昨日の記事に関連した話です。

 

 

どうして家で、お花の教室をしなかったのか、という質問があったので答えます。

これは、以前も一度記事に書いたことがあるような気もするのですが(重複していたらごめんなさい。)、フラワーアレンジメントって、どんな花でもいいわけじゃなくて、センスの良いアレンジを作ろうと思ったら、花材選びが重要になるんですが、おしゃれな花材を売っている店が、田舎なので近所になかったこと、まずこれが大きいです。

 

あとは生ものなので、日持ちがしない。

仕入れも前日か当日くらいじゃないと、花が傷んで来るので、当時仕事もしていた私は、なかなか仕入れのタイミングが難しかった。(近所で仕入れができないので、やるとしたら市内まで車で出て行かないといけないから仕事の帰りとかに行くのは無理。)

 

あとは、家に来てもらうと言っても、うちの家はマンションじゃないから駅前とか便利のいい場所でもないし、となると車で来てもらうとかになって、駐車場に困る、とか、そういう問題。

 

そして、最大の問題は、生徒集め。いきなり「フラワーアレンジメント教室」って看板掲げても、簡単に生徒は集まらないだろうし。かと言って、近所にチラシ配るのもなんだか変な目で見られそうで・・。

 

結局は、そうやって近所で目立つことをする勇気がなく、実際やるのは難しいな・・となりました。

(ここで勇気を出して、自宅で教室を開いた方もたくさんいましたが。)

 

でも、最終的に一番思ったのは、私には「先生」業が向いていない ということ。(←これって致命的ニヤニヤ

 

当時、秘書の仕事をしていたのですが、結局32歳~53歳まで、20年秘書の仕事をして、自分はつくづく、大勢の上に立つ人間じゃなく、逆に細々と人の補助をする仕事の方が向いている(逆に好きだ)と感じたから。

結局、やりがいや喜びも、たった一人のボスに認められればそれで得られたし、その方が気楽だったし、最終的には「自分には秘書が天職だ」とまで思えたので、どんな仕事でも、やっぱり人によって向き不向きがあるのだと思います。

 

まあ、その「天職」も、ご存知のように、コロナ禍のつまらないことが原因で、手放すことになってしまったのですが💦

今はすべてが泡のように消えて、な~~んにもなくなってしまった・・うずまき

 

そうそう、そのお花の仕事ですが、思い返せば、自分には先生は向いてない、と思って、違う方向にシフトしたこともありました。

長くなるので、その話は次の記事で書きたいと思います・・。