2008年10月13日~2008年10月17日 | 真実は何処にあるのブログ

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経済から、実態社会まで、表からと裏から両方で書きます。こんなことかいてやばくない!まで出来るだけ書きます。

先週は、株の乱降下が激しく一日にして、日経平均が1000円も動くという異常な事態が起こった。
アメリカのダウにひきずられるかたちで大きく株が動いたのは何も日本市場だけではなかったことは皆さんもご存知のことでしょう。

さて、下に先週の日経平均とダウに動きをチャートにしたものがあります。
17日の日本市場が終わった5時間後にNY市場が開き最終的に若干下げで終わってます。
ダウの動きを見ていて特徴があるのが、終了時間寸前に取引量が増大している事です。


NYダウ

20081018-1


日経平均


20081018-2

週明け明日の気になる日本市場の動きですが、明るいニュースは残念ながら無いです。

アメリカの金融機関が公的資金の受け入れ発表とあります。
金額は、シティとJPモルガン・チェースが250億ドル、モルガン・スタンレー<MS.N>が100億ドル、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン<BK.N>が30億ドル。
ということです。

そりゃ、受け入れるでしょう~
バカじゃないのかって思うね。

今回の金融危機で、公的支援を受けた会社は、国民の預貯金という人質を逆手にとり生き延びた。
というより、彼らは、マフィア的発想?(歴史的見て略奪を繰り返してきた手法に似ている)のより、最初から
「失敗したら、援助をもらう 勝てば儲けは自分達のもの」の理論で進めていた完全に損しないビジネス。

完全無敵のできレース。

リーマンは人質を取れなかった・・・・・

只それだけ・・・・・・


下に例を上げたのは、パシフィックホールディングス(11月決算の会社)です。
チャートは向こう1年間の動きですが、 株価だけ見ると1年前に約30万円あった株価は、現在1600円!
とんでもない値下がり率ですね。

この会社、不動産の会社ですが、ご存知のごとくこの業界どの会社がいつつぶれてもおかしくない状態です。


20081019-3