腎臓機能を見る血液検査数値はBUN、Cre、eGFRです。
でもその違いについてはあまり理解していませんでした。
結論から言うと、
クレアチニンとBUN(血中尿素窒素)は、両方を測定することで腎機能の問題か、肝機能の低下などその他の因子による問題化を判断できるとのことです。
・クレアチニンは、筋肉で生成される老廃物で、腎臓の糸球体により濾過される代表的な物質。
よって腎臓の濾過機能低下により血液中にクレアチニンが残り、数値が高くなります。
・BUN(血中酸素色素)は、体内でエネルギーとして使われたタンパク質の最終代謝産物で、老廃物の一種。
腎機能が低下している可能性があります。
・eGFRは年齢とクレアチニンをもとに推定された糸球体ろ過量のことです。慢性腎不全の重症度を表す指標として用いられています。
↓このサイトが分かりやすいと思います。
【臨床検査値】腎機能検査値のBUN・Cre・eGFRの違いについて | 薬剤師の気まぐれノート (yakumedical.com)
Point
①Creが高いときは、腎機能が低下している
②eGFRが低いときは、腎機能が低下している
③BUNが40以上のときは、腎機能が低下している可能性がある
BUNは、腎機能以外の影響も受けやすいため、BUNが異常値を示す場合は、BUN/Cre比が10より乖離(かいり)していないかを確認する。
私の場合、今回3/23
Cre(基準値0.46-0.79) 1.05
BUN(基準値8.0-20.0) 28.9
eGFR 42.6
BUN/Cre比を計算すると2.75でした。
何故今回気になったかというと、今回は元々腎機能が悪い私にしてはCreが高くなったわけではないのにBUNが少し上がっていたからです。
入院は2/13。
2/14から開始したクラリスとチエナム点滴で肝機能障害になり投薬中断したのは2/19ー2/21。
ジスロマックで投薬中断したのは3/8から。(3/23、現在まだ中断中ですがアミカシン点滴だけ3/20から再開)
下にCreとBUNを書き出してみました。
投薬中断するとCreは下がっているので関係あると思います。BUNはまちまち。3/18と今日の投薬の差はアミカシン点滴だけなので、アミカシン点滴による影響?でもその前もまちまちなのでこれは良く分かりません。
上記の検索で、BUNは腎機能そのものだけでないと分かったので頷けます。
(医師はここまではみていないので自分で調べているわけで、質問しても明確な解答はないでしょう。こたえは見つかりませんね。もし私だけを長年よく診ている先生がいたならば、肺、腎以外の肝臓、心臓その他との関連で予測できるかも?)
3/23 1.05 28.9
3/18 1.08 27.5
3/14 1.06 24.5
3/11 1.13 22.8
3/8 1.32 25.8
3/4 1.10 23.9
2/29 1.02 25.6
2/26 1.01 22.6
2/22 0.99 18.6
2/19 0.99 19.3
2/13 0.95 30.1
2/6 1.04 29.4
1/16 1.14 41.0
8/14 1.02