昨夜はたむらぱんの 「パンダフルツアー」大阪公演に参戦して来ました!
いや~、メチャクチャいいライブでしたね~!
たむらぱんのワンマンは去年3月の「パンタスティックツアー」は東阪W参戦を果たしておりますが、秋の「SOSOSOS」は諸事情により参戦することができず1年ぶりとなりました。
まず「パンタスティックツアー」の時は大阪の盛り上がりがイマイチだったのですが、今回はシーティングを余儀なくされたBIGCATよりキャパを少し落としてAKASOでオールスタンディングにしてきたのが功を奏したと思います。
そして週末公演だったので、関東あたりからのコアな遠征組みも多く詰め掛けていたんでしょうね!これぞライブ!という程よい熱さで盛り上がった気持ちの良いライブとなりました!
さらに前回の「SOSOSOS」からのようですが、やはり「パンタスティックツアー」の時にバンドの一体感の無さを感じていましたが、キーボードをツインにしてきて従来のピアノ系の方に新たにゴッドハンドことエマーソン北村がシンセ系で加わり、コーラスを含めて総勢6人になったサポートメンバーがこれぞメジャーという素晴らしいバンドサウンドを奏でてくれたのも良かったですね!
あと今回はAKASOの最下段中央のベスポジで観させてもらいましたが、関西のこのクラスのライブハウスではあまりお目に掛かかれない、いかにもいい音でそうだわ!という4×2のフライングアレイスピーカーの恩恵を目一杯享受できたのも良かった!
たむらぱん独特のシュールなんだけどすっと背中を押してもらえる様な元気をもらえる唯一無二の歌世界。90分一本勝負で何のギミックも無いバンドを背負ってただ田村さんが歌い叫んでくれるだけのライブにこれらいい要素が重なったこともあり、却ってストレートにこれでもかと引き込まれましたね!
今日の名古屋を観た人のセトリをコピペ。12の”フロウハロウ”は自信無いけど後は間違いなく同じでしたね。
SETLIST
01. バンブー
02. スポンジ
03. マウンテン
04. フレフレ
05. ノバディノウズ
06. ごめん
07. ズンダ
08. ちゃりんこ
09. ゼロ
10. ラフ
11. きづく
12. フロウハロウ
13. SOS
14. あいそう
15. ジェットコースター
16. へぶん
17. ハリウッド
Encore
18. とんだって
19. 十人十色
序盤は”バンブー”、”マウンテン”、”フレフレ”等の最新の3rd AL『ナクナイ』からお馴染みのナンバー立て続けに披露してくれ”ごめん”ではサポメン全員コーラスで多幸感溢れる世界を演出したかと思うと中盤は”ズンダ”、”ちゃりんこ”、”ゼロ”といったパワーソングのオンパレード。”ラフ”ではアレンジや照明で幻想的な世界を表現してみせたかと思うと終盤は”ジェットコースター”、”へぶん”等のキラーチューンを投下して会場の盛り上がりは最高潮。アンコールの”とんだって”でとても切なく胸を締め付けられたかと思うと、オーラスはシュールもシュールな”十人十色”での締めは意外でしたがこれまたお洒落にはまってましたね!
いやー、これだけ上質なポップソングをシャレオツに聴かせてくれるという面ではたむらぱんの右に出るものは居ない、今や最高峰のポップス職人の一人でしょうね!
作詞作曲だけでは無くアレンジも全て一人でこなす鍵盤奏者としても評価の高いたむらぱんですが、ライブではあえて全編ハンドマイクで聴かせてくれます。決してステージングは上手く無いし、突出した個性を持つaikoや木村カエラのようなポップアイコンでも無ければ、こいつ只もんじゃないなというディーヴァでもありません。ファンとの距離感も含めてそのいずれのバランス、塩加減が心地良くって、押し付けがましく無い絶妙な存在感なんですよね~。
そしてライブ後に改めてAL”ナクナイ”を聴くと本当に凄い人だなぁと、出会えて良かったと思える大切なアーティストになりました。これからもいつも傍らで耳を傾けた続けたい音楽であります!(*v.v)。
東京だともう少しいろんな感慨を語ってくれるんだろうけど、大阪のファンとはまだ距離は遠いね!でもたむらぱんにとっても東京だけでな無く大阪でこれだけのライブが出来たというのは一皮剥けた、もう一段上の新たなステージに入ったという手応えも感じたんじゃないかな。彼女自身も語っていたけどこれからもっともっと良い音楽を作って素晴らしいステージを見せてください!(*^.^*)楽しみにしております!