飢餓 | 魔王のお城 さやか@ふとちらのブログ

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魔王GACKTの志を胸に噛み噛み下僕が日々の思考の欠片を書いています。
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内戦下のイエメン、最大8万5000人の子どもが餓死・病死

【11月22日 AFP】子どもの支援を専門とする国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」は21日、内戦が続くイエメンで2015年以降、8万5000人もの5歳未満の子どもが、飢餓や病気で死亡した可能性があると明らかにした。

 この推計は国連(UN)が収集したデータを基にしたもの。イエメンではサウジアラビア主導の連合軍が支援する暫定政権と、イランが支援するイスラム教シーア派(Shiite)系の反政府武装組織フーシ派(Huthi)が戦闘を続けており、国連は最大1400万人が飢餓に陥る恐れがあると警鐘を鳴らしている。

 セーブ・ザ・チルドレンのイエメン統括責任者は「爆弾や銃弾で命を落とした子ども1人に対し、数十人の割合で餓死している。(餓死は)完全に防ぐことができるのにだ」と述べ、「こうした死に方をする子どもたちは、生命維持に不可欠な臓器の機能が衰え、最終的に停止するまでひどく苦しむ」と語った。

 さらに「子どもたちの免疫システムは非常に弱いため、いっそう感染しやすく、中には虚弱すぎて泣くことすらできない子もいる。親たちは痩せ細っていく子どもを目の当たりにしなければならず、それでも何もしてやることができない」と述べた。

 イエメンのホデイダ(Hodeida)港には、同国への輸入食料と支援物資の約80%が入ってくるが、港は昨年から暫定政権に封鎖されている。

 セーブ・ザ・チルドレンによると、イエメン北部への供給も南部アデン(Aden)の港を使わなければならず、支援物資の配送は著しく遅れているという。

 映像は、栄養失調の子どもや赤ちゃん。前半は同国第3の都市タイズ(Taez)で11月19日撮影。後半はホデイダで10月23日撮影。


うーん。

気の毒だとは思うし、映像を見れば眉間にしわが寄るし、触れるのさえ怖いほどのか弱さが伝わってくるのだけれど。
自分で生まれてくる場所を選ぶことはできない、地獄絵図の中に生まれたあの子たちの悲惨さもよくわかる。
大人たちの勝手さ、争いがいかに豊かとは程遠いか…よくわかってはいるのだけれど。

ただ、だからといって食料を与え快適な生活をさせれば済む…そんな話なんだろうか。

何十年もの間アフリカの飢餓に裕福な国々は支援をしてきた。
まあ、支援なんていうと聞こえはいいけど【援助という名の貸付金】だったりする。
いくらかって言うと【過去40年間で2000兆円】全く想像つかない途方もない金額。
今になってそれが膨らんで、ようやく国が回りだしても、今度は借金を返すために教育や文化を削っている現状。
結果、学校が有料化になり、そうならなくても人件費削減で教師の数が減り、子供たちの識字率は上がらない…なんてことに。
そんなこんなを抜いても、飢餓に支援している【民間団体】もいるんだよね。

それも…たんに【与えるだけ】に特化した結果【貰えないならやらない】なんていう【向上心をそぎ落とした末路】に繋がっている。


「資金援助だけではアフリカは発展しない証明をしたようなものだ。
なぜなら、欧米諸国の援助は『植民地主義的』であったからだと思います」

そう言ったのはザンビアの女性エコノミストだけれど、そのとおりだと感じるあたしがいるよ。

白人はこぞってトマトの作り方なんてのを説明するからおいで!なんて言うんだけれど・・誰も集まってこない訳で。
仕方がないから「お金を配って」説明会に来てもらうの。
トマトを作ります!さあ!苗を植えて!「お金上げるから!」なんて命令して始めるわけだ。
現地の人は白人を「ボス」を呼び、素直に従うんだけどさ、結局主従関係でしかない。
順調に育って、たわわに実ったトマトを見て優越感に浸る白人を冷ややかに見るアフリカ人。
やがて何千個ものトマトが真っ赤に色づき始めた頃、200頭ほどのカバがやってきて、トマトを食べつくしてしまったの。
呆然とする白人にアフリカ人が言うんだ『だから我々は農業をやらないんだ』
先に行ってよ・・・と言えば『だってお前聞かなかったじゃん』といわれる始末。

人道支援に乗り出すのはいいけれども、こうして実際は40年間で2000兆円ものお金をほとんどドブに捨てただけ。
むしろ2000兆円を返すためにアフリカ諸国は却って借金返済にあえいでいる。
豊かな国々は返って来ない貸付金の元を取るべく、レアアースや宝石をこっそり優遇してもらっているじゃないか。

道徳のない国

上記の記事でも書いたけれど、豊かな資源や自然があっても、与えられることだけ、命令されることだけに特化した人たち。
語弊を恐れずに言えば【思考しない人たち】がたくさん育ってしまったんじゃないかしら。



アフリカであたしたちは学んだんじゃない?



本来はその状況がいかに問題かと【当人たち】が気づき改善していかなければ解決には至らない。

8万5千の子供たちに食料を与え、ただただ成長させても、大人になれば戦士となり争いに明け暮れるようでは意味がない。

確かに、困っている人に手を差し伸べる…それ自体はよくわかる。
助けるな!と言いたいわけじゃない。
助けたい!という人を否定もしない、むしろ微力ながら手助けだってしたいと思う。

湯水のようにホイホイつぎ込んだら、どうしようもなく主張ばかりする民族が出来てしまった…なんていう某韓国みたいな例もあるしさ。

何でもかんでも「まあ可哀想」と同調しちゃうのは…違和感があるよ。

でもなぁ。

あの映像とこのニュース…。

“給食を無理やり完食”相談が増加…何が?

「教師に無理やり給食を完食させられて体調を崩した」といった相談が、今、増えているという。中には給食がきっかけで、不登校に発展するなどの深刻な事例も。なぜ、こうした事態が起きているのだろうか。日本テレビ「news every.」の鈴江奈々キャスターが取材した。一部抜粋



日本ってアホなことでグダグダしてんな…と痛切に思うわ。

食べれなきゃ誰かにやるんだよ!食べたい子は「頂戴」って言えばいい。
ツバイもドライもさくっと食べて人の給食食べてたぞ←ちょwww
そのための【みんなで給食】なんでしょうが…。



飢餓ってのは、体の栄養失調だけじゃないんだな。



日本も心が飢餓状態だ。不満を不満で埋めようとしている…なんだかそれってとっても怖い。




そんなある日の思考の欠片。