Jリーグを世界標準へ! -35ページ目

Jリーグを世界標準へ!

自分の国のサッカーを愛してこそ真のフットボーラー。

サッカーを見ていると『あの選手がいたらなあ・・・』とか、『おいおい、そこでそのパスかよ!!』とか、『その選手交代はなんだよ!』とか思うことありませんか?


そんな皆さんに僕が実際にやってみたゲームを紹介します。


『ファンタジーサッカー』

Yahooがサービスを展開しているリアルタイムサッカーゲームです。実際のJリーグの結果と連動していくのでゲームなのにゲームでないような感じでしょうか。予め自分が予算内で選手を獲得します。その選手が実際のJリーグの試合に出場して活躍すればポイントが増えていき、その選手の価値が高まります。


ちなみに僕の管理するチームはこんなメンバーです。

予算は5億円なので、あまり高額な選手は獲得できません。


FW ウェズレイ(広島)、ササ・サルセード(FC東京)

MF 長谷部誠(浦和)、山田暢久(浦和)、堀之内聖(浦和)

   鈴木啓太(浦和)マルコン(川崎)

DF 内田篤人(鹿島)、松田直樹(横浜)、栗原勇蔵(横浜)

GK 松代直樹(G大阪)


控え 細貝萌(浦和)


例えば現在首位の浦和の選手を全て揃えると5億円では足りません。毎試合出場して強いチームにいて安くて活躍している選手をいかに獲得するかがポイントです。例えば内田篤人選手はスタートは900万円の価値でしたが今では2倍の1800万円です。このような選手をいかに集めて売っていくか、もしくは育てていくかがポイントです。



『WebSoccer』

これはオンラインゲームです。実名に似たような架空の監督や選手を獲得して所属するワールド(サーバ)の中で上位を目指して戦うゲームです。フォーメーションの選択や移籍などなかなかおもしろいです。スポンサーとの関係もしっかりしており、かなり今後が期待できるゲームです。僕も『ギャラクティコス』というチームを作り、そのオーナーとなってプレイしはじめました。第1節を終えていきなり監督解任を行う強権オーナーっぷりを発揮しています。和製アブラモビッチ(チェルシーオーナー)と呼んで下さい。



皆さんも時間があるときにでもいかがでしょうか。

その他何か良いものがあったら是非紹介してください。

Jリーグも第6節まできました。

エクアドル戦に出場した選手たちもそれぞれのチームに戻って再び熱い戦いを繰り広げます。それでは今節の対戦カードを見てみましょう。


横浜F・マリノス vs FC東京

セレッス大阪 vs ヴァンフォーレ甲府

清水エスパルス vs ガンバ大阪

京都パープルサンガ vs アビスパ福岡

鹿島アントラーズ vs 大宮アルディージャ

川崎フロンターレ vs ジェフユナイテッド市原・千葉

アルビレックス新潟 vs サンフレッチェ広島

大分トリニータ vs ジュビロ磐田

浦和レッドダイヤモンズ vs 名古屋グランパスエイト



今節の注目カードは清水vsG大阪。開幕から3連勝で一時は2位だったものの、その後の2連敗で順位を下げた清水ですが昨年の低迷に比べればかなり順調な滑り出しだといえるでしょう。チャンピオンチームのG大阪と対戦する事でこれまでの勢いが本物かどうか試されます。


首位の浦和はエクアドル戦で良い動きを見せた玉田選手を擁する名古屋をホームで迎え撃ちます。ワシントン選手、山田選手といった主力組の怪我の回復具合が心配ですが、選手層が厚い浦和なので大きく崩れる事はなさそうですね。


3月最後の1戦、皆さんはどこで応援しますか?

私は近場の埼玉スタジアム2002で観戦してきます。



W杯を直前に控えてのエクアドル戦が行われました。


3月30日 九州石油ドーム


○日本(アジア地区予選1位)

  1-0

●エクアドル(南米地区予選3位)


(得点者)

日本:佐藤寿人


今年に入ってこだわり続けてきた4バックから3バックに変更して臨んだエクアドル戦は途中出場の広島・佐藤寿選手の技ありゴールで日本が勝利しました。対南米相手でジーコジャパンは初めての勝利です。南米3位という相手を倒した事で世界から見れば『日本やるな!』という印象は与えたはずです。そういう点でひとまず結果を残した事は大事な事だと思います。日本代表おめでとう!!


エクアドルが本調子ではなかったとはいえ、中田英、中村俊、稲本、高原といった主力となるであろう欧州組不在の中で南米3位から勝利を取ったという事は価値が非常に高い事だと思っており、僕はそこを評価します。僕は南米サッカーに憧れてそのサッカーキャリアをスタートさせたので、中田選手などの主力が揃わず、調子悪い選手もいるという決して万全の状態でないのにもかかわらず、悪いなりに試合を組み立てて耐えて南米3位に勝利した日本に感動を覚えました。きっと同じような気持ちになった人いらっしゃいますよね?


それでは試合を振り返ってみたいと思います。


日本の3・5・2に対してエクアドルは4・4・2。


必然的にサイドの陣地の取り合いがこの試合のポイントの1つとなりました。


そのサイド攻撃ですが、基本的にお互い左サイドをストロングポイントとしてましたね。日本の場合は浦和・三都主選手が4バックでは苦手のDFから3バックということでMFに復帰し、良い動きを見せていました。何度も相手陣地に仕掛けており、エスパルス時代のアレックスの切れが蘇ってきたなという印象です。高い位置を常に保とうとする三都主選手の後ろには横浜でドゥトラ選手の後ろを守りなれている中澤選手がカバーという感じになり、比較的左サイドは安定していました。サイド攻撃を軸とするエクアドル相手に良くできたほうだと思います。そして左偏重になるとその間バランスをとって守備に気をつけていた加地選手が今度は前に進出しはじめて三都主選手がバランスをとって守備意識を高くします。90分を通じて今日のウイングハーフはこの2人によってバランスはある程度保たれていたと思います。2人のあげるクロスもおもしろい精度でしたし、良い感じです。この2人、Jリーグ開幕戦での対決がお互いにとって良い発奮材料になってるのかもしれません。若武者に若返った三都主&大人になった加地という今日のサイドでしたね。


さて試合に戻りますと、事前のイメージに反してエクアドルはボールを回すアダルトでちょいエロなチームでした。日本がハーフウエーラインから10mを越えたあたりを境に厳しくフォアチェックをかけてくるので、そこに踏み込むかどうかの微妙な位置でボールをまわしていました。狙いは日本のFWがフォアチェックをかけてきたときに常に連動してラインをあげてくるDFが遅れた瞬間です。前線と少しでも間が開こうものならそのタイミングからボールを前にいれて押し上げてきました。そのエリアでの1対1が強い南米選手の特徴を活かした戦術なんだろうなと感じました。なので速攻と言うよりも遅攻のほうが目立ったような気がします。


日本は玉田選手が少し下がり目で久保選手が前線に1人残るというスタンスでその後ろに小笠原選手というトライアングルを形成していました。玉田選手の位置と小笠原選手の位置がかなりかぶっていたので、小笠原選手がほとんど効果的な動きができていませんでした。中盤がそれほど押さえ込まれていたわけではなかったので、小笠原選手にボール運びをまかせて玉田選手はもう少し前にいてもよかったのかなとも思います。しかし玉田選手は徐々に仕上がってきましたね。動きもシャープで見ていて面白い事をいくつかしてくれて楽しませてくれました。局地的な部分では十分勝てていたと思います。ただ序盤は下がり目になることでその都度マークを外したところからプレーできていたのですが、エクアドルのボランチが玉田選手を見るようになってからは徐々に押さえ込まれてしまい、エクアドルの攻撃の時間が増えていったのも事実です。


久保選手については調子を落としてるのかな?という印象をうけました。体がイメージについてってないですね。長いブランク明けで参加したアメリカ遠征でのハードトレーニングと代表試合、その後のマリノスでの激しいJリーグと続いているのでスタミナが切れてきたような気がします。前半の最初はいい動きをしていたのですが、だんだんと相手を後ろからおっかける感じになって途中から足がとまっていました。三都主選手からのクロスをフリーで外したシーンを見て思ったのですが腰痛のせいでオフに下半身を十分鍛えられなかったのではないでしょうか。シュートの姿勢がよくないのが今年の久保選手で気になるところです。信頼も低下しているのかなかなか久保選手にボールが集まってきませんでしたね。ほとんど玉田選手だった気がします。


結局、この2トップは無得点でピッチを後にしました。


久保選手は期待はずれの状態でしたが、玉田選手は得点こそないものの、動きは良かったと思います。ただ、W杯を直前に控えたこの時期の試合で結果を出せないFWというのは不安です。Jリーグでも5節を終えてPKの1得点のみですから、動きは戻ってきていても得点の勘が戻ってきてないのだと感じる試合でした。この試合がW杯を1年後に控えている試合であるならば良いのですが、直前に控えてのこの状態ではちょっと心配です。ワシントン(浦和)、マルケス(横浜)、マグノ・アウベス(G大阪)、ジュニーニョ(川崎)といったさりげなくほぼ毎試合得点を決めてくるFWを見ている皆さんからみたらかなり不安になってしまうのではないでしょうか。W杯ではこのクラス、もしくはこれ以上の選手のいるチームと対等にやっていかないといけないわけですから…。


そしてこの2人と替わってINしたのが千葉・巻選手、広島・佐藤寿選手でした。INしてすぐに2人で相手DFを追い込んだ厳しいプレッシャーは壮絶でしたね。元気あってよろしい!という感じでした。この熱さですよ。W杯を目前に控えた選手のテンションというのは。これが玉田&久保にほしいものでしょうね。この悲壮感漂う2人のFWはものすごい自己主張をし続けましたね。チーム内なのにこの2人でセンターフォワードの位置を取り合ってましたね。おいおいおい・・・と思ったりもしましたが、結果的に中央を取った佐藤選手が三都主選手からの見事なクロスに技ありのシュートであわせてゴールを決めました。佐藤選手が前に出れば巻選手がフォローし、巻選手のボールがくるとそのフォローを佐藤選手がするというバランスの良さも好印象でした。佐藤選手が玉田選手のようにズルズルと下がってこないのでこの頃から小笠原選手がボールを持つ回数が増えていきましたね。ただでさえ得点できない日本なんですから、FWはやっぱり下がってこないほうがいいのですよ。


さて中盤。サイドの2人は先に述べたのでここではWボランチの浦和・小野選手と磐田・福西選手、そしてトップ下の鹿島・小笠原選手について触れていきます。まず小笠原選手。パスの方向は前回よりも広い視野でした。積極的にサイドを使う姿勢もみれましたからそこは評価できる部分です。ただ、相変わらず気になるのがその消えっぷりです。2トップを使ってのシャドーになるわけでもなく、ラストパスを出すわけでもなくとこれといった仕事が出来ていません。最近ふと思ったのですがジーコ監督によって何でも屋的に使われて自分のプレーを壊して『らしさ』を失ったようにも見えます。トルシエ監督のように使いかたなどのテーマを明確に提示されたほうが良いタイプの1人なんじゃないでしょうか。トルシエ時代はプレーに個性があってワンプレーで流れを変えられる可能性を持ってましたからね。約束事をほとんど決めずに選手に考えてプレーさせるというジーコ戦術には4年間を通じて遂に最後までフィットしきれなかったのかなという印象が否めません。この位置でドリブルができないとなるとやはり長谷部選手のほうが・・・と思わずにはいられません。


小野選手と福西選手のWボランチですが、エクアドルのアウエー的な戦い方に助けられた部分がありました。特に福西選手の攻撃時に守備のバランスが悪くなっていたのはすごく気になります。後ろに控える坪井選手が苦労していましたね。小野選手も福西選手もどちらも攻撃が好きな選手なのでこのコンビはちょっと厳しいかもしれません。2人して前懸かりになることでできるバイタルエリアに突入されて宮本選手と坪井選手が苦しむシーンが目立ちました。ボランチが前線を越していった時はもう少し小笠原選手が守備に気を使ってもいいような気がします。この3人の連携はあまりよくなかったですね。


やはりこの位置は守備にも意識をおけるボルトン・中田英選手が適任なのかなと感じます。中田英&小野、中田英&福西というコンビになるとバランスがよくなるのは攻撃性のある小野、福西といった両選手をクラッシャーもできる中田英選手がうまくカバーしているからとも言えるでしょう。


それでも三都主選手との連動が小野選手は非常によかったので、左サイドは小野&三都主、右サイドは中田&加地(加地選手を使うのは中田選手が1番うまいと個人的に思う)というコンビで試合を作るのが現時点では最も良いと考えられます。


DFは中澤、宮本、坪井という3バックでしたがそれなりに良かったと思います。ボランチの2人の前懸かりに宮本選手と坪井選手はかなり苦労していて気の毒でしたが。あれだけボランチがスペースを空けてしまうとスペースを消すのとFWをマークするので相当きついでしょうね。その中の無失点ですから、評価はしてもいいと思います。いくつかの細かいミスは今後の課題でもありますね。


ただ、ミスはしてもいいと僕は思います。


プレーヤーの側に立って考えるとミスは修正できるものであり、決してネガティブなものではないと思っています。なんせ全てのプレーヤーが完成体ではなく、成長段階にあるプレーヤーなんですしね。ミスはあって当然なのです。ですからそのミスをいかに失点にならないようにフォローできる組織になるかという事のほうがもっと大事な事だと思います。それにミスを責めるというのは完璧を求める事になるわけで、完璧なサッカーを求めるあまり、選手を小さくしてしまう事もあるんですよね。


本番を目前にした現状は勝ち負けが非常に大事です。課題点は課題点としていきながらも、勝った勢いを大事にしつつ、このまま一気にドイツまでテンションをあげていきましょうね!




明日ブラジルが所属する南米に日本から一通の便りが届くと思います。



拝啓ロナウジーニョ様


そちらの第3位を倒しました。 


佐藤寿人



それではこの辺で。

たまにはJから離れた話題を。

今日書店でこんな本を買いました。


モウリーニョ


優しさ、厳しさ、規律、自由。

それぞれ相反するものをうまく使って現在はチェルシーで世界最強軍団と称されるチームを作り上げました。選手として無名だった彼のバルセロナでのコーチ兼通訳からはじまったベンフィカ、ポルトと続くサクセスストーリーが見事に書かれています。


サブタイトルを個人的につけるとしたら『モウリーニョ ~言い訳させてくれ』という感じの本です。


この本は、何かと過激な発言で物議を醸してきた彼の言い訳なんですが、言い訳とも言い切れない部分もある。彼のサッカーは外部が触れる事のできないオンリーワンサッカーなんだと思ってしまいます。そしてサポーターと一致団結する事ができた時、チームは100%を超えた能力を発揮するという事を教えてくれる本です。彼が大事にしたものはきっと皆さんの人生に共通するものがあるはずです。

ちなみに自分が目指す指導者像はモウリーニョです。


お暇な時にでも是非読んでください。



第5節が終了しました。(ガンバ、大宮は4試合消化)


これまで開幕からの首位の変動を見てますとこうなります。


開幕節 川崎フロンターレ

第2節  川崎フロンターレ

第3節  横浜F・マリノス

第4節  横浜F・マリノス


それぞれ川崎と横浜がそれぞれ2節連続で首位となってきました。

よく見ると・・・今季は・・・


神奈川県がずっと首位です。


この考え方を使って面白い見方を考えました。それはまた後日。


それでは横浜F・マリノスが引っ張るJ1の今節の結果を見てみましょう。



さいたま市浦和駒場スタジアム 

○大宮アルディージャ 1-0 清水エスパルス●

 (大)小林大悟(2)

 観客7,354人

好調小林大悟選手のミドルシュートで先制した大宮が虎の子の1点を守りきって清水を撃破。本拠地改修工事の為、浦和の聖地駒場を借りた大宮は前半の清水の猛攻を耐え切るとフリーキックのやり直しの流れの中で小林大悟選手が見事なシュートを放った。これで開幕から全試合得点もしくは得点に絡む働きをみせており、名実共に大宮のエースと言える。清水はマルキーニョス選手不在が響き、チャンスを決められずに2連敗。


ヤマハスタジアム

●ジュビロ磐田 1-2 川崎フロンターレ○

 (磐)ファブリシオ(1)

 (川)黒津勝(1)、谷口博之(2)

 観客11,835人

後半失速!ファブリシオのJ初ゴールで先制したものの後半失速した磐田がホームで好調川崎に敗北。前節の新潟戦で勢いをつけたはずの磐田が勢いに乗れない。今節から名波選手が復帰したものの、名波選手のスタミナ切れと共に攻撃力が激減したところを川崎に突かれた印象はぬぐえない。カレンというスピードのあるテクニシャンを活かすにはやはりトップ下は若き磐田の王、成岡翔選手のほうが良いのではないだろうか。部分部分で見ると実力のある選手が多いだけにあとは監督の勇気か。一方の川崎は我那覇選手を怪我で欠いたものの、外国人選手ではなく日本人選手が得点を決めて逆転。昨年にはなかった逆転勝利を収め、上位に食らいついた。


長居スタジアム

○セレッソ大阪 3-1 アルビレックス新潟●

 (セ)古橋達弥(1)、ゼ・カルロス(1)、ゼ・カルロス(2)

 (新)エジミウソン(4)

 観客9,442人

桜咲く!浦和に大敗を喫したセレッソがその3日後にホームで今季初勝利を挙げた。しかもこれまでの得点力不足が嘘のような3得点と内容も良い。本当はJリーグ屈指の外国人選手ゼ・カルロス選手が大爆発の2得点で監督もサポーターも一安心。新潟はさすがのエジミウソンが1得点も、そのあとが続かずに守備も粘りが無くて3失点。ホームで残した勝点3、0が3になった勝点。セレッソ桜に待ちわびた開花宣言が訪れた。


広島ビッグアーチ

●サンフレッチェ広島 1-3 ガンバ大阪○

 (広)佐藤寿人(4)

 (ガ)遠藤保仁(2)、マグノ・アウベス(4)、マグノ・アウベス(5)

 観客13,067人

健在!今年もガンバ大阪の得点力は去年となんら変わる事が無い。ACLでの2桁得点に続いて難敵広島を相手に3得点での圧勝劇。さすがは王者。強い。『調子は良くなかった』(西野監督)ながらも、相手の数少ないミスを確実に決められるのは王者の風格を感じる。一方の広島はウェズレイ選手など主力を大きく欠くメンバーながらも佐藤選手が意地の1発を決めて完封を逃れるので精一杯。広島は守備の建て直しが急務と言える。


日産スタジアム

●横浜F・マリノス 1-3 浦和レッドダイヤモンズ○

 (横)大島秀夫(1)

 (浦)山田暢久(1)、ワシントン(4)、長谷部誠(1)

 観客50,572人

首位交代!首位のマリノスが2位浦和に完敗。マリノスは自慢のブラジルトリオを浦和DF陣に完全に押さえ込まれて浦和にポゼッションを奪われる展開。一方の個対個に優る浦和は去年の千葉のようにひたすら走り続けるサッカーで、局地的な1対1に勝利して全員攻撃、全員守備でマリノスにサッカーをさせず。3・6・1の破壊力が徐々に目覚め始めている。マリノスは4連勝を打ち消されるような完敗だが、逆に現在の実力を知る事ができた事で再スタートを切りやすくなった。浦和は開幕以来続いてきた強豪との戦いを4勝1分で凌ぎ、この後は昨年中位~下位のチームとの試合が続く。今回のような試合ができれば取りこぼしは考えにくく、浦和政権が続きそうな気配がある。


小瀬スポーツ公園陸上競技場

△ヴァンフォーレ甲府 1-1 アビスパ福岡△

 (甲)バレー(3)

 (福)中村北斗(1)

 観客8,604人

同窓会!昇格組同士の今季初対戦となった試合は両者譲らずのドローに。甲府としては固く守る福岡の壁を走り回ってスペースを作り出しての打開を目指すが福岡の固い守りにバレー選手の1点どまり。一方の福岡は当マガジン推奨選手の1人の中村北斗選手のゴールで勝点1をもぎ取る。ドローではあるものの、両チームに残留争いをするという雰囲気はなく、貪欲に上位進出を狙う姿勢は今までの昇格組にはなかったものであるのも事実。この2チームの今後に期待。


フクダ電子アリーナ

●ジェフユナイテッド市原・千葉 0-1 鹿島アントラーズ○

 (鹿)アレックス・ミネイロ(1)

 観客16,546人

柳沢選手骨折!勝点3を獲得した鹿島は柳沢という核を失うという皮肉な結果となった。今季なかなか調子のあがらない千葉は原点である走り続けるサッカーで鹿島にひたすらプレッシャーを与え続けてチャンスを作らせなかった。失点はアレックス・ミネイロ選手に許した1点のみと最少失点なので悲観する内容ではない。しかし攻撃では巻選手がマークされるシーンが増えてきたので他の選手が重要になってくる。鹿島は少ないチャンスをなんとかモノにしたが、チーム得点王の柳沢選手を失った事は非常に大きな痛手となった。


名古屋市瑞穂陸上競技場

●名古屋グランパスエイト 0-3 大分トリニータ○

 (大)深谷友基(1)、西山哲平(1)、根本裕一(1)

 観客11,781人

勢い!ガンバ大阪を倒し、横浜とも良い試合をした大分が名古屋を完全粉砕。それもオズマール選手ではなく日本人選手の得点で。走る大分のスタイルに名古屋守備陣が何度も振り切られるケースが多く、名古屋は守備の建て直しが急務。一方の大分はオズマール選手以外の選手が得点をするという新しいバリエーションを持ったのが大きい。今後に期待。


味の素スタジアム

○FC東京 2-1 京都パープルサンガ●

 (東)ジャーン(2)、徳永悠平(1)

 (京)アレモン(1)

 観客17,033人

初?ガーロ新監督の目指すポゼッションサッカーが少し垣間見えた試合だった。中盤でボールをまわすことでポゼッションをあげていくサッカーと徳永選手を使ったサイド攻撃の融合で2点を取ったFC東京が完勝。理想形には遠いが、少し前進と言ったところか。京都は守備的な選手を交代で使うなど勝利への意欲が少し低かったような試合展開。京都らしさを最後で出せなかったのが敗因か。


さて、それでは第5節を終えての順位表と得点王ランキングを見てみましょう。


◎順位表

0327勝敗表



◎得点王ランキング
032得点王

浦和レッドダイヤモンズが首位に立ちました!

浦和レッズサポーターの皆さんおめでとうございます!!


浦和は開幕のガンバ戦以外は全勝での首位奪取となりました。遂に横浜県勢の牙城が崩れ、埼玉県がJ1の頂点に立ちます。全員サッカーという高いレベルは他のチームとは現段階では1つ上のクラスに行っていると言っても過言ではないでしょう。しばらくはこの調子を維持しそうです。


横浜は今季初黒星の2位、3位に川崎と神奈川県勢が続きます。


得点王ランキングは依然として我那覇、マグロンの両選手が5得点でTOPを走っています。しかし佐藤寿、ワシントンといった選手たちが猛追してきており、こちらも早くも白熱しています。





それではこの辺で。




編集後記はコチラ → 『3月27日 編集後記』



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後半47分ロスタイム。2-1で浦和のリード。

ロスタイムに1点を返して猛追しているホームのマリノス。ホームで首位決戦で敗れるわけにはいかない。全員攻撃で同点を目指し猛反撃を見せる。


しかしマリノスが1点を返してわずか1分後…。


これで終わりだ


同点にむけて激しい攻撃を見せるこの試合最後の『横浜の時間』に終了を告げるホイッスルのように、長谷部選手がゴールにボールを叩き込む。


その昔キャプテン翼で見たホイッスルと同時のゴールような豪快なシュートで、マリノスサポーターの最後の望みを断ちきったシュートだった。


難攻不落の横浜の城、『日産スタジアム』に試合後、勝利に沸く赤い大旗がいくつもそびえ立つその光景は浦和レッズが横浜城を陥落させたその瞬間でもあった。




「浦和?ゼロに抑えたい。ロサンゼルスとか気をつけないと」


浦和の大黒柱ワシントン選手をロサンゼルスとわざといい間違えた首位横浜DF栗原選手。首位チームのセンターバックの挑発は『絶対、点を取らせない。逆におれが取る』と同じセンターバックを守る闘莉王選手にも向けられる。『浦和はいい状態で来ると思うのでしっかり準備したい』と冷静に述べた同じDFラインを守る中澤選手とは対照的だった。


一方の浦和は首位決戦に向けてどこまでも冷静だった。横浜は選手のクオリティが高いチーム。だから相手がいつも以上自分たちの力を引き出してくれる』(鈴木啓太選手)『選手層が厚くポジション争いが激しいマリノスは良い緊張感をもってやっている。』(長谷部選手)『相手はしっかりしたチームなので、難しいゲームになる』(山田暢選手)と冷静に相手の強さを認めて備えていた。



1人1人の秘めた思いはサポーターにも当然伝わっており、本拠地は違えどダービーマッチの様な静かでそして熱い戦いを予感させた。






Jリーグ ディビジョン1 第5節 (日産スタジアム)

ホーム

横浜F・マリノス(神奈川県横浜市)

 VS

浦和レッドダイヤモンズ(埼玉県さいたま市)

ビジター



50,572人。

青く澄んだ晴天の横浜・日産スタジアム。

多くの青いサポーターに見守られてチャレンジャーを迎え撃つホームチームの首位横浜F・マリノス。そしてアウエーでも『ホームのように戦える』(長谷部選手)というように多くの赤いサポーターに後押しをうけた浦和レッドダイヤモンズ。首位決戦を行う上でこの上ない最高の舞台が整った。


両チームのスターティングメンバーはいつもとかわらない。

久保選手とマルケス選手を頂点に置いた横浜の4・4・2に対して浦和もワシントン選手を頂点に置いた3・6・1。得点能力の高い両チームである一方、リーグ2位の守備力を誇るお互いである。どんな試合になるのかは全く予測がつかない中で試合は始まった。


ワシントン選手の決定的なヘディングなどがあったものの、『先制点は渡さないように守りからはいる』(都築選手)と試合前に語っていたように、ブラジル人トリオと久保選手で怒涛の攻撃を見せる横浜を相手に浦和はまずは守備を堅実に行い、1人1人の役割を確認しながらの試合への入りとなった。


マルケス-マグロン-ドゥトラという左のブラジル人トリオでチャンスメイクをしたい横浜。対して浦和は前節のセレッソ大阪戦で驚異的な能力を持つブラジル人MFゼ・カルロス選手を抑えきった山田暢選手を筆頭に、鈴木啓太選手、堀之内選手で対応をする。このエリアを制したものが今日の試合のイニシアチブを握る事は明確だった。


前半は両チーム共に相手を意識しすぎていたのか、ガチガチに固くなってうまく試合を運べず、パスミスも目立った。横浜の右サイド、浦和の三都主選手のいる左サイドと、相手のストロングポイントを消しあう形なのでボールが繋がらない。しかも両チームのDF陣がかなり高い位置でプレーをした結果、お互いのDFが30m以内でプレーするという極めて珍しい状態になり、前線との距離を意識してなんとかポゼッションを取ろうという強い気持ちが見て取れた。『前半は相手のプレッシャーが速くて、中盤とディフェンスでボールをうまくつなげなかった。』と試合後の長谷部選手のコメントからもいかにお互いが高い位置でプレスをかけていたのかがわかる。


そしてお互い何本か良いシーンを作りながらも無得点でロスタイムを迎えようとしていた前半43分。ポンテ選手の蹴ったコーナーキックが試合前に浦和を挑発していた横浜DF・栗原選手にあたり、『ボールがおいしい所にきた』(山田暢選手)とアシストする形になっての山田選手のシュートが横浜ゴールネットを揺らした。『マルシオ(マグロン)が山田のマークを外してしまった。』(榎本選手)と悔やんでも悔やみきれない失点だった。


『こういう試合はセットプレーがお互いにとって重要』と鈴木啓太選手が試合前に話していたように、セットプレーを確実に決めた浦和が先制して前半を終了した。


先制された横浜は『攻撃のアイデアを持って出していこう。1点は仕方がない。気持ちを切り替えていこう』(岡田監督)と本来目指す左サイドを軸に右サイドを有効に使うスタイルを強調する。右サイドの吉田選手にも『どんどん前に上がれ』と指示を出し、首位堅守&独走に向けて追撃体勢を整える。一方の浦和は『リードされた事で点を取らないといけなくなった後半はF・マリノスがさらに攻勢をかけてくるだろう。それにしっかり対応してカウンターのチャンスを狙っていこう』(ブッフバルト監督)とあくまでも守備を徹底してのカウンターに備える。ここまで浦和がカウンターを狙うというのは今年初めての事で、それだけ横浜に対して慎重になっていた。そしてそれが後半も効果を発揮する事になる。


後半開始早々、横浜の攻撃を防いだ後のカウンターでポンテ選手からのパスに反応したワシントン選手が松田、中澤の両ディフェンダーを引き連れながらシュートを放ち、浦和2点目を獲得する。『ワシントンに(昨年の)ゼロックススーパーカップと同じような形でやられてしまい、悔しい。』(中澤選手)と、ワシントン選手がヴェルディ時代に中澤選手を引きずりながらゴールを決めたあのシーンを彷彿させる、日本を代表する2人の名DFとの2対1を制してのゴールだった。


2点をリードされた横浜は早さのある田中選手、清水選手を投入して全体のスピードをあげて高い位置へ相手を押し戻そうとする。一方2点をリードした浦和はそれまで横浜DF松田選手と一進一退の攻防を繰り広げていた三都主選手が左サイドの高い位置を確保し始め、一方の右サイドも山田選手がブラジルトリオの間をするすると抜けて高い位置を確保しはじめる。両サイドを制され始めた横浜は前半とはうってかわって次第に低い位置に下がり始め、『プレッシャーがきつく、足が止まってしまった』(岡田監督)というように、浦和の止まらない攻撃に横浜が押されはじめた。


また、自慢のブラジルトリオも『横浜は外国人選手がいいのでそこを潰さないといけない』(長谷部選手)という浦和の厳しいマークに耐え切れず『中盤のプレッシャーもきつくて、ボールが回せなかった』(ドゥトラ選手)『普段のサッカーができなかった』(マルケス選手)と、下がりはじめ次第にDFラインに吸収されて守備に専念する時間が増えていき、反撃のきっかけがなかなかつかめない。


『本調子までまだ時間は必要だ』(岡田監督)と頼みの久保選手も坪井、闘莉王の両DFにフィジカルで完全に負けて中でプレーができない。自慢のサイド攻撃も徹底したサイド潰しでクロスをあげさせれてもらえず、次第に久保選手も右サイドに追いやられて中央に飛び込む選手がいない状況で、全てのエリアで完全に手詰まりの状態になった。


この状況を打開しようと横浜は後半の終盤に大島選手を投入し、更に攻撃性を高めようとする。また、三都主選手に制された左サイドを捨てて松田選手をSBから中盤にポジションチェンジさせて中央からの突破も目指す。それが効を奏したのか、後半44分マルケス選手からのクロスに三都主選手に乗っかる形で大島選手が頭で合わせて1点差に迫る。


この得点で『まだいけるとは思った』(松田選手)ホームで負けるわけにはいかない横浜は同点を目指し盛り上がる。


しかし横浜の最後の望みを断ち切ったのはこの男だった。


『相手が点を取らなくてはいけないということで、3バックが開いてしまい、中央のスペースが空いていたのでそこを突いた。』



日本代表MF 長谷部誠。




●横浜F・マリノス 1-3 浦和レッドダイヤモンズ○

 (浦)山田暢、ワシントン、長谷部




『個々での勝負がポイント』(鈴木啓太選手)『1対1でも、ことごとくボールを奪われた』(榎本選手)と組織力で4連勝を飾ってきた横浜に対して、同等の組織力を徹底してそこから1対1の個人の力での打開を試みてそれを制した浦和が横浜に今季初黒星をつけた。



浦和と横浜の差は個人の能力もさることながら、『ボールがうまくつながらない時間帯も、みんな切れずにしっかりと守備をやった』(坪井選手)『相手の集中力が上回っていた』(中澤選手)という苦しい時間帯でも途切れなかった強い精神力の差が決定的な差だった。前半の高い位置の奪い合いの中で高い集中力を発揮して横浜のブラジルトリオを封じたキャプテン山田暢選手の作り出した流れは大きい。

そして最後に、久保、マルケスという両FWへのハイボールをことごとくクリアして仕事をさせなかった闘莉王選手のクオリティの高いパフォーマンスを試合後の両指揮官はこう称した。



『言いたいのが闘莉王のことだ。彼はディフェンスをよく統率して素晴らしいパフォーマンスをしてくれた。ヘディングでは一度も相手選手に負けなかった。日本のベストディフェンダーだろう。日本代表監督にも、ぜひ分かってもらいたい。』(ブッフバルト監督)

『今日のレッズのディフェンスは、本当に素晴らしかった。』(岡田監督)



青く澄んだ晴天の横浜の空を赤く焦がした赤い悪魔達が日本の頂点にたった日となった。






編集後記はコチラ → 『3月26日 編集後記』



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多忙のため、更新ができませんでした。

第4節はガンバ大阪-大宮アルディージャ戦がガンバ大阪のACLの影響で第5節の後に行われます。従い現在の暫定順位をお知らせします。


0323順位表


暫定ではありますが、横浜Fマリノスが首位をキープしております。

そして2位には浦和レッズ。この2チームが本日首位決戦でぶつかります。

どうなるのでしょうか。

前節得点を決めて気分が乗っている横浜FM・DF栗原選手は「浦和?ゼロに抑えたい。ロサンゼルスとか気をつけないと」とワシントン選手をちゃかして浦和を挑発するなどヒートアップしています。


近鉄対巨人の日本シリーズで3連勝した近鉄加藤投手が『巨人はロッテより弱い』と言ったのを聞いた巨人ナインが激怒してその後4連勝して日本一になったのは有名な話ですが、この挑発はどういう結果になるのでしょうか。


それでは短いですが、この辺で。

第5節分更新は今日もしくは明日更新予定です。

2006年3月21日 (火)

 

快晴の埼玉スタジアム2002。

今年ホーム開催2試合目だが、また快晴だ。


東京では桜が咲いた。


ホーム浦和レッズが迎え撃つのは桜色のセレッソ大阪。

浦和レッズは開幕戦を引き分けた以外は全て勝利。一方のセレッソ大阪は開幕から良い所無しの4連敗。勝点は未だにゼロで当然最下位。どうしたセレッソ。


試合前、解任問題に揺れるセレッソ・小林監督も『どうにかして、ここを打開して、顔を上げていきたい』と話しているように開幕4連敗は避けたいセレッソ。日本一厳しいアウエーの浦和戦で勝利できれば光もさしてくるが、ここで内容が伴わないとチームの崩壊すら招きかねない。昨年1度も負けなかった相手に勝って勢いを取り戻したいところだ。


一方の浦和にとってはセレッソ大阪は『1度も勝てなかった』(鈴木啓太選手)苦手とする相手。1つのチャンスを確実に決めてくる』(坪井選手)『個と個の連携が重なると怖い』(鈴木啓太選手)と例え今季まだ勝点の無い相手とはいえ油断はできない。しかし『1度も勝てなかった相手に勝つことで去年とは違うというところを見せたい』(坪井選手)と世界に向けて羽ばたこうとしている今年はここで止まるわけにはいかないという想いが選手の中で浸透していることだろう。しかも浦和の次節は首位横浜F・マリノス戦。


首位への挑戦権を得るためにもここは絶対に負けられない。


強敵浦和を破り春の桜を咲かすのか、それとも浦和が桜を赤く染めるのか。


それぞれの応援に包まれながら試合開始の時間は近づく。

応援席


この日埼玉スタジアムに訪れたサポーターは43,815人(公式)。


試合開始前の練習にまずはセレッソの選手たちが姿を現した。

真っ赤に染まる北側を背にブーイングを受けながら練習をするセレッソ選手の一同。左の金髪姿は2002年日韓W杯で日本代表FWだった西澤選手。

セレッソ練習


同じく日韓W杯でMFで得点を決めた森島選手。連敗の中、その胸中に去来するものは何か。

モリシ




やがて浦和レッズの選手たちが練習のために姿を現した。

浦和選手入場


実力者揃いだからこそ規律を持って。

一列に並んだ恒例のジョグから始まる。

練習


いよいよ試合開始が近づきサポーターも盛り上がる。

浦和サポーター


いよいよ選手入場。

選手入場


そして試合がはじまった。

試合開始


試合はポンテ選手をFW登録しながらのいつものメンバーのワシントン選手を頂点にした3・6・1。一方のセレッソもいつもと同様西澤選手を頂点とした3・6・1。


セレッソはブラジル人コンビのMFゼ・カルロス選手とピンゴ選手を軸として左サイドから浦和の右サイドを攻略したい所で、浦和も左サイドの三都主選手を起点としてセレッソの右サイドを攻略が基本。


従い、この試合は


三都主アレサンドロ vs 河村崇大

山田暢久 vs ゼ・カルロス


というこの2つのマッチアップが勝敗の鍵を握る。


試合は開始直後から浦和がセレッソゴールに迫る展開。セレッソは早い時間での失点を防ぐために落ち着いて守備をきっちりとした形で試合にはいり、浦和の攻撃を防ぐ。何度もセレッソ陣内で好機を作り出すも、『前半足りなかったのはシュートが少なかったこと』(ブッフバルト監督)とあと一歩のところで浦和が詰めきれない。『前半はいい形』と小林監督が言うようにセレッソは前半を無失点で切り抜けて、0-0で前半を終える。『やはりあれだけ引いて守られると厳しい』(ワシントン選手)と言うように、セレッソが守り勝った前半と言える。


前半の両サイドの攻防は、まず三都主選手が河村選手を抜いてセンタリングをあげるケースが多く、三都主選手のほうが1枚上手だった。しかし途中からサイドバックの前田選手も加わり、2対1となる事で三都主選手の攻撃成功率が若干下がる。しかし、依然として三都主選手のポジションは高い位置で取れているために、セレッソの右サイドは防戦一方という状況になっていた。しかし、セレッソとしては右サイドは想定内なので、左サイドからの展開に期待をしたい所だったが、山田暢選手とのマッチアップになったゼ・カルロス選手が山田選手に抑えられて高い位置をキープできない。あれだけ超人的なプレーを見せるゼ・カルロス選手を飄々と自陣に押さえ込む山田選手の力量は決して目立つ事はないものの、素晴らしいものがある。


左高右低というバランスを取りたい両チームのせめぎあいは、浦和が制した形になった。こうしてセレッソはサイドから西澤選手にあててシャドーの森島&古橋が飛び出すという作戦がとれなくなり、単発的な縦への展開が中心となり攻撃が単調で浦和のDF陣につかまるシーンが増えていった。


そして後半も前からプレスをかけてシュートをどんどん打っていこう。(ブッフバルト監督)、『前へボールを繋いでもっとシンプルに、そして強い気持ちで戦おう。(小林監督)と言う両監督のハーフタイムの指示の元、先制点を目指して後半が始まる。

立ち上がり最も気をつけないといけない時間帯、つまり得点する事で相手にとって痛い時間帯に得点をしたのは浦和。ゴール前の浮き球の流れの中で『トラップしようか迷ったけれど、ゴールが見えたので思いっきり打った』と言う小野選手がノートラップのボレーシュートがゴール右すみに突き刺さる。『試合をほぼ決定付けることができた』(ブッフバルト監督)待望のゴールで浦和が先制。


前半は長谷部選手とのポジションチェンジを活発に行い、主にボランチの位置にいる事が多かった小野選手だったが、この時間帯はトップ下でセカンドボールを狙っていた。ドライブのかかった非常に良いシュートだった。この先制点でセレッソの運動量が落ち始め、浦和の中盤がフリーになりはじめる。そして立て続けにワシントン選手、闘莉王選手が得点を決め、3-0として一気に試合を決める。


この一連の得点ラッシュの中で浦和レッズが目指す3・6・1の中身が少し見えた気がした。


まず1つ目は闘莉王選手に与えた役目。昨年も見られたが、今年更に目立つようになったのが闘莉王選手の攻撃参加。時にドリブルで持ち込んだり、前線でFWの位置でボールを要求し続けたりする姿は日本的な表現で言うところのリベロに相当するだろう。(欧州のリベロはバレージ選手など一部をのぞき攻撃参加しないのであくまで日本的な使われ方のリベロ)彼の攻撃参加により実質3トップの3・6・1が、4トップに変化する。3バックのセレッソでは対応の仕方が非常に難しい人数差が発生する。これによりセレッソの中盤も下がらざるを得なくなり、セレッソ陣内でゲームが長く進行する原因となった


次に小野選手、長谷部選手のポジションチェンジ。これは以前触れたように、相手のマークを外すためにポジションチェンジを繰り返している。そしてそこに最近はポンテ選手も交わって前線で流動的なポジショニングを行っている。


つまり、ワシントンという軸を頂点に不動で置き、残りのオフェンスは流動的にポジションチェンジを行い、そこに闘莉王選手が開いたスペースに入っていくというスタイルである。これは守る側にとっては非常にやっかいであろう。浦和の1人1人は非常に能力が高いため、個を抑えるには連携で抑えないといけない。それゆえに普段からマークの受け渡しもきっちりしないといけない状態である。それがマッチアップする相手がころころかわる上に、プラス1人(闘莉王)という形になると徐々にバランスが保てなくなり、歪が生じてしまう。それが闘莉王選手のゴールでもあった。


特定のポジションにこだわらず、最低限のルールを守ってフリーに連動させて相手に的を絞らせない事で試合のイニシアチブを取る。これが浦和の目指すサッカーの1つではないだろうかと感じた。


小野という聖域を無くした事を強みとした浦和の誇るポゼッションサッカーを目の当たりにして日本のサッカーの成長に感動を覚えた。


セレッソは4連敗。『正直なんでここまで失点しないといけないのかわからない』と下村選手が言うように研究しても対策をとっても奪われる得点。失点はどこのチームにもある事。そしてセレッソが強豪チームと開幕以降戦っている事。連敗の理由はいくつもあるし、仕方が無い部分もある。しかし、『チーム全体が自信をなくしている』(西澤選手)ように、切り替えられていない気持ちもあるのは確か。技術は問題ないのは昨年実証済。あとは気持ちと自覚。浦和を相手に前半を無失点に抑えたという明日に繋がる部分もある。


浦和の堀之内選手はこう試合後に述べた。

『攻めているときでもフリーにさせないようにした』


こういう高い意識、ルールを今一度思い出して徹底していく事、そしてそれを1つ1つ積み重ねていく事がセレッソ大阪の今季初勝利へ向けた第1歩となるのではないだろうか。



桜の開花予報は次に持ち越された。

今週は変則開催ということで、土曜日の第3節から中2日で第4節を迎えます。

それでは第4節のカードを見てみましょう。


鹿島アントラーズ - ヴァンフォーレ甲府
アビスパ福岡 - 名古屋グランパスエイト
浦和レッズ - セレッソ大阪

清水エスパルス - ジェフユナイテッド・市原・千葉
アルビレックス新潟 - ジュビロ磐田
大分トリニータ - 横浜F・マリノス
川崎フロンターレ - FC東京
京都パープルサンガ - サンフレッチェ広島

注目は鹿島VS甲府です。失点が少ない伝統の鹿島も今季は守備陣が崩壊しています。そこに攻撃あるのみでひたすら走り続ける甲府がどう通用するのかというのが楽しみです。また、走る相手に対して小笠原選手がどのように対処してチームを鼓舞できるのか。これは代表へむけた試金石となることでしょう。長年Jリーグを引っ張ってきた業界最大手に運営資金がJ1で最も少ない零細企業甲府がどこまでやれるのか楽しみです。


3連敗のセレッソは3位浦和と厳しい対戦。そして首位横浜はガンバを倒した大分戦です。そして低迷する名門ジュビロ磐田は大宮を倒した以上にチームの形ができあがってきた新潟と戦います。そろそろ初白星がほしい磐田でしょう。


そんな磐田。低迷を脱するためにちょっとフォーメーションを考えてみました。現在(第3節時)の磐田のフォーメーションはこちら。


現在の4・5・1

かつてのレアル・マドリーのような4・5・1です。サイドでキープできる選手がいる場合にサイドtoサイドで効果を発揮します。例えば前節の村井選手のクロスに逆サイドの西選手がダイレクトであわせたのがまさにこのフォーメーションの良さがでた例です。かつてのレアルも右サイドのフィーゴ選手のボールキープ力を軸に攻撃を展開し、左サイドからロベルト・カルロス選手がそれにあわせるべくダイナミックなオーバーラップをかけて攻撃というシーンが多かったと思います。しかし、強豪チームを相手にすると服部、鈴木の両サイドは相手の高い位置での展開に押し込められて守備一辺倒にならざるを得ず、そのせいで西、村井の両ウインガーもずるずると下がってきてしまいます。中央の名波選手も前をむいてボールをもたせてもらえないので、カレン選手が孤立してしまう事が多いのです。本来サイドバックの2人が効果的に攻撃参加を行い、カレン選手をくさびにして西、村井の2選手が飛び込めるのが理想なのですが…。


そこで現状の戦力で4・5・1をしたいのであれば、こういうフォーメーションが良いのではないかと考えました。

現戦力の理想


元来MFですが、昨年はFWとしても素質があることをみせた西選手を中央において、得点力のあるカレン選手を2列目に下げました。1トップで孤立するケースが多いカレン選手にはまだ1トップとしての打開力というものがありません。ですから、持ち前のスピードを生かすにはこの位置からの飛び込みがベストと考えます。そして右サイドには新潟から戻ってきた本来は守備的MFの菊地選手をコンバートします。アグレッシブなプレーは磐田のフォアチェックにはかかせません。右からの福西選手と連動したダイナミックな展開にカレン選手があわせられればベストです。そして2列目中央には若き10番の成岡選手を入れます。運動量の少ない名波選手よりは若くて運動量の豊富な成岡選手を入れたほうが良いと思います。今の磐田には汗をかくプレーをする選手がいないので現状の崩壊を招いていると思います。なのでその役を彼に任せます。そして4バックには鈴木選手に変えて茶野選手を入れます。そして田中誠選手と日本代表コンビで4バックを組ませる事がベストだと考えます。



本当はFWの前田遼一選手がいれば1番良いのですが、怪我で復帰未定とのこと。昨年も13得点している天才ストライカーが復帰したら磐田としても助かるでしょう。ちなみに前田選手の復帰した場合はこんなフォーメーションが良いと考えます。

前田選手復帰4・5・1


4・5・1をするならこれが理想でしょう。攻撃センスのある若手4人を前に配し、なによりサイド攻撃にアグレッシブな菊地選手を使えます。右と左のそれぞれから強力なサイド攻撃を仕掛ける事ができます。何より西選手よりも攻撃能力が高い前田選手が1トップという事でカレン選手の飛び出しがしやすいというメリットがうまれます。


さらにカレン選手のキープ力と運動量を活かすならこんな布陣もおもしろいかもしれません。

3・3・2・2


見覚えある人もいると思います。かつてのピエルサ監督率いるアルゼンチンのフォーメーションです。キープ力のあるオルテガ選手が丁度西選手の位置にはいり、右から重厚な攻撃をしかけます。磐田の場合は左ウイングバックの村井選手とカレン選手の両レフティが西選手の動きに連動していきます。決して悪くないフォーメーションだと思います。


ちなみに、磐田は右サイド専門の選手が少なすぎるのでこのフォーメーションに限らずできればその辺を補強したいところです。


さぁ、今日はどんな結果が待っているのでしょうか。

楽しみですね。



編集後記はこちら → 『3月20日編集後記Ⅱ』





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川崎の激勝に始まった2006年のJリーグディヴィジョン1。

川崎の大爆発は甲府相手に続くのか、そして昨年残留チーム中最下位に終わった清水の快進撃は続くのか。昨年上位5チームが揃ってTOP3にいない荒れ模様のシーズンも開幕から早くも第3節が終了しました。


まずは結果から見てみましょう。


2006年3月18日  Jリーグ ディヴィジョン1 第3節


●FC東京 0-1 清水エスパルス
 (清)チョ・ジェジン(3)

激しいフォアチェックを行うチームにFC東京は2連敗。ガーロ監督の掲げるポゼッションサッカーは完成度が高くない。その為に中盤にきつくプレッシャーをかけられると引き出しの数が少ないが故のパスミスを誘い清水にボールを奪われていった。大きく得点を上げることができるような体制でない清水だが、3試合連続無失点というように守備陣の充実が目立つ。中と外を使い分けるサッカーができているので、中位クラスとの試合ではそれなりに結果を出せそう。課題は個の力に優るチームが前線から厳しくプレッシャーをかけてきたときにどう対処できるかという点だろう。清水、破竹の3連勝!


△ジュビロ磐田 1-1 京都パープルサンガ△

 (磐)西紀寛(1)

 (京)パウリーニョ(3)

勝てない。磐田が勝てない。4バックの京都に対して、磐田は2列目が飛び出してなんぼの4・5・1にもかかわらず2列目が飛び出せない。実質3トップのはずが、思いっきり1トップとなってしまい、高さのないカレン・ロバート選手の1トップではいくら早さはJ屈指とはいっても潰されてしまう。怪我から復帰の福西選手もスタミナ不足で調子を落とし気味は否めず、先制しても流れには乗れない。中盤を厚くしているのに京都にポゼッションを奪われ気味な展開で、結局ロスタイムの終了間際に同点に追いつかれて、磐田にとっては不完全燃焼の後味の悪い試合になった。一方の京都は初の前半無失点に加え、パウリーニョ選手が依然として好調であることから大敗の過去2試合のショックを少し癒すことができたのではないか。


●サンフレッチェ広島 1-4 浦和レッドダイヤモンズ○

 (広)ウェズレイ(4)

 (浦)三都主アレサンドロ(2)、ポンテ(2)、鈴木啓太(1)

    ワシントン(2)

前節磐田に圧勝した浦和がアウエーで広島にも圧勝。守備の貢献度が高かった鈴木啓太選手が得点を決め、決めるべき選手も得点した浦和が広島を圧倒したが、広島にとってはDFジニーニョ選手の退場が全てだった。長谷部&小野という自在性のあるコンビのポジションチェンジが成長をはじめたことで、運動量が豊富になった浦和相手に1人少ない戦いは厳しく、最後は足が止まる形となり、ウェズレイ選手の1点がやっとだった。ジニーニョ選手の退場で次節の守備陣に大きな影響を与える広島と、勢いに乗ってホームで不調を極めるセレッソ大阪を迎える浦和というように対照的な結果となった。浦和は開幕ドローのあとの2連勝、一方広島は引き分けはさんでの2敗。広島は攻撃陣は形を作っているだけに、結果がほしい所。浦和は三都主選手のサイド攻撃が元気になってきたのと同時に調子をあげてきた。


●大宮アルディージャ 1-2 アルビレックス新潟○

 (大)桜井直人(1)

 (新)エジミウソン(2)、エジミウソン(3)

<観戦試合>

良く走り、良く守った新潟が大宮の中盤の脆さを表面化させてアウエーで快勝。大宮は補強でメンツはそろえたが、まだ出来上がっていない部分というものを新潟によって暴かれた感じだった。柏から移籍してきた矢野選手の出来が非常に良く、前線で強烈なプレッシャーをかけて大宮DFのパスミスを誘発した。そして決めるべきところでは確実にエジミウソン選手が決めた。一方の大宮は桜井選手が1点を返すのが精一杯で決定的なチャンスはわずかで、前線に良い形でボールを運べずに新潟の強いプレスにたじたじだった。新潟はこれで開幕大敗のあと2連勝、そして大宮は今季初の黒星となった。


○ヴァンフォーレ甲府 1-0 川崎フロンターレ

 (甲)バレー(2)

遂に止めた!開幕から破竹の2連勝、それも2試合連続でハットトリックを出し平均得点5得点以上という爆発力で甲府に乗り込んだ川崎をホームで甲府が完封。甲府の記念すべきJ1初勝利はとんでもない大仕事だった。総合力で優る相手と戦う時は走るしかない。その鉄則を忠実に守りミスの無い試合運びをした甲府が川崎マルコン選手の退場後の人数差を利用しての攻撃でバレー選手のフリーを呼び、バレー選手のロングシュートで虎の子の1点をもぎとり、そのまま守り勝った。川崎は走る相手に対して1人少ないというのは不利で、じわじわとスタミナを奪われての今季初黒星。川崎が甲府を舐めたというのではなく、甲府がこれしかないという戦いをした内容。甲府ファンの皆さん、J1初勝利おめでとうございます。


△名古屋グランパスエイト 0-0 鹿島アントラーズ△

大きなPK失敗!共に決定機を外す一進一退の攻防の最大の見せ場を玉田選手が外してしまった。1人すくなくて攻守にわたり数的不利となっている名古屋にとってはここで決めれば守備に専念できる手をうてただけに、大きな失敗。ホームで痛恨のドローを喫した。鹿島は終始ちぐはぐした攻守で名古屋に押されるシーンも多く、開幕して3試合たつものの、まだまだチームの完成は先のような印象。共に1勝1敗1分とこれといって強烈に良いところの無い、無難な開幕3試合となってしまった。


△ジェフユナイテッド市原・千葉 2-2 アビスパ福岡△

 (千)巻誠一郎(2)、要田勇一(1)

 (福)薮田光教(1)、薮田光教(2)

昨年センセーショナルを巻き起こしたオシム式サッカーも今季は研究されているようで、これまで結果を残せていない。結果が出ないと運動量も当然下がって気持ちも保守的になるために、福岡に中盤を支配され始めていた。オシム式4年目の今年はこれまでのサッカーを継承しつつ、否定していくことが求められていきそうな気がする。福岡は神戸から移籍してきた薮田選手が2ゴールを気を吐くも、またも勝ちきれず。共に0勝1敗2分となり、早く1勝がほしい所であろう。


○横浜F・マリノス 3-1 セレッソ大阪●

 (横)マグロン(4)、マグロン(5)、マルケス(2)

 (セ)森島寛晃(1)

どうしたセレッソ!森島選手の先制弾で今日こそはの雰囲気と、開始早々の得点の試合は勝てないという複雑な雰囲気の中でセレッソは横浜のマグロン&マルケスコンビに蹂躙されていってしまう。山田卓選手を初スタメンで起用するなど、中盤を厚くしようとするも横浜の組織力が1枚上手だった。攻撃的な左サイドの後ろを中澤選手が固めるという、よく言えば万全、悪く言えば中澤選手さえ抜けば・・・という考え方もあるだろうが、バックアップの栗原選手も調子が良いので両サイドバックがバランスを失わなければ大きく負ける事がなさそうなのが今の横浜の強さ。ペースが落ちてくればフリーランニングマンの清水選手を投入して味方を鼓舞する。一見すごそうに見えて、実は基本的な戦術の岡田采配が見事にはまっている。セレッソは昨年のような爆発力と強い精神力が見えず、やはり例年通りスロースタートという感じだろう。横浜は清水と同じく開幕3連勝!一方セレッソ大阪は出口の見えない開幕3連敗で次は浦和と対戦。


●ガンバ大阪 1-3 大分トリニータ○

 (ガ)遠藤保仁(1)

 (大)オズマール(1)、オズマール(2)、松橋章太(1)

まさか!大分との相性は良くないと言われていたが、浦和にも負けなかった昨年のチャンピオンがここで今季初黒星を喫する。前節大勝して気持ちに余裕ができすぎてしまったのか、雨に濡れたピッチに足をとられてしまって思うような攻撃的サッカーが展開できず、逆に大分の数少ないカウンターをことごとく決められてしまう。新チームになって初のウェットなピッチとなり、これまで全員で経験した事がなかったことの連続に対処できなかったという感じだろう。しかし、ガンバは元々初戦から模索の中のサッカーをしてきているだけに、無駄にスタメンを変えることは無く、初体験が多いこの試合をこれも経験とした西野監督の采配が、浮き足立ったチームの中で唯一冷静さを感じる部分だった。スタートダッシュのチームではないだけに、ガンバのスタートはもう少し先になりそうだ。一方の大分はここまで不発だったオズマール選手が一気にブレイク。守備になりがちなカウンターサッカーの中で今日のように確実に決められる得点力が持続すれば大分の躍進も期待できそうだ。



それでは第3節を終了しての順位表と得点ランキングを見てみましょう。


◎順位表

0319順位表


◎得点ランキング

0319得点ランキング



首位交代!

横浜F・マリノスが無傷の3連勝で首位に立ちました!

横浜サポーターの皆さんおめでとうございます!


2位には同じく3連勝の清水エスパルス、そして3位には遂に浦和レッズがじわりと浮上してきました。前節まで開幕2試合首位を堅持していた川崎は甲府にまさかの黒星で4位交代です。


横浜は岡田監督の戦術を選手が理解し、徹底しているのが良い結果に現れています。まさに名門復活!という感じでしょうか。前半戦はこのまま好調子をキープしそうな勢いです。裏を返せば完成が早すぎて上がり目という点でやや不安があります。2位の清水はどうしたことでしょうと言っていいのか、それとも予定通りと言っていいのかわかりません。相手関係にやや恵まれてきた印象がありますが、取りこぼしが無いという強みとも取れ、次節の千葉戦も現在の千葉のチーム状況を考えると4連勝を飾る可能性が高そうです。浦和はやっとやってきたという感じですが、強豪相手の苦しい前半戦の中で2勝1分は良いスタートと言えそうです。


気になるのはセレッソ。開幕3連敗です。次節も浦和戦と厳しい戦いが続きます。ブラジルコンビがまだ目覚めてない故か、中盤が下がり気味になって前線と分断されています。攻守のバランスを立て直さないと依然として厳しい戦いが続きそうです。


得点王争いでは今節得点の無かった我那覇選手にマグロン選手が5得点で並びました。全体を通して見ると清水のチェ選手が清水の躍進に大きく貢献しています。これからチェ選手のマークがどんどん厳しくなってくると思いますので、他の選手の得点力向上が求められてきそうです。


さあ、それでは恒例の『MSG』『MSR』の発表です!


【MSG】

矢野貴章選手(アルビレックス新潟)

ファーストディフェンダーとしての動きが鋭く、大宮のミスパスを何度も誘いました。エジミウソン選手をフリーにさせるためにDFを引き連れた動きも評価が高く、得点はなかったものの彼の動きなくして新潟の勝利は無かったと思います。


バレー選手(ヴァンフォーレ甲府)

首位の川崎から虎の子の1点を奪ってチームにJリーグ初勝利を導きました。今季2得点目で早くもJ1で通用するという所を見せ始めています。


【MSR】

三都主選手

フリーキックで2試合連続のゴール。退場者を出した後のFKでの得点だけに、広島に大きなショックを与えました。


ポンテ選手

常に相手の隙を見てプレーしていて、今回も相手のミスパスを奪うとのがさずゴールを決めました。2列目として高い得点力を見せ始め、ワシントン選手の負担を減らしています。


編集後記はコチラ → 『3月20日 編集後記』



それでは今日はこの辺で。


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