今日から、台所と居間は

リフォーム工事のため使えません。


私の部屋の隣の部屋、

以前、弟が使っていた部屋が、居間代わりです。


その部屋は、台所と居間の荷物も置かれているので

ダンボールやら、なにやらでいっぱいです。


中央のちょっとした隙間が

ご飯を食べる場所です。



「なんだかさ、この部屋はゴミ屋敷みたいだよ(笑)

今回、この台所と居間の片付けをやっててさ、

このまんま、死ぬわけにはいかないって思ったよ(笑)

あんたたちだってさ、こんなゴミだか何だかわからないようなもの

残されて死なれたって困るでしょ?(笑)

自分にとってはさぁ、頑張ってお金貯めて、やっと買った物とかが

あってさ、大事で捨てられないんだよ。

他人から見たら『なんだ、こんなもの』って思うものかもしれないけどさ。


ポケットティッシュ一つ捨てられないんだから(笑)

やだねぇ、貧乏性っていうのは


と、母はそんなことを言っていました。




私は、この、期間限定の新しい仮居間が

ちょっと楽しいです。



部屋がゴチャゴチャすぎて

何がどこにあるか、わからないのが楽しい(笑)


「お母さん、リンゴって確か残ってたよね?

どこかな?(笑)」


「あ、リンゴ?(笑)あったよ、たしかね、

どこだろう、えーっとね・・・たしか・・・

あー、もう、わかんなくなっちゃったよ、アハハハ」


「アハハハハ、・・・・あ、お母さん、あったよー(笑)」


「えー、すごいじゃん、どこにあったの?(笑)」


「ほら、この茶筒の裏に」


・・・・と、こんなふうに

「××はどこ?」と物の場所を聞くたびに大笑いです。



でも

もっとおかしかったのは、この後でした。


食事が終わり、上の階にある洗面台に

お皿を洗いに行きました。


「洗面台の右の棚のところに、白いフキンが置いてあると思うから

それでお皿を拭いてね」


そう言われて行ったのですが、そこにはフキンが見当たりませんでした。


でも洗面台の前にかけてあったタオルのうち

右側にあったタオルが白かったので

これのことかなー、と思い、それで拭きました。



私は拭いた食器を持って、また仮居間に戻り

一応、母に聞きました。


「白いフキンってさ、フキンじゃなくて、タオルだよね?

あの洗面台にかけてある右側の」


「・・・はてなマーク

アッハッハッハッ!!あれはビックリマークお父さんが顔を拭いたタオルだよぉ!!

知ーらないッ(笑)」


「えっはてなマークアッハッハッハッ!!どーしよー、拭いちゃった(笑)(笑)

アッハッハッハッ、く、くるし~~~」




こんなふうに仮居間での初日は終わりましたブーケ2