ぶーにゃんの時間-奈良井宿


奈良井宿の町並みは こんな感じ↑です



ところで

この日の この土地の気温は

8℃くらいでした。


思ったより寒く、

集合時間になって

バスに乗り込んできた参加者の人たちの中には

とても寒そうにしている人も

けっこういました。


私も寒くて、

要らないと思って

ズボンの下にタイツを履いて来なかったことを

後悔しました。


次のハイキングのときは 

ちゃんと履こう と 思いました。




集合時間になりました。

無事に全員が揃って

帰路につくことに。


帰り道は 中央道がかなりの渋滞。


「休日の 小仏はやはりすごいですね。

なんてったって 1000円ですからね。」


添乗員さんが 言っていました。


小仏トンネルは 渋滞で有名なのですね

そして、休日は普通車の高速料金が

1000円で、それも渋滞の原因であると

いうことも知りました。

(私たちが乗った 大きなバスは

片道で 1万円以上かかったみたいです)



渋滞で バスはなかなか進まず。。


母は 身体を伸ばして少し前のめりになって

前方の渋滞の道路を見た後、

ふぅっと 息を吐いて 座席の背もたれにもたれ、

「・・・バスに羽をつけて、飛んでいきた気分だねむかっ

と 言いました。



「・・・・・音楽でも聴く?」


「!うん!聴く聴く!」


私たちは イヤホンを片耳に付けて

音楽を 聴くことにしました。


「・・でも・・何がいい?

私が持ってる曲は お母さんはあまり好きじゃないよね」


「いつも ぶーにゃんが聴いてるやつ 聴いてみる」

「・・いいの?・・じゃあ、聴いてみて

だめだったら 変えよう」


・・・しばらく エロ帝王Will Downingをかけてみましたが

母は 無表情・・・


「・・今井美樹にする?」

「うん!今井美樹にする!PRIDE!」


「あー PRIDEは入ってないなー

古いやつしか ない」


・・・しばらく 今井美樹をかけてみましたが

母は イマイチな表情・・・


「・・・杉山清貴聴いてみる?

私もダウンロードしておきながら

殆ど聴いていないんだけど」

「うん!聞いてみる!」


・・・・しばらく 杉山清貴をかけてみましたが

母は やがてイヤホンを外しました。


「・・・なんか はじめてちゃんと杉山清貴を

聴いたけど、失恋の曲ばっかりだね。

彼女が泣いている曲ばっかりだった。笑」


ミュージックタイム 終了。



母は 何かが気になっているのか

落ち着かない様子・・・


ふと 母の向こうの

1人で来ているおじさんを 見ると


おじさんは

けっこう激しい 貧乏ゆすりを していました。


見ていると、

それは なかなか 止まりませんでした。


・・・・これかな・・・


「・・・隣の オジサン、

貧乏ゆすり してるね」


私は 小さな声で言いました。


「そうなんだヨ!むかっ

さっきから ずっとだよむかっ


母は 眉間にシワを寄せて言いました。


私は 再び おじさんを 観察しました。


「・・・あんなに 貧乏ゆすりして

筋肉痛にならないのかな・・・

・・・・・・・。

・・・ちょっと、どんな感じなのか

マネしてみるか。」


「ウッヒャッヒャッ!ダメだヨ~笑」


私は おじさんが少し背筋を伸ばしていたので

そのようにし、

おじさんが するように

貧乏ゆすりを こっそりとしてみました。


「ヒャッヒャッヒャッ!ぶーにゃん、やめな!笑」


「・・・・・ほう、ナルホド。

筋肉痛には ならないワ。なかなかイイよ。

なんかね、身体があったかくなって

身体が活発になる感じ。笑」


母は いっきに楽しくなったみたいでした。

良かったです。



予定の時間を1時間ほどオーバーして

9時半頃、出発した集合場所のところに

戻ってきました。


私たちは 添乗員のおじさんに挨拶をして、

寒さの中、駅まで歩き、

帰りの電車に乗りました。


電車は ガラガラでした。


「遅くなっちゃったね」

「うん、お父さんの方が早く帰ってくるかも知れない」


次の駅に 着きました。


母が私に 小さな声で

「酔っ払いが乗ってきたよっ」

と 言いました。


見ると、

40代くらいの お腹がぽっこりと出た男性が

フラフラとした足取りで乗ってきて、

私たちの斜め前の席に座りました。


顔が赤くて 目がうつろ、

明らかに酔っ払っているようでした。


盛り上がったのかな。


しばらくして、男性は

左手に携帯を持ったまま、

眠ってしまいました。


携帯を見ている途中で 眠ってしまったみたいです。


壁にもたれて 口が半開きで

眉間にシワを寄せて

携帯を持って 眠っている様子が


なんだか おかしくて


私は また マネをしてみることにしました。


「・・・ちょっと やってみよ。」


私は 男性のように 身体を斜めにし、

足を広げ、首を落とし、

手を 左手は携帯を持っているようにして

ひざの上に置き、

右手も男性のように 右ひざの上に置き、

口を半開きにして、眉間にシワを寄せてみました。


「ウヒャーーッビックリマークヒャッヒャッヒャッヒャッ!!


母は ツボに入ったらしく

涙を流して 笑っていました。


私も つられて 大笑い。


「いやー 今日は よく眠れるわ 笑」



そんなふうに 言ってました。




木曽路シリーズ 終わり虹


読んでくださり ありがとうございましたドキドキ