・「子どもが幸せになる「正しい睡眠」」
成田 奈緒子、 上岡 勇二 | 2019/4/15
読んだのは一カ月ぐらい前でこれも少し忘れつつあるのですが、
とにかく自分が思っている以上に睡眠時間は足りていない人が多いようです。
成人でも8時間、4歳の息子だと10時間半ぐらいでしたでしょうか。
無理だな、、と思いながら読んでいました。
なかなか寝てくれない子でも、とにかく朝は6時や5時など決まった時間に早く起こすことを続けることで
早く寝るようになると書かれていました。
まずは自分が早く起きないといけないですよね。
イライラしたり、切れやすい子どもも睡眠不足の傾向にあるそうで
そういった点は参考になりました。
うちは10時過ぎぐらいに寝て8時前後ぐらいに起きる流れです。
なるべく早く寝かせたいですがね。
印象に残っている話は、引きこもりの少年のエピソードです。
17歳の男の子は不登校で部屋から出ず、食事は部屋の前に置いてもらっていて食べていました。
朝方までゲームをして、昼過ぎに起きるという生活をしていたそうです。
親も怒ると何をするかわからないからと、その子の要望の通り部屋の前にゲームのタイトルが書かれた
メモが置かれているとそれを購入して部屋の前に置いていたりしたそうです。
まずは食事をリビングでとることから改めました。最初は文句をいってたそうです。
リビングで顔を合わす時は決してネガティブなことやや責める言葉をかけずに、
明るく前向きになる声かけを続けたそうです。
すると「夜になると不安になる」と本音を漏らしたそうです。
最初は眠がっていたそうですが5時に起こすようにしました。
そして朝の散歩をはじめると生き生きして、そのうちに将来のやりたいことが見えてきたそうです。
食品の仕事関係でしたでしょうか。農産物の生産だったかちょっと忘れてしまいましたが
その進路も見え、今では学校にも登校するようになったとのことでした。
子どもとも顔を合わせられずに過ごしているのは、本当に大変だったと思います。
でも食事の時だけでも顔を合わせる事、そしてその時には前向きな声かけ、褒めることを続け
彼は親に初めて本音を漏らし、そこから生活が変わっていきました。
暗闇からぱあっと明るくなったお話でした。
前向きな声かけを続けること、責めることやネガティブなことを言わないこと
これらを改めて気を付けようと思いました。