みなさん、こんにちは。
昨日から続いての雨の日曜日です。
降り方は強くないのですが、降り続いています。
そして、昨日同様とても寒いです。
今朝は寒くて、お布団からなかなか出られませんでした。
日中からエアコンをいれて、お部屋を暖かくしています。
背中に使い捨てカイロを貼っています。
風邪などひかないように、十分に注意しないとならないですね。
下呂温泉旅行記、続きを始めます。
最初の観光は 妻籠宿（つまごじゅく） でした。
続いての観光は かしも明治座 です。
明治２７年に作られた木造の古い芝居小屋 です。
県指定有形民俗文化財 にもなっています。
小さな芝居小屋です。
古い小さな芝居小屋ですが、
歌舞伎 や クラッシックコンサート などが行われているそうです。
１階に５００名、２階に１００名の６００名が定員だそうです。
ですが、中村屋のお芝居の時などはぎゅうぎゅうに詰めあって、
１階に５５０名、２階に１５０名の７００名が入るほどだそうです。
何年か前に修復をしたときに張り替えた 樹齢４００年のモミの木 を
使った梁だそうです。
これは 娘引き幕 と呼ばれるもので、
創建当時に下半郷各戸の主婦によって制作されたもので、
各家の屋号の入った模様が染め抜かれています。
当時のままのもの、とのことで、裾はビリビリ、裏はつぎはぎだらけでした。
ちなみにこの中に レスリングの吉田沙保里選手 の出身校である
中京女子大学 を作った女性の名前も入っています。
舞台に向かって左側（下手）にあるのが 本花道 で、
七三 の位置に切り穴があります。
名前はそのまま しちさん というそうです。
この上で役者さんが 見得を切る 時に足を下ろすと
パン！ といい音が出る仕掛けになっています。
私もこの上でジャンプをして、音を出してみました。
この七三の少し先（舞台に向かって）にあるのが スッポン です。
ここから登場する様がスッポンのようであることから、そう呼ばれるんだそうです。
舞台に上がりました。
舞台から見た 平場（客席） と 歩み です。
裏側にまわって、楽屋や小道具部屋を見て回りました。
これは 十八代目 中村勘三郎 と 六代目 中村勘九郎 と
中村 七之助 の 落とし書き（サイン） です。
こちらは 坂本 龍一 の落とし書き。
本物のサインは下にある横書きのもので、
誰のか分からなくなるから、とその上に名前を書いたそうです。
その右隣に見える トトロ は、
ジブリの方が来た時に書いたものだと教えてくれました。
今度は舞台の下に行きました。
この上が 廻り舞台 になっています。
廻り舞台は 奈落 で人力で廻します。
奥には花道のスッポンへと続く通路があります。
丸く見えているものが 滑車 になっていて、
４人がかりで廻すそうです。
ここが先ほど見たスッポンの真下になります。
ここから舞台へは 奈落の底 から這い上がる役ということで
妖怪や幽霊などになるそうです。
入り口を入ったところには、こちらでの過去の公演の 板割り看板 が
飾られていました。
今年の４月には
十八世中村勘三郎 十三回忌追善 中村勘九郎 中村七之助 春暁歌舞伎特別公演2024
が行われるそうです。
チケットは既に完売、とのお話でした。
ちなみに、こちらの 名誉館主 は 中村七之助 だそうです。
普段見ることができない、舞台のあれこれを見ることができて、
とても興味深い、楽しい体験ができました。
面白かったです。
そして、ホテル到着前に寄ったのが 舞台峠 というドライブインです。
こちらで、お買い物休憩です。
飛騨といったら さるぼぼ ですよね。
こんなにたくさんのさるぼぼちゃんが売られていました。
みなさん、ご存じだと思いますが、
「さるぼぼ」とは、岐阜県飛騨地方に伝わる猿の形をした人形のことで、
子どもの成長や健康を願う意味が込められているそうです。
この日の総歩数です。
妻籠宿を散策したので、結構な歩数になりました。
お休憩が終わって、あとはホテルへ向かいます。
久しぶりの温泉に入ることができるので、嬉しくてワクワクでした。
寒い一日でしたから、温泉にゆっくり入って暖まりたいと思います(*^-^*)