皮膚表面の角質層にあるケラチンを栄養にして寄生するこの菌は、1960年代にキューバから米国へ、1990年代にはヨーロッパにも広がったといわれている。また、菌の成育には、チアミンを必要とし、人間以外のある種の動物にも感染するという指摘がある。
感染原因としては、柔道・レスリングなどで選手同士の接触が挙げられている。日本においては、2001年頃に柔道部員の集団感染などが発覚した、比較的新しい感染症である。
予防法(まめなシャワー・洗髪・洗濯・掃除など)・治療法(専用のシャンプー剤・塗り薬・飲み薬)も確立されつつある。放置しておくと治りにくくなるという特徴や、家庭などを含めた感染拡大を避けるためもあり、全日本柔道連盟は「早期発見・治療」の注意を促している。
なお、医療機関で一般的な湿疹などと誤診された結果ステロイド系抗炎症薬を塗ってしまった場合、逆に重症化する可能性もあるという。



この菌ですが、感染者は3万人と言われていますが、実際はその数十倍はいると思います。と言うのも、私も、この菌に感染した事があります。
この菌について実は仕事上調べる事になり、感染の写真を見たときに気がつきました。
私の場合、足と手でしたが、症状は一番上の写真のようになりました。元々肌が弱くアレルギー体質であった事もあり感染しやすかったのかもしれませんが、感染源はわかりません。
もしかしたら、旅行に行ったときに感染したのかもしれません。
私の場合は軽症でしたが、重度になると爛れ頭部に症状が現れた場合には髪の毛が抜け落ちるまでになるそうです。
最近は、柔道や、レスリングなどで多きな問題となっているようですが、業界のイメージダウンに繋がりかねないと情報はさほど表に出てきていません。
元々、海外で存在した菌のようですが、スポーツ競技を通して感染した可能性が非常に高いでしょう。
柔道の場合、菌が畳の中に入り込み、そこから感染拡大になる可能性があるようです。畳がもっている殺菌力も時間と共に薄れ、あるときを境に菌が大量発生するのです。
トンズランス菌対策は
●熱で水虫の原因菌である白癬菌を死滅させるには60℃以上の高熱が必要です
●日光に含まれる紫外線にも殺菌効果はありますが極微量のため水虫菌は死滅しません
●晴れた日に天日干しをしても、直射日光程度の熱では水虫菌は生き残ってしまいます
●感染者が使用したバスマットはマメに洗濯し取り換えるようにしましょう
●効果的な感染予防は24時間以内に水虫菌を洗い流すことです
畳に中に入り込んだトンズランス菌は、畳を薬品にドブ漬けでもしない限り死滅するのは難しそうですが、60度以上の高温にすれば死滅するのでここがポイントになるでしょう。
どうも、菌等の多くは60度以上で死滅することが多いのは他の実績でもデータとしてあります。問題は、熱を完全に伝える事をどうするかでしょう。通常のヒーターであれば、完全に中まで60度以上にしようとすると、熱暴走の可能性があることと、大量の電力を使うので難しいでしょうね。
東電管轄は、電気料金が30円/kwh(税込)であり、もはや、常識では考えられないところまで上がっています。
エコも良いけど、感染症が増えれば意味が無いですね。