[ワシントン 13日 ロイター] 世界経済の減速を受けて、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の月次報告を皮切りに世界の原油需要が今週相次いで下方修正される見通しだ。
EIA月次報告は米東部時間13日午前10時30分(1530GMT、日本時間午前零時30分)に予定されており、15日には石油輸出国機構(OPEC)、16日には国際エネルギー機関(IEA)がそれぞれ世界の原油需要見通しを発表する。
トラディション・エナジーの市場調査ディレクター、アディソン・アームストロング氏は、EIAの発表に関して、世界の原油需要の鈍化が加速してい ることが裏付けられるとの見方を示し、「他の国々からさらなる下方修正が発表されても驚くべきことではない。たとえ原油需要がさほど悪化していないとの発 表があっても、誰も信じないだろう」と述べた。
EIAは前月、世界の原油需要に関して、2008年は若干のマイナスとなる一方、2009年は米国主導で世界経済がゼロ成長近くまで減速することから日量45万バレル減少するとの見通しを示した。
シティ・フューチャーズ・パースペクティブのエネルギーアナリスト、ティム・エバンズ氏は、EIAが2009年の原油需要の落ち込み幅を2倍に下方修正する可能性があると指摘した。これは前年比約1%の落ち込みを意味する。
またEIAは今回、初めて2010年の原油需要に関する見通しを公表する予定で、トレーダーにとっては、原油消費量が来年も引き続き減少するのか、それとも回復に転じるのか判断する材料となる。
エバンズ氏は、EIAの2010年の原油需要見通しが、長期的な先物価格に影響を与えるとみている。原油先物価格は現在、期近物を上回る水準にあるが、「EIAの見通しにより、調整が入る可能性がある」と指摘した。
IEAは前月、2008年の世界の原油需要が若干のマイナスとなるとの見通しを示す一方、2009年については再び増加するとの月次報告を発表していた。
またOPECは前月、2009年の世界の石油需要について、日量10万バレル減少するとの見通しを示していた。
上記はロイターの記事だけど、そもそも産油国の発表することなんてあくまで希望観測だから誰も信用してはいないよ。
あらゆる企業が、エコに専念していたのだけれど、オイルロビーの限りない圧力によって本当のエコロジー商品が世に出なかっただけですね。世界には多くの研究者が、素晴らしいエコ技術を開発していたが只単に経済的理由で受け入れなかっただけ。
最近になってエコロジー電灯のLEDに躍起になっていますが、そもそもLED電灯はずいぶん前から存在した。それがなぜ世に出なかったか?それは、電灯の多くを生産している、パナソニック・日立・東芝が電灯の在庫を多量に持っており、更に生産ラインを今更変更するわけにいかないのと、LEDの場合、寿命が長く再販の可能性が低くなり商売が上がったりに成ってしまうからに過ぎない。これは、売り手の一方的理由だね。どうしてシャープがこれほどまでに太陽熱に積極的かといえば、シャープは電灯を作っていないからですわ。要するに関係ないということです。さらに、世論のエコへの要望が強くなったことも理由のひとつ。そうでなければ堂々と太陽熱発電をうたえない。電気自動車もそうですよね。日本のメーカーは本来エコカーにかなりの資金を費やしてきたが結局今まではオイルロビーに遠慮していただけ。
今、世の中は本当のエコロジーに目覚めるときではないのかな。