SHISHAMO 1st ALBUM レコ発ワンマン@渋谷WWW | らぶ・らいく・むじ~く。 VOL.2 ~miwa 9/4 New Sg 「Faraway/Kiss you」発売!~

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12月6日金曜日は渋谷WWWで行われたSHISHAMOの1st ALBUM「SHISHAMO」レコ発を兼ねた初ワンマンライブへ参戦して来ました!


















1月に高校の軽音楽部時代の楽曲をまとめ「卒業制作」というフルアルバムを自主制作で発表。その「卒業制作」を引っ提げたツアーで偶然SHISHAMOの3人と出会ってから早9ヶ月。









当時はもちろん全くの無名。何の予備知識も無いまま初めて彼女達のライブを観て、その場ですぐに購入を決意した「卒業制作」を聴かせて頂いたワタクシの第一印象は宮崎朝子は間違いなく天才、これはトンでも無いバンドになるぞ!でした。もちろん今は3人のSHISHAMOのファンではあるのですが、真っ先にソングライターでありGt.Vo.宮崎朝子の才能に着目し、まず彼女に惚れ込んだというのが本当のところだったのです。









とてもアマチュア軽音部の高校生の作品とは思えないようなクオリティの高い楽曲をズラリと並べた「卒業製作」から10ヶ月でプロとしてのデビュー作となる1st ALBUMをリリースを発表。えっ!?こんな短期間ではあの宮崎朝子を持ってしても前作を上回るのは難しいだろう・・・と正直危惧してました。









そ、それが・・・!あの名盤誉れ高い「卒業制作」がもはや聴けなくなるぐらいの2013年を代表する大傑作「SHISHAMO」を上梓させたのであります!やはり宮崎朝子は天才でしたね。まだ荒削りながらもその才能の片鱗を覗かせた「卒業制作」が「Please Please Me」や「With The Beatles」であれば「SHISHAMO」はポップアルバムとしてより大衆化された米国キャピトルでのデビューアルバム「Meet The Beatles」のような位置付け、いや「Meet The SHISHAMO」と思って頂いて間違いありません!(笑)リバプールの不良だったBeatlesが海を渡りその「Meet~」1枚で全米を制覇したのと同様、川崎の芋っ子たちがこの1枚のアルバムで一躍日本でもっとも注目されるガールズロックバンドへと躍り出ることになったわけです!









そんな彼女達への期待を象徴するかのように初ワンマンにも拘わらずチケットは当日券無しの完全ソールドアウト!所謂ゴリ押しでは無くラジオ出演や雑誌記事以外にはメディアへの目立った露出も無くライブイベントへの出演や口コミで地道にファン層を拡大してきた理想的な売れ方をしているバンドだけに会場の雰囲気もとても良かったですね。









定刻19時を10分ほど過ぎいよいよ開演!これまでのライブでは1曲目の定番だった「僕に彼女ができたんだ 」では無く朝子の歌は入りからの「バンドマン」でのオープニングは新鮮でしたね!









セットリスト


01.バンドマン
02.休日
03.行きたくない
04.がたんごとん
05.深夜のラジオ
06.こんな僕そんな君
07.君に告白した理由
08.お菓子作り
09.夢のはなし
10.宿題が終わらない
11.あの子のバラード
12.君との事
13.僕に彼女ができたんだ
14.タオル
15.サブギターの歌
16.恋する
EN
17.冬の唄
18.初披露新曲
19.第3ボタン








デビューアルバム「SHISHAMO」からは全曲、中盤に「卒業制作」から4曲立て続けとアンコールに名バラード「冬の唄」と「第3ボタン」、未CD化のライブ定番曲「タオル」に新曲を加えて全19曲。初ワンマンなので当然ですがSHISHAMO史上もっとも多い曲数を披露してくれました。








ワンマン全曲披露を通じて改めて「SHISHAMO」のクオリティの高さを実感。「卒業制作」からの楽曲はもやは懐かしさすら感じるぐらい凄まじいスピードで進化している彼女達を再認識するに至りましたね。全編良かったですが、個人的には終盤の「あの子のバラード」、「君との事」のバラードゾーンが雰囲気も抜群で心に沁みましたね。もしSHISHAMOがエッジの効かせた今どきのロックポップサウンド一辺倒のバンドであればここまで好きになることは無かったでしょう。宮崎朝子の奏でる感傷的で優しくもあるフォーキーな旋律があってこそのSHISHAMOなんですよね。「卒業制作」の「冬の唄」やこちらの「がたんごとん」なんかも大好きな1曲。




















「あの子のバラード」や「君との事」は特にaikoっぽいと揶揄する向きもありますが、最近の若い女性ソングライターでaikoの影響下に無い人は皆無と言ってもいい、てかそれこそ健全な音楽道を極めて来た方だと思ってますのでワタクシは気にしません!(笑)










と、そんなSHISHAMO初ワンマンはこの1年の集大成であると同時に次の年への大きな飛躍を誰もが確信するような素晴らしいライブでしたね。ワタクシがガールズロックバンドにここまで入れ込むようになったのは同じ3ピースのチャットモンチー以来でもあるのかな。








3ピースのガールズロックバンドで天下を獲ったのは後にも先にもチャットモンチーしか居ませんね。その伝説となった3人が日比谷野音や武道館、NHKホールを経てバンドとして一番脂に乗っていた頃のライブハウスツアー・・・。そう!忘れもしない2009年7月5日のZepp Tokyoファイナル。


















ガールズロックの金字塔を打ち立てたこのライブを観た時もうチャットモンチーはこれ以上のライブは出来ないかもしれないな・・・と何となく感じた予感が的中しその後現実のものとなったわけで、それ以来心の何処かで無意識にSHISHAMOとチャットを重ねあの日を超えるライブバンドを求めていたのかもしれません。









そう!SHISHAMOの3人ならやってくれるに違いない。あの伝説のZepp Tokyoファイナルを彼女達なら超えられる。そう予感させるような初ワンマン、あの日に向かってのその第一歩を刻むようなライブでもあったわけです。









新たな2014年も各地のライブイベントへ既に引っ張りだこ状態。特に2月の「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2014」から5月末の初ワンマンツアーまではフル回転で予定がビッシリ埋まって来ていますね。これから夏フェスの予定もどんどん入って行くでしょうし、結局のところバンドであろうが、女性SSWであろうがワタクシはフェスで勝負ができないアーティストには興味が無いので、SHISHAMOとの遭遇も必然だったのでしょう。









列伝ツアーは既に全公演ソールドアウトしていますので、これから参戦を検討される方は是非5月からの初ワンマンツアーへと足をお運びください!








SHISHAMO 2014年ワンマンツアー開催決定!!!
◆SHISHAMOワンマンTOUR2014「彼女ができたバンドマンに恋する休日」◆


・5/24(土) [新潟] CLUB RIVERST
 OPEN 17:30 / START 18:00
 問い合わせ:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100
・5/25(日) [仙台] LIVE HOUSE enn 2nd
 OPEN 16:30 / START 17:00
 問い合わせ:GIP 022-222-9999
・5/30(金) [広島] CAVE-BE
 OPEN 18:30 / START 19:00
 問い合わせ:夢番地広島 082-249-3571
・5/31(土) [福岡] DRUM SON
 OPEN 17:30 / START 18:00
 問い合わせ:キョードー西日本 092-714-0159
・6/7(土) [札幌] Bessie Hall
 OPEN 17:30 / START 18:00
 問い合わせ:WESS 011-614-9999
・6/14(土) [梅田] Shangri-La
 OPEN 17:30 / START 18:00
 問い合わせ:GREENS 06-6882-1224
・6/15(日) [名古屋] ell.FITS ALL
 OPEN 16:30 / START 17:00
 問い合わせ:サンデーフォーク 052-320-9100
・6/28(土) [渋谷] CLUB QUATTRO
 OPEN 17:00 / START 18:00
 問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888

前売:¥2,500-(1D別)
チケット一般発売日::2014/4/12(土