土曜日に保育園にリッキーを登園させ、仕事をしてからランチタイムに友人に会った。
友人はフルタイム勤務土日休み隣県在住なので、会うなら土日しか会えない。
私が5月に事務所開業したよーとハガキを送ったため、ぜひ近況聞かせてと連絡をくれた。
友人は、私と同じ地元公立中学から同じ私立の大学附属に進学し、大学も同じ大学同じ学部(同じキャンパス)同じサークル、とずっと一緒だった友人だ。
だからといってベタベタする距離感ではなく、心地よい関係の友人
前回、会ったのは9年前に私たち家族が暮らしていたアメリカの街に、彼女たち家族が旅行にやって来て会った。
とても久しぶりなんだけど、久しぶりを感じない旧友っていいよね
私は新卒で入った会社を3年弱で辞めてしまったが、彼女は就職した金融機関でジッと辛抱強く働きつつ、子育てとともに仕事も頑張って来た。
久しぶりに会って聞けば、出世して支店長の次のポジションにいるという
すごいね!
大変なことも多くあるだろうけれど、やめずに地道に勤め続け、管理職になって、次は支店長が見えている。
友人の堅実で頑張り屋さん、そして人に心配りできる長所がずっとそのままに磨かれていて、久しぶりの再会でとても刺激を受けた。
彼女には妹がいて、知的な遅れのある子だった。
彼女の家に泊まりに行って、妹さんとも一緒に夕飯を食べたりしたことがあるので、ゆっくりだけど可愛らしかった妹さんはどうしてるのか、聞いてみた。
「妹はもう15年以上、◯◯で障害者枠だけど社員として勤めているよ」と言っていた。
◯◯は誰もが知っている外食産業の会社です。
とてもゆっくりな発達だったと記憶しているが、高校は普通科を出て、専門学校に進み、資格をとったという。
その資格の仕事はかなりハードだという事で、違う仕事をする事になったが、妹さんの様な話を聞いて、とても前向きな気持ちになった。
知的な発達が遅くとも、妹さんの様に働いているという実例を知れて良かった。
リッキーの話になり、リッキーの発達のためこんな事してるとか、こんなことを心配してて、と話したり。
自分の周囲の人々に子供の心配事を話すことはあるけれど、当事者家族として友人には理解がある。
とにかくたくさん喋って喋って、時々さりげない助言もしてもらったり。
私の新規事業に関係する相談事も出来て、(仕事の一環だわ)、とにかく楽しくて心の軽くなる時間になった。ありがとう
それぞれが仲が良かった他の友人の近況もシェアしたりしながら。
同級生が病気で他界していたなんて話も聞いて、かなりショックをうけた。
そういう年齢なんだよね、私たち、と。
そして。
友人のお子さんが今年ダブル受験で、お嬢さんがうちの息子の第一志望だった大学を志望しているとの事だったので。
「宿をとるなら、◯◯駅近くがいいよ」と超ピンポイント情報を伝えた。うちは落ちたけど
たっぷり話してランチは終わり。
また5年以内には会おう!と約束して別れた。
5年って
順調そうに見える人も、周りにはには見えない悩みがあったりして。
みんなそれぞれ頑張ってるんだな、私も頑張ろうと思った。
午後また少し仕事をして保育園へお迎えに行った。
お迎えに行くと。
リッキーは「ててててーーー」と上機嫌に過ごしていた。
先生が「リッキーくん、今日は自分でトイレを指差して、便座に座ったんですよー!すごくないですかー?!」と言って喜んでくれた。
リッキーなりに成長している。
この子の道のりはどんな道のりになるのか、わからないことばかりだけど。
リッキーは今日も上機嫌で「てててー」と言ってる。
上機嫌で過ごせるってだけでもいいんんだ
今読んでる本