自閉症児の特徴でよく列記されるのが、クレーン現象というものらしい。
言葉で言わず
指さしをせず
手をひいていって要求を伝える行動
らしい。
例えば、「冷蔵庫の中のジュースが欲しい」場合、喋れる子なら「ジュースちょうだい」と言うだろうし、指さしできるなら冷蔵庫を指さしてみるとか。
リッキーは、一度出来たことが消失するパターンらしく、最近は指さしをしない。
代わりにまさにこのクレーン現象がある。
リッキーの場合
DVDをつけて欲しい時。
座ってる私のもとにやってきて、ヘッドロックをする
そしてそのままヘッドロック状態で母をDVDの前へ引きずっていき、「うーうー」という。
リッキーのクレーン現象は
ヘッドロック
荒っぽいなオイ。
手を引くって生ぬるい方法じゃ母が動かないと思っているのか
そのうち、もうちょっと要求の仕方が上手になればヘッドロックされなくなるでしょうか。
10歳ぐらいでもヘッドロック方式(方式って)だったら、母しんどいな
リッキーはまだ正式に診断を受けたわけではないが、多分自閉症スペクトラムなんではないかと思っており、さらに知的障害もあるのではなかろうかと。
正式に診断名がついたらきっとやっぱり衝撃はあるのでしょうが、心の準備はしているというか。
子供が「普通」とは違うと親にはさまざまな葛藤があると思う。辛い事もきっとこの先あると思う。
ただ、私の心の底には、次男を亡くした事以上に辛いことはないと思っていて、自分の子供が死にゆく場面を目撃する事以上に辛いことはないと思う。
どんな状態でもいいから、「生きて欲しい」と願ったあの日を思うと、生きている姿を見られるだけで幸せなんだと思っている。
現にリッキーは笑って生きている
こんな尊い事はない。
何かあってもあれ以上に辛い日はもう来ない。
そう思って生きてます
だからリッキーにヘッドロックされようと、幸せですそういう結論