伊勢志摩への1泊旅 その1に書きましたが、ここは南鳥羽。畔蛸(あだこ)という小さな港町です。
お隣の相差(おうさつ)には結構宿があるようですが、ここは何軒かの旅館と民宿があるだけのようです。
8部屋でトイレバスは共同。玄関を入ると昔懐かしい感じ。

お部屋から撮った写真。目の前が的矢湾です。
少しほっとして、温泉に入り、お食事の18時半までの間30分に外に出てみました。
海を背に宿側を撮った写真です。(一番左の2階建て)
(温泉は24時間でとろみのある気持のよいお湯でした。、トイレは共同ですがお客さんの数が少ないので一緒になることはありませんでしたしウォシュレット付き、お部屋やお布団は古いけれど清潔で嫌な思いをしませんでした)

宿泊客か土地の子か、釣りをしていました。

地元の子が声をかけてくれました。東京から来たと言ったら、「芸能人に会う?」と目をまん丸くして興味津々で可愛かったです。
さて、お夕食です。
実はこの旅行の目的の一つはこのお夕食でした。
じゃらんの口コミがとてもよく、お宿は建物が古いけれど清潔で皆さん親切で何といっても1泊¥11,000から¥15,000で美味しい魚介のお部屋食ということでした。
イセエビとアワビはいただきたいのですが食べきれないほどの量とのレビューだったので 事前にメールで相談しました。今月は最上コースのアワビと松坂牛付きでなくても海鮮懐石コースでアワビがつきますよとのお返事をいただき、1泊2食着き¥12,000のコースにしていました。
イセエビのお造り まだ動いていて新鮮!プリプリで甘い! アワビのお造り

船盛の大きさにびっくり。大きなイサキ2尾分、イカ、サザエ。

サービスで出してくださった焼き牡蠣。こんな大きな牡蠣は見た事がないです。
畔蛸岩ガキは三重ブランドに認定されたそうです。

これは小鉢ですが、それでもこの蛸一切れが5cmはあります。蛸もお野菜も甘酢でおいしかった。
そういえば、蛸の下にもお魚が入っていました。

ありがちなマヨネーズ焼きかなと思ったら、チーズがカリカリで美味しい焼エビでした。

そして、小鯛の素揚げ。カリカリに揚がっていたので冷めてもおいしい。
裏返して(右写真)鯛と分りました。(笑)

もうお腹いっぱいになってきましたが、次に1人2尾の煮つけ。イサキと鯛です。
(もうし訳ない、わたしは残してしまいました)

もうここでお腹は限界。
ところが、30㎝はあるこの鯛の素揚げ餡かけ がこの宿の人気料理だそうです。
そして伊勢豚肉の煮物まで…。

2時間経っていて「もうそろそろ下げて良いでしょうか」とお宿の方がいらっしゃいましたが、
その時未だこの蛸御飯に火をつけていませんでした。
1つを2人で分けて1つ分はおにぎりにしてくださいました。
鯛も少し味見して残りは持ち帰れるようにラップしてくださいました。

全てのお料理が写っていませんが、太い夫の腕と比べて、このお食事のお皿の大きさと量がお分かりになるでしょう。

本当においしかったのですが残してしまうのが申し訳なかったので、お魚の煮つけとお肉辺りをなくしていただきいても良いと思いました。
お食事前にお散歩したときに地元の子が「今日は夏祭りなんだよ」と教えてくれました。
18時には高校生くらいの男子3人が浜辺で太鼓の練習を始めていました。
そのお囃子がお夕食をいただいているときに聞こえてきました。
食後すぐに寝込んでしまった夫は知りませんが、私は共同お手洗いの横のベランダから盆踊りの様子を撮りました。我が家の近所では18時から20時ころですが、ここは零時まで続いていました。宿の方が「子供の数が減ってしまってねえ」とおっしゃっていましたが、却って子供中心ではない伝統的?な夏祭りなのかもしれません。
翌朝は広間での朝食です。一番遅い8時からにしていただいていました。
大きな宿より全8室でこのくらいのお客様だけという方が私は好きです。
小さなお子さん連れはいらっしゃいませんでしたので静かでした。

昨晩沢山いただいているので食欲はありませんが、体に優しそうなお料理です。
お素麺、イカ刺し、あじ味醂干し、生卵、イセエビのお味噌汁、天草から作られた寒天デザート

お皿をアップにすると、 ひじき煮、シイタケ甘煮、じゃこ梅、南瓜甘煮、しめサバ、鰯煮です。

10時のチェックアウトの少し前に旅館のすぐ右にある畔蛸神社、大日さん、すぐ裏にある西明寺を見に行きました。
畔蛸神社は多幸神社とも言われ、大漁祈願などで漁師たちの信仰を集めた神社。男性が何かを誓う場であると言われているそうです。

大日さんへは5分くらい階段を上って高台へ行きます。旅館の方が「蜘蛛がたくさんおるよ」とおっしゃっていた通り、蜘蛛の巣を取り払いながら進みました。

牡蠣の養殖でしょうか?湾が一望できました。

一度降りて西明寺へ
鎌倉5代の執権、最明寺入道時頼が諸国行脚の時、この地を訪れて寺の再建を命じたと伝えられています。
時頼は畔蛸の浜が鎌倉の由比ヶ浜の景色と似ているので大変気に入ったと伝えられています。面白の松と称する有名な松があり、2004年に枯れてしまい2代目ですが、時頼が詠じたと言われる「伊勢嶋や畔蛸の浦に来てみればいつも変わらぬ面白の松」の歌が残っています。
昨晩の盆踊りのやぐらがありました。

お世話になった畔蛸にて愛車の記念写真。

車で5分の隣町 相差(おうさつ)へ。
日本の海女は2000人。志摩半島に760人、南鳥羽には252人、なかでもここ相差には110人いて日本一だそうです。海女さんが信仰する神明神社石神さんはパワースポットとして人気があります。
畔蛸と違い、10時少し過ぎなのに観光客が結構いました。無料駐車場は順番待ち。でもすぐに入れました。
駐車場の目の前の建物は海女文化資料館


すぐ横にある立派な松は昇龍の松。
開運の松とも呼ばれて幹に手を当てると願いが叶うと言われています。

神明神社石神さんへは駐車場の横の小道を上がっていきます。

この写真は昭和初期の古民家を改装した海女カフェの「海女の家五左屋」です。入りませんでしたが、
現役の海女さんが魚介を目の前で焼いてくれたりお土産が買えます。






石神さんは、古くから海女さんが危険な海での作業の安全や大漁を祈願し、「女性の願いなら必ず一つは叶えてくれる」と信仰されてきたそうです。
この後、賢島の遊覧船に乗りたいと思い30分くらい運転して乗り場まで行きました。
下調べで、エスパーニャクルーズ「エスペランサ」よりも小さな船の方が入り組んだところまで回るので良いとの口コミを見ていました。
でも、生憎どちらも出発したばかり。そして他の時間は30分おき小出発なのに丁度お昼だけは1時間が空いてしまうので、やめました。
20分くらいかかる横山展望台へ行くことにしました。
もともとクルーズよりも上からリアス式海岸を見る方が良いかなあとも思っていたので余りがっかりしませんでした。

展望台へはビジターセンターの横の道から約15分歩きます。

夕方から雨の予報ですが13時ころは、この展望台から英虞湾(あごわん)の全景がとても素晴らしく見えました。
上の右写真のように更に高い位置から眺められるようになっているので、腰かけてしばらく絶景を楽しみました。


この先にさらにパノラマ展望台というのがあるらしいのですが、10分以上あるようなのでやめました。
帰りの渋滞を心配しつつの観光だったので…。
当初は日中の渋滞を避けるために夜まで観光して(二見シーパラダイスにも興味あったので)真夜中走ろうかと思っていたのですが、13時半に帰路につくことにしました。
帰るときに「道の駅 伊勢志摩」があったのでそこでちょこっとお土産を見てからいざ、我が家へ向けて出発。

この道の駅は広かったです!外では海女さんが牡蠣を焼いていましたし、魚介その他の物産、お菓子もさまざま置いていました。普通のお土産屋さんでは売っていない赤福もありましたよ。
来るときは夜中全く渋滞に会わずほとんど休まずに運転し6時間少しでした。
帰りは8月15日という超混む日の13時半の出発なので10時間は覚悟でした。
東名が静岡の先から35キロ渋滞とのことで、表示からはのろのろ走れているのか全く動かないのかもわからないのですが思い切ってその手前で下に降りました。
暗くなってきていて雨も降っているし箱根のカーブの多い道なので運転しにくい…と思っているうちが華でした。30分もしないうちに渋滞
。時速10キロにもならないのろのろが1時間半続きました。これはもう零時過ぎに帰ることになるかな?と覚悟を決めていましたら箱根バイパス前で渋滞が緩和。そこからは思っていたよりスムースで結局21時半には家に着きました。8時間でした。
行きは6時間のうち2時間私が、帰りは8時間のうち2時間私が運転。もっと手伝うつもりだったのに夫が頑張ってくれました。
1泊でしたので息子とマイティーもお留守番をしたというほどでもなかったようです。
たった2日間とは思えない充実した旅でした。

