神代の心〜謙虚さと不断の努力の中に鎮まる心〜 | Love Ray Heart*新しい時代の理を糧に目醒める

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いつもblogをご覧いただき

どうもありがとうございます。 

 

先日、友人と本屋さんに立ち寄ったとき

京セラを設立された 稲盛和夫さんの著書タイトル『心』が目にはいりまして購入しました。


頁を開いてみると...



まさに、今魂磨きをしている学びが

ご経験を踏まえた言葉で綴られていまして

いろいろ、考え直してゆこうと

身も心も引き締まりました。



すべては心の在り方 

地球に生まれてこれたのだから

心を今尽くさずに

生かされた命どう活用してゆくか


どんな時でも心の手入れを怠らぬように


心の力

魂に響きます




稲盛和夫さん 『心』

プロローグより 目に留まった一部文をご覧くださいませ。



すべては心”に始まり、”心”に終わるーそれこそが、私が歩んできた八十余年の人生で体得してきた至上の知恵であり、よりよく生きるための究極の極意でもあります。



ものがとどまることなく、あまねくよい方向に向かって進化し、発展遂げる


ある宗教家は「宇宙には愛が遍在している」といいましたが、そうして「氣」が宇宙には充満しているのではないでしょうか。

私が心に抱く思いもまた、「氣」だといってもよい。


したがって、すべてをよい方向へと導こうとするよき思い、他を幸せにしようとする美しい心をもつとき、それは「宇宙の心」と同調・共鳴し、おのずと物事をよい方向へと導くのです。







人の心の奥には「魂」といわれているものがあり、そのさらに奥深く、核心ともいうべき部分には、「真我」というものがある。それはもっとも純粋で、もっとも美しい心の領域です。

禅の修行をしていると、その段階が深まるにつれ、えもいわれぬ精妙な意識の状態に到達するといいます。それは静かで純粋な至福の境地というもので、すばらしい喜びに満ちている。それこそが真我であろうと思われます。


ふだん私たちはその外側に、「知性」「感性」「本能」といった心を幾重にもまとってしまっていますが、だれもがその奥底に、この上なく純粋で美しい真我をもっている。利他の心、やさしく美しい思いとは、この真我の働きによるものです。


そしてその真我とは、万物を万物たらしめている「宇宙の心」とまったく同じものである、と私は考えています。

仏教では森羅万象に仏が宿っていると説きます。古来あらゆる宗教が語ってきたように、この世のあらゆるものは、宇宙の心というべき"たった一つの存在"が、それぞれに形を変えて顕現したものだといえる。



人生の目的とは、まず一つに心を高めること。

いいかえれば魂を磨くことにほかなりません。



ともすると私たちは、富を手に入れたり、地位や名誉を求めたりすることに執着し、日々自らの欲得を満たすために奔走してしまいがちです。しかし、そうしたことは人生のゴールでもなければ目標でもありません。



生涯の体験を通して、生まれたときよりもいくばくかでも魂が美しくなったか、わずかなりとも人間性が高まったか。そのことのほうが、はるかに大切なのです。


そのためには、日々の仕事に真摯に取り組み、懸命に努力を重ねること。それによって心はおのずと研磨され、人格は高められて、より立派な魂へと成長を遂げる。


まずはそのことに私たちが生きる意味があります。



そしてもう一つ、人生の目的をあげるとすれば、人のため、世の中のために尽くすこと。すなわち「利他の心」で生きることです。

自らの欲得を抑え、やさしい思いやりの心をもって、他のために尽くす。



心を高めること、そして「利他の心」で生きることこの二つは一体かつ不可分で、他のために尽くすことによってこそ心は研磨され、また美しい心をもつからこそ、世のため人のために働くことができるのです。


自分の思いや振る舞い、行いを省みることによって、利己とエゴに満ちた悪しき我をできるだけ抑え、利他と思いやりにあふれたよき我をできるかぎり発現させていく。


そのことが魂を磨き、心を高めることにつながります。そしてそれによって人格が陶冶(トウヤ)され、人生はさらにすばらしく、豊かなものになっていくのです。



どんな人でも、この世に生を受けたかぎりは幸せになる権利があります。それどころか、幸せになることが私たちの生きる義務であろうとすら思っています。


美しい利他の心をもって世のため、人のために力を注ぐとき、私たちの人間性は磨かれ、幸福や充実がもたらされ、その人生もより深い意義と価値あるものになっていくのです。





もてる能力は、「活用」してこそ活かされる



心のもっとも中心には、私たちの存在の本源ともいうべき「魂」が存在し、その魂の奥底にはかぎりなく美しく純粋な「真我」がある


真我とは、他者を思いやり、尽くそうとする「利他の心」そのものといってもよいでしょう。しかし、私たちの魂の中にあるのは、真我ばかりではありません。


自分さえよければいい、人を押しのけてでも自らが得をし、幸せになりたいという「利己の心」もまた、魂の中には存在しているのです。


真我に対して、それは「自我」と呼んでもよいでしょう。


すなわち、私たち人間の心には真我と自我、「利他の心」と「利己の心」という相反する二つの心が同居し、せめぎ合っている。


おのれによかれと思う自我は本能的なもので、私たちが生きていくうえで必要な欲望でもあります。

それがなければ、そもそも人間は生きていくことができません。

程度の差はあれ、私たちは本能的な欲望や利己心をもたざるをえないようにつくられているのです。


私たち凡人にできるのは、自我すなわち「利己の心」をできるかぎり小さくし、真我ー「利他の心」が占める割合を大きくしていくことです。それこそが心を磨くことであり、人格を高めることでもあるのです。



謙虚さは良い人生を歩むための御守りになる
















新しい想像創造の地球へ

どのような志をもつ方々と会い

心をひとつへ

魂を響かせてゆくか。

出逢いで人生は変化します!