ポッキーです。
今日から5月ですね。
1月前までは冬物のアウターを羽織っていたものですが、今では屋外でも半袖で十分。
春を飛ばしていきまり夏になってしまったかのような印象です。
このままでは真夏は一体どうなってしまうのか…。
暑がりの私は今から酷暑の到来に恐怖を覚えています。
写真は15年ほど前に私が父へプレゼントしたモンブランの万年筆です。
父と私はイニシャルが同じなので、今回、私が譲り受けることとなりました。
いずれ私が使うことになるであろうということはわかっていたのですが、ちょっと早かったかな。
これを機にペン字の練習に励もうと思います。
18歳で北海道から上京してきた私は、当時、よく友人や親へ向けて手紙を書いていました。
スマホはおろかPCすら一般には普及していなかった時代です。
そして東京から北海道への電話代は恐ろしく高かった…。
というわけで、否が応でも筆マメにならざるを得ない状況だったので、その頃の私は割と頻繁に葉書や手紙でのやり取りをしていたように思います。
それから4年後、私は広告プロダクションにコピーライターとして入社。
当時は手書きからワープロへの過渡期で、入社当時の私は、毎日、原稿用紙10枚以上、多い時は20枚ほどの原稿を手書きしておりました。
腱鞘炎になりかけたこともしばしばです。
入社して初めてもらったボーナスで買ったものはワープロ。
それから、PC、携帯、スマホが普及していくにつれ、ペンで字を書く機会はめっきり減っていきました。
そして今から5年ほど前のことでしょうか。
私は字が書けなくなっていることに気づいたのです。
いや、書けることは書けるのですが、どうしても自分が思っているような字が書けない…。
そのことに気づいたのは、叔母のお見舞いに行ったことに対するお礼状が従兄弟から届いた時のこと。
私も返事を書こうとして便箋を買ってはみたものも、長文を書く筋力がすでに自分の右手にはないということを思い知らされました。
仕方がないのでPCで手紙をプリントし、自分の名前だけはペン字でサインしたのですがそれすらも納得のいくものが書けない始末。
その一件があって以来、字を書くことに恐れすら抱くようになってしまいました。
期せずして万年筆を入手したことをきっかけに、これからしばらくは直筆で文字を書く練習をしたいと思った次第。
父からも「もっと綺麗な字で書け!」と言われているような気がします。
このブログの長さくらいの文章は美しく書けるようになりたいものですね。
頑張るぞー。
それではまたお会いしましょう。
Keep on Writing!