迷探偵の娘は推理小説が大好きだけど、
私はどうだろう?
読んでいる間は寝る間も惜しむほど
没頭するけど、一度犯人やトリックが
わかってしまったら何度も繰り返し読むことは
しないし、夢中になって読んだはずなのに、
数日後にはどんなストーリーだったか完全に
忘れている。数年後読み返せば、5分くらいで
思い出してしまうので、やはり2度目はない。
推理小説は1度限りのお楽しみ。
最近読んだものだと、1番面白かったのは
マスカレードシリーズ。
続編もすごく面白い。
後は、好きか…と言うと微妙だけれど、
忘れられないミステリー小説は、
宮部みゆきさんの『火車』
中2の時に読んだ。
テーマはクレジットカードの不正。
ネタバレになるので詳しくは書けないが
結末がすごく悔しくて悶絶した。
もっと書いてよーと歯噛みする一方で
ここで終わらせるのがプロの仕事なんだなと
思わされた。
あの大長編をAudioで聴くとどんな感じなのだろう。
自分のペースとぴったり合わないと
退屈していつの間にか話が先に進んでしまったり、
理解が追い付かなくて乗り遅れたりしそうだけど、
「聞く」という意思があれば
すうっと物語に入っていけるものなのだろうか。
ちょっと気になる。
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