Jリーグを世界標準へ! -26ページ目

Jリーグを世界標準へ!

自分の国のサッカーを愛してこそ真のフットボーラー。

メッシーナは期限付き移籍で、小笠原満男を獲得することを発表した。完全移籍のオプション付きで、鹿島アントラーズからの移籍となる。近日中に鹿島とメッシーナの首脳陣がメッシーナでの入団発表を行う見通し。小笠原は1979年4月5日に岩手県出身。柳沢に続いてまた新たな選手が日出ずる国からシチリアに上陸する。前任者よりはるかに活躍してくれることを、誰もが望んでいることだろう。


(スポーツナビ:メッシーナ、小笠原満男の獲得を発表



正式確定ではないそうですが、ここ数年の鹿島サッカーの象徴ともいえる小笠原選手のイタリア移籍が発表されました。鹿島としては小笠原選手の後継者を育てきれないうちの移籍は大きな痛手ではないのでしょうか。


J創生期から続いた鹿島の1つの時代が終わり、新しい時代に進んでいくような気がします。

若手には内田篤人選手など優秀な人材もいますが、中堅の選手たちがどこかパンチ不足な感も否めません。


野沢選手、深井選手をはじめとした若手がどう一皮向けていけるのか。そこに今後の鹿島の浮沈がかかっていると思います。鹿島の後半戦の戦いに注目ですね。


また、自ら参戦したW杯での予選リーグ敗退で日本サッカーの評価は世界的に低評価となっています。その汚名を返上できるような活躍、結果を小笠原選手には期待したいところですね。


スポーツナビも文末で厳しい言葉でしめていますが、今後海外に渡る後進の為にも、前任者以上の活躍を期待したい所です。









日本代表とJリーグ。


選手の多くはJリーグからスタートし、Jリーグで活躍する選手もいれば海外に出て

行く選手もいる。でも、ほとんどの場合がJリーグ出身者となる。


では同じ選手がプレーしているのに、何故日本代表とJリーグの人気や熱がリンクしてこないのか。



代表の試合を見ている多くの人がJリーグを応援していない一般人だからというのはもう誰もがわかる話。



それでも加熱する報道を見ていればJリーグにもその熱が飛び火しそうなものなんだが、何故そうはならないのか。



勿論Jリーグ自体の歴史、実力、クラブの工夫が至らない部分もあるだろう。しかしそれ以上にJリーグを応援しない一般人向けにサッカー記者はサッカー専門記者という肩書きをもって記事を書いているからだと自分は思っている。


最近の記者の書く記事はサッカーのサポーター向けに発している内容ではない記事が多い。言われた事をそのままスキャンダラスにワイドショー好みに書き上げてしまう記事がほとんどである。



それを今、オシム監督があぶりだしてしる。




今日の東京スポーツ。


『Jリーガー右へならえ 海外移籍封印』

オシム監督の国内組優先の方針をうけて、海外移籍を自重する選手がでてくる流れになるだろう。



このオシム監督の外へ向けた一言を鵜呑みにしてすぐ反応して記事にしてしまう姿は、入社間もない新入社員と同じではないか。オシム監督は既に国内組・海外組という区分けで選手を選ぶのではなく、チームでレギュラーとして活躍しているのかそうでないのかというものがまず先にくると言っているではないか。


結局ジーコジャパンで重きが置かれた欧州組とオシムジャパンが国内組を優先することでの両者の分かりやすい比較をして、そのハザマに置かれた選手たちの悲哀を演出していこうという狙いなのだろう。



これは東京スポーツに限ったことではなく、他の一般スポーツ紙、マスコミにもいえる。



代表を応援するJクラブサポーターの数よりはるかに多い数の代表戦だけは見るという視聴者に向けた報道、いわゆるちょっとスキャンダラスな内容、作り上げたいストーリーにのっとった選手のクローズアップなどに全力を入れている。



商業主義に徹するマスコミが伝える姿はサッカーではなく、もはやバラエティではないか。





サッカー協会の言いなり状態で言われたことしか書けないサッカー記者。


常日頃から高いプロ意識を持っていないために勉強不足で、オシム監督の言葉を鵜呑みにして自分の言葉で自分の考えを書けないサッカー記者。


視聴率があがればいい、1枚でも多く新聞が売れればいいという事だけを見て、日本サッカーを表面的にしかとらえずに日本サッカーの創生期の歴史を担っている意識の無いサッカー記者。




Jリーグがはじまって15年近く。

いかにサッカー記者が目の前のものに飛びついて突っ走ってきたかがよくわかるこの思考能力の衰えっぷり。



いまやその記者としての力量は多くのブロガーに凌駕され、ブロガーの記事に頼って自分の記事を構成する記者も少なくないと言う。



サッカー記者と名乗るマスコミの人たちに伝えたい。




自分の書いたものが多くの人の目に触れることができるその恵まれた環境を自覚せよ。


自分の書く1文字1文字が日本のサッカー文化の歴史を築きあげているという事を自覚せよ。





















後半戦が始まり、いきなりのBIG GAME。



鹿島vs浦和

Jリーグ第18戦 カシマスタジアム

鹿島アントラーズ(茨城県) 2-2 浦和レッドダイヤモンズ(埼玉県)


首位浦和レッドダイヤモンズと4位鹿島アントラーズの上位勢が激突する好カードです。

これを見逃すわけにはいきません。初めてカシマスタジアムに行ってきました。


浦和三昧 のKazubo-さんが紹介してくれたカシマスタジアムへの行き方をそのまま頭に叩き込んで行ったところ、大きな渋滞にはまることなく比較的快適な旅となりました。ほんと感謝です。



鹿島スタジアム

お邪魔します!




試合は鹿島が先制して2点をリードしたものの、浦和が必死に追いついてドローとなったわけですが、鹿島としては勝ちきれなかった試合、浦和としては負けなかった試合という内容だったと思います。どちらも勝ちきるための決め手を失っていたような感じです。どっちかが優っていたという事ではなく、内容面でもドローという感じで、首位にたったものの、浦和も決してコンディションが良いというわけではなく、コンディションを落とし気味の両チームが同じようなレベルでかみ合っちゃって好ゲームなように見えた・・・そんな印象を持っています。




                                初披露のワシントン・田中達也の2トップ


さすがのこの2人でも、公式戦初コンビでいきなり結果を・・・というのは無理なんだ

なと感じました。ワシントン選手はポストプレーもしますが、基本的には自分にそのボ

ールが帰ってくるという責任感がありますから、必ず中央に突っ込んできます。


そして身長こそ低いものの、田中達也選手もストライカーとしての自覚を強く持ってい

る選手ですから、やはり勝負は中央で・・・という意識をプレーから感じます。


今はお互いのFWとしてのエゴイズムがペナルティエリアでぶつかりあっている状況で

しょう。エメルソン選手の時もそうでしたが、田中達也選手はそうやってお互いの役

割分担をプレーで示しあって、認め合っていくタイプなんでしょう。


普通、ブラジル代表のFWで得点ランキングでも抜群の存在感を示すワシントン選手を

相手にしたらサポートに徹してもおかしくないですが、そうはしない彼のFWとしての

プライドは見ているこちらを熱くさせるものがありますね。


これから連携は深まっていくでしょうから、今後が楽しみな2トップが誕生しましたね。




                                        古井戸と呼ばれた男たち


小野伸二、小笠原満男、柳沢敦


ジーコジャパンの中核を担ったこの3人がオシム監督の率いる日本代表にはその名を

連ねていません。今の代表には本当に不要な人材なのか。その辺についても注目して

みました。


まずは小野選手。しっかりと2試合連続ゴールを決めました。

ここ2試合ともトップ下での起用です。オランダでもこの位置での活躍が1番多く、現在の

彼にとってはこの位置が1番やりやすそうな感じです。


状態についても悪いという印象はうけず、むしろ一時期の不調から徐々にではあります

が、上向きになってきているのかなという印象を受けます。ただ、得点という結果が出て

いるのであまり触れられませんが、試合全体を通すと以前のような存在感が帰ってき

ているというわけではなく、ポンテ選手が復帰した時にそのポジションを維持できるのか

という部分で少し危ないのではないかという意識もあります。


ただ、本当に調子があがってこなければギド・ブッフバルト監督もきっちりとスタメンを

外すべきだと思います。彼の為にも。



一方の小笠原選手に関しては、この試合では小野選手ほど攻撃的なプレーをしてい

たわけではなく、攻撃と守備のバランスを取る役割だったと思います。試合から消え

てしまうシーンがあるのはいつもの事なのですが、やはりどこか調子を落としているな

という感じが否めません。彼の武器であるパスの精度もいまひとつでした。



この2人はプレースタイルとしては自分のパスで周りを動かすタイプです。一本のパス

で相手を混乱に落とし込んだり、相手にとって不幸なシーンを作り出すパサーの色合い

が強いゲームメイカーですね。


ですから自分が動いて戦局を一気に動かすタイプではないため、オシム監督の意図

するサッカーに対してフィットしているかというと少しずれている気がします。


もし彼らが代表に選ばれたいという意識があるのであれば、彼らの場合、これからどう

上手になるかという事ではなく、代表に入るためにどうオシムサッカーを受け入れて自分

のスタイルに変化をつけられるかという事だとおもいます。


現状では小笠原選手はオシム式サッカーに対して『無駄な走りが多い』と否定的な見方

をしており、自分のプレースタイルを変える意識はなさそうで、特に代表に興味があると

いう感じを強くは感じません。


一方の小野選手については試合の中で、ゲームメイカーとして存在はしていたいものの

きっちりとオシムジャパンの代表選手たちとの連動をして、チームを勝利に導こうという

意識が見えますので、秋~冬あたりには1度は呼ばれて試される可能性はあるんじゃな

いかと思います。ただ、彼にとっては浦和での生存競争のほうが今は大事かもしれま

せん。突出したスターを必要としない今の高いチーム力で、いかにフォアザチームに

徹することができるかが課題でしょう。



そしてFWの柳沢選手。

個人的にはシュートの精度は別として、オフザボールの時の動きやダイレクトプレー

での技術などではJリーグでも有数のプレーヤーだと思っています。


彼のプレースタイルはジーコジャパンというよりもむしろオシムジャパンのほうがフィット

するんじゃないかと思っています。ただし、例のW杯でのシュートミスをした後の『準備が

できていなかった』という発言をオシム監督がどう捉えるかによりますが、ゴールを決め

る事が仕事であるはずのFWがシュートをうつ準備ができてない状態でペナルティエリア

にいたという事は、与えられた役割に対しての責任意識が低すぎるという評価をうけても

やむを得ない部分だと思います。


ちなみにシュートミスは誰にでもある事ですからそれ自体は責めるつもりはありません。

FWとしてのハートの部分ですね。


オシム監督の有名な言葉である『うさぎがライオンに追っかけられている時に足をつ

るか』というのは、命がかかっていれば足が痛いだの言ってられないという意味なんだ

という解説もありますが、『常に天敵から逃げるという準備ができているから足がつらな

いんだ』という準備の面の強調をしている説だと僕は思っており、彼の言葉が外ではなく

内にも投げかけられた言葉であるならば、柳沢選手は心して受け止めておくべき言葉

であると思っています。


つまり彼が今後選ばれるかどうかは、リーグでどう結果を出していくかという部分と共に、

ペナルティエリア内でどのような準備ができているかという部分にも関わってくると思い

ます。



しかし、富山第一高校時代、あれだけ輝いていた選手だったのが、どうして現状の

レベルにいるのだろうか・・・実は不思議だったりもします。



ジーコジャパンで結果が出なくてもどこか特別な判断で許されるようになってから、

急激に成長のスピードが落ちたような気がします。


同時にハートの部分でも先に述べた田中達也選手のようなFWとしてのエゴイズムが

失われていったように感じています。


それこそ競争の原理が失われた弊害だったのではないでしょうか。


元々持っている才能は本当に素晴らしいものがあるわけですから、光っていた才能を

オシム監督によって磨かれることで、どう変化していくのかという部分を見てみたいとい

う考えも実は持っていたりします。


実は以前、『柳沢はイタリアなんかにいないでジェフ千葉にレンタル移籍してオシム

の元で修行をするといい』という話を知人にしていたんですよ。





有力チームで再び飛躍の瞬間を待つ古井戸と呼ばれた男達の今後に注目です。






                               ボールボーイも戦う姿にアウエーを感じた


ボールがゴールラインを割った時に浦和GK山岸選手がボールボーイにボールを

要求しました。


この日のボールボーイは鹿島ユースの子達。

将来はこのピッチで浦和レッズと戦う選手達です。


ところがこのボールボーイ君、なかなか山岸選手にボールを渡しません。

山岸選手が早くボールをくれ!!と激しく要求しますがピッチを見たりと彼はボールを

素直に渡しません。


浦和サポを数メートル後ろに背負っているので緊張しているかというとそうでもなく、

自分の目から見る限りでは、明らかに遅延行為のような動きでした。笑


山岸選手の再三の抗議にあわせて当然浦和サポーターからも大きな、そして激しい

怒声が飛び、やっと彼はボールを山岸選手に渡しました。


ヨーロッパではアウエーともなるとスタジアム全体が敵になるわけで、このような

シーンは当たり前なのですが、Jリーグでこういったシーンを見たのは久々だった

ので、このシーンがこの試合を通じて最もアウエーを感じた瞬間でした。


ボールを渡した後も、ふてくされた感じで納得がいかないといった表情を見せてい

たので緊張で固まっちゃったわけではなさそうです。鹿島の選手以上に、浦和に

負けたくないという気持ちが伝わってきたシーンでした。


その気持ちを大事に、プレーヤーとして大成していってほしいと思います。

できれば将来の注目選手として名前を聞きたかった・・・。



ただ、これがGKが都築選手であの表情ですごまれた時にどうなるか・・というのも

ちょっと見てみたい気もしますが、いずれにしても彼は敵ながら天晴れという感じ

でした。


アウエーでの戦い





                                浦和を支えるリザーバーの存在


0-2と劣勢にたたされつつも巻き返してドローに持ち込んだ浦和レッズですが、ただ

では敗北を許さない姿勢というのはリザーバーたちによって支えられています。


この試合の選手交代はこのような感じになりました。


田中達也 → 相馬崇人

長谷部誠 → 山田暢久

平川忠亮 → 永井雄一郎


山田暢・永井・相馬。


今年の浦和レッズを支える選手たちです。

永井選手はワシントン選手が離脱した時はトップにはいって結果を残し、場合によ

っては2列目に入ったり、右サイドまでこなします。この試合では右サイドにはいり、

小気味良いクロスとピンポイントのセンタリングを繰り返して全体を押し上げるリズム

を作っていました。


山田暢選手は元日本代表で浦和になくてはならないオールラウンドプレーヤーです。

そのユーティリティプレーヤーとしての技術はGK以外はどこでもそつなくこなせて

しまうという部分で目立っています。この試合では守備的MFに入り、最終ラインにも

入ったりしてました。また、間延び気味の中盤をコンパクトにするために全体的に

押し上げてボールを前に運ぶ役もこなしていました。


相馬選手は三都主選手のバックアッパーという役割から超え、トップ下、守備的MF

と本職の左サイドの他にも複数のポジションをこなしています。与えられた役割で

出場すると必ず見せ場を作り、時にはゴールを決めて結果を残すという活躍を見せ

ています。この試合では途中からフォメ変更して3・6・1になったことに伴って三都主

選手が2列目に入ったために、左サイドに入り、果敢に仕掛けていました。

永井・相馬の両サイドで終盤はサイドからの押上げで全体が非常に攻撃的になって

いましたね。



このほかにも、流れを一瞬で変えに来る岡野選手をはじめとして、酒井、内館といっ

た経験豊富な選手達も控えています。


代表に選ばれる選手でもスタメンの座が保障されていないレッズでは、いつでも

ポジションを狙ってやるぞ、簡単にはポジションを奪われないぞという高い意識の

チーム内競争があり、見ているこちらもどこか緊張してしまう・・・そんなチームです。


Jリーグにもそのようなチームが出てきたんだ・・という事に期待と嬉しさを感じる今日

このごろです。




最後に・・・。

夜のカシマスタジアムはとても綺麗です。



カシマスタジアム





Yahoo Japanのトップページを何気なく見るとトピックスに衝撃の文字が。


『W杯前にジーコ解任考えた』


えええ!??!?!


誰のコメントだと思ってクリックをしてみるとロイターが伝えているのは下記内容。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060817&a=20060817-00000042-reu-spo


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日本サッカー協会の川淵三郎会長が17日、ロイターとのインタビューに応じ、

FIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会前にジーコ前監督を解任する考えがあったこ

とを明らかにした。

日本は、W杯1次リーグF組で1分け2敗で敗退、ジーコ前監督は、契約満了となる

W杯後に退任した。川淵会長は、日本代表がアジア予選で苦戦する中、ジーコ前

監督を交代させることを考えたが、W杯出場が決定したので解任する理由がな

くなった、と話した。また、ジーコ前監督が、鹿島アントラーズでテクニカル・ディレク

ターを務めていた際には細かい指導を行っていたが、日本代表の指導に関しては

傍観的なアプローチをとり、チーム内には方向性が不明瞭になっていた選手もいた

ことを認めた。

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W杯出場を逃したら解任をするのは当然の流れであって、出場を決定させたから解任の理由がなくなったのは至極当然の話なのだが、その内容とジーコの指導を絡めてネガティブな発言と捉えられてしてしまうように発言した川淵会長のその真意はなんだろう。



『ジーコでいいんじゃないか?』


会長の鶴の一声で決めたといわれているジーコ監督。

絶対的な信頼をしているといい続け、あれだけジーコを支持し、トルシエよりジーコのほうが全然良いと言い続けてきた川淵会長・・・。『ジーコと心中』『ジーコを信頼』『ジーコは間違っていない』と言い続けてきた日々は一体・・・。


トルシエが日本を去った後にすさまじいトルシエ批判キャンペーンを張ってジーコを素晴らしい監督だと植え付けた会長が、こんどはジーコが去った後にやんわりじんわりジーコ批判をはじめようとしているのか・・・。『ジーコに問題があったら僕が彼に直接ものを申す』と言っていたのに何故その時に言わなかったのか。



何かこの一言が川淵会長が『この4年間とその結果』へ寄せた総括な気がした。


人生の大ベテランとも言える年齢にいる人が必死に見せている自己弁護、自己保身の姿。



彼が進む先にあるものはなんだろう。



川淵会長率いる協会の『監督を招いては退任後にバッシングをする』というスタイルを見た世界のサッカー人たちが日本での指揮を敬遠しない事を祈るばかりです。






前半で取り上げたシーンを見て思ったのが、千葉vs浦和の試合です。(千葉が勝利)

羽生→巻→クルプニコビッチ→佐藤勇→巻という連携のゴールがあったのですが、まさにそれと同じような連動の仕方ですね。詳しくはこちらの画像付の記事でご覧ください。(ちょっと浦和サポの自分としては残念な記事ではありますが・・・涙)


http://ameblo.jp/lovesc/entry-10012099293.html


羽生選手が起点となっていますね。


さて後半、オシム監督は遠藤選手に変えてその羽生選手を投入してきました。


羽生選手の役割はバイタルエリアでの果敢な仕掛け。この試合では田中達也選手がしきりにそのエリアにしかけてはファールで止められたりという事が多い状態でした。止められてファールをもらう事も大事ですが、そこへのフォローも逆に少なかったと思います。


なのでそこにもう1人仕掛ける人ができればそこにDFがひきつけられた分FWへの負荷が減ります。攻撃的な仕掛けが中盤の選手から少し失われつつある状態だったので、中盤に下がってボールをうけにきていたFWを前線に押し返す意味でも羽生選手がそこに入ることで攻撃のリズムを作るという狙いだったように思われました。佐藤寿選手が終了間際に得点を決めましたが、内容自体は2列目がどうのこうのというものではなかったのですが、2列目がしっかり存在できることでFWは本来の位置でボールを待てるんだなと佐藤寿選手のポジショニングを見て再認識しました。


この羽生選手の良さは一生懸命走ることでのチャンスメイクと思われている部分が多いのですが、その一生懸命さの1つ1つを細かく見てみるとパスを出すにも体全体でワンフェイクをいれて相手をふってからパスを出したりと細かい部分での工夫があるのも彼の良さでしょう。


ただパスを出すだけですと相手も読みやすいわけで、危険なエリアでそれをやってくる選手とそうでない選手というのではDFから見るとプレッシャーが全然違います。はっきりいって『やらしい選手』だなと。大技を持つ選手ではないのですが、こういう相手にとってじわじわとダメージが効くようなタイプの選手が前線で走り回るのは日本代表の新たなオプションだなと思いますし、サッカー少年たちはこういう姿勢を基本の1つとして見習ってほしいなと思います。


千葉の選手を見るとこのような部分が出来ていて、ただのパスでもただのパスには見せない姿勢を見ると、オシム監督の『考えたプレー』というものにはマスコミが取り上げている『全体の中での流れの中での動き方を考えろ』という事だけではなく、1つ1つのプレーも無駄にはせず考えて行えという事もあるんだろうなという事がわかります。


簡単なプレーであっても『意識』を持たせたプレーに変えることができれば、相手は考えないといけなくなりますしね。それに近い言葉で『自分が楽してさぼれば敵も楽になるんだよ』という事を昔コーチが言ってたなあと思い出しました。



・・で、羽生選手が入って攻撃の引き出しが増え、イエメンDFに少し乱れが生じました。

そこをつく形で羽生選手が仕掛けて得たCKを阿部選手がヘディングで叩き込んで日本が先制します。



この試合、守備に重きを置いていた阿部選手ですがニアにうまく入り込んで綺麗にヘディングを決めました。阿部選手は前半からもう少し前でプレーしてほしいなと思っていましたが、やはり彼が動くと試合が少し動きます。その後も彼が前線にあがるとチャンスが生まれており、彼はもっと攻撃に絡んでほしいなという気もします。ただ、たまにあがるからこそ相手にとっては想定外の1人が増えてマークがずれて攻撃陣がやりやすくなるというのもあるでしょうから、その辺が難しい所かもしれません。


ただ、代表経験者という事もあるかもしれませんが、現在のチームの中で彼はやはり存在感があります。オシム戦術を理解しているという点でも当面はキャプテンを任せてもいい人材だと思っています。


そして先制した後、日本は更に追加点を目指すべくイエメンゴールに向かって進みます。

先制してDF陣に少し乱れが生じてきたイエメンは、バイタルエリアに対するケアが更に弱まり、そこに誰かが走りこむと必ずチャンスになるようになります。特にそこを目掛けて田中達也選手が積極的に仕掛けてファールを奪うシーンも更に増えていきました。シュートでもボールを上手に呼び込んでの田中達也選手のシュートが惜しくもバーにあたったり、巻選手のヘディングがわずかにそれたりと惜しいシーンがありました。その辺は運もあるでしょうから、そこまでの形を作れたという事で2人ともそれなりの評価はできると思います。次はゲットゴールで!



守備については闘莉王選手が浦和では日常的となった前線へのポジションチェンジでずっと前線に張る状態が続いた為、2バックになりましたが、ホームという事でできる限り点を取っておく必要があるという点で、リスクを犯してでも点をとりに行く姿勢としては代表にとって新たなトライだったと思います。浦和ではそれが攻撃での重要な戦術の1つとなっていますので問題がないのですが、代表では他の選手たちの理解を受けることがこれから必要になってくると思います。


しかし、攻撃の意識が薄い相手に2バックというのは走力とカバーリング能力の高い坪井・鈴木啓太選手の2人であればこなせる形ではあると思いました。アジア相手のリーグ戦では有効な戦術の1つではないでしょうか。


佐藤寿人、勇人選手が投入された後のフォーメーションはこのような感じになりました。


イエメン2

【2・3・3・2(2・3・2・3)】


2列目は固定ではなく、自由に動くという感じなのでとりあえず当てはめた図という感じです。特に羽生⇔三都主がしきりにポジションチェンジを試みていました。連携はまだまだでこれからという感じがありましたが、トライとしては面白かったです。


また、阿部選手と中盤の底を固めた鈴木啓太選手も非常に素晴らしかったですね。相手がボールを持つと同時に激しいチェックをかけてボールを奪い、日本の攻撃回数を増やしました。攻撃面でもFWを越していくシーンやミドルシュートなども見られ、彼の良さである堅守に加えてアグレッシブな面を発揮できたのではないかと思っています。



この試合を振り返ってネガティブな事をあえて探してみると、全体的にトラップからパス出しまでが遅くて組み立ての迫力の無さが気になりましたが、それは連携も完全じゃない状態の上、選手が考えすぎている感じがしたので、これはこのメンバーで試合、練習を重ねていくことで解消出来ていく事だと思います。もちろん混乱している様子を見せていたコーチ陣も同様でしょう。





マスコミを通じて世間に発するオシム監督の言葉は複雑かつ難解で自分にはなかなかわからないものですが、現段階でピッチの上でやろうとしている事は特別複雑な事をしているわけではなくて基本的な事なんですよね。千葉の監督時代も3年間基本練習とフィジカルトレーニングを徹底し、4年目になってはじめて戦術をその上にかぶせてきたオシム監督ですが、育成も戦術も選手交代も方程式のように組み立てられている感じで実に理路整然としています。ですから結果が悪くても、マイナスではなく、選手の中には足し算のように蓄積されていっているのを感じます。


選手の知名度ではなく、サッカーに対するメンタリティという部分で近い選手を呼んだ感のあるオシム監督。まさに日本人を呼んだという感じの今回の召集。そんなオシム教室が、そして日本のサッカーがその一歩を踏み出したわけですが、勝利という結果という以上に、日本サッカーのメンタリティという部分で10年、50年先にむけた明るく、大きな第一歩を踏み出したような気がします。



Jリーグ創生期から貢献してきたジーコが表現した日本サッカーに1つの区切りのついた今、日本はまた新しい時代を作っていこうとしているような気がします。



『どんなに悪いプレーをした時でも、叱った上でそれでも使う。そうでないとリスクを恐れてチャレンジをしなくなり、選手は殻をやぶれなくなる』



オシム監督の教育論と共に、サポーターも一生懸命応援し、そして勉強をして一緒になってサッカーの歴史を作っていきたいものですね。




稚拙な文章ですみません。

長い文章、最後まで読んでいただきありがとうございました。



2戦2勝4得点0失点の得失点差4。


内容については以下で触れるとして、オシム監督就任後の日本代表はW杯未勝利で揺らいだ日本サッカーへの信頼を取り戻すべく好スタートをきりました。結果以上に内容を気にするオシム監督と言われていますが、まずは2点目を取って結果を出したことを喜びましょう。



さて、オシム監督イエメン戦の日本代表のスタメンはこちら。


イエメン戦スタメン



オシム監督は初の公式戦という事もあるのか、守備にも気を使った顔ぶれ。中盤に普段は守備的MFでプレーしている鈴木啓、阿部、遠藤の3人を揃えました。専守に近い鈴木啓太選手、レジスタとして攻撃に変化を付けてビルドアップできる阿部選手、バイタルエリアを中心に相手にとって嫌な位置を走れる遠藤選手と、中盤で繋いでのゲームコントロールに重きを置いたフォーメーションとなりました。


前回のトリニダード・トバコ戦で起用したドリブルが早く、走ってボールも動せて展開に変化をつけられる長谷部選手がベンチスタートとなったのですが、膠着した展開ではドリブルで仕掛ける事が1つポイントとなりますのでこれがどう影響を与えるのかという部分にも注目してみました。



試合はまずまずの静かな立ち上がりとなりました。

松木さんも言っていたように、イエメンは90分をうまくつかって専守防衛という形に徹してきました。ただマークもそれほど厳しくなく、序盤から勝ちゲームになりそうな雰囲気はありました。思いっきり引いてくる相手に対してどのような攻略をしていくのか。W杯では攻めてくる相手と戦った日本代表ですが、アジアに戻れば相手は引いてきます。しばらくはこのような国際大会が続きますから、この試合で何かを掴んでおきたいという感じです。


前半の日本代表のやりたい方向性としては、中央で早いタッチで繋いで中央にタメをつくってサイドに開いてから巻選手にあてる方法と、フリーランでスペースを作ってそこに一本のスルーパスを入れて崩していくという2パターンが多かったですね。基本的には誰が何処にいなければいけないというルールはなさそうですが、全体のバランスを崩さないことを前提に、ボールを持っている味方にとって優しい位置に必ず誰かが入ってボールをもらいに行くという事、オフザボールの時のフリーランで味方のスペースを作り出すという事だけは徹底しなければいけない基本になっているように見えました。



イエメン1


上の画像は各選手の連動から巻選手の惜しいゴールまで繋がったシーンです。

中央でくさび役となった田中達也選手から左サイドの駒野選手にボールが渡り、そこから中央の遠藤選手にパスがでた瞬間です。遠藤選手の後ろからは相手DFが寄せてきていますのでこの位置で反転をするのはなかなか難しい状況ですし、あえてここでチャレンジする必要はありません。完全にゴールに背を向けた遠藤選手がパスを出しやすい位置に鈴木啓太&加地の両選手が走り始めています。中央の巻選手も自分のエリアの確保を既にはじめており、左から田中達也選手も中に切れ込んでこようという動きをみせています。ちなみにイエメンの右サイドバックの選手はもっと中に絞っていかないといけなかったり、マークが甘かったり、ラインが整ってなかったり、イエメンのDFは人数はいるのですが、バラバラという状況で、人数がいながら、局地的に日本に数的不利なシーンを何度も作らされていました。


この啓太&加地選手は同じ方向に走りこんでおり、一般的に見るとポジションがかぶったようにみえますが、この場合は守る側からすると中央に巻、田中達、遠藤の3人がいるわけで、DFがサイドから来る2人分のケアをする為にサイドに引き出されて中央の人数が不足気味の状況ができるわけですから、正直嫌なものです。

結果、イエメンDFが引き出されて中央の巻選手につくDFが1人だけという状況ができあがり、惜しいシーンとなりました。



この時間帯は日本が度重なる怒涛攻撃でイエメンゴールを脅かしますが、GKのファインセーブなどもあって得点を奪えません。そして前半も中盤以降に差し掛かってくると、日本の攻撃も徐々に鈍くなっていき、人もボールも動かない状況になっていきました。つまり足が止まっている相手に対して一緒に止まってしまっているという状況です。


足が止まると攻撃も単調になるわけですが、巻選手にあててもそれに飛び込む選手が田中達也選手のみという状況で、期待された中盤からの押上げがあまり見られなくなりました。2人で切り開く感じになってしまう為、巻選手と田中達也選手のポジションがかぶったりするシーンがあったりするとおいしいこぼれ球があってもそこに詰める選手がいないという状況になるわけですね。そこを察したのか解説陣も前半の終盤頃から飛び込めるプレーヤーの投入を期待しはじめていましたね。


停滞した流れを変えるだけの個性をもった選手がいないわけではないのですが、結成されたばかりのオシムジャパンという事でまだ全員が考えることを強く意識しすぎて全体の流れを変えられる余裕が無いような感じでした。今はまだ自分の事で精一杯という感じですよね。そのせいか、パスコースを探すシーンが多かった気がします。パスコースがなければリスク覚悟でドリブルで勝負する事も1つの選択肢だと思います。ドリブルで自分から仕掛けることで、受身に回った相手のDFに動きが生じてスペースがでてくる&ドリブルの時間に他の選手が考える時間ができるというメリットがあります。この点でドリブラーである長谷部選手を外したデメリットが出てしまった気がしました。もう少し中盤の攻撃的な選手達にドリブルの意識があってもよかったと思いますし、後半に長谷部、羽生といった走れて、ドリブルもできる選手達の投入が期待されました。



結局0-0で前半を終えるのですが、トリニダード・トバコ戦とは違うどこか急造チーム的なバラバラ感がある内容となってしまいました。実績・実力的にはトリニダード・トバコ>イエメンなのでしょうが、ここが親善試合と違って公式戦ゆえの厳しさという事だと思いました。


後半の建て直しについては、前半は守備のバランスを取るという点で阿部選手が専守に近い状況だったので、阿部選手がもう1つ前のポジションをとって中盤にもう少し早いリズムをもたらせて相手にじっくり守らせないようにする事が求められるなと感じました。


後半のレポートに続く。


Jリーグを見に行く人にとって1番ほしいのがアウエーのスタジアム情報ではないでしょうか。

最近知り合ったブロガーさんがそのニーズに対応したサイトを作られていたので紹介させて頂きます。



『サッカースタジアムの歩き方』

http://ameblo.jp/stadium-info/



サッカーを見に行ったことない人もこれを見れば少し安心できるのではないでしょうか?

ブックマークをおススメする情報サイトです。また、掲載されてない情報などをコメントで寄せてあげることで更に情報が濃いものになりますので協力してあげてください。情報が多ければ多いほど、初めてスタジアムに駆けつけるサポーターは来やすくなると思いますしね^^


それでは皆さん、快適なスタジアム観戦を!





中田英寿選手をはじめとしたこれまでの日本サッカーを支えた世代から、世代交代の波が徐々に進んでいよいよイエメン戦を迎えるオシムジャパンですが、選ばれた選手達について触れてみたいと思います。色んな実績を持つ中で、世界一のタイトルを持つ選手達もいるんですよね。また、各世代の代表に選ばれている選手も多く、実は人材の宝庫というべき世代と言っても過言ではないと思います。



2001年 第21回ユニバーシアード・北京大会 優勝

 巻誠一郎、羽生直剛、坪井慶介

  →世界一に輝く。ちなみにこの時のメンバーには鹿島・深井&杉山、浦和・堀之内&平川、

    草津・太田、京都・三上、横浜FC・小林等のプロに進む選手が多い豊作の年となった。


1999年 第20回ユニバーシアード・マヨルカ大会

 山岸範宏

  →上位進出はならず。この時のメンバーには浦和・黒部、FC東京石川光等がいる。


1998年 フランスW杯

 川口能活

  →予選リーグ敗退。この時のメンバーには磐田・中山、横浜FC城等がいる。


2002年  日韓W杯 ベスト16進出

 川口能活

  →ベスト16進出。この時のメンバーにはC大阪・森島、G大阪宮本等がいる。


2006年  ドイツW杯

 川口能活、遠藤保仁、坪井慶介、三都主アレサンドロ、巻誠一郎、加地亮、駒野友一

  →予選リーグ敗退、この時のメンバーにはセルティック・中村、鹿島・小笠原等がいる。


2004年  U-23 アテネ五輪(本大会、アジア予選含)

 田中達也、阿部勇樹、鈴木啓太、駒野友一、田中マルクス闘莉王、山瀬功治

  →予選リーグ敗退、この時のメンバーにはルマン・松井、ヘラクレス・平山等がいる。


2003年   FIFAワールドユース2003 ベスト8進出

 坂田大輔(得点王)、小林大悟、

  →ベスト8進出。この時のメンバーには千葉・山岸、磐田・成岡等がいる。


2001年   FIFAワールドユース2001

 佐藤寿人、駒野友一、山瀬功治

  →予選リーグ敗退、この時のメンバーにはFC東京・茂庭、横浜FM・那須等がいる。


2003年    U-22 ツーローン国際大会2003

 長谷部誠、坂田大輔、小林大悟

  →予選リーグ敗退、この時のメンバーには新潟・矢野、磐田・菊池等がいる。




今回の代表選出された選手達の中で1度も各世代の代表にも入ったことがないのが、ユース代表を断った佐藤勇、田中隼、我那覇、中村の4選手のみです。それ以外は1度は各世代代表に呼ばれている選手達です。


そう考えると潜在能力の高い選手が集められた事がわかります。

彼らがお互いをライバルとして切磋琢磨して技術が向上していくことを期待したいものですね。




現在のJリーグの上位の順位はこのようになっています。


1位 浦和レッズ  勝点36

2位 ガンバ大阪  勝点36

3位 川崎F     勝点35

4位 鹿島A     勝点32

5位 清水S     勝点31



その中で日本代表に召集されている選手の人数はこの通り。


1位 浦和 7人

2位 大阪 2人

3位 川崎 1人

4位 鹿島 0人

5位 清水 0人




僕は代表チームというのは成績上位チームから選出されるべきだという持論があるのでこの状況は歓迎です。むしろガンバ大阪や清水からはもっと選ばれてもいいのでは?と思います。


さて、そこでクローズアップされてくるのがオシム監督の出身であるジェフ千葉からの選出。今回の選出では千葉からは4名が選出されました。現在のジェフ千葉の順位は勝点29の6位。首位浦和から勝点7差とやや離され気味の位置にいます。


内訳を見てみると、巻、阿部、佐藤勇、羽生というオシムチルドレンといわれる面々。昨年のチャンピオンチームであって、首位と同率のガンバ大阪から2名、前節まで首位だった川崎から1名しか選出されていないのにもかかわらずこれだけの選出となりました。


この中でW杯出場を果たし、得点ランキングでも上位と結果を残している巻選手と、ジーコジャパンでも召集されていた阿部選手は引き続き実績を買われた部分もあるかもしれませんが、佐藤勇&羽生選手は初選出というサプライズになります。



スポーツ各紙をそれぞれ見てみると、佐藤&羽生の2人は複雑で難しいオシム式サッカーと言うものを浸透させるための強化委員扱いでの選出・・・言わば噛ませ犬という意味での召集という意味合いの報道が多いですね。キャプテン翼で言えば、リアルジャパン7のような位置付けみたいな。結構強烈に書いてますね。


特に東京スポーツはそのことをより明確に書いており、かなり煽りをいれています。


--------東京スポーツより抜粋------------

新生日本[初召集]羽生が仕切る

 -『監督の意図をわかっていない』 いきなりイレブンにダメ出し-


「きついクールダウンだった」(三都主)、「休んだ気がしない」(加地)という声が多い中で、千葉勢からは軽すぎるという言葉がでた。「今日はジェフでやるより負荷が足りなかった」(巻)と余裕しゃくしゃく。


初召集の羽生も他のクラブの選手達にダメ出しする。「監督が『こうやりたい』と意図している部分ができていない選手が多かった。選手が何を意識していいか分からない感じで、スムーズにいかなかった。でも僕らも最初はそうでしたから。」すっかりオシム学校の先輩といった風情だ。しかしオシム監督の事については先輩・羽生に他の選手は質問してくるという。「『オシム監督ってどんな人なの?』とか聞かれました。」(羽生)


他のクラブの選手たちは内心、悔しさではらわたが煮えくり返る思いに違いない。しかし、予想以上に格差が大きいこの状況では千葉の選手に全面降伏するしかないようだ。



羽生ここでも"ダメ出し"


オシム監督は大熊コーチが指導していた組が意図したものと違う動きをしていたことに気づき、すぐに修正させた。スタッフも冷や汗をかきながら練習に励んでいる。


これを見ていたMF羽生は「スタッフもなれていない感じでしたね。3年半前、オシム監督が来て最初に僕らが混乱していたけど、あんな感じだった。そのうち慣れるでしょう」


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J's Goalも刺激的な言葉を掲載しています。



---------J's Goalより抜粋----------------


佐藤勇人

自分たちのいなかった合宿でかなりチームの意識は変わったと思う。トリニダード・トバゴ戦の2点目なんか自分としてもすごくいいプレーだと思った。今までの日本代表だったら、ああいうプレーはなかった。スペースができたら走れ、FWがスペースを作れと監督の言う意味もわかったんじゃないか


羽生
2日やって、練習メニューは千葉の時とそう変わらない。でもチーム(ジェフ千葉)でやる時はもう1人くらい多い。みんなに分からせるために時間も長くやっていた。


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スポーツナビでも。



----スポーツナビより抜粋------

初選出の羽生は「オシム監督が、どういうサッカーを目指しているかは知っているつもり」と話し、理解度では他の選手より一歩先にいることを自負している

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これだけを見ると、オシム監督に関しては一日の長がある彼らが既に指導者気分になっているんじゃないかって誤解をされかねない内容ですね。ですが、実際東スポが書いているように『他のクラブの選手たちは内心、悔しさではらわたが煮えくり返る思いに違いない。』というのは間違ってはいないでしょう。そういう意味では激しい競争意識をあおるという点では悪くない報道内容かなって気もします。実際に千葉の選手が現在は最も機能できるわけですから。


千葉の選手はオシムサッカーを実現する上では『慣れ』という部分で一日の長がありますから、今の所は有力な候補に違いありません。特に佐藤勇、羽生の2選手は日本を代表する能力を持つ選手かと論じるよりも、オシム監督が率いるオシムジャパンを表現できる即戦力という表現が妥当だと思います。日本を代表する選手となれるかどうかは、これからの彼らのパフォーマンス次第でしょう。これまでのジーコジャパンではその機会すら与えられていなかったわけですから。


しかし、現在はオシムイズムを模索中でも召集されている他のクラブの選手達はいずれも能力が高い選手達です。他の選手達がオシムイズムを把握して横一線になった時に、アドバンテージを失った彼らは他の選手と同じラインにたつわけですね。その時に何をもって生き残りをかけるのか。そこが大事でしょうね。生き残る何かを持っていれば、その時は青いユニフォームを堂々と着ている時でしょう、



彼らが噛ませ犬で終わるのか、それとも更にグレードアップして自他共に認める代表選手になるのか。そして他のクラブの選手はオシムイズムを理解して千葉の選手のアドバンテージを消して代表の座を掴むのか。



マスコミが作り上げようとしている千葉選手vs他のクラブという図式もまた、楽しみの1つにしてみたいと思います。



いずれにせよ、その高い競争意識、きっとJリーグの底上げに繋がると思います。情を重視してきたジーコ政権下ではなかったですよね。こういう前向きで発展的な競争意識。オシム監督ならジェフ千葉だから無条件で合格という事はしないと思いますしね。だからこそ、千葉の選手が選ばれたらそれだけの能力があるという事で誰もが認める事と思います。



このサバイバルが終わったとき、選手達の間にチームを超えた日の丸を背負っての信頼感が生まれているものと信じたいですね。全ての選手が楽しみです。






スポーツナビさんの記事を流用します。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20060814-00000087-jij-spo.html


 サッカーJリーグのテレビ放送で、CSのスカイパーフェクTV!(スカパー)が来年から5年間、1部(J1)2部(J2)全試合の放送権を獲得することが14日、明らかになった。スカパーの権利はCS部門の独占放送権で、地上波とBSで放送するNHK、東京放送(TBS)に対しても優先権を持つという。プロ野球の視聴率低迷など変革期のスポーツ放送の新たな動きとして注目されそうだ。
 

関係者によると、15日のJリーグ理事会で承認される見込み。J1では毎節9試合のうち、優先権を持つスカパーが指定した何試合かはNHKとTBSが放送できなくなるという。優勝が懸かった好試合や人気カードが地上波やBSでは見ることができなくなる可能性もありそうだ。Jリーグは2002年から今年までNHKとTBS、CSの「J SPORTS」と契約。放送権料は3社合わせて年間約50億円だった。Jリーグによると、来年以降の契約交渉でNHKから放送権料の減額要求を受けた。このためJリーグは、スカパーに優先権付きの全試合放送権を与え、今年からJ2全試合を放送していた同社の放送権料を年間約20-30億円(推定)に増額。全体で約50億円の放送権料を維持するもようだ。来年のNHK、TBSの放送予定は未定だが、地上波とBSを合わせた放送試合数はかなり減るとみられる。NHKは「Jリーグと最終交渉中なので現段階ではコメントできない」(広報部)としている。
(了)



例えば浦和レッズの試合を見る場合、スカパーやBSなどの有料チャンネルに加入していない、いわゆる無料チャンネル観戦者はTBSかNHK総合(受信料あり)か埼玉TVでしか試合を見ることができません。しかし今季の残り試合を見ると民放での放送は埼玉TVを除くとほとんどない状態です。


僕はいわゆる無料チャンネル観戦者なので、自宅にスカパーやBSははいっていないのでそういう試合はある漫画喫茶で観戦しています。


Jリーグの試合を見る為には有料チャンネルに加入するしかない状況になる場合、Jリーグのファンの数というのは増えていくものなんでしょうか。お金を払ってみてみよう!という前向きなこれからのファンというものはいるのでしょうか。


現実的に視聴率がなかなかとれないJリーグの試合を放映したがる所もないのが現状だとは思うのですが、放映権というものに期待をするようなレベルに今のJリーグがあるのだろうかという疑問もあります。


プレミアやセリエAのように、既に国民全体が注目するようなリーグで、それ自体が本国だけでなく、他国も注目するような注目度になっているならわかるのですが、Jリーグのようにまだまだ一部の人で盛り上がっているような状況、つまりはパイの面積が小さい状況で視聴者の層を限定するというのはちょっと危険かなと思ったりします。


放映権料の増額要求などを見てても、なんかちょっと世の中のサッカーへの注目度とサッカー協会の強気感にズレがあるような気がしますね。


選手というのは良い監督に教えを請えば成長するものではないと思っています。

より多くの観客の前でプレーをすることが選手の精神面でも技術面でも成長させるものだと思います。


ドイツW杯で泥まみれになって立て直していく日本サッカーがこれからやるべき事は、選手・サポーターを含めての自信を取り戻す事だと思います。そんなときこそ、1人でも多くの人の目にとまるような環境を作っていくべきではないでしょうか。


有料チャンネル重視の方法が悪いとは思いませんが、最近の日本サッカーはお金の話ばかりで少し複雑な心境ではあります。