羽田発(8:30)→京都駅(10:45)→伏見稲荷大社→三十三間堂→
清水寺→二年坂→三年坂→二年坂→八坂の塔→
ねねの道→石塀小路→圓徳院→南禅寺→ホテル(17:30(…19:00まで仮眠…))
→祇園→鴨川の川床→先斗町→ホテル
朝、京都に着いてから、暑い中とにかく歩き続け、かなり疲れてきていました。
圓徳院の中にアメックスの「京都特別観光ラウンジ」なるものがあると知り、
普通の喫茶店で休憩するよりは、圓徳院の中でお茶をいただこうと、向かいました。
圓徳院は、北政所が晩年を過ごしたという場所です。
拝観のできない庫裏の一部がラウンジになっていて、庭園を眺めながらお茶をいただけます。
とても静かで、素敵な器で飲むお茶で、疲れが取れるようでした。
ちなみに、冷たい飲み物は、麦茶と冷やし飴から選べました。
私は冷やし飴というものを知らなかったので、妊婦でも安心な麦茶に飛びついてしまいましたが、
あとで調べると、冷やし飴は関西の伝統的な飲み物で、
麦芽水飴に生姜の絞り汁を入れたもの(さらにニッキを加えることもある)だそう。
飲んだことがないので、そっちにしておけばよかったです。
ラウンジから見えるのは狭いながらもお手入れされた日本庭園。
本来のラウンジはこの場所で、ちゃんと座布団に机があります。
(私達は障子をあけて縁側でお茶を飲んでいましたが。。。)
ソファ席があったりして、意外と広いです。
(このあたりは全て拝観ルートではありません)
ラウンジの入口は、ねねの道からねねの小径に入ったところにあります。
私は間違えて石塀小路から行き、この裏のラウンジの入口から直接入りましたが、
圓徳院の正面の長屋門、唐門から入ったほうが素敵だと思います。
が、石塀小路もかなり風情のある場所なので、そちらにも行かれた方がいいと思います!
疲れた体にしみこむ、柔らかい日本の甘さ。
お茶を飲んでいる縁側の向こうが、拝観ルートの方丈がある場所です。
少し休んでから、見学しました。(ラウンジ利用者は拝観料無料です。)
方丈から見る南庭。
方丈には立派な襖絵がいくつもありました。
北書院へつながる渡り廊下。
こうして見ていると、日本家屋の造りはこの時代にすでにできていたんだなぁと思えます。
北書院の庭。
枯山水の池泉回遊式庭園です。
北書院はとても静かで涼しく、畳に座ってゆったりと庭を眺めて時を過ごすことができました。
上の写真から顔を右に向けたところ。
巨石がたくさん使われている枯山水の庭が珍しいと思って、解説を見てみると、
「桃山時代の豪華さ、豪胆さ」だそうです。
この端には、にじり口のある茶室が設けられていて、お茶席を楽しめます。
お抹茶ときんつばをいただけるそうです。
大きくて有名な神社仏閣もいいけど、こういった静かな歴史的な場所もいいですね。
なかなか気軽に京都まで行けないのが残念です。