先日おかあさんせんせの授業中にあったお話です。
いつも英単語を覚えるのに苦戦している生徒がいます。
彼は他の生徒が10個覚える間に3個、できて5個くらいしか覚えられません。
その彼が「オレが単語覚えられないんは遺伝やからしょーがないねん。」と言ったのです。
彼は壁から壁へ飛んだり登ったりするパルクールが大好きで、よく鶴見緑地や久宝寺緑地でそんなことをして動画をとって休憩時間に見せてくれる元気な子です。
塾でも丸つけなどしているとすぐに天井にジャンプして注意されています。笑
その彼が発した言葉、ちょっと聞き捨てなりません。
なぜなら、おかあさんせんせは生まれながらの頭の出来にいいも悪いもないと信じているからです。
では、なぜ彼は英単語を覚えられないのか?
それは、数をこなしていないからです。
英語ができる子は毎日少しずつでも英単語を覚えることをしています。
そのような努力をするから覚えるのが早くなったのです。
そのような努力をするからテストでもいい点がとれるのです。
だけど、彼はそこを鑑みないで自分はできないと言ったのです。
それは暗示にかかっているだけなのです。
こういう経験ありませんか?
学生時代、気が向いて、明日の単語テストのために勉強したらいい点がとれた。
だけど、友達が「いいな~。暗記が得意で。私あほやから全然覚えられへんねん。」と言ってきた。みたいなこと。
それって頭がいいからではなくて、勉強したからいい点がとれたんですよね。
そこで先生はパルクールのむちゃくちゃかっこいい動画を探し、彼を呼び出しました。
そして、その動画を見せて「これ、できる?」と聞くと、
「さすがにこれはむりやわ~。」と言ったので、
「じゃあ、せんせとこの技どっちが先に出来るようになるか勝負する?」と聞きました。
すると、「そんなん、絶対おれの勝ちやろ!だって先生やったことないやん。めっちゃ難しいで、これ。」と言うのです。
ずばり、これが核心です。
おかあさんせんせがどれだけ必死に練習しても結果は彼の勝ちでしょう。
だって経験してきた量が全然違うんですから。
もしそこで、おかあさんせんせが「いいな~。君は才能あるからできて、せんせは才能ないからな~。」って言ったら、きっと「いやいや、だってオレ毎日これしに緑地行ってんねんで~。才能関係ないやろー!」と思わない?と聞くと。
「まぁそらそうかも。」と。
そうなんです。
実際に勉強ができる人は出来るようになるための努力を毎日重ねてきているにもかかわらず、よく才能があるからね~。と言われています。
努力をして結果を残したことがある人にしか分からない苦しみがあるのです。
自分が努力する側になれば、そういう人の気持ちを分かってあげられる側になることができると思います。
今日はいつもと少し違ったトピックでしたが、こういうこともまた書いていこうと思います。
