毎年この日を迎えると自分が何をしていて
自分がいるところは大した被害もなかったけど
自分がいる所以外で大変な地区があるはずだと
思ったのを明確に思い出します。
停電してガスも止まり(偶然その日は家にいた)
テレビがついた時には大混乱だった。
震源地は東北でマグニチュードと震度を見て驚きました。
でももっと驚いたのは地震ではなく津波だった。
横一線の津波が畑や道路を何でもないように
きれいさっぱり飲み込む様子は現実ではないようだった。
たぶん一生忘れない光景。
自然の前では人はなんと小さいものか。
津波の様子を見ながらそのすぐ前には小さく人が走っている
瞬く間に人は消える。
でもこれに似た光景を30年以内に日本のどこかで見る可能性がある。
過去に地震があって伝承されてるような所は本当に昔話とバカにしない方がいいと思う。
東北でもここの下に家を建てるべからず的な石碑があって
そこより上にあった家は被害にあっていない。
ちょっと残酷かもしれないけど
今後の未来の人のためにも海岸には住まないのが
伝承通り正解なのかもしれないと思える昨今です。
古ぼけた石碑も未来の人への大事なメッセージだったのだろう。
そんな石碑があるようなところはその通りにした方がいいのかもしれない。
今後多くの人が被害にあうようなことが再び起こらないためにも。
亡くなった人や家族のことを思うと心が痛みます。
亡くなった方は安らかに永眠されますように。
生き残った方々の心が少しでも癒されますように。
そして私たちは決してこのことは忘れないように。