FB繋がりの方が紹介されていたこの本、
海外での民泊旅行記です。
面白くて一気に読みました!

三つ星〜リヨンのレストラン〜リヨンの旅の本と、
この所、私の頭に残るキーワードがしりとりの様に繋がって、行き着いたのがこのテーマ、民泊でした。

民泊とは、個人の家や部屋をサイトを通じて提供するシステムで、最近よく聞くairbとは、貸したい人と借りたい人を繋ぐマッチングサイトのことです。
世界192カ国、33000の都市、80万以上の宿が登録されているそうです。
貸す側、借りる側のレビューも参考になりますね。

ホテルとの違いは、
・ホテルよりも割安。
・現地の暮らしぶりにふれ
 る機会や情報が豊富。
・人との交流が持てる。
・NET上で予約が基本。

などですが、数年前に京都のゲストハウスに泊まった時のことを思い出しました。
京都の町屋を改装した宿泊施設。
シャワー、トイレ、キッチン、居間などは共用で、素泊まりひと部屋6千円くらい。
自転車で近くの銭湯に行ったのも楽しかった!

鍵は付いていますが、部屋の壁も布団もかなり薄く、最初はえ⁉︎っと不安になったのですが…

お隣の、海外からの赤ちゃん連れのご夫婦も感じよく、赤ちゃんを紐でおんぶして共同キッチンで離乳食を作る旦那さまや、

外から戻って炬燵でのんびりお茶を飲んだり、そこで飼われている金魚が懐いたり…外から戻ると"ただいま〜!"って感じ。
ちょっと田舎の親戚の家に泊まった様な不思議な安心感がありました。

他に泊まったホテルや、BOXから鍵を出すワンルームのマンションタイプの部屋よりも、人の気配がするこの町屋の民泊が一番楽しかったことが自分でも意外でした。
目的が観光だったので、一人静かに缶詰状態になりたい方には向きませんが。

最初の本の話に戻ります。

50代を迎えた著者が、憧れの海外での生活を体験するため、フランス、リヨンの民泊で一人自炊をして過ごすお話です。
買い物はマルシェ、目指すはカフェで仕事をすること!

言葉の壁もあり、日本では普通にしていることがいちいち大変な様子に、民泊ではないけれど、一人パリに滞在した時のことを思い出して頷いたり笑ったりの連続でした。
パリで泊まった一戸建ての様な部屋。
鍵の開け閉めにも一苦労でした笑

旅先で、誰も私のことをしらないと言う開放感にも似た思いと緊張感、
同時に人の気配やちょっとしたふれあいから来る安心感やありがたさなど、
旅の仕方も色々選べる時代になってきました。

現在、日本全国に800万軒の空き家があるとか。
ここ葉山でも、空き家が増えており、古い家屋を改装して民泊を始めた方が何人かいます。
実は時間のある時に、近くのairbのお手伝いもしている私。貸す側のやるべきことやシステムも段々とわかってきたのでした😁

本の内容は、来月の読書会の前に先出しジャンケン?になってしまうのでこれ以上触れませんが、ちょうど同じ頃TVで民泊特集をやっていたのを、偶然(必然?)
観てしまいました。

全員が、退職後の年齢で民泊をされており、民泊経営者同士の集まりでは、便利なアプリの紹介や、情報交換などしていました。
最高齢80代の女性曰く、

"こんな楽しいこと、みんなやればいいのに‼️"

う〜ん、東京オリンピックには間に合いそうもないけれど、アンテナを貼りながら、また一つ夢リストに追加しておこう。

民泊を、
したい❣️
(泊めたい)
(泊まりたい)
(泊まってもらいたい)
始めたら!ですね😁