いつか日本でCrowd Noiseを -4ページ目

ディビジョナルラウンド プレビュ-2-

カレッジはBCSナショナルチャンピオンシップも終わり、
フットボールファンの2010シーズンは残すところNFL
のみとなりましたね!今日も予想をしてみましょう!

ボルチモア@ピッツバーグは強烈な守備対決となるでしょう。

私が一番(唯一?)好きなフットボール解説者の河口さんも
NHKの特番で、AFC決勝戦と予想された対戦ですね。因
みにNFCの決勝戦はグリーンベイ@アトランタと絶対にあ
り得ない対戦(6位グリーンベイが決勝に行くには1位アト
ランタを倒さなければなりません)と仰っていましたね。人
間味のある方で、本当に好きな解説者の一人です。

さて、この試合は私は何といっても守備の戦いが最重要だと
思っています。NFLの歴史の中で様々なライバル関係が生
まれていますが、21世紀を代表するライバル関係と言えば、
インディアナポリスとニューイングランドと併せて、この両
チームの名前もあがるでしょうね。

両チームは同地区ライバルであるために対戦回数も多いので
すが、2003シーズン以降はピッツバーグの9勝8敗、得
失点では互角の302点ずつ、平均獲得ヤードも270.4
ヤードと276.1ヤード、ターンオーバーも33回と34
回と全てにおいて互角の戦いを演じています。

しかしプレイオフに関してはピッツバーグが2戦全勝してい
ることもあり、ややピッツバーグに分があるようですね。

本当にお互いを知りつくしたチーム同士の一戦なのですが、
ポイントはどこにあるでしょうか?

私は常々フットボールは究極のチームスポーツだと申し上げ
ております。フットボールの試合中継でプレビューをご覧い
ただくと、RBの数ヤード先には彼の走路を確保するために
味方が身を呈してブロッキングしていますし、QBがパスを
投げる寸前まで守備ラインが彼を守っている。これこそがフ
ットボールの醍醐味だと信じて疑いません。

しかし今回のようなチーム同士の一戦では、お互いを知り尽
くしているだけに個人のスキルが大きなポイントになるでし
ょう。

ピッツバーグは何といってもQBロスリスバーガーです。ボ
ルチモアは執拗にブリッツを入れて、彼にプレッシャーを与
えます。相手のプレッシャーを寸前まで引きつけられたらタ
ーゲットも空いてきますので、彼には我慢が必要です。

レギュラーシーズンでも相手守備を引きつけ、起死回生のロ
ングパスをいくつも決めてきましたし、追いつめられたとき
のプレーには定評があります。

もう一人のキーパーソンはSポラマルでしょうね。怪我の状
態が気になりますが、彼のアグレッシブな動きがピッツバー
グに勝利を呼び込むことは間違いないでしょう。

一方のボルチモアはWBボールディンです。今シーズンから
ボルチモアでプレーするリーグを代表するレシーバーは、こ
ういう状況のために獲得したといってもいいでしょう。

RBライスというエースランナーがいる環境では、自身の成
績を落とすことも無理ありませんが、それでも今シーズンは
自己ワースト2位となる837ヤードに終わった彼は、ここ
で活躍しなければなりませんね。

もう一人はLBルイスですね。リーグを代表するSリードが
弟の失踪事件を理由に離脱したことから、守備のリーダーで
ある彼には、より一層の激しいプレーが要求されます。

年齢による衰えもここ数年で囁かれていますが、彼にはまだ
まだパワーとリーダーシップでチームをけん引するパワーが
十分にありますからね。

いずれにしても、ロースコアの戦いとなるでしょう。楽しみ
ですね!!

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BCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲーム2011

NFLも良いですが、カレッジも大変盛り上がっていますよ!

カレッジフットボールは日本時間の今日、2010シーズンの
王者を決めるBCSナショナルチャンピオンシップゲームが
行われました!

今シーズンは全勝対決で西海岸のPac10を代表するオレ
ゴン大、南東部のサウスイースト(SEC)を代表するオー
バーン大との一戦となりましたが、結果はどうだったので
しょうか?

$いつか日本でCrowd Noiseを
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結果は、オーバーンが残り時間0秒でFGを決め、SEC代
表校として5年連続となる全米王者に輝きました。一方惜敗
したオレゴン大はこれで通算成績12勝1敗となり、最終発
表はまだですが、恐らくランキング3位へ降格となるでしょう。

試合は均衡した大接戦となりました。前半は11-16とオ
ーバーンにリードを許したオレゴンでしたが、後半猛追をみ
せ、残り2分33秒で19-19と同点に追い付きます。

しかし振り返れば、時間を残し過ぎました。最後のドライブ
を見事にFGに結び付けられ、力尽きましたね。逆にいえば、
残り時間を計算できないほどの激闘をみせてくれました。

しかしNFLも大注目するオーバーンQBノートンにパス2
65ヤード、2TD(1INT)を許しますが、自慢のラン
は平均2.9ヤードに抑えるなど、奮闘しましたよ!

WRヘイエルもレシーブ回数チームトップの9回で133ヤ
ードを稼ぐなど、チームのパス攻撃を支えました。

オレゴンからすれば悔やまれるのが、ラン攻撃が全く機能し
なかった点ですね。テンポの速い攻撃が最大のウリのはずで
すが、今日はそれがみられませんでした。

一方のオーバーンはラン獲得ヤード254ヤード(パス26
5ヤード)としっかり前進を重ね、時間をコントロールしま
した。後半は明らかにオレゴン守備を疲れさせていました。

更には第3ダウン成功率でもオレゴンの33.3%に対し、
成功率5割を超え(9回/17回)、要所を決めました。

第2Qのセーフティも痛かったですね。オーバーンの守備陣
を褒めるべきでしょうけど、セーフティで2失点、攻撃権を
与えた直後のシリーズをTDされ7失点、計9失点です。

オレゴンはTD2回に対して全て2ポイントコンバージョン
を成功させましたね。特に第4Q、同点に追いつく2ポイン
トは、チームカラーに染まったスタジアムを大いに盛り上げ
ましたね。恐らく地元オレゴン州ユージーンをはじめ、全米
から駆けつけた学生、関係者たち大応援団の応援も素晴らし
かったですね。

試合全般的にはオーバーンに押された内容でしたが、何とか
食い下がろうとするハツラツとしたプレーは清々しい印象を
受けました。

第4Qでジワジワと追加点を狙うオーバーンの攻撃に静まり
返るスタジアムを大いに沸かせるINTをみせるなど、ここ
まで全勝できた実力は本物だったと全米に知らしめましたね。

本当にナイスゲームでした!

個人的にはSECばかり勝っていますので、他カンファレン
スで、しかも大好きだった元デンバーQBエルエイの出身校
スタンフォードの最終順位(現在4位)を挙げるためにもオ
レゴンを応援していたのですが、残念です。

ちなみにオーバーンは全米1位が決まりましたが、2位には
同じく全勝のTCUが来るでしょうから、スタンフォードは
5位~7位程になると思います。

スタンフォードはNFLドラフトにアーリーエントリーすれ
ば、全体1位指名が濃厚だったエースQBラックがシニアシ
ーズン(4年生)もスタンフォードに残留すると決めました。
来年は更に期待できるかもしれませんね。

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ディビジョナルラウンド プレビュ-1-

NFL2010シーズンのプレイオフもいよいよ2戦目を迎え
ますね!ここからはレギュラーシーズンの勝率が上位
だった各2チーム、計4チームも登場し、プレイオフラウンド
から這い上がったチームを迎え討ちます。

では予想してみましょ!まずはグリーンベイ@アトランタから!

この一戦は個人的にとても楽しみにしている対戦です。NFC
を1位で通過したアトランタはスタッツ上は攻撃、守備ともに
リーグの中堅にいますが、得点ランキングでは5位。失点も同
じく5位となっていますね。

即ち、少ないチャンスをものにして勝利してきたチームと言え
るでしょう。中でもQBマットライアンはQBレイティングこ
そ91点台ですが、安定したパフォーマンスを見せます。

更にはエースRBターナーはリーグ3位となる1371ヤード
を走り、エースWRホワイトはリーグ2位の1389ヤードレ
シーブを記録するなど、ラン、パスのバランスが良い状態です。

一方のグリーンベイ攻撃陣はレギュラーシーズンではラン攻撃
に難がありましたが、ワイルドカードではRBスタークスの活
躍により、非常にバランスが取れていましたね。

最大の武器は守備陣でしょう。シーズン終盤からスタッツを落
としつつあったとはいえ、フィラデルフィアQBビックを16
点に抑えましたね。アトランタ攻撃陣には脅威です。

ポイントは2つでしょう!

アトランタは第3ダウン&ショートを尽く成功させたチームで
すが、グリーンベイはそれを尽く止めてきたチームです。アト
ランタのホーム不敗神話も崩れた今、グリーンベイには今まで
以上にアグレッシブな守備が求められます。

もう一つはワイルドカードで不得意なラン攻撃が機能しました
グリーンベイ攻撃陣が、再度バランスのとれた攻撃を展開でき
るかという点でしょう。これまではQBロジャース頼みだった
グリーンベイに先週は輝きが取り戻されましたね。

アトランタ守備陣は第12週に対戦し勝利したグリーンベイと
は全く別物として準備が必要でしょう。敢えていえば、バラン
スが良かったとはいえ、21失点に抑えた先週のフィラデルフ
ィア守備は参考になるかもしれませんね。

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