言葉を豊富に持っていることは思考を助けそれが知恵となるというお話を前回しましたが、
ではまず何歳から始めればいいのかというのが今日のテーマです。
いつから始めればいいと思いますか?
小学校に入ってからでしょうか?
タイトルに赤ちゃんとあるから、ま~話をし始める3歳くらいからでしょうか?
ずばり、早ければ早いほどいい。と石井勲さんは言います。
そう、嫌がらなければ、0歳の赤ちゃんに言葉を教えてもいいというのです。
びっくりしませんか?
0歳の赤ちゃんにって、いくらなんでも早すぎないかと思いますよね。
だけど、人間の記憶の仕方には順序を追って理解して覚える論理的記銘法と、ものを丸暗記する機械的記銘法があるそうです。
そして、丸暗記する記憶力は0才から3才までの間が最高なんですね。
そこからは低下していくので、この時期にたくさんのことを丸暗記するようにしてあげるといい。だから0歳から始めても早すぎるということはないんですね。
テレビで英才教育を行っている幼稚園の子どもたちが、論語の暗唱をしているのに感心したことはありませんか?
そうなんです。この年齢の子どもたちは丸暗記ができてしまうんですね。
毎日毎日幼稚園で唱える機会があると子供たちは何でも無理なく覚えることができるんですね。
だけど、まだ0歳から始めるのは早すぎるとお思いでしょう。
だって0歳では表現できないですもんね。理解したことを表現できないので本当に分かっているのか教えていても分からないじゃないかと思いませんか。
だけど、こう考えてみてください。
理解と表現は違うものだと。
理解を深めたうえで表現を導くようにすればいいのだと。
つまり、内なる力をいかに高く持つかということがその後の表現能力を大きく変えることができるのです。
たとえば、子どもは同じ話ばかりを読んでもらいたがりますよね。
そうです。同じものを何度も聞くから、その言葉の意味が分かって深い味わいをおぼえることができるようになるんです。
そしてその物語とよく似た状況に出会ったとき、物語の登場人物と同じ感情をもったり、同じようなことを言ったりということができるんですね。
教育というものはレースのように早くはじめさえすればそれだけ早くゴールに到着するというものではありませんよね。
子どもが簡単に理解、吸収して、身に付けることができる時期に適した教育を与えてあげるのが一番でしょう。
以前も書きましたが、今はできなくても1か月したら突然分かるようになることなんてよくあります。
だから、無理強いしてさせなくてもいいんです。
楽しみながら、できる環境を用意してあげればいいんです。
幼稚園で論語を暗唱している子供たちも嫌々させられているというような子はいませんよね。みんな楽しそうに大きな声で誇らしげに見えますね。
次はどのような方法で何を0歳児に教えるかの話をします。
