通訳さん事情と、私が気をつけていること | 世界のどこに住んでも、これが私!と言い切れる幸せな生き方【東京/オンライン】

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こんにちは。
メキシコ在住
駐在妻+メンタルコーチの清江です。

特に、初めての駐在の方、
駐在妻になられる方に
聞かれることが多いのが、
語学力について。

メキシコはスペイン語。
夫がメキシコ勤務になるまで、
夫婦とも、
1ミリも縁のなかった語学です(笑)。

日常生活の語学はどうしていますか?
に回答するなら、

いまだにものすごく下手ですが、
身振り手振りも加えながら、
スペイン語と、時折英語を交えて、
使い、生活しています。

夫の会社には、
家族の日常生活をフォローしてくれる通訳システムはないため、
困った時には、
私のスペイン語の先生にお願いをしたり、
英語でコミュニケーションがとれるメキシコ人にお願いして、
助けてもらったりしています。

唯一、病院だけは、
夫の会社が契約している通訳会社があり、
最寄りの総合病院にて、通訳サービスを受けることができるようになりました。

私はまだ利用したことがないのですが、
ものすごーーくありがたい仕組みですね。

私の夫は、仕事は英語で行なっています。
その英語も、ネイティブではなく日本人英語ですが(汗)、
夫の職場には通訳さんはいません。
ちなみに、イギリス時代もいませんでした(3年間)。

そんな環境のため、
私たち夫婦は、
海外駐在7年目になりますが、
たまたま、大きな病気もしておらず、
子供がいないこともあり、
定期健康診断くらいでしか、
「通訳さん」にお世話になったことがありません。
私たちにとって、「通訳さん」は特別な存在なのです。

そう考えると・・・
私たち、よく生活できているなー。
この語学力で(笑)。

一方、
夫と同じ会社でも、通訳さんがいる部署もあります。

他社さんでも、家族のケアをしてくれる通訳さんがいる会社もあると聞いています。

その方たち、ご家族たちにとっては、
通訳さんがいることは普通で当たり前かもしれませんが、

いやいやいや。

当たり前じゃないですよーーーー!
そのありがたみ、
感じて、相手に表現してーーー!

と、お伝えしたいのです。

というのも、
私が日本で働いていた時の経験からなのですが、

私は、外資系の法律事務所で弁護士秘書をしていました。
担当する弁護士には、アメリカ人も多くいて、
彼らはいわゆる「駐在員」の存在でした。

秘書という仕事柄、
彼らの日本語をフォローすべく、
仕事はもちろん、プライベートでのレストランやらお花やらの予約なども代行していました。

私が担当していたアメリカ人弁護士は、
とてもいい方たちで、
例えば、ご家族のお祝いの席を予約してほしいなんて時でも、
丁寧に依頼してくれました。
また、彼らの奥様とやりとりすることがあっても、奥様たちも、私に対して誠実な対応をしてくれました。

そうして配慮して頂いていたので、
仕事の一部とはいえ、
このくらいお安い御用だわーと、気分良く対応できました。

でも、そうじゃない人もいまして(爆)。

同僚の秘書さんの担当で、
「日本語で予約をしても、ありがとうも言わない」とか、
「○○の奥さん、やたら夫経由で自分のプライベートの予約をさせてくる。会っても、かるーくあしらわれる」なんて話も聞きました。

そうなると、
たとえ奥さん(家族)の態度でも、
本人が、
「あいつ、人としてダメだな」
と言われていました(爆)。

そんな話を聞くと、
うん・・・そうだよな〜、
人情として、いたしかたないよなーー。
気分良くないものなーー、
と同情していたのです。。


時は流れ、
今度は私たち夫婦が、
駐在員とその家族として、
メキシコで暮らすことになりました。

今でも、
この秘書時代の経験を思い出します。

万が一、
私が勘違いな行動をしてしまったら、
夫の評価、ダダ下がりですから。

ここまできて、
そんなマヌケなことできるかぁぁー(笑)!!

語学の壁があるって、やっぱり大変なこと。
自分でも勉強していますが、
追いつかないのが現状です。

そんな時に助けてくれる、
先輩駐在妻さんや、
ご近所のメキシコ人、
スペイン語の先生の存在が、
どんなにありがたかったか。

ましてや、通訳さん。
決して、
いて当たり前の存在ではないですし、
そのお手間を考えると、
人として、誠実に対応したいと願うのです。

ちなみに、
この話を語学のできる駐在員さんや、
通訳さんにすると、
(私の経験を)笑ってくれ、
「うちの会社にもいるよー、勘違いな人!笑(他社さんです)」と喜んで暴露してくれ、
結果、仲良くして頂いています♡


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