NIKIIE SAKAE SP-RING 2011@名古屋Blue Note | らぶ・らいく・むじ~く。 VOL.2 ~miwa 9/4 New Sg 「Faraway/Kiss you」発売!~

らぶ・らいく・むじ~く。 VOL.2 ~miwa 9/4 New Sg 「Faraway/Kiss you」発売!~

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NIKIIEの名古屋サカエスプリングでの感動的なライブから2週間。あの日以来いや、正確にはその前の週のタワレコ梅田NU茶屋町でのインストアライブ以来8割方NIKIIEばかりを聴いて過ごして来ました。

余韻にひたりすぎて何も書く気が起こらず大変遅くなってしまいましたが、ようやくライブレポを簡単に記しておきます!(*^.^*)

$らぶ・らいく・むじ~く。 VOL.2 ~生きている日常の一瞬を君とコラージュ~

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SAKAE SP-RING初日は11時過ぎに名古屋入りしてすぐに栄に向かいます。栄までは名駅から地下鉄東山線で2駅とすぐですから11時半過ぎにはLACHICで2DAYS PASSに無事交換して、まずはBlue Noteへ向かいました。

序盤のももちひろこちゃんと竹仲絵里ちゃんのステージの際にじっくりと人の動きを観察。NIKIIEをどの辺りで観るかがこの日の全てでありました!(笑)決定的だったのは竹仲絵里ちゃんのサポートでピアノが入ったのですが、グランドピアノがあるということで、この日はNIKIIEはグランドピアノ弾き語りで演ることはほぼ決定的。となると狙いは左サイドとなります!

ほぼ検討がついたところでBlue Noteのラインアップはかなり偏った客層しか集まらないのでフェスの雰囲気を味わいたくて別会場を物色。ViSはやはり期待を裏切ってくれたのですが(笑)、入場規制となったEDITSでの南波志帆ちゃんはいいところで観れたので大満足!SPIRALで今話題のfumikaちゃんの歌声をリハで見切りをつけ1曲目で早々に退散(ゴメンナサイ!笑)。人気がありそうなYutaka Furukawa from DOPING PANDAに間に合うようにBlue Noteに戻りたかったというのもあったのです!やはり入場規制寸前だったのですが、終演後どどっと一気に人が入れ替わり狙いをつけていた左サイド最前を確保!もうここからテコでも動きませんでした!(笑)

NIKIIEの前のアコギ弾き語りの星羅さんのアクトが終わってから最前付近の動きはほとんど無かったですのですが、皆さん同じ考えだったようで狙っていた方にはホント申し訳!(笑)実際最前は筋金入りのNIKIIEファンで埋まっておりました。前の週のタワレコ梅田NU茶屋町の時に私の隣で号泣していた女の子は読みを誤ったみたいで反対サイドの最前にいらっしゃったのですが、彼女だったら席を替えてあげてもいいと思いましたが、あいにく向こうは覚えていらっしゃらないと思います!(笑)


まずは予想通りステージにグランドピアノが運びこまれます!キーボードだったら中央なのですが、グランドピアノはもちろん左寄りとなります。右サイドであれ!?ヤラれた!って思われた方もきっと多いことでしょう!(笑)


そしていよいよNIKIIEがリハで登場!ロングスカートにショールを羽織って上品でお美しいいでたちのNIKIIEに、おお!これが本物か~!と既に固唾を呑むような異様な雰囲気の会場。

ピアノの椅子に座っての第一声の歌声が前の星羅など他のアーティストとは別次元で後ろの方から”マ、マジかよ・・・”というオッサンの溜め息も漏れてました!(笑)ステージが凄く低いBlue Noteでもちろん私はもう目の前でしたから、まさにNIKIIEの部屋に招き入れられたような状態でこの時点で緊張感も最高潮でありました!(*v.v)。

リハの音あわせは少々苦労していたようです。Blue Noteはスピーカーの位置も特殊で音が回りやすいハコのようでピアノタッチと声量が他のアーティストとは違うNIKIIEということもあるのですが、Nagoya Blue Note自体元々上原ひろみやケイコ・リーなんかを観に来るような本格的ジャズファンにとっては音響の悪さは有名な悪名高きハコのようで私もPAのレベルはあまり高くないように感じました。やはり雰囲気重視のハコで音にこだわるアーティストやファンにとっては少々不満が出ても仕方なさそう!最終的にはNIKIIEの代わりの男性のピアノタッチで入念に音を合わせておりましたね。


その間どんどんと会場は埋まっていき、おそらくこの日初のBlue Noteでの入場規制をかけてのNIKIIEのライブがスタートします!

大きな拍手で迎えられリハで羽織っていたショール脱いでのハッとするようなタンクトップでのご登場!タンクトップというと味気ないですが、2枚重ね着でとってもお洒落!背中が少し開いていましたので、この時点で涙腺崩壊ならぬ、鼻血を放出した殿方も沢山いらっしゃったのでは無いでしょうか?(笑)そしてやはりお肌が綺麗!(*^.^*)

NIKIIEの手元から足元まで全身ストレスなく拝見できるグッドポジションで、この日NIKIIEをもっとも真近で観れたわずか数人のうちの一人でした!NIKIIEは結構横を向いて歌ってくれるのでやや中央に向かっての斜めべスポジの私へも目線がビシビシ来ます!(^_^)v

まずはお約束のポロンポロンとピアノを単音で聴かせてから一気にゴージャスなイントロから1曲目に入ります!

セットリストは以下の6曲でありました!

01.NAME
02.Kiss me
03.紫陽花
04.雨人
05.春夏秋冬
06.HIDE&SEEK

オープニングナンバーの”NAME”はiTunes限定のライブ音源で聴けますので既にお馴染み。この時も同じような入りだったようです。

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■iTunes LIVE:NIKIIE'S FIRST BITE 

2011年1月に東名阪で行われた「春夏秋冬」購入者限定招待LIVE
「NIKIIE'S FIRST BITE」の中から厳選した音源をiTunes限定で発売。

1. NAME(Live) 
2. オトナコドモ(Live)
3. 幻想フォルム(Live)
4. 春夏秋冬(Live)
5. HIDE&SEEK(Live)

1track:¥200(incl.tax) / EP:¥800(incl.tax)
※東日本大震災の復興のために収益の一部を義援金として寄付致します。

デビュー曲の”春夏秋冬”、”HIDE&SEEK”そして”紫陽花”でどうせ癒し系のピアノ弾き語りだろ!ってなパブリックイメージを持っていた方にはいきなりの挑発的でパワフルなナンバーにフェイク入れまくりのピアノプレイにまず度肝を抜かれたんじゃないでしょうかね!?

そしてそのまま演奏を止めずにメドレーっぽくつないだ”Kiss me”への展開はもうカッコいいの一言で圧巻でしたね!”Kiss me”は英語詞も混じる曲で、NIKIIEは英語の発音はそれほど良くないですが、メロディへの乗せ方が日本人離れしていて洋楽テイストというよりもモロ洋楽。ポップスでこれほどまでのセンスを持った方に初めて出会いました。ここでもう興奮のあまり久々に膝がガクガクと震えましたね!Σ(・ω・;|||

たった2曲で完全にオーディエンスの心を鷲づかみにしたNIKIIE。ここでこともあろうにのMCが!サカエスプリングはデビュー前に去年も実は出てたというお話の後、”今回もサカエスプリングは激熱で、この時間みなさんどこの会場に行こうかと悩んだと思いますが、みなさんBlue Noteを選んで正解です!”と言い放ちます!この時間の裏は今回のサカエスプリングで目玉中の目玉だったTHE BAWDIESですよ!この瞬間どっと会場が沸いたのですが、風呂敷を広げるでも無くとても音楽に真っ直ぐでピュアな方だということが伝わっていたと思いますし、名詞代わりの2曲でとんでもない逸材だということがわかっていたオーディエンスは嫌な気持ちはしなかったのではないでしょうか?もう既にファンの端くれであった私はホント誇らしかったですね!(^_^)v

このあとのお母さんから貰ったという婚約指輪のお話は大阪でのワンマンの時もされていましたので、定番なのでしょう!(笑)

そして沸きに沸いた会場の雰囲気をまたまた一変するロングイントロからのNIKIIEの勝負曲であり名曲中の名曲”紫陽花”を披露!もうパーフェクトだったと思います!この辺りからワタクシもう終わりまで涙が止まらなかったです!NIKIIEはピアノも歌もズバ抜けて上手いわけでは無いし、とびっきりの美人でもありません。心に響くような聴かせ方が何より上手い、陳腐な言い方ですが表現力が私が過去観てきた、聴いてきたどのアーティストよりも優れていて独特の世界を持っている方だと思います。

そしてこのあと続けざまに聴いたこと無い曲だったのですが”雨人”という曲を唄われましたが、この曲名を割り出すのは少々苦労しました!(汗)私には”雨みどり”と聴こえたので(恥)てっきり”雨やどり”なんて曲があるかなぁ?と帰ってから調べに調べたら”雨人(あまびと)”というオリジナル曲があるようです!なんと2008年に既にNIKIIEのライブレポを書いていた方のブログからわかりました!この曲を唄ってからのNIKIIEが”いつリリースされるかわからない曲だけど、今日は爺ちゃんの命日だから唄いたかったの。ごめんなさい”と言われてましたが、これもメチャいい曲でした!恐るべしNIKIIE!

そしてさらに続けての”春夏秋冬”がこの夜のライブもクライマックスに差し掛かっていることを告げて切ない気持ちになったのですが、エモーショナルで伸びやかなこれ以上無い素晴らしい歌声がドラマティックにBlue Noteを包み込みます!もうこの辺りでBlue Noteに詰め掛けた多くの方が涙を流すとともにNIKIIEという類稀なシンガーソングライターの魅力にはまって虜になられていたんじゃないでしょうか?

ラストは”HIDE&SEEK”の前に告知が2件あり、1st AL発売のお話と”今年の秋に全国ツアーが決まりました!”と発表があり、この日最高潮の盛り上がりに!でも9月25日のボトムライン以外は教えてくれなかったので、そのあと数日間は悶々とした日々に!(笑)それにしてもNIKIIEのMCっていちばん最初に観た時から思っていましたが、友達に話しかけるようなホンワカした雰囲気も心地良くて好きなんですよね~。もう何から何までいいんです!(*^.^*)

”HIDE&SEEK”に入る前にこの曲への想いと最後に”今日ここに集ってくれたみんなとこれからも一緒に頑張って行ければいいな”というニュアンスのことを言われていたと思いますが、まさにこの日NIKIIEというアーティストが私にとって特別な存在になった瞬間でありました!NIKIIEというアーティストとこれからも時を重ねて行ければいいなぁと心からそう思える彼女の言葉でした。”HIDE&SEEK”という曲は別れの曲だけど最後のフレーズ”走ってくんだよ”に込められた前向きな想いにホント勇気づけられます!この曲はCDトラックもいいが、弾き語りが秀逸(NIKIIEどれもだけど)でホント心に突き刺さるような名曲ですね!

デビュー直後のNIKIIE'S FIRST BITEが弾き語りで、IT'S ME, NIKIIE TOURにドラムとギターが入り、秋のワンマンツアーは遂にフルバンドになるんだろうね!サポメンの顔ぶれとかもとても楽しみですが、やっぱNIKIIEは弾き語りだろ!ということでいつか弾き語りでのフルライブも観たいなぁと思っております。

あと前述の通りNIKIIEの過去については2008年ぐらいからのレポは見つけました!本名でやっていた時期もあるそうですが、見つけたのはNikiie表記の時代以降ですが、ホントに普通に都内のライブハウスに出ていたんですね!ビックリです!(@_@)


そしてデビュー前の映像としては皆さんも漁りに漁られたかと思うのですが(笑)、やはりコレしかないのかな?



2009年7月25日に写真家の須藤誠さんが主催した湘南は片瀬江ノ島海岸でのイベントのものだそうですが、この時でもレアなスタンディングでハンドマイクでの歌唱。波の音とのマッチングが素晴らしいです!2年前で熊木杏里ちゃんが表参道FABで”君の名前”のレコ発をやった丁度1週間後の土曜日。オレこの日何やってたかな?とブログ遡ったら、暇してたみたいで泣けてきました!(号泣)上手いというよりもやはり怖い者知らずなピュアで真っ直ぐな歌唱が素晴らしいね!私はNIKIIEを初めて観た時にNIKIIEも凄いけどNIKIIEをプロにスカウトした人がさらに凄いなと思ったんですけど、こういう純真無垢なところにも惹かれたんだろうなぁ。


南波志帆ちゃんバリの(笑)ポニーテールにオーバーオールのギャルっぽい感じもメチャカワイイです!(*^.^*)

$らぶ・らいく・むじ~く。 VOL.2 ~生きている日常の一瞬を君とコラージュ~

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この日の須田さんのレポ。

『そしてそして、スイカ割りも終わり、後半戦NIKIIE登場。ギターはCO-K。
背景を見ると夕日も沈みかけてきて段々暗くなってきていい感じの時間帯。
歌っている間に夕日が沈んでいった。NIKIIEの横顔が夕日に照らされてオレンジ色に。
いつもはピアノを使って歌うんだけど、今回は海の家だし、スペシャルバージョンということで、
スタンディングで歌ってくれた。僕も、NIKIIEが立って歌うのを初めてみた。

どれだけ良かったかは言葉で説明してもしかたないので説明しません。
ライブなので体験した者だけが得られる特権です。
素晴らしいシンガーです。もう何も言うことはございません。ハイ。
そういえば、NIKIIEが唄っている間に犬が駆け抜けていった。
最高の演出。』


そして須田さんの去年12月のブログには

『もういっちょ音楽インフォ。

僕のイベントでも何度か出演してくれたあのNIKIIEがついにメジャーデビューしました!!

maxi single『春夏秋冬』

このCDの中の「幻想フォルム」は、昔にもらったデモCDの中に入っていて、いい曲だなーと思っていた一曲。良かったね、NIKIIE、こんなにいいPVを作ってもらって。これロケでしょ。神様も味方してくれたんだね。

ついにメジャーだよ!
おめでとう!』

と祝福のお言葉が!



・・・・と、このような過去のライブレポやNIKIIEのいろいろなインタビュー記事を読んでいると彼女はやはりそこいらへんのポッと出では無く苦労に苦労を重ねて大きくなったのが伺えます。私は親の七光り的なアーティストにはまるで興味ナッシングだし、何処かのプロダクション所属で大きくなったエリートシンガーよりもNIKIIEような典型的な叩き上げのアーティストに魅力を感じちゃうんですよねぇ。一部巷ではaiko以来の天才とも言われているみたいだけど、そういうところもaikoっぽいんだよね。

遅ればせながらNIKIIEに出会えて、そして声を大にしてNIKIIEファンと言えて良かった!音楽の神様に感謝感謝であります!

これからも新譜にライブに楽しみにしておりますよ!デビューしてくれてありがとう、NIKIIE!