景気が冷え込む中、もし暖冬になれば、金額の張る冬物衣料の販売を見込んでいたアパレルメーカーは瀕死の状態になるだろう。全体的に景気が低迷し、外出を控える人が減れば間違いなく衣料品の売上が落ちる。さらに暖冬の問題も大きいでしょうね。長期予報では、40%~50%が平年より暖かいという予報である。これは、12月の気温変化を見ていれば大体予想が付きますね。只、寒くなってくるにしてもどの場所が寒くなるかが問題なんです。大消費地帯(人口密度が高い場所)の気温が下がらなければ衣料品は売れないでしょうね。それでも、問題は、おそらく男性郡は俄然消費を控える。女性ほど流行が少ないからという点もあります。それから、ユニクロなどの商品がバカに出来ないほど徐々にクオリティーを上げてきているので、諸費者はいや顔でも安いほうに向かう。これ当たり前ですよね。
問題はその後にもやってくる。北半球が冬でも南半球は冬。この南半球の天候次第で穀物価格の変動が予想されるのです。南半球で生産される穀物が不作だった場合、現在の経済状況では世界はダブルパンチを受ける。これはマズイ!しかし、昨年のような騙しは効かないが本当に作物が取れなかった場合が問題でしょうね。
海外ブランドの売上も大幅に激減しており、ルイヴィトンやエルメス、シャネルなどの一般人に知られた銘柄の落ち込みも激しい。とかく、ルイヴィトンなどは、売上の60%以上を日本人に頼っており(と言っても中流以下の日本人)、その、人々の経済状況が非常に厳しい。お金を事由に使いやすい独身OLでさえ、この不況では財布の紐が硬くなる。暖冬になったとしても財布は氷河期の可能性も高い。今は、年末だけど、年が明けてさらに経済状況が悪化すれば、来春頃にアパレル会社の中に倒産が続出する可能性が非常に高い。
様々な産業が売上が大幅減益、さらに、赤字となっているが、このままでは、税収不足が続き間違いなく多くの自治体が破綻する。
ここから、更なる問題が発生する!
居住地域の2極化が始る・・・・・・