こんばんは。
現在連載中「さよならは愛の始まり」更新しました。
どうぞ、読んでみてくださいね。
R18指定作品です。ご注意ください。
こんばんは。
今回の読書はこちら
ロマンス小説の好きな私で、読んだり書いたりもするのですが、時々自分自身にモヤモヤとしてしまう瞬間があります。
ロマンス小説の登場人物、特に男性は、大体「高身長、逞しい体躯、ルックス良(たとえ野獣キャラだったとしても、野性的ハンサム)、金持ち(又はハイキャリア)、実はとても優しい(特に女性に)」
ま、一言で言うなら、かなりルッキズム溢れる設定。
女性はぽっちゃりさんとか、引っ込み思案とか、そこそこネガティブ要素があれど、男性は大体コレ。今まで読んできた作品でも、女性より低身長とか、ボンビー男子などはなかったし、自分がイメージするロマンス男性もど~もそんな男性は出てこない。
「今の多様性の時代には、正直言ってなんだかな~、だよな…」
この本を読んで、「あ、自分も知らず知らずの内に“男尊女子”なのかも」愕然としたものでした。
家事だって子育てだって、男性もして当たり前と言っている同じ頭で、「でも、ちょっと守ってもらいたいよね」とか、「やっぱり背の高い男性には目が行っちゃうよね」とか考えている自分
この本を読みながら、自分(女)の中のダブルスタンダードを糾弾されている様な気がして、ちょっと気まずい思いをしたりしました。
ま、現実は私は氷河期世代ですので、正直同世代男性に経済力を求めようなんて事は無謀過ぎると自覚もしているのですが…(だからこそロマンス小説に走るのかも)
ユーミンも子供頃は「こ~んな世界が大人になったらあるんだ~」と言う憧れで聴いていましたが、夢から覚めた今、ちょっとバカバカしくなって聴かなくなってしまいました(ユーミンファンの方、ごめんなさい。私個人の話です)
ともかく読後、「男が低身長、女が高身長のロマンス小説があっても良いな」と、考えています