そうちゃんの目覚め | 花うたありあちゃんの行方

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江東・江戸川区周辺の成人&キッズゴスペルサークル、ハンディキャップを持つ大人&子供達にゴスペルを教えているゴスペルディレクターのブログです。

パルシティ江東のお預かりリトミック、おんぷれキッズも今年最後が無事に修了。
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ちょっとしたクリスマス会をして、自分のクリスマスツリーを作って楽しみました。

そだちの木のくまちゃん先生もクリスマスをみんなで楽しくすごすアイデアをたくさん持って来てくれました。

しかし、この日事件が、、、
リトミックのお楽しみにパラバルーンで遊ぼうと思ったところ、いつものおふざけ組の男の子2人がここぞ!!とばかりにはめをはずし、パラバルーンの取り組みはメチャメチャ。
すると周りのみんながみるみるうちに悲しい表情に。

はめをはずして遊んでる2人には楽しいことも周りのみんなにとっては、とても不愉快なことです。しかもはしゃぎすぎていてまったくありあ先生のお話も耳に入ってない。

これはいかーん、とくまちゃん先生のストップが入り、パラバルーンは中断。
くまちゃん先生は、言いました。

“2人ともお友達のお顔を見てごらん!!”

その瞬間、ちょっと歳が上で4歳のそうちゃんは、大変なことに気がついた。

くまちゃん先生がもう一度同じことを言う。

“お友達はどんな顔?楽しそう?嬉しそう?“

そうちゃんは、みんなの表情を見ると泣き出した。そして、すかさず、隣りにいたおふざけの相棒で1歳下の男の子を指差し、彼のせいだ!!と泣きわめき始めたのです。

そうちゃんは自分がとてもいけないことをしてしまったことに気づいたので、人のせいにしてしまったのです。

でもそれは、うまくいきません。
神様は、ぜーんぶお見通しだから、そうちゃんは、自分の良心が痛みます。

くまちゃん先生に
“人のせいには出来ない!!“
と一喝されると
私のところに来て、泣き止むからティッシュをくれ!!ティッシュをくれ!!
と、、、自分で涙を拭き、回復しました。

そうちゃんがお友達に目を向けて、どうしようもない気持ちになったのは、そうちゃんの成長の瞬間でした。

まだ1歳下の相棒くんは、ポカーンとしていてなにがいけないのかがよくわかってません。そうちゃんだからわかったこと。

Let it go~Let it go~ありのままの姿見せるのよ~

なんて世間では、ありのままが流行ってるけど、人がありのまま生きようとすると人を傷つけたり、悲しませたりする、アナ雪の映画も同じでしたよね^^

人は、ありのままの不完全な自分を知ってから、思いやりや優しい心を身にまとって生きなくてはいけないってことなんですねー。

自分が楽しければそれでいいのではなく、お互いがお互いのことに感心を持つことが成長なんだと改めて思うのです。

だからそうちゃんにとって、心が痛かったことかもしれないけれど、それは、心の目が開けた瞬間でした。

愛を身にまとうこと、大人だっていつもみんな出来るわけではない。
ありのままの痛い自分に気づくのは、心地のいいものではない。だからその時人はすかさず人のせいにし始める。

でもありのままの自分に向き合って痛い自分を知ったなら、愛を身にまとうことに近づくことができるんじゃないかな。

みんなが愛を着る人になれたらいいよね。

そうなったらきっといいんだよ。