塩野七生「ローマ人の物語」全43巻★読書中★ | LOVELOG

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塩野七生氏の「ローマ人の物語」を読んでいます。
文庫本で43巻もある大作ビックリマーク

古代ローマの歴史を、人物・政治体制・建築・宗教など、
様々な面から光を当てて、楽しく読み進めることができるようになっています。

ローマの地図を検索して、現在のフォロロマーノなどの遺跡の様子を見ながら、
当時のローマを想像しながら本を読んでいると、なかなかおもしろいのです音譜

それと、人物がとても生き生きと描かれているのも、面白い理由の1つ。

LOVELOG-ローマ人の物語
塩野七生 ローマ人の物語

歴史学と小説の、真ん中を行くような、そんな読み心地です。

塩野七生さんの小説について、批判する歴史学者が多いというようなことを聞くけど、
大多数の読者は、別に、正確な史実を知りたくてこの本を手に取るんではないんだし、
私のような凡人は、興味ない分野の学術論文を読もうとは思わないのだから、
娯楽性のある小説で、ローマについて興味を持つことができて、
楽しく全体像を知ることができるのは、とても有り難く、嬉しいことだと思います。


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私は、タブレットに全巻入れて、移動中に読んでいます。
移動中だけだから、なかなか進まないけど、これが便利ラブラブ

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この本の背表紙を、裁断機で切り落として、

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ばらばらにして、スキャナで読み込んでPDFにして、

LOVELOG-ローマ人の物語

タブレットへ。

本を持ち歩かなくていいし、読みたい時に戻れるし。
なんて良い時代なんだ。

あ、自分で全巻買って、自分のためだけに自分でPDF化しているので、
著作権法30条1条の私的複製に当たって、適法ねチョキ


LOVELOG-ローマ人の物語

ちなみに、タブレットは、日本未発売の Kindle Fire。
(最近、次の新しい機種が日本でも発売になるというニュースがあったね。)

本を読む、メールチェックする、予定表見る、程度なら、
全く問題なく、快適に使えています。
iphoneだと、本を読むのには、少し字が小さくて疲れるからね。


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なんだか話がそれた。

えーと。ローマ人の物語。
壮大な古代ローマ(帝政以前の王政、共和制からスタートし、帝国の崩壊まで)を
何の前提知識もない状態でも、興味深く読み進めることができます。

実は、私は、移動時の暇つぶしに読み始めた程度だったんだけど、
結構はまって、他の文献や小説を読んだり、遺跡の写真を見たり、
同時代の他の地域も参照したり、ローマへ行く予定を立てたり(!?)、
さらっと読むはずが、予定より掘り下げて、ずいぶんゆっくり読んでいます。

ローマ時代の政治の移り変わりや、人々の考え方の変遷など、
本当に興味深いです。