ピラミッドや考古学博物館、
王家の谷やいくつかの神殿巡りで
時間切れとなり、
庶民の生活の場である
スーク（市場） にまで
連れて行ってくれることは
まずありません。
ルクソールの町中で
スークらしきところを
通ったとしても、
生活半分、
見世物半分的な
観光スーク の
気がします。
しかし、
他の中近東の国々のツアーには
スーク観光が
盛り込まれていることが多く、
たとえば
モロッコのツアーでは、
否が応でも
フェズの広大な
迷宮路のような
町中を歩かされ、
庶民の生活を
充分に
感じることができるのです。
そんなスークの中で、
皆が目につくお店が
スパイス屋さん。
古くから、
香辛料を求めて
交易を広げていった
中近東では、
香辛料の種類は豊富。
香辛料は、
使い方ひとつで
料理の味が引き立ちます。
以前、 ←エジプトにきてから
「オールスパイス」
小瓶を始めて買ってみたとき、
名前からして、あらゆるスパイスの
「ミックス・スパイス」 を
商品名化したもの だと
思いました。
内容表示には、
ナツメグ、グローブ、・・・
においは
シナモンの香り ?!
シナモンの香りが
邪魔をして
使い勝手はいまいちで、
ようやく
ガラス瓶の底が
見え始めたころ、
「オールスパイス」 という
名前の香辛料が
存在する ということを
知りました。
シナモン、グローブ、ナツメグを
合わせたような
香りが特徴的な
ジャマイカ産の木の実。
ハンバーグやクッキー、
フルーツにそのままかけても OK って ?!
始めの小瓶は
棄ててしまったので
今となっては
確かめようはないけれど、
いくつもの香辛料名が
明記されていたと
思うのです。
つまり、私の買った
「オールスパイス」 は
「オール・スパイス」 ＝ ミックス・スパイス
だったのでは ?! ←エジプト商品を素直に信じれない私