左足の浮腫みについて呼吸器科の主治医に相談したときに、内科的なことではなさそうということになりました。
先生が何気なく最後に「腱かもしれないね」とおっしゃったので、その晩に調べてみました。
足裏の腱の異常と調べたら、足底腱膜炎とか足底筋膜炎という名前が出てきました。
この炎症から浮腫むという症状は色々見ても出てこないのですが、原因に思い当たることがあり、この炎症の可能性が高いかなと思いました。
足底腱膜炎とは、
足のアーチ構造を支える足底腱膜が炎症を起こし、小さな断裂を繰り返している状態。
かかとや足底が地面に着地した際に、足底腱膜が伸ばされて痛みを感じます。
足底腱膜炎を誘発する要因は、スポーツによる使いすぎ、長時間の歩行や立ち仕事、不適切なシューズの使用、硬い路面でのトレーニング、足の筋力不足や柔軟性の低下、足の形の変形(扁平足や外反母趾)などが挙げられます。
私は左が特に偏平足で、土踏まずがない分右足に比べて1cm近くもサイズが大きいほど!
仕事は週数回ですが、その間は立ち仕事。
そしてアブセッサスになってからは趣味の水泳が出来なくなり、足の筋力の衰えを実感しているので出来るだけ歩くことを日課にしていました。ジムもやめたので自宅でズンバやエアロをしていますが、シューズを履いていませんでした。
今回痛くなった日を振り返ると、今夏初めてスポーツサンダルではなくてぺったんこのビニールサンダルを履いて歩き回ったのを思い出しました。
1月に左足だけアキレス腱炎とみられる症状が出て2か月は続きました。それもふくらはぎの筋肉やアキレス腱の柔軟性が低下していたからなったのだと思っていました。なので、その左足をwalkingやシューズ無しのエアロ、その上ぺったんこサンダルで硬い路面を歩いて駆使してしまったのだと思います。普通の人ならそれほどでもない事でも、偏平足な上に痩せて筋肉もお肉もない私の足には足裏腱膜にダイレクトに負担がかかったのではないかな。
左足だけということと、誘発しやすい条件が整いすぎているので、多分これでしょう。
一つだけ解せないのは浮腫みです。浮腫みもでると書いてある文献はないのです。それほどひどいのかな?
多くの場合、数ヶ月程度で自然に痛みがおさまるそうで、対処法は以下。
とにかくこれからはちゃんとしたシューズを履き、歩き過ぎをやめ、ストレッチなど取り入れようと思います。
テーピングも明日夫に聞きながらやってみよう。また、オムロンの低周波治療器があるので利用してみます。
それで治らなかったら、浮腫みの原因は違うのかも知れないけれど、足裏腱膜炎にいずれなる可能性が高いからやって損は無いので。
・ 練習量をコントロールする/できるだけ安静にする
・ 足の裏やふくらはぎの筋肉と柔軟性を高める
足の筋力や柔軟性が低下すると、足底腱膜に強い牽引力(引っ張られるストレス)がかかり炎症を起こしやすくするので、足底やふくらはぎの筋肉のストレッチやトレーニングをとりいれる
・ クッション性のあるシューズを選ぶ
扁平足やハイアーチなど、アーチに変形がある人は、インソール(中敷き)の使用が効果的
・ テーピングをする
足底のアーチ構造が崩れると地面からの衝撃をうまく吸収できなくなるので、足底腱膜炎になりやすい傾向がある。テーピングでアーチを作ることで、クッション機能をサポートする効果が期待できる
テーピングの方法
- 足首を90度の角度に保つ
- テープの1本目は、親指の付け根と小指の付け根の盛り上がった部分を通過するようにテープを巻く。足の甲の部分は巻かないように注意。
- 2本目は親指の下から足底をクロスし、外側からかかとを回ってスタートに戻る
- 3本目は小指の下からスタートし、かかとの内側から1周する
- 4本目は中指の下からかかとの外側を回って、元の位置に戻る