本日、保有証券が明らかに上昇し、とりあえず利益確定した。
GM破綻は織り込み済!?
別に織り込み済であったわけではないけれど、とりあえず影響の受けにくい銘柄を購入していたら上昇していただけの事です。
メディアでは、金融不安再燃の事やその仕組みを最近全く報じなくなったのが恐ろしい・・・・・
多分、最近の株価上昇で多くの方が株を購入していると思うけど、余りにも雰囲気に飲まれすぎと思うけど実際はどうなんだろう?
GMの破綻にアメリカ政府が支援をするようだけど、売掛債権の保証は米国に拠点をおく企業であり多分その優先度もおのずと純粋なアメリカ企業よりなることは分かりきった事。
日本の自動車部品メーカーは安心していられるわけでもない。ましてや、証券化されたGMの債権は、昨年のサブプライムローン問題から表面化してきた、CDOにたっぷり組み込まれているはずでは・・・・・
ではどうして株価が上昇するの?って思う人がいるでしょうけど、多くのアナリストなどが今の上昇相場の危険性を唱える中、決してその中身を公開しない・・・・・・
実体経済は私達が感じるほど良くはなっていないのに・・・・・
では、どうして株価が上昇しているのか?
金融市場全体が本当に只の商品として売買されている事も大きいみたいですね。本来、ファンダメンタルズから検証することが必要だけれど、只単にチャート理論と、上がりそうだからとか、メディアで底が抜けたからとか・・・・・。
今の株価が高いか安いかになれば、それはどの時期と比較してと言う事になりけど、只単に時期の比較だけでは答えが出てこないのが難しいところ。
だって、余りにも株価が下がりすぎで、PBRが1を下回った銘柄が目白押しだった昨年秋以降!まさに株のバーゲンセールだった!?
では、今は高いか安いか?
昨年秋頃に比べて明らかに上昇している銘柄が多いだけで、企業価値から考えてもどうして上昇してるの?と思いたくなる銘柄もたくさんあります。
只単に、買いやすく、流動しそうな銘柄ある日突然ドスンと上昇したり、金融銘柄は単にダウと連動して動いているだけに見えます。
こんなことを書いている間にも、前回終値よりダウは200ドル近く上昇している。只単に、アメリカ政府がとりあえずバックに付いたkらだというだけで、本当に企業業績が回復する事とはなんら関係の無い話。
日本企業は確かに、GMやクライスラーの隙間に入り込んで販売できる可能性があるものの、ディーラーの存続が分からない・・・・・。ましてや、こんなときに原油上昇!ソマリア沖の問題があるのも理由の一つかもしれないけどタイミング悪すぎ!
株価が世情にあわせて大型株から値が動き次に小型銘柄とシフトしていくけど、倒産も同じような動きをするのは誰の目にも分かる。
GMの売掛債権が証券化され、その金額がレバレッジの効いたCDOに組み込まされどのような金額になっているのか全く想像も付かない。
野村證券がリーマンの日本をを引き継いだ形になり、モルガンに対して三菱UFJが増資引き受け、筆頭株主に・・・・・一見、ものすごく日本の企業がいい買い物をしたように見えるけれど、歴史を振り返ると日本は必ずと言っていいほど後々、アメリカから購入したものを更に安値で、負債を抱えながら売却していると思える。
それは、コラコラでけでしょうかね~