なヘッド。


先制点に沸くスタンド。

闘莉王先制


続いて三都主選手のフリーキックが直接ゴールに突き刺さり浦和追加点。

三都主!


リーグ戦2試合目にして待望の追加点となる2点目を獲得したブッフバルト監督もこの表情。

ギド・ブッフバルト監督


こうして前半は2-0で浦和リードで終了します。


後半は両チーム選手を活発に入れ替えてきます。

浦和は相馬選手がリーグ戦初デビューを飾り、なかなか鋭いサイドからの攻撃をみせていました。


得点シーンは2回。ポンテ選手が磐田のDFの連携の隙をついて技ありのゴール、磐田は名波選手からの絶妙なクロスを茶野選手がヘッドで決めて1点を返しました。


そして試合は3-1で浦和レッズが元王者ジュビロ磐田を下して今シーズン初勝利を飾りました。敗れたジュビロは開幕から1分1敗となりました。

タイムアップ


サポーターに挨拶に行くジュビロイレブン。先頭は中山隊長。

ジュビロ磐田


サポーターに挨拶した浦和イレブン。頼もしい背中のポンテ選手。

試合後


ヒーローインタビューで1人遅れた闘莉王選手。

闘莉王選手「


勝利の日は恒例の『WE ARE DIAMONDS』の大合唱。何万という観客がマフラーやタオルなどをかざして歌う光景は感動があります。

大合唱



そんな浦和-磐田戦の入場者数はというと。

入場者数


素晴らしい入場者数です。


この後全試合結果、回顧録と続くので『写真で見る・・・』はこの辺で。





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フーリガンといえば過激なサポーター集団を思い浮かべます。

彼らの目的はなんなのか、どんな性質があるのか、。

そんな側面を見つめながら、サポーターとしてあるべき姿、そしてサッカーやスポーツが抱える試合内部以外の問題点などをショートコラムとして考察していきたいと思います。


第1回目の今回は『フーリガンの誕生』です。


○フーリガンという言葉の誕生

サポーターの過激な行動をジャーナリストが『フーリハン』と名づけたのがはじまり。語源は粗悪な態度、  反社会的行為などでヴィクトリア女王に処断された『フーリハン一家』。『フーリガン』になったのは入力ミスの可能性が大きい。しかし、過激さで知られるイングランドでは『フーリガン』を『ザックス』と呼ぶ。『ザックス』とはかなり卑下した言い方で、犯罪者という烙印をおして社会から弾き出すという意味合いを持つ言葉である。


○フーリガンの誕生

スポーツの試合などにおいての対立、乱闘の歴史は古い。西暦59年にはポンペイでの剣闘士の戦いでそれぞれの応援者たちが乱闘をはじめて以後10年その剣闘士の戦いの大会を禁止した事件までさかのぼることができるくらい古い。しかしそれらは試合内容、経過や敵対関係に関連した儀礼的で激情的なものであった。


しかし、試合などにおけるそれまでのそれらの対立、乱闘とは違い、1900年代中期あたりからゲームの試合内容や経過などを原因にしない暴力行為が誕生してきた。その暴力行為は決してスポーツの内容に起因する自然発生的な暴力行為ではなく、組織化され計画されている集団暴力であった。そしてフーリガン現象によって20世紀ではなんと全世界で少なくとも1,300人が犠牲になっている。このフーリガンの持つ性質、特徴は『サッカーに暴力が現れる頻度』『サッカーの暴力がイングランドに限定される』という2点である。この2点が古代からのスポーツにおける暴力とフーリガン現象をわけるものと言える。



<次回に続く>


編集後記はコチラ → 『3月11日 編集後記Ⅱ』



参考文献

『フーリガンの社会学』 ドミニック・ボダン

『シャピロー暴動とビクトリア朝後期のスコットランドに

おけるサッカー群集の構成と行動』 N・L・トレインター






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Jリーグもまもなく第2節となりますが、開幕節の各チームのフォーメーションはこのようにまとめられます。


3・6・1 浦和、C大阪

3・5・2 横浜、川崎、大分、千葉、磐田、G大阪

4・5・1 大宮

4・4・2 名古屋、清水、京都、新潟、FC東京

      福岡、鹿島、広島

4・3・3 甲府


3バック…7チーム

4バック…11チーム


数字で見ると世界的にスタンダードな布陣である4バックがJリーグにも浸透してきているようです。特にガンバ大阪などは完成されていない試運転の段階で採用してきました。


ガンバ大阪は4バックに比べ、3バックの完成度が高いので3バックのチームとして考えた場合、日本代表のDFの3バック時のレギュラーである中澤選手(横浜)、宮本選手(G大阪)、田中誠選手(磐田)は全て3バックです。4バック時のレギュラーで考えた場合、この3人に三都主選手(浦和)、加地選手(G大阪)が加わりますが、4バック慣れというか4バックでこそ活きる加地選手は別として、三都主選手も3バックの浦和所属(ポジションはMF)です。また同様に代表に呼ばれる率が高い坪井選手も3バックの浦和出身です。4バックを採用しているチームからの日本代表ディフェンダーは茂庭選手(FC東京)などあまりいません。


その状態で、特に強いコンセプトをもって4バックに取り組んでこなかったジーコジャパンが、今4バックを中心に試合を組み立てています。


最近の世界のサッカーを見ていると、高い位置で激しくプレスをかけてサイドから押し込んでいく戦術が目立ちます。サイドの高い位置の取り合いも見ごたえのあるものになっています。


以前ジーコジャパンが4バックに取り込んだとき、選手たちから3バックの要望があがって3バックに戻したこともありました。これまでずっと3バックでやってきたものを、この1年で4バックに転換することが果たして吉とでるのか凶とでるのか。


それとも対戦国を騙す戦術であえて本番では使わない4バックをやっているのか。



さて、明日はJリーグ第2節です。

対戦カードを見てみましょう。


<3月11日 土曜日>

浦和 - 磐田 (埼スタ)

千葉 - 甲府 (フクアリ)

清水 - 名古屋(日本平)

新潟 - FC東京(新潟)

鹿島 - 横浜Fマリノス(カシマ)

京都 - 川崎(西京極)

福岡 - 大宮(博多の森)


<3月12日 日曜日>

大分 - 広島(九石ドーム)

C大阪 - G大阪(長居)



開幕戦の熱気そのままのカードです。

まずはなんといっても大阪ダービー。セレッソ大阪とガンバ大阪の直接対決が第2節で行われます。出し惜しみしませんJリーグ。4バックで浦和戦を引き分けた事で4バックへのヒントをみつけたガンバと、開幕戦は名古屋相手に痛い黒星を喫したものの、依然好調の西澤選手をはじめとした攻撃陣のセレッソ大阪がどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。ガンバ大阪は恐らく4・4・2を継続、そしてセレッソ大阪は通常通り3・6・1のフォーメーションと予測されます。


そして次に注目のカードは開幕をアウエーのガンバ戦で引き分けた天皇杯覇者浦和レッズと、かつての王者ジュビロ磐田の対決です。どちらも好きな僕にとっては心の痛いカードですが、反面思い入れ強く見ることができるので濃い内容をお伝えできると思います。勿論埼玉スタジアムで観戦します。浦和は昨年末から取り組んできた3・6・1、磐田は3・5・2と予測されます。


ちなみにセレッソと浦和が3・6・1ですが、この1トップは昔の1トップではありません。強い相手に守備型で固める1トップではなく、事実上の3トップです。つまりかなり攻撃的なフォーメーションですので、そこを念頭に観戦してみてもいいと思います。ちなみに明日はTBSで浦和-磐田戦が放送されます。


そしてもう1つ注目カードは鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの試合です。故障が心配される久保選手は大丈夫のようです。注目は鹿島・柳沢選手と、横浜・久保選手の日本代表エース争奪戦です。開幕戦は柳沢選手は3得点、久保選手は2得点と絶好調っぷりを見せてくれました。どちらがエースなのか、代表選考を前にした大一番とも言えると思います。また、開幕前に注目選手でピックアップしたルーキーの内田篤人選手がまたスタメンで出場するのかも気になるところです。


それではこの辺で。




編集後記はこちら→G's BAR




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いつも『FORZA ガッツリーゾ!』をご愛読頂き有難うございます。

編集後記として『G's BAR』を作りましたので、本編を読んだあとにリンクを貼っていきたいと思います。記事制作の舞台裏や管理人の様子など適当に書いていく予定のまさに編集後記です。

本編はあくまでこちらの『FORZAガッツリーゾ!』ですので、この本編をご覧頂いた後にどうぞご覧ください。


『G's BAR』

3月4日 土曜日


2006年Jリーグ開幕の日、空は快晴。

今年は昨年のシーズン覇者である王者ガンバ大阪と天皇杯、ゼロックス杯と連覇した浦和レッズの二大王者の激突で幕をあける。シーズン制覇の原動力となったアラウージョ&大黒の50点コンビの穴埋めに必死な補強となったガンバと、昨年好成績を収めたメンバーに更に小野、ワシントンといった強力な上積みを加えた浦和。前哨戦となるゼロックス杯では浦和がガンバを3-1で完全粉砕している。


試合がはじまり気がつくのはガンバ大阪の4バック。多少急造の感が否めないが『試合を重ねれば少しずつよくなる』と言う西野監督の言葉通り前回のゼロックス杯より成長した4バックになっている。しかし日本代表キャプテンの宮本選手はベンチ。『彼は3バックのセンターの選手、そこがメイン。』と語る西野監督は『3バック採用はまだまだ先になるだろう』と宮本選手を当面起用する機会が無いと暗に示した。W杯間近に控え、やはり宮本選手の出場は当面ありそうにないのか。あくまで西野監督率いるガンバ大阪は新加入の加地選手を最大限活かすための4バックで今季を戦うというコンセプトを強力に打ち出した。


一方の浦和。あのガンバ大阪DFシジクレイ選手をして『自由にしたらやられる』と警戒されるワシントン選手が開始早々ヘディングでゴールネットを揺らす。裏に飛び出すスピードは無いがとにかく大きくて得点力のある選手。実績は東京V時代にわかりきっていることだが、浦和のJ最強の中盤を引っさげて今季はどこまで得点を伸ばすのか末恐ろしい。


前半は浦和の厳しいファーストディフェンスにガンバが満足に攻撃できない、浦和ペースで終了。ハーフタイム中、『多少無理をしろ』という指示を出した西野監督の意図そのままに、後半一気に反撃に転じたガンバ大阪。『明神の位置を修正』(西野監督)してディフェンスラインを安定させ、攻撃でも何度か惜しいシュートがゴールを襲う。しかしなかなか点を返せない状況のまま、後半も中盤に差し掛かった頃…


『ゴールを意識してトラップできたのが良かった。』

加地選手が放ったトラップで三都主選手を抜いてのボレーシュートが浦和のゴールネットを揺らす。ガンバ大阪、遂に後半同点に追いつく。『あれはしょうがない。加地が非常に上手なトラップをしてファールもできない状況になった』とマークしていた三都主選手も脱帽。


三都主&加地。言わずと知れた日本代表の両サイドの要。

『お互い手の内を知り尽くしているのでやりにくかった』と言うように加地選手は多くの時間、満足にクロスをあげさせてもらえなかった。一方の三都主選手は『代表では仲間だが、クラブでは別』と勝負に徹するコメントを発し、あの一瞬以外はほぼ加地選手を抑えきった。


その後もガンバ大阪が主導権を握り続け、前半高い位置からの激しいプレスで試合を支配していた浦和の攻撃は『ロングパスが多くなった』(小野選手)とコンパクトさが徐々に失われていき、全体的に間延びしたような布陣になるが、ボランチの鈴木啓太選手が必死になってフォローし続けなんとかガンバの得点をゼロに抑えきった。


この試合でわかったことは、浦和のリズムを生み出すサイド攻撃を封じるためにガンバ大阪は加地亮というカードを持ったことだ。

『自分が攻撃を仕掛けることで三都主の攻撃を抑えたかった』(加地選手)というように、加地選手の果敢なサイドアタックで裏を取られるのが怖い三都主選手がなかなかあがれずに守備に専念せざるを得なかったことからも早くもその効果を発揮した。特に後半は多少リスクを冒してでもサイドバックの加地&家長を高い位置にあげて攻める姿勢を表し、加地→シジクレイ→明神→二川→明神→家長→二川→加地と繋いで奪った同点ゴールはまさに両サイドを高い位置でワイドに使った結果だった。


浦和が後半リズムの悪い攻撃になったのは、高い位置でプレーしていたガンバの両サイドバックの裏をつけなかったことが大きな原因の1つだろう。サイドを封じられ、ワシントン選手という裏を突く速さがない1トップが孤立した状態の攻撃ではガンバ大阪もシジクレイ選手、山口選手の2バックでの対応で事足り、浦和の得点チャンスが減ったのもうなずける。恐らくブッフバルト監督は同点に追いつかれたあと、早々と永井選手をワシントン選手に代えて投入したのは、裏に抜けるスピードと、そしてもう1つ、サイドに展開できるウインガーとしての役目を彼に任せたかったのだろう。しかし、それを体現するにはいかんせん時間が少なかった。ガンバ大阪の得点時間というのは、リーグ戦での戦い方においてブッフバルト監督が勝ちに行くための手の打ちにくい時間帯、そういう点でもベストタイムだったと言える。『勉強になった』はワシントン選手の言葉。


従ってブッフバルト監督の取るべき戦術は、無理をして勝点3を取りに行かない戦術に当然絞られる。選手交代できったカード『ポンテ→内舘』もその1つだ。バイタルエリアにがんがん入り込まれている状況を守備の上手なベテラン選手を入れることで立て直そうという事だ。結局時間が短すぎてその効果は現れなかったが、アウエーで堅実に勝点1を獲得することができ『あれだけ確実なチャンスで得点できないときは、逆に得点を入れられて負けるシーンが多いが、今日はそれがなかった。昨年のチャンピオンチーム相手にアウエーで勝点1を取れたことは満足している』というブッフバルト監督のコメントにも計算どおりという安堵の気持ちがあらわれていた。


朱と交っても赤くなるつもりのない青のガンバ。青信号を赤に変えて前に爆走したい浦和。


。掛け合わされたはずの2つの絵の具の色は、描かれたあとも混ざり合うことがなく、のままだった。





編集後記はコチラ → 『G's BAR』




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熱狂のうちに終了した昨日の開幕戦に続いての開幕週2日目の今日は残りの試合が行われました。まずは結果を見てみましょう。青字は日本代表選手です。

2006年3月5日  Jリーグ ディビジョン1 第1節

●ヴァンフォーレ甲府 0-2 清水エスパルス○

 (清)チョ・チェジン(1)、枝村匠馬(1)

昨年残留争いをした清水が昇格組の甲府を撃破し、確実に勝点3をアウエーで獲得。今季も苦戦が予想されるだけに、非常に大きな1勝だと言える。甲府は昨年残留したチームの中では最下位となるチーム相手にホームで勝点3を取れなかったのは非常に痛い。

○FC東京 2-0 大分トリニータ●

 (F東)ササ・サルセード(1)、リチェーリ(1)

今季の展望 で注目選手として触れた2人の活躍でFC東京が大分をホームで粉砕。大分は戦前の予想通り厳しいスタートとなる。大分のフィニッシュワークを早いうちになんとかしないと取り返しのつかない事になる可能性大。FC東京は今年は5位以内を早くも予感させる。

△ジュビロ磐田 1-1 アビスパ福岡△

 (磐)田中誠(1)

 (福)宮崎光平(1)

磐田は昇格組の福岡をホームで迎え撃ち、まさかのドロー。しかも終了間際まで福岡に1-0でリードを許す展開。ホームでの勝点1は痛い。福岡は優勝候補相手にアウエーで貴重な勝点1をあげて幸先よいスタートをきった。

○名古屋グランパスエイト 3-2 セレッソ大阪●

 (名)古河正紘(1)、杉本恵太(1)、豊田陽平(1)

 (C大)前田和哉(1)、西沢明訓(1)

優勝候補の激突は今節最大級の打ち合いに。予想通りこの2チームは今季は強くなっている。西澤選手のキレがPSM以来変わらず良いので今年は得点王もあるか。

○大宮アルディージャ 3-2 ジェフユナイテッド市原・千葉●

 (大)冨田大輔(1)、小林大悟(1)、トニーニョ(1)

 (ジ)斎藤大輔(1)、巻誠一郎(1)

予想外の結果に。優勝候補の巻選手がきっちり1得点するも、大宮の猛攻の前にわずか及ばず千葉が敗北を喫する。大宮は移籍の小林大悟選手が得点。千葉は次節守備陣をどう立て直すのかが課題。

○川崎フロンターレ 6-0 アルビレックス新潟●

 (川)我那覇和樹(1)、我那覇和樹(2)、我那覇和樹(3)

    中村憲剛(1)、ジュニーニョ(1)、マルクス(1)

今季の展望 で注目選手としてあげた我那覇選手がなんとハットトリックを決めて川崎が6得点で開幕節首位に。川崎は中盤にマルコン選手が入ったことで前線の3人がより攻撃的になる事ができ、全員が得点をあげる。新潟は新体制ながらもこれといった特長が無い為、今後も苦戦が予想される。チームとしてのコンセプトを明確にすることからはじめたい所。

●サンフレッチェ広島 3-4 鹿島アントラーズ○

 (広)ウェズレイ(1)、佐藤寿人(1)、ウェズレイ(2)

 (鹿)小笠原満男(1)、柳沢敦(1)、柳沢敦(2)、柳沢敦(3)

鹿島は代表の2人、特にメッシーナから加入した柳沢選手が格の違いを見せ付けるようなハットトリック。一方広島の佐藤選手も柳沢に対抗するように1得点。今年の不調が予測される鹿島だが、アウエーで貴重な勝点3を獲得し健在ぶりを示した。

○横浜F・マリノス 4-1 京都パープルサンガ●

 (横)マグロン、久保竜彦(1)、久保竜彦(2)、マルケス(1)

 (京)パウリーニョ

横浜が昇格組の京都を相手に貫禄の圧勝。久保選手が2得点と好調をアピールし、新加入のマルケス選手も1得点。ホームで順当な勝点3獲得となった。

日本代表選手が初日から大爆発ですね。特にFW戦線はすごい事になりました。久保選手2得点、柳沢選手2得点、巻選手1得点、佐藤寿選手1得点と国内組で現在召集されているFWが全員得点を決めました。さすが日本代表に選ばれるだけある選手たちですね。

川崎Fが6得点と開幕節を終えて首位にたちました。今季の展望で述べたようにマルコン選手が中盤にはいったことで前線の3人の攻撃力が恐ろしく破壊力を増しました。あとはFC東京。前線の3人が決定力の高い3人となり、FC東京の意図するサイド攻撃の命中力がかなり高まりました。この2チームは台風の目になりそうな予感がします。

今節の特徴としてはセンターラインをがっちりと固めたチームが勝利しました。

昨日試合をした浦和レッズとガンバ大阪ものんびりしていられない各チームの充実ぶりと言えるのではないでしょうか。




さて、開幕節を終えたところですが、やっぱり・・・その・・・例え・・・まだ第1試合を終えたとはいえ、あれがみたくないですか?


…というわけで、昨年大好評だったForzaガッツリーゾ!!恒例の勝敗表を見てみましょう!


0305勝敗表


川崎フロンターレ、堂々の首位です!

川崎サポーターの皆さん、おめでとうございます!


しかも1試合を終えていきなりの得失点差+6!!

そして2位は古豪横浜F・マリノス、3位には今季の躍進が期待されるFC東京と、昨年残留争いを最後までしていた清水エスパルス、そして今年も大物食いは健在の大宮アルディージャがはいりました!!


清水サポの皆さんにとっては天皇杯準優勝からの良い流れが続いていてさぞかし気持ちが良いのではないでしょうか。昨年覇者のガンバ大阪と天皇杯覇者浦和レッズは引き分けの為、それぞれ8位での今季スタートとなりました。


まだ1試合ですが、勝敗表を見るとなんかこう・・・興奮するものがありませんか?


それでは続いてかなり気が早いですが、得点王争いを見てみましょうか。この気の早さが当サイトの売りでもありますので、突っ込みは無しでお願いします。笑



0305得点王


初日から豪快にハットトリックを決めた柳沢選手、我那覇選手が首位です。以下日本代表でおなじみの名前が続きます。しかしこの2人・・・すごいですね。他チームでもワシントン選手など新加入組も結果を残しているようで、今年は更におもしろくなりそうです。




最後に。今季から各節ごとに2種類の発表を行いたいと思います。


まず1つはスポーツウルグスの武田さんの『MSJ』に対抗して『MSG』を創設しました。

なんの略かって?


『もっともすごいガッツリーゾ!』


です。


…すごく意味不明ですよね…。


内容としては管理人ガッツリーゾが『この選手が今節はよかった!』と感じた選手に贈る賞です。各節で2名ずつあげていきたいと思います。




2つ目は浦和レッズの試合を見るのが年間で1番多いので、皆さんにも浦和レッズをより知っていただこうと、『MSR』を創設しました。

正式名称は・・・

『もっともすごいレッズ!』

です。激しくネーミングセンスがないのはどうぞお許しください。





それぞれで最終的に得票数トップだった選手には何をしましょうか・・・。


そうですね・・・。


オフィシャルサイトからメールでこんなファンレターを贈りましょうか。


件名: 振込みの件

内容: ●●さんに選挙コンサルティング費用として3,000万円振り込んでおいて。




・・・違う。


『MSGに選ばれました!おめでとう!!!』


という内容で!!


きっと選手に渡る前に削除されそうですが、それでもやりたいと思います。






それでは開幕第1節の各賞発表です。


【MSG】

加地亮選手(ガンバ大阪)

 →トラップで三都主選手をかわして、ふかさないように振り下

  ろす感じで得点を決めたボレーは見事でした。


柳沢敦選手(鹿島アントラーズ)

 →帰国しての最初の公式戦でいきなりのハットトリックは見事。

  代表の座獲得に向け猛アピール。


【MSR】

鈴木啓太選手

 →ガンバ大阪の二川選手をほぼ抑えきっていた。


山田暢久選手

 →右サイドから何度も効果的な攻撃を展開。特に前半開始

  早々のワシントン選手へのアシストとなるセンタリングは絶妙。




今年も皆様の期待にこたえるべく、高いクオリティのコンテンツをお送りしたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


それでは今日のこの辺で。

ガッツリーゾでした。





編集後記はこちらで。→『G's BAR』


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Amazing J

サッカーファンの皆さん。3月になりました。


遂にJリーグ開幕です!!まさに新年ですね!

全チームのカラーであけましておめでとうを表現してみました。18文字なので丁度よかったです。



J1第1節は今日3月3日に開幕試合、残りの試合は3月4日開催となっております。開幕日の今日は下記カードが開幕試合として行われました。


Jリーグ ディビジョン1 開幕試合

万博記念競技場


開幕試合


(ホーム)

2005年シーズンチャンピオン

ガンバ大阪 (大阪府)

 VS

天皇杯チャンピオン

ゼロックススーパーカップチャンピオン

浦和レッドダイヤモンズ (埼玉県)

(ビジター)


開幕戦は王者同士の対決となりました。

先日行われた2005年度の王座統一戦であるゼロックス・スーパーカップでは浦和レッズが勝利し、ガンバ大阪は雪辱の開幕戦となります。しかし、ほんの数週間でこの豪華カードが2回も見れるなんてなんて素敵なんでしょうか。



スターティングメンバー


ガンバ大阪

FW フェルナンジーニョ、マグノ・アウベス

MF 家長、二川、遠藤、加地、橋本

DF シジクレイ、明神、山口

GK 藤ヶ谷


浦和レッドダイヤモンズ

FW ワシントン

MF 小野、ポンテ、長谷部、山田、三都主

DF 堀之内、闘莉王、坪井

GK 都築



ガンバ大阪は浦和の厚い攻撃陣に対処するために今日は4バック気味の布陣を引いていました。試合は開始早々動きます。右サイドを突破した山田選手からのセンタリングにワシントン選手が頭で合わせて先制となりました。2006年J1初ゴールとなるワシントン選手の先制弾で一気に試合は浦和ペースとなりました。


浦和はファーストディフェンスが序盤から徹底されており、ガンバはなかなか前にボールを運べない展開。ボールを奪うとワシントン→小野→ポンテ→山田→長谷部→小野→ワシントンというような2重、3重の分厚い波状攻撃を見せてガンバゴールに迫り続けました。前半だけで小野選手が藤ヶ谷選手にシャイニングウィザードを決めてイエローカード、ポンテ選手もイエローカードをもらうなど、いかに厳しいチェックを仕掛けていたかわかると思います。


一方のガンバはなかなか攻めの糸口が見出せない展開が続きます。たまに二川選手から絶妙のスルーパスがでたりはするのですが単発で、多くの時間でフェルナンジーニョ選手が前線で孤立する展開で、浦和は3バックで十分足りている状況でした。前線にかける人が少ないので、せっかくのカウンターもパスの出しどころが無く困るというシーンもありました。


前半の浦和はセカンドボール回収率が非常に高く、ポゼッション率も圧倒的に浦和だったと思います。

小野選手とポンテ選手はフリーで動いていたのですが、縦の関係になった時は相手のマークが追いつかなくて決定的なシーンになる事が多かったですね。非常に想像力の豊かな前線の動きだったと思います。


前半は完全に浦和ゲームで終了しました。


後半は前半から一転してガンバゲームになります。

きっかけは中盤でのサイドチェンジを増やしたあたりからです。それによって浦和のプレッシングを少しずつかわしはじめてスペースができ始めました。浦和も極力付き合わないようになのか、ペースダウンをして中盤のプレスを弱めます。するとガンバは徐々にバイタルエリアを突く攻撃を見せるようになります。浦和も3バックが中央を絞りながらペナルティエリアに相手を入れないように押し出します。


そしてガンバの攻撃にリズムがついてきたとき、右サイドで呼び込んだ加地選手にクロスが入り、胸トラップでマークの三都主選手を交わして左ボレーで同点弾を奪いました。見事なボレーでした。


この試合注目された日本代表サイドバック対決となる加地選手vs三都主選手の戦いは、この時間までは完全に三都主選手が加地選手を押さえ込んでいただけに、加地選手にとっては会心の、三都主選手にとっては悔しい場面だったのではないでしょうか。加地選手への寄せが今日の三都主選手はとてもよかったのですが、この瞬間の三都主選手は完全にボールを持っている選手に視線ごと体を向けて、対面の加地選手を見逃していました。今日の詰めの速さであればあのクロスはクリアできるタイミングだったと思うのですが、完全に油断した感じでした。加地選手にクロスが入る瞬間テレビごしでもチームメイトが『アレ!アレ!』と叫んでいるのが聞こえました。やはりチェックの遅れがわかっていたのでしょうね。


ここで少し話が飛びます。

ワールドクラスの試合になると、当然レベルの高い選手がわんさか出てくるわけですが、トラップで相手を抜きにかかるというのはもう普通の事になってきます。いかに相手の姿勢でトラップをさせないかという事も大事ですね。そういう点で三都主選手にとっては同じ代表チームメイトの加地選手から教わったディフェンスのヒントとも言えるかもしれません。ただ、相馬選手の加入に刺激を受けたのか、三都主選手の今季はさぼりが少なくて必死さがうかがえて好印象です。クロスの精度も戻ってきていますね。


そしてその後もガンバのペースが続きますが、同点となりワシントン選手に代わり永井選手を入れてファーストディフェンダーからの攻撃というものを意識させようとする浦和もなかなか反撃に出れません。一方のガンバも播戸選手を入れて逆転を狙いますが、やはりギコチナイ前線の連携の悪さから決定的なシーンまでなかなかもっていけないという状況が続きます。


そしてそのまま試合は1-1のドローで終了となりました。


ゼロックス杯での修正点を完全ではないもののやや修正できたガンバ大阪と、FWが得点をきちんと決めてアウエーで貴重な勝点1をとった浦和レッズ。


どちらも失うものの無い、価値ある勝点1となったのではないでしょうか。


王者同士の戦いは非常に熱狂した素晴らしい試合で、今年の開幕試合としては申し分ないものでした。


ちなみにTV放送を見ていて、浦和の応援が放送中絶え間なく聞こえていました。アウエーなのに、これまた相当数サポーターが駆けつけているのですね。そのレッズ愛に脱帽ですし、敬意を持ちます。世界に出ても迫力のあるサポーターだなと改めて感じました。



明日は残りの試合が行われます。さぁどんな結果が待っているのでしょうか。それでは最後に明日の残りの試合カードを紹介します。左側のチームがホームチームです。


ヴァンフォーレ甲府 vs 清水エスパルス(小瀬)

FC東京 vs 大分トリニータ(味スタ)

ジュビロ磐田 vs アビスパ福岡(静岡ス)

名古屋グランパスエイト vs セレッソ大阪(瑞穂)

大宮アルディージャ vs ジェフユナイテッド市原・千葉(埼スタ)

川崎フロンターレ vs アルビレックス新潟(等々力)

サンフレッチェ広島 vs 鹿島アントラーズ(広島)

横浜F・マリノス vs 京都パープルサンガ(日産)


それではこの辺で。









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