昨日の清算で、ランプレン錠7粒が3割負担で¥579でした。全負担なら1錠が¥300近いのかとびっくりびっくり

元々ハンセン病に用いられる薬なのですが、なぜ非結核性抗酸菌症に用いられるのかなど調べたけと分からなかったえー

でも調べていると、ある呼吸器内科医が書いているブログが目に止まりました。

(あとで添付します)

 

入院中に服用していた時にランプレンでは腎肝への悪い影響は感じられなかったのですが、色素沈着(顔が日焼けしたようになった)がありました。それについては少しブログに書きました。なので、退院したら日焼け止め対策必須!と思っていました。

でもこの文章(ある呼吸器内科医が書いておられるブログ)には、皮膚沈着「魚鱗癬(ぎょりんせん)」という聞いたことがない言葉も出てきました。

調べると、画像が出てきて、私がこのごろ気になっている足首から上20cmほどの乾燥肌と似ていました。

(私の脚。醜くて恥ずかしい、すみません)

春になると脚、腕、腰回りなど肌がカサカサして粉をふいたようになることがあり、そのせいだと思ってワセリンを塗っていました。

でも、今回は今まで経験していない亀の甲のような模様になっていることが気になっていました。

ランプレンを入院中に飲んだのは20日間くらい。症状が出るのは「100mg/日であれば2ヶ月以内」とこの文にはあります。でも私は体が小さいので血中濃度としては高くなるから副作用が早く出たのかもしれません。1か月中断していましたが消えるには半年以上かかるようなので(治らないという説もある)、ただの乾燥肌でなくランプレンの副作用なのではないかと昨日初めて気付きました。

そうかといって先週再開し始めたばかりのランプレンをやめるわけにはいかないでしょうから、主治医のS部長に相談する意味は無いかも…。

でも一応お見せして伝えるだけは伝えてようかな?乾燥する季節が終わるのを待っての様子見ということになるんじゃないかと思いますが。

(1番最後に書いた鱗屑という乾燥肌の悪化かも?と私が説明することになるので、皮膚科医でないS部長はそのまま受け止めるでしょう)

 

調べると、魚鱗癬は先天性の全身に症状が出る難病です。見るに堪えられない画像が出てきて目を覆いました。

後天性もあり、そのひとつが薬によるもののようです。後天性の場合の詳しいことについてはまだ良く調べていません。調べれば調べるほど怖くなるので昨日はやめました(-_-;)

 

 

以下後先になりましたが、ある 呼吸器内科医が書いておられるブログです。

肺Mycobacterium abscessus症に対するクロファジミン : 呼吸器内科医 (exblog.jp)

皮膚着色とその機序

 多剤耐性結核では、クロファジミン使用例の94.3%に皮膚着色がみられ、その約半数が魚鱗癬だった4)。ハンセン病でも全例に皮膚着色がみられ、半数以上が魚鱗癬とされている5)M. abscessus症では21.4~66.4%6),7)と報告データは限られている。ただ、エキスパートに経験を伺っている限りでは、「皮膚着色はほぼ必発」との見解だった。

 ハンセン病で用いられる通常量50mg/日であれば、4-5ヶ月ほどかけて皮膚着色が出現することが多いが、用量が多いほどすみやかに出現し、100mg/日であれば2ヶ月以内、200mg/日であれば4週間以内に出現する。200mg/日を超えてくると皮膚だけでなく消化管の副作用が増す。

 皮膚着色の機序は、マクロファージ内部に脂質とクロファジミンが含まれている、いわゆるセロイドリポフスチン症である。組織内の薬剤濃度が高い場合に皮膚の色素沈着は増すが、主原因は可逆的なセロイドリポフスチン症である8)。皮膚着色は、顔面を含む日光に曝される部分に顕著であり、肌の色が白い人ほど目立つ結果となる。そのため、人種によっては頻度が低めに報告されるかもしれない9)

 WHOの「The Final Push Strategy to Eliminate Leprosy as a Public Health Problem(第2版)」によると、クロファジミンによる皮膚着色は約3ヶ月目に出現しはじめ、中止すると6ヶ月で消えていく可逆的なものである。なお、皮膚だけでなく、尿も着色する。

 

 複十字病院で「非結核性抗酸菌症患者における血中薬物濃度モニタリング」(UMIN000041053)の臨床試験が進行中。主要評価項目は、被検者の皮膚の色素過剰沈着の有無とされている。

 実地的にどういう対応をしているかというと、たとえば「毎日スマホで顔を撮影してもらって、客観的に自分の顔を見て、もう飲めないと思ったらやめる」というスタンスのエキスパートもいらっしゃる。

 

 

以下は皮膚沈着意外のランプレンの副作用、投与量について。

難しいですが、自分のためにここに添付しておきます。

なにしろ未だ分からないことだらけの病気です。

なのに非結核性抗酸菌症、特にそのうちの3%のアブセッサス症が難病指定から外されているのは不納得👎

どのような菌かが分かっていても治療法が確定されていないならば長年苦しみ治療費も嵩む。仕事を諦めなければならない場合もあります。難病指定でなくても何らかの補助をしてほしいものです。

 

■その他副作用

 上述したように、消化器症状や肝障害も起こることがある。クロファジミン自体が腸間膜に沈着するため、ひどい場合イレウスに陥ることがある。用量依存的に起こるもので、200mg/日以上では有意に増えてくる。

■投与量・MIC・治療効果

 ATS/ERS/ESCMID/IDSAガイドラインではM. abscessus症に対して100-200mg/日が推奨記載であるが、最下記にあるように日本では100mg/日が上限である(ハンセン病は50mg/日)。MDRTBに対しては基本的に100mg/日であるが、200mg/日を推奨する専門家もいる。

 NTMは同じ菌種であってもMIC分布はヘテロであり、1濃度のブレイクポイントのみで耐性と感受性の弁別が難しいことが前提にある。NTMでは、MAC-クラリスロマイシン、MAC-アミカシン、M. kansasii-リファンピシンに明確な感受性関連があるくらいで、とりわけ二次治療以降に用いられるような薬剤の感受性が一体どこまで有用なのかは未知であり、MICに関してはさもありなん(推奨薬であるアジスロマイシンですらMIC測定の推奨をしていない)。現在CLSIに準ずる感受性検査は、ブロスミックRGMで可能。

 M. abscessusのクロファジミンMIC≦0.25 μg/mL(CAMHB)の培養陰性化は、MIC>0.5の症例よりも高い(N=40、オッズ比39.3、P=0.021)11)。サムスン医療センターから同様の報告がある(subspecies abscessusでは34%、massilienseでは85%がクロファジミンのMIC≦0.25)12)。クロファジミンのMICについてはこれらと相反する研究結果もあり12)、SGMと比べてRGMでMICのCOポイントは相当上ではないかという見解もある1),14)

 

 

因みに、私の足の写真で画像検索すると、似たような症状の人が結構いて、以下の解答をもらっていました。ただの乾燥肌悪化かもしれません。

微妙ですキョロキョロ

乾燥により肌表面で水分を保つ機能が落ちて角質がたまり、 皮膚が小板状に剥がれたような状態は「鱗屑(りんせつ)」

 ともいわれます。 

 ザラザラしたり、白く毛羽立ったような見た目

 になることもあります。

 乾燥がひどくなると鱗屑は大きくなり、

 キメの粗い肌になってしまいます。