本来の予約はエールフランスのビジネスクラスでした。羽田便の新しいビジネスクラスに乗ってみたかったので、わざわざパリ経由の予約をしていました。
出発は朝7時台で、もう寝ようと思った0時半ごろ、夫の携帯にエールフランス(AF)からSMSが届きました。
「パリ-ロンドン便が欠航になったので、かわりにブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の直行便に乗ってね。出発時刻は8:50だよん」と。(原文は英語。意訳。)
別ルートで予約した私にはそのような連絡はありませんでした。
これには焦りました。
というのも、1歳の娘の予約(座席無し)は夫と一緒にしていたので、夫と娘はロンドン直行便、私はパリ経由、とフライトが分かれてしまう可能性が出てきたのです。
娘は、私(と私のおっぱい)がないとどうにもなりません。夫と娘だけで12時間は文字通り無理、不可能と言っていいくらいです。
それは避けるべく追加料金を支払って私と娘が一緒にパリへ行くにしても、私1人で娘を見て荷物を持ち、ビジネスクラスとはいえ1席しかなく、パリからロンドンへの移動手段も不確実、というのも非常に困難が伴うと予想できました。
慌てて問い合わせをしようと電話をしても、もちろん時間外。最後のパリ便が離陸した後でカウンターにはもはや誰もいませんでした。
どうしようもないので、翌朝、本来のエールフランスのカウンターの開く4:30に確認に行くことにしました。
この夜は、どうしよう、とばかり考えても仕方ないのに考えてしまって全然眠れませんでした。
朝わかったことは、シャルルドゴールの管制がストライキだということ。
私も夫と娘と同便に乗れるよう手配をしてくれました。
そうなると今度は欲が出てきて、やっぱりAFの新ビジネスクラスが諦めきれず(笑)、パリまで行ってその後は別の便でもいいから何とかならないかと聞いてみましたが、パリ発のフライトは続々とキャンセルになっていて先が見えないということだったので、娘に過剰な負担はさせられない…と諦めました。さらば新しいシート、さらばパリ~~~w
他人から見れば、AFよりも遅く出て早く着く、乗り継ぎももないBAに変更になったのだから、良かったねと言われましたが、私たちはちょっとだけ残念に思っていたのでした。
というわけで、BAのロンドン直行便で、ロンドンに向かうことになりました。
でも、BAのビジネスクラス、赤ちゃん連れには本当に良かったです~。次回。