腰に剣を下げた

彼の上司である人物が

石の階段を上っていく


それをわたしは

必死で追いかけて行く


この人物が

酒に毒を混ぜて

わたしの許婚である彼を殺したのだ


心の深くまで入り込んで会話をして

わかりあった唯一の人物を失った絶望に


もう一人では生きる意味がない

彼と同じところへ行きたいので

彼の命を奪った

その毒をください


と頼むためにひたすらついて行く


あなたがやったことはわかっている

もうあなたを責める気はない

お願いだから

同じ毒をわたしにください


と詰め寄るが

シラを切りとおす上司


それでもしつこく食らいつくわたしに

とうとう上司は

その石の裏にあるものをアゴを付き出して示し

「それでも飲めばいい」


と言ったところで

目が覚めました


*****


夢の中のその上司は男性でしたが



わたしの中では

その男

⬆️この私たち二人の上司である女性でした


誰かの命令で彼を殺したようでした