今日は昨日よりも気温が5度も高かったそうで、過ごしやすい一日でした。
「三寒四温」の対義語はないようですが、「三雨四冷」とでも言いましょうか、このようにして本格的な冬になっていくのでしょうね。そんな、日吉です。
さて、先日のブログで「ラリー・カールトン」について書きましたが、そうなるとフュージョンギタリストの双璧をなす「リー・リトナー」についても書きたくなってしまいます。
彼の代表作を一つ挙げるとしたら、何を選びますか?
この答えは十人十色でしょうが、僕は迷わず「Rio Funk」!
恐らく、ベーシストの90%の方はこの曲を挙げるのではないかと思われます。だって、ベースがカッコウ良いんだもの!
レコーディングのベースはマーカス・ミラー。あの当時、飛ぶ鳥を落とす勢いでしたね。様々なジャンルの様々なアーティストのアルバムに参加していました。もちろん、今も大活躍されていますが。ちなみに、僕のマーカス初めは、渡辺香津美さんの「トチカ」でした。
このRioFunkの魅力はSoloが盛り上がること。色々なバージョンがありますが、もれなくベースソロがついています。
フルートのDave Valentineとの共演。ベースはラボリエルです。独特のグルーヴを持ったベーシストで、理論派の間逆に位置する本能のベーシストと思っています。自分の好きな作品には多く参加している、偉大なベーシストの一人です。
Jimmy Johnsonのバージョンはなかなか珍しい。何故なら、フレットレス・ベースなのでスラップをやっていないのです。それが、新鮮でカッコウいい!
実は、彼とは26年くらい前に面識があるんです。アラン・ホールズワースさんの初来日の時にベーシストで来日していました。偶然、その際の通訳&MC&ツアーマネージャーが友人だったのです。友人の名前はリッチー、関西弁がペラペラでした。
彼のお陰で2日間バックパスで出入り自由!アランさんやジミーにも紹介してくれました。ドキドキでした。
ジミーはとても人柄のよい人で、奥さんが日系3世ということもあり親日家だったのです。それで、「いつかロスに行きたいんだ。」というと、「その時は連絡をくれ」と事務所の電話番号を教えてくれました。良い人だったなー!
こちらはDrummer向けのバージョン。勉強不足で詳しくは知りませんが、独特のプレースタイルで、目も耳もそちらに行ってしまう、そんな魅力を持ったドラマーです。
最後はこちら。2009年と今までの画像と比べると、かなりタイムスリップしていますね。
メルヴィン・デイヴィス(Bassist)、音的に好き嫌いがはっきりと分かれるタイプですが、実際にスゲー!って思います。一体スラップはどこまで進化していくのでしょうか?
いつの間にかベースの話になってしましましたが、リトナーは誰とやっても変わりません。懐が深く、相手の良さを引き出すプレイが自然に出来る才を持ったギタリストです。
音に表情に、ナイスガイが滲み出ています。素晴らしいです。
さて、いよいよ明日は渋谷AX!一年振りの大舞台です。
燃えていますよ!
まだ間に合います!応援に来てくださーい!!!