肺活力を高めると免疫力が高まります。
その為には呼吸筋(肺の周りの筋肉)を鍛えること。
肺自体は伸びたり縮んだりすることができないためこの呼吸筋によって空気を肺に出入りさせることができています。
鍛えればゆっくりと深い呼吸ができます。
呼吸筋なんて普段意識しませんが、コロナ禍でとりあげられることが増えたようです。
自律神経(交感神経と副交感神経)の乱れにより体の機能が弱りますが、コロナ禍では外出の機会が減って不安や苛立ちのネガティブな感情がさらに自律神経のバランスを崩してしまい、肺や腸の機能を衰えさせて負のスパイラルとなってしまうからです。
そこで、ゆっくりと深い呼吸が必要になるのです。
私はこの1週間だけでも深い呼吸を意識して効果を実感しました❣
敗血症の際に急性心不全も起こしていています。1年ほどで薬は卒業し数値も平常値内になったのですが、最近の体の冷えは更年期もあるけれど心臓の働きが弱いからだろうと想像していました。でも、心臓というより肺だったんだろうなと今回思いました。十分な酸素自体を取り込めていなかったんだろうな。
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肺は呼吸によって体内に酸素を取り入れ、いらなくなった二酸化炭素を外へ排出する役目を果たしています。
心臓はポンプのように血液を全身に送り出しています。肺で取り込んだ酸素を血液に乗せて、身体のすみずみまで行き渡らせます。
呼吸機能を支えているのが、横隔膜などの呼吸筋。肺をしっかり膨らませるためには横隔膜が大きく動く必要があります。そのため、呼吸筋のストレッチやトレーニングによって、呼吸に負荷をかけることで、心肺機能が向上するといわれています。
心肺機能を強化することによる3つのメリット
① 持久力のアップ
心肺機能を強化しより多くのエネルギーを生み出すことができるようになると、軽い負荷の運動を長時間行うことができます。
② 疲れにくい身体に
人間の身体にはもともと疲労を回復する機能が備わっています。
心肺機能を高めることによる血流アップや代謝アップは疲労物質を排出しやすくし、エネルギー産出の促進にもつながるので、疲れにくい体を手に入れることができます。
③ 冷え性の改善
心肺機能を強化することによって体のすみずみまで血液が届きやすくなるため、血行不良による冷え性の改善にも効果が期待できます。
口呼吸ではなく鼻呼吸を!
人間の本来の呼吸は鼻呼吸です。口で呼吸すると浅い呼吸になりがちなので、鼻呼吸で深い呼吸を行うようにすること。
また、口で呼吸すると体内に供給される酸素量が減るといわれています。
他にもメリットがあり、鼻は天然のフィルターともいわれ、外部から侵入しようとするホコリや花粉、ウイルスや細菌などをブロックしてくれます。
また、鼻から入ってきた空気は、適切な温度と湿度に調整されるので、肺の中でスムーズに循環されます。
完全呼吸がおすすめ!
ヨガなどで行われている基本的な呼吸法のひとつです。胸式呼吸と腹式呼吸を同時に行い、鎖骨や肩まわりまで大きく使って呼吸を行います。
(やり方)
1. 背すじを伸ばし骨盤を立てて、楽な姿勢で座る
2. 口から息をすべて吐き出し、余分な力を抜く
3. 鼻からゆっくりと息を吸いながら、お腹、胸、鎖骨の順に身体を広げる
4. 鼻からゆっくりと息を吐きながら、お腹、胸、鎖骨の順に身体を戻す
完全呼吸を行うと心肺機能が強化されるだけでなく、疲労感や肩こりの改善や、脳へも酸素が行き渡るため、心も安定するなどの効果が期待できるといわれています。
でも、苦手な人にはなかなか深い呼吸が難しい。
呼吸トレーニンググッズ、と検索したらアマゾンなどで似たような商品がたくさんありました。
呼吸練習、腹式呼吸、肺活量、トレーニングなどの言葉でアピールしています。
安いものでも¥1,500。スマホと連動できるような商品だと1万円を超えたりします。
大体がこんな感じ↓
自分に合った強さのものが探せるか分からないし、安いものはそんなに持たないみたい。
でも1万円のものを買う必要があるか??
と考えた私は、ダイソーに風船を買いに行きました。(´∀`)
20コ入り。
これが、良かったんです!わたしには。
最初こんなにも膨らませるのがしんどいかと自分の息を吐く力のなさにびっくりしました(-_-;)
でも何とか膨らませて、思い出すたびに一日10回くらい膨らませていました。
また次回書きますが、お腹や肺を広げるようなストレッチや体操もやっていたんですが、組み合わせてとっても効果がありました。完全呼吸はまずは腹式呼吸を習得できないとだめなんですが、それが苦手だったのに相乗効果で面白いようにお腹を膨らますこともできるようになってきていますよ。
風船は数日で伸びてしまい楽になってしまうのですが、20個あれば2か月は持ちますね♪なくなる頃にはもうグッズは要らなくなっているかもしれないから、これは良い選択でした(。・ω・。)ノ