志村けんと柄本明の芸者コントは最高に面白かった!

二人の息がピッタリ合っていました

フジテレビの追悼番組から


志村 「姉さん、私思うんだけどね、芸者が日本の心を忘れるようじゃ」

両者顔を見合わせて「世も末よね〜」

志村 「やだやだ」

柄本 「やだやだ」
   「お姉さん、お姉さん物知りじゃない」

志村 「まあ、ほどほどにはね」

柄本 「お姉さんに聞きたいことあんのよ。この前お座敷でさ、みんなアマゾンで買い物だ〜なんて言ってたのよ。アマゾンてジャングルじゃないんでしょ?」

志村 「姉さん、アマゾン知らないの?あら、今どき珍しいわ、姉さんだから教えてあげるけど、アマゾンてのは平たく言えば広ーいスーパーマーケット」

柄本 「でっかいスーパーマーケット? 買い物するっていうからさ、私もうすうすそうじゃないかと思ってたのよ」

志村 「半端じゃねえでかさ、でか〜いでか〜い」

柄本 「半端じゃねえってか、山越えるか?」

志村 「越える、一歩で越えるわよ。一番でかいのはアマゾン、その次がミヤゾン、その次がブルゾン」

柄本 「はい、はい、はい、、、、へっ、アマゾン、ミヤゾン、ブルゾン」

志村 「そう」

柄本 「そんなたくさんあるんだ」

志村 「35億」

柄本 「そりゃすごいわね、ところでお姉さん、今の話ほんとかい?ウソだんべや」

志村 「そんなことは〜」

両者顔見合わせて 「どうでもいいわよね〜」

柄本 「それよりさ、今ちょっと思い出したんだけどさ、一昨日さ、お姉さんにお金貸したわ」

志村 「え?」

柄本 「一昨日お姉さんに30円貸した」

志村 「誰に言ってんの?」

柄本 「誰に言ってんのって、ここにはあんたしか居ねえんだからあんたに言ってんだよ!
一昨日ほらお風呂屋行ったでしょ!お風呂屋!」

志村 「覚えてんじゃない」

柄本 「覚えてるよ!銭湯行ったの、その帰りにうどん食ったの!」 

志村 「うん」

柄本 「その時あんたがお金が足りないとか言って私から30円持ってったんだよ!」

志村 「パンダの赤ちゃん」

柄本 「産まれたのね」

志村 「産まれたのよ」

柄本 「こんなちっちゃいの」

志村 「今こんなよ」(手を広げて)

柄本 「そうよ、でかくなっちゃうのよ」

志村 「名前が決まったの」

柄本 「何?」

志村 「シャンシャン」

柄本 「シャンシャン、シャンシャン、シャンシャンシャン(手をたたいて)いいじゃない、可愛いわ」

志村 「いっぱい公開するでしょ、お客がもう入る入る。凄い、もう半端じゃないわよ」

柄本 「来るのよ〜、そしたら儲かっちゃう」

志村 「儲かるなんてもんじゃないわよ、何億よ」

柄本 「何十億よ、儲かる。儲かるってばさ、あんたに30円貸してんのよ」

志村 「藤井四段」

柄本 「強い!将棋!」

志村 「強い!ビシッ!」(将棋を打つ手で)

柄本 「バシッ!」(同じく将棋を打つ手で)

志村 「ビシッ!すごいわね〜」

柄本 「すごい!」

志村 「まだ中学生よ〜」

柄本 「そうよ〜」


と、こんな具合でとんとんとテンポよく進んでいくコント

いつも志村が話をそらせて、柄本をはぐらかす

二人のタイミングが絶品!

可笑しくて可笑しくてたまらない

芸者コントだけ集めたの放送して欲しいなあ〜

本当に最高でした!!!