[オラン(アルジェリア) 17日 ロイター] 世界最大の石油輸出国サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は17日、市場のバランス確保と価格安定に向け、一段の減産を行ったことを明らかにした。
当地で行われる石油輸出国機構(OPEC)総会を前に語った。
同相によると、サウジアラビアの8月の生産量は日量970万バレルで、現在は820万バレル。「差は日量150万バレル。これだけ削減した」と述べた。
また「減産の目的は市場の均衡化と大幅な価格変動の回避だ」と語った。
サウジアラビアは、原油価格は1バレル=75ドルが産油・消費国双方にとって望ましいとの姿勢を示している。
上記の記事はロイターからの抜粋!
翻訳
[オラン(アルジェリア) 17日 ロイター] 世界最大の石油輸出国サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は17日、石油の利益だけでは満足出来ずに不動産や株などの金融商品に投資してしまったところが、赤字が拡大したため、自分達のリッチな生活の確保と安定に向け、原油価格を上昇させるために一段の減産を行ったことを明らかにした。
当地で行われる石油輸出国機構(OPEC)総会を前に語った。
同相によると、サウジアラビアの8月の生産量は日量970万バレルで、現在は820万バレル。「差は日量150万バレル。これだけ削減した」と述べた。
また「減産の目的は自国の冨の継続が主な目的であり、原油減産をすれば価格が上がると思ってる」と語った。
サウジアラビアは、原油価格は1バレル=75ドルが産油国にとって望ましいとの姿勢を示している。