自分のための記録ブログです。

 

夏に高熱が出て一日で下がりましたがその後咳と痰が止まらずあまりにも長引くのでクリニックで調べてもらいました。

8/10 レントゲン、CT、肺活量、血液検査  → 肺に菌が入っていることが分かりました。

大学病院への紹介状を書いてもらいました。

 

8/14 大学病院受診

クリニックからの紹介状、CTとレントゲン画像、血液検査結果から私の肺が今どのような状態化を説明してもらいました。

抗酸菌検査の結果、MAC菌がいるのではないかということ。

抗酸菌?そもそもウイルスとか細菌とかなにがなんだか私は分かっていません。

説明してもらったのがこの写真の赤い文字。

細菌、抗酸菌、真菌、ウイルス、寄生虫など世の中にはいろいろあります。抗酸菌は結核、非結核性に分類され、非結核性抗酸菌の中にはいろいろな菌があるとのこと。

痰を取る容器を渡され、その週のうちに提出すること、さらに詳しい血液検査をするために採血をしました。

 

8/29

血液検査の結果、やはり非結核性抗酸菌がいるとのことがはっきりしました。

その中のどれなのかをこれから痰の検査で調べるとのことそれが分かったら治療に入るとのこと。

幸い私の症状は何故かよくなってきていて日常生活で困ることはない状態になっていました。

痰が薄くなり咳も少なくなりました。この状態ならば次回の受診は痰の検査結果が分かったころにしましょうとなりました。(痰の検査には1か月はかかる)

また、レントゲンには5年前の敗血症の際に出来たと思われる組織が死んで機能しなくなっている部分が映っているのですが(右肺)、これは3-4cmだそうで、この部分があるから通常は追い出すことが出来るかもしれない菌が定着しやすいのかもしれないね、とおっしゃっていました。肺の機能としては3-4cmならば息苦しさなど通常の生活に支障はない、もっと大きくなり症状が出れば手術の場合もあると。

(敗血症の後に肺は正常になり、それよりも腎機能肝機能がいまだに正常値でないことや全身の筋力と体力が低下して戻らない自覚症状に困っている毎日です。肺もだめだったか…と悲しくなりました。後遺症ということになるのでしょう)

 

10/24 やっと痰の検査結果が出ました。

非結核性抗酸菌の中ではMAC菌が多いそうですが、私はマイコバクテリウムアブセッサスという菌でした。稀だそうです。

量としては3+で多い方だそうです。

 

さて、治療ですが、本来は薬3種と注射の必要があるとのこと。ただ副作用が強い

薬には本来その人の持っている免疫力を低下する面もあるし副作用が強く出る場合を考えるとそこまで強い薬を使わずに菌を住み続けさせながら対処するという治療法を勧める論もあるそう。(70以上の高齢者にはこの方法がとられる場合が多い)

「もし治療しないと肺自体が悪くなっていくってことありますか?うまく菌が減っていって良くなっていくってこともありますか?」と聞くと、「別の病気になることはない。でも自然治癒は難しく、自覚症状がなくてもだんだん悪化して5年前のように急に重症になったら困りますよね」と。

薬は腎肝に負担がかかるものです。私の場合は腎機能肝機能が正常でなく、今骨粗しょう症治療薬ですら副作用が出がちなので心配だと申し上げました。

結果、子どもにも処方するような弱めの抗生剤を毎日服用することになりました。取り合えず3ケ月間です。

次回は2024年1月の受診。自覚症状と、その日に撮るレントゲンでその後の治療を決めましょうとのこと。それまでに何か異変や疑問があれば主治医のクリニック経由で連絡をくれればよいとのこと。

弱いものとは言え抗生剤、3ケ月毎日って大丈夫かなあ。マイティーのことを思い出しました。

結局薬によって弱くなっていった部分がありましたから。

 

日常生活で気を付けることは?と先生に伺うと、

ウォーキングなどで体力をつけること、疲れすぎもいけないので適度に休むこと、と今の自分には特別はじめるべきことはありませんでした。

帰宅して調べたところ、以下でした。

人への感染性がないので、日常生活で特別な注意点はありません。

非結核性抗酸菌の生息場所は土壌、水系ですので、自宅内では菌の住みつきやすい場所(風呂場、シャワーヘッドなど)を清潔に保つようにしましょう。

これなんですよね、そもそも感染した原因はジムのプールとかジャグジーとかシャワールームだったのではないかと…。普通の体力の人なら感染しないものが私には汚すぎたんではないかしらと。また、8月末にのどが変になってきたのは渡嘉敷旅行から1週間でした。これも怪しいです。

 

また、このようにありました。

この疾患を完全に治すことは難しく、自覚症状がないまま悪化する場合もあるので、症状がなくても通院を中断しないことが重要です。主治医の指示にしたがって、通院を継続しましょう。

先生も結核のほうが集中して治療してしまえば完治するから厄介ではないんだけどと前回おっしゃっていました。MAC菌でも厄介なのに、さらにアブセッサスとは(-_-;) あーあ、何でこんな菌が入ってしまったんだろうか…

 

以下は参考資料の貼り付けです。今日先生は入院治療のことを話されず、私には投薬+注射治療を説明されましたが、家で調べるとそれはMAC菌の場合の治療。アブセッサスには以下のように書いてありました。私には強い治療は無理だからということが念頭におありだったからかもしれません。

そんな厄介な菌に弱い抗生剤だけで効果が多少でもあるものなのか?抗生剤だけでも3ケ月飲むのは心配、でも抗生剤だけでアブセッサスに打ち勝てるのかも疑問。

考えたところで仕方ないですね。先生と今日決めたことが今選択したべストな治療と信じて3か月続けるしかないです。

肺MAC症の治療薬

代表的な治療薬はクラリスロマイシン(またはアジスロマイシン)とエタンブトールで、この2種類の薬にリファンピシンを加えて3種類の薬で治療します。このうちクラリスロマイシン(またはアジスロマイシン)は治療に重要な薬です。飲み薬だけでは治療の効果が不十分な場合などにはストレプトマイシンの注射剤(筋肉注射)、アミカシンの点滴注射や後述する吸入薬(アリケイス®)を使用する場合があります。

 

肺アブセッサス症は、肺MAC症と比較して治療が効きにくいといわれています。このため、初めに点滴のお薬を含む複数の薬で治療を行います。まずは入院して点滴の薬を2種類(アミカシン、イミぺネム/シラスタチン)、内服薬を2種類(アジスロマイシン、クラリスロマイシン、クロファジミン、シタフロキサシン、リネゾリドの中から患者さんに合わせて選択します)を使った治療を1か月程度行います。退院後も外来で週3回の点滴と内服薬2~3種類を続けます。

 

↓日本全体では非結核性抗酸菌症のうち3%。でも沖縄では30%近くを占めるというデータもあるとのことです。沖縄と海が好きな私はこれにハッとしました。

沖縄で多いのは土地に菌が多いのか、水と土に接触する割合が高いという環境からなのか?他の地域よりも土地に菌が多いのならば私の一番の趣味(シュノーケル目的で毎年沖縄に行くこと)を諦めなければならないのかと。実情は分かりませんが、とにかく心配しながらの旅行になってしまいます💦 沖縄でなくても旅行や外出の場合によほど綺麗な施設でないとどこでも心配しないといけないんでしょうけれど。。

兎に角この厄介に対処するには体力、免疫力を付けること。今持ってしまった菌を出来るだけやっつけて追い出し、他の菌を入らせないように。前向きに頑張らなきゃ。

[医師監修・作成]非結核性抗酸菌(NTM)症の治療について:薬物療法、手術など | MEDLEY(メドレー)

 

そもそも肺炎についても添付しておきます。

肺炎ってどんな病気?症状8つと原因を解説 | いしゃまち (ishamachi.com)