昨日書けなかったので23日目に書いています。
実は今日のほうが更に体調悪く、高熱と気分の悪さでお手洗い以外は歩けずに寝ているだけなのですが、幸い解熱剤を飲み昼食を食べれて、このブログを書けています。
昨日コメントいただいた方のに返信できず申し訳ありません。
いつも元気づけられるメッセージをありがとうございます。本当に感謝しています。
 
 
昨晩はかなり疲れていたようで、お手洗いと痰で眠りが中断した後でもすぐ寝入れ、7時間睡眠がとれました。
6:30  チラージン ジスロマック1錠、ランプレン2錠、胃薬
6:50  止血剤点滴 40分
7:10   ソルラクト点滴

ジョイントして同時進行。手術用に管が長いからお手洗いに行く時絡まって難しい😓

 

貧血でだと思いますが、吐き気に近いくらいのふらふら気分の悪さがあります。

 

8:50 簡易パンツと手術用のガウンに着替えました。

9:00 担当看護師さんと歩いてレントゲン科へ。血管塞栓術(BAE)

部屋に入ると、手術をして下さるY先生と助手の医師2人、看護師さん3、4人、ガラス越しに映像を管理する人達がいらして、そんな大手術とは思っていなかったので緊張🫨

左手に酸素濃度測定器、血圧計、点滴、右手はもし両足太もも付け根の動脈だけでは足りない場合にカテーテルを通すからと固定されました。(結局は必要なくなり途中で外されました)

顔には酸素マスク。

 

手術室はとても寒い。機器のためらしいです。

太もも周辺を消毒され乾くまでお腹出している時は寒さでガクガク。その後もずっと寒くて仕方なかったです。それと、微動だにしてはいけないので耐えるのが辛かったです。

2〜3時間の辛抱、と思っていたら5時間になりました。
昨日は造影剤CTでだいたいの治療すべき個所が分かったものの、実際には今日カテーテルを挿入し都度造影CTを取りながら処置を決めていくので部分麻酔です。
CTを撮るときは、「吸って~止めます、楽にして」と声がかかるので従います。
先生達の声が当然ずっと聞こえるので、「よし、そうそう。」とかは聞いていて安心するのですが、「やばいな」とか「ここが一番難しい個所だ」とか聞こえると私も不安になりました。
一番不安になったのは、助手の1人が辿々しく、塞栓するゼラチンを作った時に「それは余りに濃いよ、倍以上に薄めて」と言われたり、何かの過程で「なんで今開くの、閉じて!」とか言われているのが聞こえた時でしたえー 後で聞きましだが、初めて手術に立ち合う研修医だったようです。逆に言えば研修医がいるから一つ一つ普段以上に丁寧に手術を進め、又時間もかかったようです。
 
14:00 帰りは勿論歩けません。手術ベッドからお迎えに来てもらった自分のベッドに4人に抱きかかえられて「せーの」で移してもらい、病棟へ戻りました。
その後ベッド上絶対安静5時間
この時はまだ発熱も気分の悪さもなくて、ただ手術の間じっとしていた疲れと体が冷えたことがしんどいくらいでした。自分のベッドで電気毛布を付けたときの暖かさにはもうありがたいの一言でパラダイス♡
パンの朝食を逃しましたが2、3時間の手術だから昼食は食べられると聞いていました。でもとても無理ということになりました。昼食は一番気に入った焼サバのだし茶漬けだったのに、、とそんなことをこの時は考える余裕がありました(笑)

お腹が空いているわけではありませんが、また痩せてしまうという心配から看護師さんに何か食べたいと頼みました。体を起こせないので液体も飲みにくいでしょう、パンなら食べれるかもと。(管を通した足の付け根からの出血を防止するための絶対安静なので真上を見て食べるしかありません。介護ベッドのように上半身を持ち上げる態勢に出来るベッドですが、付け根を少しでも折ることになるのでだめなのです)。

15:10 バターロールにジャムを塗ったものを2つと牛乳を持ってきてくださいました。

枕の高さで5センチは頭が上がっているのでその高さで少し横を向けば何とか少しずつパンを食べれました。牛乳は降れ曲がるストローを持ってきていただいたので鼻から出ないように注意しながらちびちび飲めました。感謝。

 

15:15 主治医のS先生。
造影剤をかなり使ったと手術医から連絡があり、今日明日ソルラクト点滴(水分補給)を続けて腎臓の様子を見るということでした。
 
この頃から体がかなりきつくなってきました。
15:30スマホを出せて家族に連絡しました。(手術に向かうときに貴重品入れにスマホを入れて、そのカギを預けた看護師さんとなかなか会えなかったのです)
スマホを見るのもつらく、テキストするのはもっと大変だったので短文でした。
 
16:00 手術をしてくださった先生お二人がいらっしゃいました。
4か所を止めたこと。きちんと塞げたと思うと。また詳しい説明は後日きちんとしていただけるということでした。
16:40  38.3  血圧上が92  酸素濃度99
18:00まで熟睡。  
大好きな外来担当医のT先生が来てくださいました。
熱が出始めたけれど胸痛はまだないと話しました。これからかもしれないということでした。明日も多分こんな感じできついかもしれないと言われました。
金曜日の9:00に夫を含めて今の状態と治療進度を説明してくださる約束ですが、その時に今日の手術の説明もしてくださるとこのことでした。先生にも今日の造影CT画像が送られているそうです。また、先の話になるけど退院前に一回輸血をした方が良いかもと。ご自身がその方が楽だろうと。

18:00  39.1度 カロナール2錠飲みました。
18:30  担当看護師さんが付け根から出血してないかチェックし、責任者の看護師さんも呼びダブルチェック。大丈夫でした。その部分にバンドエイドを貼ります。身動き取れなかった10時間から解放されました。
尿管も外してもらえて手術用下着とガウンから自分の洋服に着替えました。ただをれをするだけでも体が辛くてやっとです。尿は良く出ていて、このとき1リットルでした。腎臓が機能してくれていてよかった!
その後看護師さんが廊下を10mほど一緒に歩いてふらふらしないかを試してくれました。10mで十分。それ以上は自信がありませんでした。10時間以上身動きしていなかったからぎこちないのか、元々の貧血でのふらふらか良く分かりません。
19:00 夕食  39.2度
一番好きだったメニューの昼食を逃してしまい、夕飯は一番嫌いだった天ぷら💦

食べないと!という義務感。衣をはがすようにして食べ、かき揚げはパス。あとは頑張りました。

夕食中にこの日のブログはもうかけないので「とりあえず」のブログを書いたのですが、自分が存在しているのかどうか分からないような容態で、1行書くと目を閉じてしまい、なんだか麻酔がかかっているような感じ。良く分からないまま投稿しました。

 

20:00手術してくださった助手のほうの先生がもう一度来てくださいました。
とても気さくな先生で、手術をしてくださったY先生は完璧を求めるかたで、リスク回避のために(動脈を塞ぎすぎて合併症を起こす確率が高い)ほとんどゼラチンで止める方法を用いたので半年もすると又出血があるかもしれないということでした。
脳梗塞など怖い一方、こんな大変な思いをして効果はたった半年?と複雑な思いになりました。また、研修医が同席したこともあり長くなって申し訳ない、患者さんにとっては辛かったと思うが研修医がいたので一つ一つ普段以上に丁寧に進めたのですと。これにも微妙な気持ちになりました… 手術が成功したのならそれが一番ですが。
 
プロテインバー一本と下剤のモビコールをハアハアしながら口に入れました。
流石に39度を超えると辛いです。明日は少しは良くなるという希望をもって寝ましょう。

手術後寝てばかりいましたが、かなり疲れているので夜も寝れそうに思います。

おやすみなさい。